HERMES(エルメス)は誰もが憧れる名門ブランド

エルメスは誰もが1度は憧れるであろう、フランスの名門ブランドです。高級馬具メーカーとして始まったエルメスは、数あるハイブランドのなかでも特別な高級感を感じさせてくれます。

エルメスはバーキンやケリーなどのバッグが有名ですが、大人な雰囲気を作り出す香水も人々に愛されています。1951年にエルメス初の香水「オー ドゥ エルメス」が発売されてから、今日に至るまで数多くの名作が生み出されました。

香水を調合する上で欠かせないのが調香師です。エルメスの香水を有名にした調香師の2人を紹介します。

エルメスの有名調香師1.ジャン=クロード・エレナ

1人目はジャン=クロード・エレナです。彼は世界3大調香師の1人で、2004年から2017年までエルメスの初代専属調香師として活躍していました。エレナがエルメスの香水の基盤を作り、有名にしたと言っても過言ではありません。

ジャン=クロード・エレナの代表作はエルメスの中では、「地中海の庭」「ナイルの庭」などの庭園シリーズ、「テール ドゥ エルメス」「オスマンサス ユンナン」などがあります。エレナの香りの特徴は約40種類以下の少ない香料のみで作り出される香りという芸術です。

「匂いは言葉であり、香水は文学である」

エレナはこの言葉を大切にしていて、景色や感情を表すために香りに余白を持たせていました。彼の考えが多くのヒット作に繋がったのかもしれませんね。

エルメスの有名調香師2.クリスティーヌ・ナジェル

2人目は「ミス・エルメス」と呼ばれているクリスティーヌ・ナジェルです。彼女はジョー・マローン・ロンドンなどを経て、2014年からエルメスの専属調香師になりました。

クリスティーヌ・ナジェルの代表作はエルメスの「ラグーナの庭」「ギャロップ ドゥ エルメス」や、ジョー・マローン・ロンドンの「イングリッシュ ペアー&フリージア」などがあります。

ナジェルは時間や予算の制限がない自由なエルメスの下で、色鮮やかで思わず振り返りたくなってしまう香水を数多く作り出しました。彼女の香りの特徴は性別を問わないユニセックスな香りです。
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エルメス香水の魅力を紹介

上質な香料を強烈な美学のもと調香した「物語のような香水」

エルメスの香水の魅力は、上質な香料を用いた緻密な調合により実現する「強烈なテーマ性」にあります。

いわゆる「モテ系」「ビジネス系」「セクシー系」と言ったカテゴリーからもう一歩踏み込んだ、大自然や国の歴史を思わせる物語のような香り揃い。

ただ香りを感じるだけでなく、その香水を作るにあたってのテーマとなったモチーフを知ったうえで試香してみると、これまでのイメージが覆されるような驚きを楽しめます!

シリーズごとの香りの違いが楽しい!

エルメスの香水は、シリーズ展開が非常に豊かです。「庭園」や「エルメッセンス」、「カデナ」などシリーズごとに様々な香りが楽しめるため、コレクター気質の強い香水ファンにはたまりません!

レザーをテーマにした香りや浮世絵をモチーフに作られたフレグランスと言ったものもあるので、エルメスをきっかけに香水の楽しさに目覚めるマニアも多くいます。

華やかで高級感のあるデザインは、プレゼントにもぴったりです。また、それぞれの良さを知りたい、購入を迷っているという方はぜひ参考にしてみてください!

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エルメス香水人気おすすめ21選

ここからはエルメスのおすすめ香水を紹介!エルメスならではの高級感あふれる香りを堪能してみてくださいね。

1.ナイルの庭

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濃度 オードトワレ
トップノート グリーンマンゴー、ロータスフラワー
グレープフルーツ
ミドルノート シカモアウッド、ピオニー
イグサ
ラストノート イリス、インセンス
シクラメンウッド
Un Jardin sur le Nilこと「ナイルの庭」は、庭園シリーズの中でもダントツ人気を誇るフレグランス。「ナイル」と聞くとエジプトやアフリカのイメージから濃厚な香りを想像させられますが、実にイヤミの無い爽やかさが楽しめる夏向けの香水です。

グレープフルーツの爽快感とグリーンノートの心地よさに、ロータス(睡蓮)の気品をプラス。どこまでも軽やかで重くならないため、強すぎる香りが苦手な方や、普段香水を付けない方、香水初心者の方でも気兼ねなく使えそうです。

インセンスやウッド、グリーンマンゴーなどの香料が程よい個性を添えてくれているため、被りが少ない点も◎。イヤな甘さがないため、オフィスシーンなどでも使用できますよ♪

2.李氏の庭

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濃度 オードトワレ
トップノート キンカン
ミドルノート ジャスミン
ラストノート ミント
Le Jardin de Monsieur Liこと「李氏の庭」は、調香師ジャン=クロード・エレナが中国へ訪れた際に着想を得た香り。一見中国っぽさが乏しいように感じますが、ミドル以降からなんともオリエンタルな「庭」っぽさが出てきます。

1番始めに感じるのは、花椒のピリッとした刺激と金柑の温かみある柑橘感。一般的に柑橘の香りはすぐ飛んでしまうものなのですが、李氏の庭の金柑はふんわり長めに続くのが特徴です。

ミドル以降になると、竹の落ち着いたグリーン感が出てきて一気にオリエンタルに!そして、ジャスミンの華やかさも目立ってきて、気品あふれる淑女の雰囲気が強まります。

全体的にかなりエレガントで品のある香りでワンランク上の大人向けのフレグランスですが、一番合うシーンは休日の朝。爽やかかつ優雅な香調が、よく晴れた気持ちの良い日にマッチします。

3.地中海の庭

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濃度 オードトワレ
トップノート マンダリン、レモン
ベルガモット
ミドルノート オレンジブロッサム、ホワイトキョウチクトウ
ラストノート イトスギ、イチジクの葉
レッドシダー
無花果の香りがお好きな方にぜひ試していただきたいのがUn Jardin en Méditerranéeこと「地中海の庭」。よく熟れた無花果を思わせる甘い香りにミントの爽快感・深みのあるウッディを合わせた、ウッディ・グリーン・フルーティーのフレグランスです。

ミントっぽい清涼感は乳香(フランキンセンス)によるもの。無花果を軸にベルガモットやレッドシダー等の上質な香料が入れ替わり立ち替わり主張してくる面白い香りです。フルーティー系フレグランスながらユニセックス調の香り方なので、かなりすっきりした印象。上質なシルクのブラウスやモードな装いにマッチしそうです。

一見秋冬っぽいニュアンスを感じる香りですが、庭シリーズ特有の爽やかさがあるため少量なら暑い時期の使用も◎。地中海の庭は水気を爽やかさも感じられる香りなので、しとしと雨の降る日にもおすすめですよ。

4.ラグーナの庭

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濃度 オードトワレ
トップノート マドンナリリー
ミドルノート シーノート
ラストノート ウッディ
2019年発売されたUn Jardin sur la Laguneこと「ラグーナの庭」。現在出ている庭園のフレグランスシリーズの中では、一番新しい香りです。水の都ヴェネツィアの庭をイメージした香水で、香調はフローラルウッディ。付けてすぐはマドンナリリーの気品溢れるフローラル、マグノリアの甘い芳香がパッと広がります。

トップの時点ではかなりレディライクな印象なのですが、少し経つとマリン調の香りが立ってくるように。パウダリーさと瑞々しさ、そしてほのかな青みが出て「庭」っぽさを強めます。ラストに向けてウッディが強く主張してくるため、穏やかな雰囲気もたのしめそう!

木蓮が使われているため全体的に丸みのある仕上がりで、のんびりしたい時にぴったりです。

ラグーナの庭は春夏に気持ちよく使えそうな、潮風と花々、そして木々の香りなので、春夏の時期に試してみるといいでしょう。

5.屋根の上の庭

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濃度 オードトワレ
トップノート ペアー、アップル
グリーングラス
ミドルノート ローズ、マグノリア
ラストノート オークモス
Un Jardin sur le Toitこと「屋根の上の庭」はアジアの庭をイメージして製作されたエルメスの「庭シリーズ」。中でも屋根の上の庭は、キューカンバーのようなみずみずしい香りにグリーンが混ざり合った、軽やかで個性的な香水です。

トップはペアー、アップル、グリーングラスといったみずみずしさ溢れる香りからはじまります。少し時間が経つと、ローズとマグノリアが生花本来の青々しい香りを生み出し、ラストはオークモス(苔)がほんのり苦みのあるアースノートとグリーンノートが重なった香りへ導きます。

好き嫌いは分かれやすいのですが、瓜系や青みを感じる香りが苦手でなければカチッとハマる香水です。庭シリーズは、香水の文化が根付いていないアジアへ向けた香水なので、トワレだけど香り立ちが穏やかで軽やかなのが魅力のひとつ。

グリーン系で周りと被らない香水をお探しの方は、屋根の上の庭をぜひ1度お試しください。

6.モンスーンの庭

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濃度 オードトワレ
トップノート スイートライム、ジンジャー
グリーンノート
ミドルノート カルダモン、ジンジャー
ペッパー
ラストノート ベチパー、ロンゴサ
Un Jardin après la Moussonこと「モンスーンの庭」モンスーンが吹く庭をイメージして製作されたエルメスの「庭シリーズ」。中でも、モンスーンの庭は水であふれた世界での自然を表す、スパイシーで個性的な香水です。

トップは瑞々しいライムや爽やかなグリーンノートから始まります。次第にカルダモンやジンジャー、ペッパーによるスパイシーで個性的な香りが強まり、ラストではベチパーのスモーキーな香りが個性をさらに輝かせます。

モンスーンの庭は、休日に周りと差をつけたい方におすすめの香水です。

7.オー ドゥ ネロリ ドレ

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濃度 オーデコロン
トップノート ビターオレンジ
ミドルノート ネロリ
ラストノート サフラン
「オー ドゥ ネロリ ドレ」は「ネロリのオーバードーズ」をコンセプトに作られたオーデコロン。ネロリと言えばビターオレンジの花。爽やかな甘さを特徴に持つ香りですが、この香水を使えばその持ち味をこれでもかというほど感じられます。

本来はフローラル系の香水に微量使われる香料であるネロリを、限界ギリギリまで使用。ほのかな苦味と柑橘のフレッシュさが心地よい、高貴さを感じるフローラルノートがガツンと来ます。

サフランが忍ばされているため、少しだけオリエンタルな要素もあり。性別問わず使える、ユニセックスなフレグランスです。ネロリの精油の香りが好きな方ならきっと気に入るはず!残り香がほとんどない、独特の香りの消え方も魅力です。

ネロリの香水がお好きな方はこちらの記事もチェックしてみてくださいね。

8.オー ドゥ ルバーブ エカルラット

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濃度 オーデコロン
トップノート ルバーブ
ミドルノート レッドベリー
ラストノート ホワイトムスク
「オー ドゥ ルバーブ エカルラット」は、周囲とかぶらないフルーティーフレグランスをお探しの方にぜひ試していただきたい1本。

ルバーブとは、真っ赤な茎と非常に強い酸味を持つ野菜のこと。爽やかな香りが特徴で、砂糖で煮てジャムにしたりフレンチのソースにしたりしてその独特の風味を楽しみます。

トップはグレープフルーツのような酸味と爽快感。こちらが落ち着いてくると、ベリーや柑橘、洋梨とはまた違う、爽やかな甘さが出ていきます。このスッキリ感がとても素敵で、誰からも好まれそうなのにきちんと個性も感じられます。

シンプルでフレッシュな香りは、シーンを選ばずどこにでも付けていけそう。すぐ飛んでしまうタイプのフレグランスですが、付け直しも気兼ねなくスプレーできます。春夏にサラリと付けたい香りです♪

9.ローズイケバナ

濃度 オーデコロン
香り オレンジ、レモン
カッシア、ローズ
ムスク
「ローズイケバナ」は、朝露に濡れる愛らしいバラをイメージして作られた香り。ふんわり柔らかくフルーティーなフローラル感が楽しめる、非常に上品な印象のフレグランスです。

グレープフルーツの爽やかさと、穏やかなローズティーの甘さが感じられる、とっても可憐な香り。ローズ系フレグランス特有の濃厚さ・華美さは全くなく、いわゆるバラの香りを期待して試してみると拍子抜けしてしまうかも。

非常に使いやすいので、重さのないフローラルフレグランスをお探しの方にとってはベストな1本になるかもしれません。

非常に透明感があり、少しナイルの庭を思わせるニュアンスも感じられます。フローラル特有の甘さもフルーティーさもあるのですが、どれも控えめでどんなシーンも邪魔しません。春の明るい庭園を思わせる、とてもキレイな香りです。

10.オー デ メルヴェイユ

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濃度 オードトワレ
トップノート マンダリン、アンバー
ミドルノート ラブダナム、インセンス
ラストノート パチョリ、バニラ
シダーウッド
「ツイリー ドゥ エルメス」などの香水を作った有名な調香師クリスティーヌ・ナジェル氏が調香した香水オー デ メルヴェイユ!

「オー デ メルヴェイユ」は「不思議な水」と言う意味。フローラルを含まないレディース向け香水という、挑戦的なフレグランスです。レディース向けとは言いますが、パッと嗅いだ際の印象はかなりユニセックス。柑橘やシダー、ウッディ系香料などを用いてるため、森の中を思わせる爽やかさを感じます。

少し時間が経つとどんどんまろやかさが出てきて、気品のある香りに!体温で香りで変化していく温かく優しい甘さが、この香水の真骨頂です。

個性的かつ知性を感じさせるフレグランスで、ウエストや足首に付けるとなんとも言えない香り立ちが楽しめてとても素敵。芯のある女性によく似合う、爽やかなのにほんのり甘く、主張は控えめなのにしっかり個性がある香水です。

11.エリクシールド メルヴェイユ

濃度 オードパルファム
香り ペルーバルサム、バニラシュガー、アンバーグリス
サンダルウッド、トンカビーン、ベンゾイン
パチョリ、キャラメル、オーク、インセンス
砂糖漬けしたオレンジピール、シダー、シャムレジン
オレンジ風味のチョコレートと言う驚きの個性をプラスした、オーデメルヴェイユの限定フレグランス「エリクシールド メルヴェイユ」。一見非常に少女っぽいグルマンノートを想像するかもしれませんが、大人の女性にぜひ使っていただきたい秋冬向けのメルヴェイユです!

トップの柑橘はごく控えめ。代わりにチョコレートのダークな苦味が心地よい主張を繰り広げます。バニラやキャラメルの甘さもほのかに立ちますが、気持ち悪くなるようなスイートさはなく、媚びないセクシーさが感じられます。

徐々にサンダルウッドや樹脂、シダーの落ち着いた香りが目立ってきて、どんどん中性的に。周囲にアピールするのではなく、自分が楽しむために使いたい、知性的な色気がキラリと光る香りです。

12.テール ドゥ エルメス

濃度 オードトワレ
トップノート オレンジ、グレープフルーツ
ミドルノート ブラックペッパー、ピンクペッパー
レモンゼラニウム、フリンティ
ラストノート パチョリ、シダー
ベチバー、ベンゾイン
「テール ドゥ エルメス」はジャン=クロード・エレナが調香した、エルメス初のメンズフレグランスです。

ウッディの香りの中にジュニパーベリーの柑橘系とペッパーを調合することで、爽やかであると同時にワイルドな大人な香りを作り出しました。

大地と人間の調和をテーマに作られた「テール ドゥ エルメス」は、自然の壮大さを想起させるようなフレッシュさが感じられる香水です。

「テール ドゥ エルメス」は大地の力強さも表現しているので、ワイルドな印象を与えます。エルメスで最も売れているメンズフレグランスの1つです。

13.ヴォヤージュ ドゥ エルメス

濃度 オードトワレ
トップノート レモン、ジュニパーベリー
カルダモン
ミドルノート ティー、グリーンノート
ローズ、へディオン
ラストノート ウッディノート、ムスク
アンバー、サンダルウッド
「ヴォヤージュ ドゥ エルメス」はジャン=クロード・エレナが調香した、ユニセックスのフレグランスです。

香りのテーマは「旅」で、変わり映えのない日常の中に、旅をした時に得られる新鮮さと高揚感を表現しています。涼しさ、清潔さ、柔らかさなど、日常の中でエルメスの旅をしているような自然さが感じられそうな香りです。

「ヴォヤージュ ドゥ エルメス」は柑橘類とウッディ系のみずみずしさから始まり、フローラルグリーンの優しさ、ムスクの甘さなど香りの表情を変えます。まるで旅に出ているかのようですね。

繊細で気品のある「ヴォヤージュ ドゥ エルメス」は、甘い香りが苦手な方やスタイリッシュな香りが好きな方、庭園シリーズが好みの方におすすめです。

14.オー デ メルヴェイユ ブルー

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濃度 オードトワレ
香り ジュニパーベリー、パチョリ、ミネラルストーン
「オー デ メルヴェイユ ブルー」は、「オー デ メルヴェイユ」から始まったメルヴェイユコレクションの4作品目のアイテムです。

調香師であるクリスティーヌ・ナジェルが、幼い頃に歩いた海辺の思い出をそっとのせた香水。やさしげなウッディアンバーをベースにした、ジュニパーベリーやパチョリとのコンビネーションで、海辺のみずみずしさが感じられるマリンノートです。

丸く傾いたボトルが可愛らしいのも魅力ポイント。砂浜のようにキラキラした瓶は、フレッシュな視点から世界を見渡すことができるルーペの役割なんだとか……。

どこかで嗅いだことのある、懐かしい海辺を感じさせるマリンノート。「オー デ メルヴェイユ ブルー」は爽やかすぎず、上品な女性らしさが感じられるので、大人の女性にもおすすめですよ。

15.ツイリー ドゥ エルメス

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濃度 オードパルファム
トップノート ジンジャー、ベルガモット
ビターオレンジ
ミドルノート チュベローズ、ジャスミン
オレンジブロッサム
ラストノート サンダルウッド、バニラ
「ツイリー ドゥ エルメス」はクリスティーヌ・ナジェルが調香した、ウィメンズフレグランスです。大人の落ち着きのある「オー ポワヴレフローラル」と、はつらつとした「オー ジンジャー」と合わせて3姉妹と呼ばれています。

香水の名前に入っているツイリーとは、エルメスが生み出したスカーフで、バッグの取手や手首元などに使用できる変幻自在なアイテムです。

ツイリーをもとにした「自由で、大胆で、型にはまらない女性たち」をテーマに、女性の情熱を表現しています。ジンジャー、チューベローズ、バニラなどの系統の違う香りを織り交ぜることによって、甘いだけではない魅力的な香りを作り出しました。

ジンジャーのスパイシーさに、柑橘系が加わることでフルーティーな香りに。さらにチューベローズがエキゾチックな雰囲気を作り出し、バニラの甘さがほんのり感じられる香りです。

気品のあるエレガントな香りでありながら、どこか新鮮さを感じさせます。

16.ジュール ドゥ エルメス

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濃度 オードパルファム
トップノート グレープフルーツ、レモン
ウォータリーノート
ミドルノート ガーデニア、スイートピー
ペアー、ローズ、スズラン
ジャスミン、チュベローズ
ラストノート ムスク、ウッディノート
「ジュール ドゥ エルメス」はジャン=クロード・エレナが調香した、ウィメンズフレグランスです。メンズフレグランスのテール ドゥ エルメスの姉妹作として作られました。

ジュール(Jour)はフランス語で1日や夜明けを意味します。1日を包む輝きと、夜明けから始まる新しい1日への喜びが詰めこまれました。

少し酸味のある爽やかなシトラスの香りの中に、フローラルの華やかな温かさとムスクのほんのりとした甘さが感じられます。日差しの温かさをミステリアスに表現した香りです。

17.ケリー カレーシュ

濃度 オードパルファム
トップノート グレープフルーツ、スズラン
スイセン
ミドルノート ミモザ、ツルバラ
チュベローズ
ラストノート レザー、アイリス
「ケリー カレーシュ」はジャン=クロード・エレナが調香した、ウィメンズフレグランスです。エルメスの代表的バッグであるケリーバッグをもとに調香されました。

「カレーシュ」(Caleche)とはフランス語で幌つきの四輪馬車を意味し、エルメスのロゴを指します。

シトラスのキリッとした香りの中にある、フローラル系の甘さとレザーのクールさが合わさることで、上品さと甘さを兼ね備えた香りです。女性らしくいたい時や、憧れの女性像に近づきたい時におすすめ。

シトラス、フローラル、レザーが調和され、クセのない香りになっているので、プレゼントとしても良さそうですね♪

18.ヴァンキャトル・フォーブル

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濃度 オードトワレ
トップノート オレンジ、ピーチ
ヒヤシンス、ベルガモット
ミドルノート ブラックエルダー、アイリス
オレンジブロッサム、ガーデニア
ジャスミン
ラストノート パチョリ、バニラ
サンダルウッド、アンバーグリス
「ヴァンキャトル フォーブル」は、モーリス・ルーセルが調合したウィメンズフレグランスです。ルーセルはヴァンキャトル フォーブルに5年の歳月を費やしました。

オレンジの酸味とピーチの甘さがすっきりとした香りを作り出し、ジャスミンやアイリスなどが加わることでフローラルの華やかさを演出します。

最後にパチョリやサンダルウッドが落ち着いた匂いを表現し、優雅な気品ある香りが感じられる香水です。

ヴァンキャトル フォーブルはダイアナ元妃が愛用していたと言われています。上流階級の女性のような、余裕のある大人の雰囲気が輝きそうですね。

19.ローズアマゾン

濃度 オードトワレ
トップノート レモン、ベルガモット
マンダリン、グレープフルーツ
ブラックカラント、レッドカラント
ミドルノート ラズベリー、ブラックベリー
ローズ、フローラルノート
ラストノート アンバー、バニラ
ウッディノート
「ローズアマゾン」はジャン=クロード・エレナが調香した、ウィメンズフレグランスです。エルメスが1974年に発売した「アマゾン」を再度アレンジしました。

「アマゾン」は馬に乗る女性の颯爽とした姿に香りを重ねた、すっきりとした匂いの中にほんのりと甘みのある香りでした。しかし「ローズアマゾン」はより現代的で、社会進出した女性像に香りを重ねています。

シトラス系の爽やかさが最初に現れると、次にベリーやフローラルの甘さが覆い被さってくるような匂いです。

さらにアンバーやウッディが加わることで、華やかでありつつもどこかクールな香りを作り出します。ローズアマゾンは女性の力強さと優しさを同時に表現した華やかな香りです。

20.イリス

濃度 オードトワレ
トップノート コリアンダー、カーネーション
アイリス、アンバー
ミドルノート アイリス、ネロリ
ローズ
ラストノート ハチミツ、バニラ
シダー、アーモンドツリー
「イリス」はオリヴィア・ジャコベッティが調香した、ウィメンズフレグランスです。オリヴィア・ジャコベッティは、世界で初めてイチジクの香水「プルミエ フィグエ」を作り出したことで有名な調香師。

「イリス」は植物のアイリスを意味しますが、語源はギリシャ神話に登場する虹の女神イリスです。虹の7色の衣を身につけた優しく、美しい女神と言われています。

オリヴィア・ジャコベッティは彼女のイメージを、落ち着いていて優しい匂いの中に、色気を感じさせるような香りで表現しました。

「イリス」はアイリスのフローラルな上品さと、石鹸のような清潔感のある香りを中心に調合されています。アイリスが作り出す上品な香りに、蜂蜜やバニラの甘さとウッディのような落ち着きが加わった、高級感のある甘い香りです。

甘すぎず清潔感のある香りは強く匂わないので、毎日使いたくなりそうですね♪

21.オー ドゥ マンダリン アンブレ

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濃度 オーデコロン
香り マンダリン、パッションフルーツ、オリジナルアンバー
「オー ドゥ マンダリン アンブレ」は爽やかなシトラスの香りの中に新しさが感じられる香水です。

きらきらとした活気あふれるマンダリンに、こっくりしたアンバーに飾られたパッションフルーツが加わった、あたたかい陽気な印象が感じられます。

まるで目の前でオレンジをカットしているような躍動感のあるシトラスが、重厚感あふれるアンバーと加わることで高級感のあるオレンジへと変化していきます。

なめらかで、楽しげ、そして上品な大人の香りと言えそうですね。

新たなオレンジの魅力を感じられる香水を探している人、爽やかなだけのシトラスでは物足りないという人におすすめの香水です。

エルメス香水の選び方

エルメスの香水を買いたくても、どのように選べば良いか分からない方もいるのではないでしょうか。そんな方のために、エルメスの香水の選び方を紹介します!

人気のシリーズから選ぶ

香水選ぶ女性
エルメスの香水は香水で物語を紡いでいるかのような、様々なテーマのシリーズがあります。

香りだけを楽しむのではなく、香りから連想される人物や景色、歴史など多くの物語を大切にしてきました。

シリーズによって異なる香りとテーマはとても豊富です。シリーズごとの香りの特徴から、好みの香水を選んでみてはいかがでしょうか。
・「庭園のフレグランス」シリーズ
エルメスの香水シリーズの中でとくに人気なのは「庭園フレグランス」シリーズです。ジャン=クロード・エレナによって確立されたこのシリーズは、世界の美しい庭園をテーマにしています。

「庭園フレグランス」シリーズは全部で6作品あります。「地中海の庭」を始めとする、「ナイルの庭」「モンスーンの庭」「屋根の上の庭」「李氏の庭」「ラグーナの庭」の6つです。異なる6つの庭の香りは異なる物語と表情を見せてくれます。

グリーンノートを中心に感じられる爽やかな自然の香りが特徴的なシリーズなので、エルメスの香水を初めて使う方やプレゼントにぴったりですね。また、クセがない香りは性別を問わず使いやすいシリーズです。


・「オーデメルヴェイユ」シリーズ

「オーデ メルヴェイユ」シリーズは昼と夜のコントラストをテーマにした、レディースフレグランスです。

メルヴェイユ(Merveille)はフランス語で不思議なという意味を持ちます。「オーデメルヴェイユ」シリーズはレディースフレグランスですが、フローラルを全く使わずに魅惑的な女性らしい香りを作り出したことから、「不思議な水」という表現がされた香水です。

「オーデメルヴェイユ」シリーズは「オーデ メルヴェイユ」「オーデ メルヴェイユ ブルー」と「ロンブル デ メルヴェイユ 」の3種類で構成されています。

スパイシーな香りの中にまろやかな女性らしい優しさが感じられる香りです。まずスパイシーな香りが広がるので、最初はユニセックスのフレグランスに感じますが、徐々に魅惑的な女性に1歩近づくようなレディースフレグランスに変化します。自分へのご褒美や女性の友達へのプレゼントにおすすめです。


・「コロンエルメス」シリーズ

カラフルなボトルに包まれた「コロン エルメス」シリーズ。全部で9作品あり、赤いボトルの「オー ドゥ ルバーブ エカルラット」や、黄色いボトルの「オー ドゥ ネロリ ドレ」が人気です。

「コロン エルメス」シリーズはシトラスのフレッシュさとフルーティーさを基調とした爽やかな香り。ユニセックスのフレグランスで、優しく香るので様々なシーンに合いそうです。

「コロン エルメス」シリーズは持続時間が1〜2時間程のオーデコロンなので、香水をあまりつけない方やふんわりと香りを楽しみたい方におすすめですよ。

使うシーンや香水の濃度から選ぶ

香水つける女性
香水を選ぶときに、どのようなシーンで使うか想像してみてください。香水は会社や学校などの日常、デートなどの特別な日、自然を連想させるようなリラックスタイムなど様々なシーンで使えますよね。

香水と使うシーンを合わせたい時、香水の濃度を参考にすると良いですよ。エルメスの香水はオードトワレが中心ですが、オーデコロン、オードパルファムなどの濃度の違う種類があります。濃度の種類とおすすめのシーンを合わせて解説!

香水の濃度は強い方からオードパルファム、オードトワレ、オーデコロンの順になっています。

オードパルファムは持続時間が4〜5時間なので、休日に外出する時やデートにおすすめです。会社や学校などの普段使いには少し濃いかもしれません。

オーデトワレは持続時間が3〜4時間でカジュアル使いに向いてます。エルメスの香水はオーデトワレが多いので普段使いしやすいアイテムです。

オーデコロンは持続時間が1〜2時間で、お家でのリラックスタイムなどより気軽なシーンにおすすめ。強く香らないためつけ直しが必要ですが、普段使いとしても使えます。
    

香りの種類から選ぶ

試香する女性
香りの種類は大きく分けて7種類あります。フローラル、シトラス、ムスク(バニラなど)、ウッディ、オリエンタル、スパイス、ハーブです。7つの香りの特徴と主な原料について紹介していきます。
香りの種類 香りの特徴 主な原料
フローラル 女性らしい華やかな香り ローズ、ラベンダー、ジャスミン
シトラス フレッシュな香り オレンジ、レモン、ベルガモット
ムスク 上品で甘い香り バニラ、ホワイトムスク
ウッディ 落ち着いた、大人な香り サンダルウッド、シダー、ベチバー
オリエンタル エキゾチックで魅力的な香り パチュリ、サンダルウッド
スパイス 個性的で刺激のある香り シナモン、クローブ、ブラックペッパー
ハーブ 爽やかでみずみずしい香り ローズマリー、バジル
使っている香水と似た香りやイメージしている香りなど、好みの香りなどを選んでみてください♪

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エルメスのメンズ向け香水

エルメスのメンズフレグランスの特徴は、大人な魅力と高級感あふれる香水が多いことです。レディースフレグランスと同じように、メンズフレグランスにもシリーズがあるので気になる方はぜひチェックしてみてくださいね♪

エルメスのメンズフレグランスは香水に馴染みがない方や落ち着いた雰囲気の香水を探している方におすすめです。また彼氏や男性の友達、いつもお世話になっている方にプレゼントしてみてはいかがでしょうか。

今回は有名なエルメスのメンズフレグランスを2つ紹介します。 

エルメスのメンズ向け香水の代表格「H24」

エルメスのメンズフレグランスで有名なH24はクリスティーヌ・ナジェルが調香したメンズフレグランス。H24の「H」は時間を意味するHour、男性を意味するHomme、そしてHermèsの頭文字であり、「24」はエルメス1号店がある番地の数字です。

H24はシングルノートで構成されていて、クラリセージ、ローズウッド、スイセン、スクラレンなどを調合しています。クラリセージはハーブのような爽快感とマスカットのような甘さがある香りです。

クラリセージの爽やかさと甘さ、スイセンのグリーン系の香りの中に、ローズウッドの落ち着いた甘さとスクラレンの色気ある香りが加わることで、魅惑的で大人の落ち着きが感じられます。

メンズフレグランスですがどこか軽やかな印象も与えるので性別問わず使いやすい香水です。

「庭園のフレグランス」シリーズもおすすめ

エルメスで最も人気のあるフレグランスの1つ、「庭園フレグランス」シリーズは透明感のある爽やかな香りです。

ユニセックスのフレグランスなので男女ともに使いやすい香水で、クセのない香りは香水に馴染みがない方でもおすすめです。

カップルでお揃いの「庭園フレグランス」シリーズをつけてみるのも良さそうですね。6作品の中から自分好みの「庭園」を見つけてみてください。

エルメスのフレグランスは香水上級者の一歩にもおすすめ

エルメスの香水は、使えば使うほど深味にはまっていきそうな魅力を秘めたものばかり
テーマや香りの構成を知ったうえで嗅ぐとその出来の良さに驚かされます。

独特な哲学・こだわりが貫かれたエルメスの香水をきっかけに、ニッチフレグランス(商業人気を度外視した作家のカラーが強い香水)に興味を持つようになる人も多いんだとか。

新しい香水を探す時、またいつもの香水に少し飽きた時は、ぜひエルメス・フレグランスを試してみて。香りの新たな世界に出会えるかも知れませんよ♪

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※ 掲載されている情報は記事執筆時点のものです。最新情報は公式ホームページなどでご確認ください。

※ 掲載商品はこちらで紹介した効果・効能を保証したものではありません。ご購入の際は、各商品の公式サイト等をご確認ください。

※ 入浴剤にダイエットやデトックス効果が認められている商品はありません。

※ 「美白」は、メラニンの生成を抑え、しみやそばかすを防ぐことを指します。

※ 「日焼け防止」とはメラニンの生成を抑え、日やけによるしみ・そばかすを防ぐことを指します。

※ 「エイジングケア」とは、老化防止のことではなく年齢に応じたケアのことで、年齢を重ねた肌にうるおいを与えることを指します。(ボディクリーム等の記事に導入)

※ 「エイジングケア」とは、若返りを意味するものではなく、頭皮や髪を清潔に保ち、毛髪にうるおいやハリ・コシを与えることを指します。(シャンプー等の記事に導入)

※ 「浸透」とは、角質層への浸透を指します。

※ 「髪への浸透」とは、角化した毛髪部分の範囲内への浸透を指します。

※ 「アレルギーテスト済み」は、すべての人にアレルギーが起きないということではありません。

※ 「パッチテスト済み」は、すべての人に皮膚刺激が発生しないということではありません。

※ 「スティンギングテスト済み」は、すべての人に皮膚トラブルがおこらないということではありません。

※ 「ノンコメドジェニックテスト済み」は、すべての人にコメド(ニキビのもと)が発生しないということではありません。

※ 「ボリュームアップ」とは毛髪にハリやコシを与え、ボリューム感を与えたように見せることを指します。

※ 「ベタつき防止・ケア」とは、洗髪後に頭皮を健やかに保つことを指します。

※ 「育毛」は、頭皮や毛髪を清潔にすることで毛髪がすこやかに保たれることを指します。

※ 「毛髪の補修」とは物理的に損傷を補い繕うことであり、治療的な回復のことではありません。

※ 「小じわの改善」とはうるおいにより乾燥による小ジワを目立たなくすることを指します。

※ 「ピーリング」とは洗浄、拭き取り行為などによる物理的効果によるものを指します。

※ 「くすみ」とはメーキャップ効果によるものを指します。

※ 化粧品に疲労回復効果はありません。

※ 使用者の感想は商品の効能効果を保証するものではありません。

※ 化粧品に「治癒、回復、改善」の効果はありません。

※ ニキビケア商品のうち、ニキビを治す効果が認められているのは医薬品のみで、化粧品・医薬部外品にはニキビを治す効果が認められていません。

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