いつでもふんわり良い香り♪香水の基本の使い方をレクチャー
また、お気に入りの香りをまとうことによるリラックス効果やテンションを上げる効果も見逃せないポイントです。
ですが付ける量やタイミング、場面ごとの香り選びを間違えると、周囲から「香害」とみなされてしまうことも…。
自分にとっても周囲にとっても心地よい香りを漂わせるには、ちょっとしたコツを意識することが重要です。
正しい香水の使い方をマスターすれば、シーン問わずいつでも「良い匂いのする人」に!
香りの力を上手に使って、あなたの魅力をぐんとアップさせちゃいましょう♪
香水を付ける前に肌を清潔にケアしよう
せっかくの良い香りに体臭や汗臭が混ざることで、香水本来の芳香が損なわれ悪臭に変わってしまう可能性があります。
香水を付ける前のデオドラントケアは非常に大事。
シャワーもしくは無香料の汗ふきシートなどで肌を清潔な状態にケアすれば、香水が持つ「本来の良い匂い」をしっかり楽しむことができます。
なお、お出かけ前に付けたものと同じ香水を外出先で付け直す際もデオドラントケアはしっかり行いましょう。
香水は時間経過に伴って香りが変化していくもの。
残り香と付け直した香水の芳香が混ざると、香りのバランスが崩れる場合があります。
香りの持続時間・香調変化についても知っておこう
トップノート→付けてから5~10分の香り。シトラスなどの揮発性の高い香料が短時間香る
ミドルノート→付けてから30~2時間の香り。その香水の主題で、香り全体を形作る骨格となる
ラストノート→付けて2時間以降の香り。ウッディやムスクなどの揮発性の低い香料が時間をかけ「残り香」を作り出す
なお、香水は付けたて時点の香り立ちが一番キツいもの。付けてすぐに外出すると「香害」「スメハラ(スメルハラスメント)」の原因になりやすいため、出かける1時間~30分前のタイミングで付けておくのがオススメです。
・パルファン(パルファム/P)
持続時間は5~7時間程度。全ての香水の種類の中でもっとも賦香率が高いです。非常に高価ですが少量で長時間香るうえ、丸みがあり非常にエレガントで深い芳香を楽しめます。
・オードパルファム(オードパルファン/EDP)
持続時間は4~5時間程度。オーデコロンやオードトワレと比較すると深みやまろやかさが感じられます。なお最近はゲランやシャネルなどの老舗ブランドでもパルファンの完全新作発売はほとんどなく、たいていオードパルファムあるいはオードトワレのアイテムが発売されています。
・オードトワレ(EDT)
持続時間は3~4時間程度。オードパルファムに比べ、カジュアルシーンでも使いやすいライトめのアイテムが多いため、アジア人にもよく好まれています。ただし、香料濃度が低いと言うことはそのぶんアルコールの含有量が高いと言うこと。アイテムによっては香りが非常に拡散しやすいため、付けすぎには要注意です。
・オーデコロン(EDC)
持続時間は1~2時間程度。オードトワレ以上に軽いので、思い立った時にサッと付け直し気持ちをリフレッシュさせることができます。シトラスやハーブと言った爽やかな香りのアイテムが多いため、夏場やお風呂上がりの1プッシュにも最適!体臭・加齢臭などのエチケット対策のために愛用している方も多いようです。
下記関連記事では、さらに詳しく香水の種類についての解説を行っています。本記事と合わせ、ぜひ参考にしてみてくださいね。
一度に使う香水の適量とは?
使用されている香料や濃度によって香りの強さ・持続時間に大きな違いがあることを踏まえ、その香水が持つ「クセ」に慣れていないうちは1プッシュの使用で様子を見ましょう。
少量ではすぐに香りが消えてしまう場合やイマイチ匂いがわからない場合は、プッシュ回数や付け方(ロールオンタイプのアトマイザーを使う、付ける位置を変えるなど)を変えて慎重に適量を探っていきます。
季節や体調によっても適量は変わってきますので、じっくり使用してみてベストな使い方を探してみてくださいね。
なお、電車やエレベーター、オフィスなどの密室空間では、自身が思っている以上に香りが拡散します。
また使い続けていくうちに鼻が慣れてくるとつい付けすぎになりがちなので、「あくまでふんわり香る程度」を心がけた使い方が大切です。
香水を付けるおすすめ部位は?
香水初心者さんやあまり香りを広げ過ぎたくない方なら、足首・ひざ・太もも・ウエスト辺りに1~2プッシュ程度をまとうのがベスト。
特に濃いめの香りの場合は太ももより下へ、程よい香り立ちをじっくり時間をかけて楽しみたい場合はウエストに1~2プッシュ程度付けるのがポピュラーな使い方です。
香水使いに慣れてきた方は、手首や肩・胸元などに付ける方法にもチャレンジしてみて!
上半身は香り立ちが強くなりやすい上級者向けの部位ですが、上手く付ければ動くたび柔らかな芳香がふわっと漂いこなれた印象を演出できます。
こちらの記事では香水を付ける場所について詳しく解説していますので、合わせてご覧ください!
TPOに合った香りを選んで好印象を演出!
仕事先に甘くセクシーすぎる印象の香水を付けていったり、フォーマルシーンにカジュアルすぎるライトなフレグラスを付けていくと、周囲の迷惑になる可能性があります。
オフィスシーンに付けていくなら清潔感あふれる石鹸系の香水やシャープで落ち着いた印象のハーバルウッディ、柔らかく上品な印象のライトフローラルフレグランスなどがおすすめ。
フォーマルな場へ向かう時は華やかな装いにマッチするクラシックなフローラルノートやシプレ、ウッディオリエンタルなどがベストです。
なお、華美な装いを避けたいお悔やみの場や、繊細な香りを邪魔したくない和食店やワインバーへ赴く場合は「そもそも香水を付けていかない」のがマナー。
TPOに合わせた使い方で、香り美人を目指しましょう。
お気に入りの香りをもっと楽しむ!香水の裏ワザ活用法~生活編~
せっかく買ったお気に入りの香水なら無駄なく最後まで使い切りたいところですが、容量が多いと余らせてしがいがち。
そこで今回は、肌に付ける以外のちょっぴりユニークな使い方を、生活編とクラフト編に分けてご紹介していきます!
様々な活用法があるので、自分に合った活用法が見つかること間違いなしです!
香水の裏ワザ活用法~生活編~ 身近なものに香り付け
変色が目立ちにくい濃い色のハンカチにお気に入りの香水を吹き付け鞄の中に入れておけば、開けるたび心地よい香りをふんわり楽しめます。
香りを付けた紙製の栞をお財布や名刺入れに入れておくのもおすすめです♪
・ブックカバー
ブックカバーに付けてお気に入りの香りを楽しむことも出来ます。
布や皮など、素材によっては変色してしまうことがあるので、事前に確認が必要です。
物語や、その登場人物を連想するのも、香りの楽しみ方の一つです。
好きな物語と香りの組み合わせを考えてみるのはいかがでしょうか?
・メッセージカードや手紙に1プッシュ
また、大切な人へのメッセージカードやお手紙に香水をシュッと吹きかけるのもロマンティックです♡
受け取ったメッセージと共にほのかに香りを感じたら、思わず笑顔になりそうです。
しかしボールペンで書いた場合、直接吹きかけたりつけすぎたりすると、せっかく書いた文字がにじむ可能性があるので注意が必要です。
便せんに香水を吹きかけ、十分に乾かしてから文字を書くと良いでしょう。
相手や自分のお気に入りの香りはもちろん、相手をイメージした香りを選んでみてはいかがでしょうか。
心を込めて選んだ香りは、メッセージに乗せた想いに寄り添ってくれるはずです。
香水の裏ワザ活用法~生活編~ お部屋の香り付け
いつでもお気に入りの香りに包まれていたい方におすすめなのが、香水をルームフレグランス代わりにしてしまうことです!
優しく香らせたい時は、変色がわかりづらい濃色のハンカチに数プッシュして置いておく方法がオススメです。
柔らかい香りが空間にふんわりと漂います♪
また、トイレやリビングなどの空間に直接プッシュするのもオススメ。この場合は変色を防ぐため、壁紙やカーテンにつかないよう気をつけましょう。
・造花やドライフラワーに香り付け
この方法では、好みの香りをお花と共に楽しめます。
インテリアのお花から良い香りがしたら素敵ですよね!
造花やドライフラワーに数プッシュ吹き付けて部屋に置いておくだけで、ハンカチ同様、ふんわりと香ります。
ルームフレグランス兼インテリアとして大活躍しそうです。
簡単な手順なので、花や香りを変えてどなたでもアレンジを楽しむことが出来ます。
香水の裏ワザ活用法~生活編~ お風呂に入れてフレグランスバスに
浴室いっぱいにお気に入りの香りが広がるので、なんとも贅沢なバスタイムを楽しむことができますよ♡
心地よい香りにつつまれながらの入浴は、アロマテラピーのようなリラックス効果を得ることができます。
無香料のバスソルトなどと合わせれば美容効果もアップして一石二鳥です♪
香水の裏ワザ活用法~生活編~ 寝香水
寝香水には香り立ちが穏やかなものがおすすめで、付ける場所によって香りを調整することが出来ます。
・寝具やパジャマに
寝具に香水を振りかけることで、広範囲で香りを楽しむことが出来ます。
寝室にも香りが広がるので、他の場所より香りに包まれているような感覚に!
また、パジャマに付けることで香りをより近くに感じることが出来ます。
・ランプシェードに
寝室のランプシェードに1プッシュ。ランプが灯る熱で、香りが広がります。
寝具やパジャマ、ランプシェードなど、布製品に香り付けする際は、シミになる可能性があります。
一度に振りかける量を少量にし、使用前に目立たない場所でのお試し必須です。
また、こちらの記事では寝香水について詳しくご紹介しています。
寝香水におすすめの香水も紹介しているので、気になった方は是非チェックしてみてください!
香水の裏ワザ活用法~クラフト編~
家族や友達と一緒に作っても楽しめますし、想いを込めて作った作品は、プレゼントしても喜ばれそうです♪
簡単に作れるものが多いので、是非チェックしてみてください!
香水の裏ワザ活用法~クラフト編~ ルームフレグランス
インテリアとして視覚的にも楽しめるので、自分好みにアレンジしてはいかがでしょうか?
・リードディフューザー
好きな香水で、リードディフューザーを作ることが出来ます!
かわいいガラス瓶に香水をお好みの量入れて、エタノールで希釈します。
その後ディフューザー用のリードや竹串を挿して飾れば、部屋全体に高級感あふれる芳香が広がります♪
こちらの記事では、香水を使ったリードディフューザーの作り方を詳しく解説しています!
気になった方は是非チェックしてみてください!
ポプリとは、花やハーブ、スパイスなど植物を混ぜ合わせて瓶などに入れたもの。
お好きなドライフラワーやドライハーブを瓶に入れ、お好きな香水を1~2プッシュします。
お花の形が崩れないまま、視覚的に楽しむことが出来るので、インテリアにも最適です!
部屋に置いておくだけで、柔らかい香りが空間にふんわりと漂います♪
・サシェ
香水を染み込ませたコットンを小さな巾着袋に入れれば、おしゃれなサシェ(香り袋)になります。
クローゼットや下着用キャビネットにサシェを入れておけば、ほのかに良い匂いを付けることができますよ。
コンパクトサイズなら持ち運びも出来るので、巾着袋を何種類か好みのデザインで作ってみても良さそうです。
好みのサイズに作れるので、自分だけのオリジナル作品を作りたい方におすすめです。
また、下記記事ではお手持ちの香水を使用したルームフレグランスの作り方を詳しく紹介しているので、あわせて参考にしてみてくださいね。
香水の裏ワザ活用法~クラフト編~ 石鹸
石鹸素地を使った、こねて作る石鹸なので香水の量の調整も簡単に出来ます!
材料、道具
・石鹸素地 300g
・お湯 50g
・ビニール袋
・お好きな香水 適量
作り方
ビニール袋に石鹼素地を入れ、少しずつぬるめのお湯を加えていきます。
みみたぶくらいの固さになったら、香水を少しずつ加えていきます。
好きな形に整え、乾燥させたら完成です。お菓子の型などに入れて形を作っても良いです。
香水が肌に合わない可能性もあるので、敏感肌の型や肌が弱い方は、まずは手などで試すことをおすめします。
香水の裏ワザ活用法~クラフト編~ 香水キャンドル
ロウソクを湯煎で溶かし、芯を取り出します。
溶けたロウを紙コップに移し、色を付けたい場合は削ったクレヨンを加えて混ぜます。
お好きな香水を好みで2~3プッシュして混ぜ、ロウソクの芯を中心に差し込みます。
冷めて固まったら、紙コップを外して完成です!
下記記事では、100円ショップで売っている材料で出来る、香水やアロマオイルを使ったキャンドルの作り方を詳しく解説しています。気になった方は合わせてご覧ください!
香水の裏ワザ活用法~クラフト編~ 練り香水
簡単なものは、ミツロウやワセリンなどにお好きな香水を混ぜるだけで作れます!
下記記事では、初心者でも挑戦しやすいレシピから、本格的なレシピまで、様々な方法をご紹介しています。
気になった方はチェックしてみてください!
お気に入りの香水をフル活用!使い方次第でさまざまな楽しみ方が広がる♪
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