代表的なアロマオイル28種類の効果と効能を紹介。香りの世界を深掘りしてみよう!
じつは香りは、想像以上に”癒しタイム”にピッタリなんですよ。
人間には、視覚・聴覚・触覚・味覚・臭覚、5つの感覚があります。
アロマテラピーとは、人間の五感の中の「嗅覚」を通して、香りの信号が直接脳へと伝わり、それによって自律神経の働きが整えられるという自然療法です。
香りを嗅ぐことで、楽しい記憶が呼び起こされたり、落ち着く空間になったり、使うのが楽しくなったりします。
アロマオイルを扱うお店に行ったことがある方はわかるかもしれませんが、アロマオイルは数えきれないほど多くの種類があります。
どのアロマオイルがどんな香りで、どんな効能があるのか、わからなくなってしまうこともあるはず。
今回は代表的なアロマオイルを、フローラル系・柑橘系・ハーブ系・エキゾチック系・樹木系・樹脂系・スパイス系の7つに分けて紹介いたします。
フローラル系
ラベンダー
ゼラニウム
ゼラニウムには、心と体、両方の働きを整えてくれる作用があり、ストレスなどによる緊張をほぐし、不安やイライラをそっと鎮めてくれます。
生理前や更年期のブルーな時期にも大活躍してくれるアロマです。
カモミール
ほんのりとした甘く優しい香りは、心を穏やかにしてストレスや緊張をそっとほぐし、体のバランスを整えてくれる作用があります。
また、カモミール・ジャーマンに含まれる”カマズレン”という成分には、優れた抗アレルギー、抗ヒスタミン、抗炎症作用があるため、植物療法ではスキンケアや消化器の不調の改善に使われてきました。
ネロリ
ネロリの深みのある明るい香りは、気分をパッと明るくし、優しい気持ちにさせてくれます。ストレスや緊張を和らげ、心と体のバランスも整えてくれる効果があります。
ネロリはたくさんのお花からわずかしかとれない希少なアロマです。
ローズ
柑橘系
スイートオレンジ
また、食欲を増進させる作用もあり、消化器の働きを整えて活性化させてくれます。
レモン
また、優れた殺菌作用・抗ウイルス作用があるため、風邪の季節にも重宝されるアロマです。
植物療法の世界では、皮膚の引き締めを目的として、主に脂性肌に使われています。
グレープフルーツ
また、近年の研究では、グレープフルーツの香りが交感神経を優位にし、脂肪の分解や燃焼を促すという結果も出ています。ダイエットのときにも大活躍してくれますよ!
ベルガモット
レモングラス
レモングラスのハーブティーには、消化を促し、ガスを排出する作用もあるとされています。東南アジアでは食後に飲むことが多いようです。
メリッサ(レモンバーム)
また、植物療法の世界では収れん作用があるとされ、皮脂分泌のバランスを整えるために使われています。
ハーブ系
ティーツリー
ティーツリーは18世紀頃、イギリスの探検家の間で茶葉の代わりに使われていたことからティーツリー(お茶の木)という名前がつけられたと言います。アロマとして使われるようになったのはつい最近のことです。
ペパーミント
また、喉や鼻のコンディションも良くしてくれるため、花粉症や風邪の時期にも大活躍!
スーッとした香りは虫が嫌うので、虫除けとしても使われるアロマです。
ユーカリ
また、喉や鼻のコンディションも良くしてくれるので、花粉症や風邪の時期になるとティーツリー、ペパーミントと合わせてよく使われるアロマです。
ローズマリー
体の作用では、血行や発汗を促すため、疲労回復としても活躍してくれるアロマです。
クラリセージ
名前の”Clary”(クラリ)は、クラリセージの種から採取した粘液で目の中の異物を取り除き、目をスッキリさせてくれたことからその名がつけられたと言います。
スイートマージョラム
マージョラムの温かみのある香りは、ギリシャ神話の女神 アフロディーテから与えられたという言い伝えも残されています。
エキゾチック系
ジャスミン
ジャスミンも、ネロリやローズのようにたくさんのお花からわずかな量しかとれない希少なアロマです。
イランイラン
その甘くエキゾチックな香りは、イライラや不安をそっと和らげ、神経を鎮めて心身のバランスを安定へと導きます。
植物療法の世界では、皮脂分泌を抑える作用があることから、脂性肌と乾燥肌の両方に使われており、頭皮を強壮します。
ベチバー
重くじっとりとした香りのベチバーは、グラウンディング(ヨガの世界で地に足をつけること)作用や、鎮静作用によってストレスを癒し、疲れた神経をそっと癒してくれる働きがあります。
ベチバーのアロマは揮発しにくいという性質をもっており、香水では香りを長く留めるための保留剤として使われているのが特徴です。
パチュリ
60年代頃からよく使われるようになったアロマで、香水ではベチバー同様、揮発しにくという性質をもつため、保留剤として使われています。
サンダルウッド
現在では、優れた鎮静作用のあるアロマとして、心の安定や、高ぶった心を落ち着かせるために使われています。
サンダルウッドも揮発しにくい性質を持っており、香水では保留剤として使われているのが特徴です。
樹木系
ジュニパーベリー
体を温める作用もあり、代謝を高めて老廃物の排出を促す効果もあるとされています。冷えやむくみなどの悩みを抱えた方におすすめのアロマです。
植物療法の世界では、皮膚の引き締めのために使われています。
サイプレス
比較的温暖な気候の地域で栽培され、南欧では庭園や寺院の鑑賞樹として植えられている樹木です。
樹脂系
ベンゾイン
バニラのような甘くこっくりとした香りをもち、幸福感を与え、悲しみや抑うつ感を和らげる働きがあります。
ミルラ
ミルラの香りは、神経を鎮静させ、意識をはっきりとさせる働きがあります。
また、ミルラには殺菌・防腐・乾燥の作用もあり、古代エジプトではミイラを保存させるために使われ、それがミルラの語源となったと言われています。イエス・キリストの誕生物語でフランキンセンス(乳香)と一緒に捧げられた香りとしても有名です。
フランキンセンス
フランキンセンスの香りは、心を平穏に保ち、穏やかに高揚させることで不安を和らげ、前向きな気持ちにさせてくれる働きがあります。
植物療法の世界では、皮膚を活性化させ、シワやたるみを予防するために使われています。
スパイス系
ブラックペッパー
ブラックペッパーは400年も前からシナモンやクローブと同じく”スパイス”として使われてきました。中世ヨーロッパでは貴金属と同じくらいの価値があるとされ、大変重宝されたスパイスです。
香水からアロマへ。香りの世界を深掘りしてみては?
香水で香りに興味を持った方は、香水に使われているアロマまで深堀りしてみると、自分がどの香りが好きなのか、また、その香りがどんな効能をもっているのかが分かり、より香りの世界に浸ることができますよ。
これからアロマを試してみようと思っている方も、ぜひこの記事を参考にしてアロマのお店に行ってみてくださいね!
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