「ジュール ドゥ エルメス」の香りを徹底レビュー!
エルメスの調香師であるジャン=クロード・エレナが、「女性らしさの本質を花だけで表現したかった」という思いで生み出した香りです。
ロマンチックな人生を楽しむ女性にぴったりの香水といえるでしょう。
「ジュール ドゥ エルメス」はどんな香り?
つけた瞬間に柑橘フルーツの明るさと、花々の優しさに包まれるでしょう。
とくに春から初秋の明るい季節に似合いそうな香り。暖かい陽光に照らされた、幸福感のある光景が目に浮かびます。
ジューシーさがありながら子供っぽくならず、気品ある大人の魅力が感じられます。
トップノートは「グレープフルーツ × グリーンレモン」の香りで明るく華やかな印象
キラキラと弾ける光を連想させるシトラスの香りが印象的。
オリエンタルで爽やかなグリーンフローラルが、明るいムードを演出します。
胸が高鳴るような1日のはじまりを思わせる、華やかな印象の香りです。
ミドルノートは「ガーデニア × スイートピー」の香りで愛らしくフェミニンな印象
透明感のあるシトラスの香りから、甘く魅惑的なフローラルノートが顔を出します。
ジャスミンやスイートピー、スズランが愛らしく柔和な女性を表現。奥行きを感じられるクリーミーな花々の香りです。
ラストノートは「ムスク × ウッディノート」の香りでミステリアスな印象
甘くフローラルな香りがビターに変化。ほろ苦さを残しながら消えていく香りが、気品あふれる大人の女性を連想させます。
落ち着きがありながらラグジュアリーな印象もあるウッディノート。
トップノートのフレッシュさから見事に変化し、ミステリアスな女性を演出してくれるでしょう。
エルメスとは?
ブランド名は創業者のティエリー・エルメスの名前が由来となっています。
エルメスといえばケリーバッグやバーキンなど、存在感のあるラグジュアリーなバッグが有名。上質な革で作られたバッグは、世界中のセレブから愛されています。
芸術作品とのコラボレーションも多く、アートシーンでもエルメスを目にする機会は多いでしょう。
若手アーティストを大切にしていて、伝統を受け継ぎつつも次世代に可能性を開いていくという姿勢が、エルメスの魅力のひとつといえます。
1951年にはブランド初の香水「オー ドゥ エルメス」を発表。その後も「庭」シリーズなど、多くの人気フレグランスが誕生しています。
「ジュール ドゥ エルメス」の口コミは?
「ジュール ドゥ エルメス」を気に入った人の口コミ
「華やかで格式高い印象の香り」
「爽やかだけどさっぱりしすぎず、女性らしさを感じる香り」
口コミをまとめると「みずみずしく華やかな女性らしい香りが好き」という人にぴったりといえるでしょう。
「ジュール ドゥ エルメス」は甘いだけでなく、知的でミステリアスな面も演出してくれます。ここぞというときのデートや、大切な予定がある日にもおすすめです。
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「ジュール ドゥ エルメス」が合わなかった人の口コミ
「少しキツい香りだと感じた」
「年齢層はやや高いイメージ」
口コミをまとめると「個性的なクセのある香りを求めている」という人には合わないかもしれません。
誰からも愛される香りなので、香りで強烈な印象を残したくないときや、相手に好印象を与えたいときにおすすめです。
香水の香りがキツいと感じる場合は、ウエスト周りや足首につけてみるといいでしょう。
「ジュール ドゥ エルメス」と似ている香水は?
1.エルメス「地中海の庭」
ミドルノート:オレンジブロッサム、セイヨウキョウチクトウ
ラストノート:イチジクの葉、サイプレス、レッドセダー、グリーンレンティクス、ピスタチオ、ムスク
「地中海の庭」は2003年発売のオードトワレ。地中海をテーマにしたゴージャスな印象の香水です。
ジャン=クロード・エレナがチュニジアの知人宅の庭で、イチジクの葉の香りを嗅ぐ女性の姿にインスパイアされて制作に至りました。
トップノートは清涼感のあるシトラス&フローラルの香り。目を閉じれば地中海の風景が浮かび上がるでしょう。中性的な女性や、キリっとした男性に似合いそうです。
ミドルノートからは、オレンジブロッサムやイチジクの自然な甘さが香ります。
めくるめく変化が楽しめる不思議な香りに、いつのまにか虜になってしまうことでしょう。
2.エルメス「モンスーンの庭」
ミドルノート:コリアンダー、ペッパー、カルダモンシード、ジンジャーリリー
ラストノート:ベチバー、ロンコザ
「モンスーンの庭」はフレッシュでスパイシー、なおかつ奥行きのある高級感あふれる香り。甘さが少なく、ユニセックスな印象を与えます。
とても軽やかな香りなので、夏や梅雨の時期にもぴったり。リフレッシュしたいときにも向いています。
トップの柑橘系の香りを抜けると、コリアンダーやカルダモンシードなどの力強くスパイシーな香りに。
モンスーンが去ったあとの庭を思わせる、清々しい印象の香りです。
3.エルメス「ナイルの庭」
ミドルノート:イグサ、シカモアウッド、ピオニー、ヒヤシンス
ラストノート:インセンス、シクラメンウッド
「ナイルの庭」はグリーンマンゴーの清々しさと、ウッディの穏やさを感じる香り。
ヒヤシンスやシクラメンウッドの香りが控えめで知的な印象を与えます。
あえてエキゾチックやスパイシーといった要素を加えず、爽やかな香りにまとめています。
人によってはロータスやピオニーが石鹸のように香ったり、イグサやシクラメンウッドが軽やかな土の香りに感じられることも。
意外性のある変化を楽しめる香水です。
【まとめ】「ジュール ドゥ エルメス」はどんな人・どんなシチュエーションにおすすめ?
「ジュール ドゥ エルメス」をおすすめしたいシチュエーション
1.存在感を際立たせたいパーティー
2.ロマンチックなムードを演出したいデート
3.前向きな気持ちで過ごしたいとき
「ジュール ドゥ エルメス」はグレープフルーツやグリーンレモンをベースにした、まばゆい陽光を思わせる香り。
パーティー会場で香らせれば、存在感をアピールすることができるでしょう。
ここぞというときのデートにもおすすめ。清潔感あふれるグリーンフローラルな香りは、嫌味のないセクシーさを演出してくれます。
「ジュール ドゥ エルメス」は明るい印象の香り。前向きな気持ちで過ごしたいときにまとえば、そっと背中を押してくれるかもしれません。
「ジュール ドゥ エルメス」をおすすめしたい人
1.自分に自信をつけたい人
2.新しいことを始めようとしている人
3.華やかなシトラスフローラルの香りが好きな人
「ジュール ドゥ エルメス」はフェミニンでありながら上品なかっこよさを兼ね備えた香り。自分に自信が持てないという人は、まず香りの印象から変えてみるといいでしょう。
新しいことを始めようとしている人にもおすすめ。グレープフルーツやレモンのフレッシュな香りが、初心を思い出させてくれるかもしれません。
「ジュール ドゥ エルメス」は甘酸っぱいシトラスと、スイートピー、ガーデニア、ローズなどのまろやかな花々の香りが楽しめる香水。
シトラスフローラルの香りが好きな人はきっと虜になる香りでしょう。
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