これで完璧!香水のつけ方のポイント
ただし、いくら良い香りだからとはいえ、大量に付けてしまうと周囲の迷惑になってしまうこともあるので注意が必要。
香水をつけるときには自分のことだけでなく、相手のことも意識してつけるのがマナーです。
今回は、香水の付け方でお悩みの方必見!周りの迷惑にならない上手な香水の使い方をレクチャーします。
香水のマナーや正しい付け方を知って、色んな香りを使いこなせるようになれば、周囲から好印象間違いなし!
香りは相手の記憶に残りやすい情報です。さりげなくいい香りがすると、思わずドキッとしてしまいそう。
下の記事では「メンズの香水の付け方」を詳しく解説しています!男性の方は、こちらのメンズ香水の付け方もチェックしてみてくださいね。
香水の種類
「香料」が含まれる割合のことを、賦香率(ふこうりつ)とも呼びます。
今回は、賦香率が高い順に「パルファム」「オードパルファム」「オードトワレ」「オーデコロン」について解説。
日本で売られている香水は「オードパルファム」や「オードトワレ」がメインです。軽やかな香りが好まれる傾向にあるので、「パルファム」はあまり販売されていません。
パルファム |
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賦香率:15~30% 持続時間:5~7時間
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香料の濃度が高いので、少量でもしっかりと香るのが特徴 |
オードパルファム(EDP) |
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賦香率:10~15%
持続時間:4~5時間
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深みのある香りを楽しめる 濃度自体を抑えてる分、パルファムより普段使いしやすい
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オードトワレ(EDT) |
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賦香率:5~10%
持続時間:3~4時間
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ほんのりした香りが数時間続くので、カジュアル使いにぴったり |
オーデコロン(EDC) |
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賦香率:3~5%
持続時間:1~2時間
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オードトワレよりライトな使い心地
ボディスプレーのような感覚で使える
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香水の種類については下の記事で詳しく解説しているので、気になる方はチェックしてみてください。
清潔な状態をキープすることが大事!塗布部分をしっかりケア
せっかくの良い香りが他の成分と混ざり合ってしまい、微妙な香りに変わってしまう可能性があります。
香水を付ける前はシャワーを浴びるか、無香料の汗ふきシートやウエットティッシュできれいに拭くといいでしょう。
香害を阻止!「つけすぎ」を防止する上手な香水の使い方
海外製の香水の場合、欧米の乾燥した気候にあわせてつくられているので、1回あたりの噴出量が多いことがあります。
日本の気候は湿度が高く、香りの拡散力が高いのが特徴。海外製の香水をつけすぎると、香りがキツくなってしまいます。
噴出量が多い場合は、空中にひと吹きして霧の中に手首などをくぐらせるのがおすすめ。
量の調節が難しい場合は、アトマイザーに詰め替えてから使ってみるのもいいでしょう。
やりがち!手首をこするのはNG
左右の手首に少量の香水を付けて馴染ませるのが、一般的な香水の付け方です。
両手首を使ってトントンと叩くように香水を馴染ませる方が多いと思いますが、乾くまで何もせず放置するくらいで問題ありません。
「もっと柔らかくほのかに香らせたい!」という場合は、コットンやハンカチに吹き付けてから肌に乗せるという裏技もあります。
香り立ちが穏やかになるため、パルファンなどの濃厚な香水を使う場合におすすめです。
付けてすぐの外出はNG!出かける前に少し時間をおいて
トップノート | 付けてから5~10分
揮発性の高い香料が香る
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ミドルノート | 付けてから30~2時間
香水の主体となる部分が香る
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ラストノート | 付けてから2時間以降
「残り香」が香る
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ふんわりと優しい香り立ちにしたいなら、出かける30分前には付けておくのがおすすめです。
【TPO別】気を付けるポイント!その場にあった香りをまとうことも大切
フォーマルなシーンでは、軽やかな香り立ちが特徴の「オーデトワレ」や「オーデコロン」を使用するのがおすすめです。
以下のようなシーンでは個性的な香りを避け、石鹸系やシトラス系をふんわりと香らせるのがベターでしょう。
・仕事
・学校
・電車
・入学式
・卒業式
結婚式では服装に合わせて香りをチョイスしたくなるかもしれませんが、マナー違反と捉えられる場合も。
ハンカチにほんのり香り付けしておくなど、ささやかな気遣いにとどめておくのがベターかもしれません。少なくとも華美な香りを身にまとわないように注意しましょう。
また葬式も基本的には香水を避けたほうがよいとされています。
高級寿司店や高級フレンチなど、食事の場でも香水はNGとされていることが多いです。
香水を付ける場所も大切なポイント
香水を上手に香らせるためにおすすめの部位は、つまり関節や脈が通っている部位、体温が高い部位です。
香水初心者の方はまず、下半身を中心に付けてみるのがいいでしょう。使い方に慣れてきたら、上半身などより香りが強くでる部位に挑戦してみてくださいね。
【さりげなく香らせたい方向け】香水を付ける位置
□ウエスト
□太もも
□ひざ裏
□足首
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具体的にはウエスト・太もも・ひざ裏・足首がおすすめ。ウエストは服に隠れる部分なので、程よい香り立ちを楽しめます。
まずはウエスト1プッシュで試してみましょう。それでも香り酔いしてしまったり、香りがきつすぎたりした場合は、足首に1プッシュがおすすめです。
あまり強く香らせたくない方は空間にシュッとした後、くぐるように香りまとうといいですよ。
よりナチュラルに香らせたい方は、練り香水やヘアミストもおすすめです!
【しっかり香らせたい方向け】香水を付ける位置
□手首
□うなじ
□耳裏
□ひじの内側
□胸元
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デートやお出かけ、寝香水として使うときに上半身にまとうと、セクシーな演出ができますよ。
上半身は、香りが強くなりやすい部位。香り酔いしたり、まわりに迷惑をかけたりしないようにスプレーする量に注意しましょう。
香水を付けない方がいい場所
そうなると、本来の香水の香りを楽しめない上に、イヤなニオイになってしまうことも。
とくに汗をかきやすい夏場は要注意です!汗が乾きにくい場所、汗がたまってしまう場所には香水をつけないようにしましょう。
体臭の発生しやすい場所には、無香料の消臭剤や制汗剤をつけてから香水をまとうといいですよ。
香水によっては肌以外に使えるものも
香水を服に使うと、生地の傷み、シミや色素沈着の原因となってしまうので避けたほうが良いですが、衣類用のフレグランスならOK。
スカートやフレアパンツの裾部分に、フレグランスを忍ばせるのがおすすめ!裾が揺れるたびに、ふわっと香りが広がってとっても素敵です。
ヘアコロンは、タバコのニオイが気になるときや、香水よりもさり気ない香りをまといたいときに大活躍する便利アイテム。
人気の香水ブランドが、香水と同じ香りのヘアコロンを出している場合もあるのでチェックしてみてくださいね。
ヘアコロンや衣類用フレグランスは香水に比べると価格が抑えめなことから、若い女性にも大人気。
大切なお友達や家族へのプレゼントとしてチョイスしている方も多いようです。
香水の正しい付け方で美人度アップ!
香水を上手に使うコツをまとめます。
・使用量に気をつけること
・使用部位に気をつけること
・TPOに合わせた香りを選ぶこと
これらのポイントを押さえれば、上級者向けの香りも決して怖くありません。
自分に合うかどうかだけでなく相手も香りを楽しめるかを考えると、香水が日常をよりステキなものにしてくれるハズ!香水の使い方をマスターして、いろいろな香りを楽しんでみてくださいね。
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