寝香水とは
疲れた身体をお気に入りの香りで包むことで、ゆったりとしたベッドタイムを演出してくれます。
朝はふんわりと残った香りで目覚めることができ、昼間つける香水とは違った楽しみ方ができるのが特徴です。
寝香水のメリット
寝ている時も「美」を意識できる
そんな時でも綺麗でいたいという「オンナゴコロ」にも、香りは味方でいてくれます。
これは「女性たるもの、疲れていても美に励め!」という理性的な話ではなく、日常に追われて色んなことがおざなりになり疲労状態で眠りにつくことはありませんか?
そんな時、シュッとひと吹きお気に入りの香りをまとうことで、1日を好きな香りに包まれて眠り、ふんわりした優しい香りで目覚めることができるのです。
心地よい空間を得られる寝香水は、もちろん女性だけでなく男性にもおすすめできます。
TPOを気にせずつけられる
香水にはいくつかマナーがあります。
例えば食事の時なんかに強すぎる香りはNGですし、「香害」なんて言葉もあるくらい、香水の香りをよく思わない人もいます。
TPOとは少し違いますが、香水の匂いがきつくなってしまう事を防ぎたいという時にも、寝る前につけることをオススメします。
香水の香りは時間とともに変化していくものですが、どんな香水でも「トップノート」と呼ばれる香り立ちの部分が1番強く香ります。
夜のうちにつけることで、寝ている間にミドルノート・ラストノートを経て、翌朝にはほのかに優しく香らせることが可能ですので、香水を控えめに楽しみたいという方にもおすすめです。
使わなくなった香水を消費できる
こういった香水は処分に困ってしまうことが多いので、眠ってしまっている香水も多いでしょう。
それを寝香水としてまた利用する手としてもおすすめできます。
寝香水のつけ方
寝香水をつけるタイミング
理由としては、香水にはトップノート 、ミドルノート 、ラストノートという3段階で香りが変化します。
中でもトップノートは香りが1番強く出るため、寝る1時間ほど前につけると香りが落ち着いた状態で眠ることができるのです。
寝香水をつける量
香水によって香りの強さも違うので、試しながら寝香水を楽しんでみてください。
寝香水をつける場所
耳の裏・うなじなど
寝香水は周りに気を配る必要がないので、耳やうなじといった顔に近い上半身につけて香りを存分に楽しむことをオススメします。
ウエストや脚
そこで、控えめに楽しみたいという方にオススメするのはウエストや脚といった下半身です。
香水の成分はアルコールですので、肌の温度が高くなると揮発(きはつ)して香り立ちます。
ウエストなどの体温の高いところは、動きに合わせてふんわりと香りますので、「しっかり漂わせたいけれど、鼻に近すぎるのは酔ってしまう」という方にもオススメです。
パジャマ
香水によっては衣類につくとシミになってしまう可能性があるので、お使いの香水の取扱説明書をよく読み、ある程度遠くから吹きかけると良いでしょう。
枕などの寝具
しっかりと香りを感じたい方は枕元など、香りの強さは好みによって調節しましょう。
しかし注意していただきたいのが、香水によってはシミになってしまうということ。
そんな時は、「香水を付けたコットンを枕元に置く」という方法がオススメです。
付けすぎて周囲の寝具を汚さないように気をつけましょう。
寝香水の選び方
香りで選ぶ
例えば、ミントやレモンなどスースーとしたスッキリした香りはかえって香りが気になって眠れなくなることや、目が冴えてしまうことがあるかもしれません。
優しく華やかなフローラルノート、自然の落ち着いたウッドノートや、みずみずしい爽やかなグリーンノートなどがあります。
香りもさまざまな種類があり特徴も異なるので、気に入る香りを集めてその日の気持ちによって違う香りを試してみるのもおすすめです。
持続時間で選ぶ
パルファム/パルファン(parfum):5~7時間
オードパルファム/オードパルファン(eau de parfum/EDP):4~5時間
オードトワレ(eau de toilette/EDT) :3~4時間
オーデコロン(eau de cologne/EDC):1~2時間
オーデサントゥール(eau de senteur/EDS):1時間
香りが朝まで残りたくない方は持続力の弱いオーデコロンを、朝までしっかりと香りを残したい方はオードトワレを選ぶと良いでしょう。
ライトでカジュアルな香りが多いオーデサントゥールやオーデコロンから始めてみるのも手です。
寝香水の注意点|他のアイテムと香りが混ざらないように
ボディクリームやヘアオイルを無香料のものに変えるか、つけてから少し時間を置くことをおすすめします。
翌朝、寝香水の香りが残っているので、違う香水をつけるときは香りが混ざっても大丈夫なことを注意すると良いでしょう。
ベッドタイムに人気の香水12選
寝香水以外の香りグッズは?
肌が弱い方や香水を体や枕につけるのが嫌な方は、エッセンシャルオイルなどの芳香剤を空間に拡散させるアロマディフューザーがおすすめです。
最近では、エッセンシャルオイルの入ったシャンプーや、ファブリックにも使えるピローミスという枕専用にかけるミストもあります。
その他に、アルコールを含んでいない肌に優しく、ふんわりとした香りが特徴の練り香水もおすすめです。
持続時間は1〜2時間で、手に取りバームのように塗る量を調整してつけることができます。
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