春の匂いとは?
そもそも「春の匂い」がよくわからない人もいるでしょう。なにかしらの思い出の香りを春という季節に結び付けて記憶していて、その香りを「春の匂い」という言葉で連想する人もいるかもしれません。
つまり「これが春の匂いです!」と紹介することは難しいのですが、今回は「春の匂い」といって人々がよく連想する香りを3つ紹介しますね!
甘い花の香り
長い冬が終わり暖かい日差しの射す時間が多くなってくると、植物は芽吹き、徐々に花を咲かせていきます。
花の香りのなかでも、とくに上品で甘くさわやかな香りがどこからか漂ってくることが多いのも春の特徴。
ほかの季節にはない芳香は、まさに「春の匂い」ですよね。
ガスのような匂い
独特な花の匂いで、ガスのような匂いのほかにも、たくあんやラーメンの粉末スープの匂いを感じる人もいるようです。
ユニークな強い匂いははっきりと記憶に残りやすいので、春の匂いとして連想する方が多くいるのも納得ですね。
森林の香り
とくに初春に多いこの匂いは、暖かい日差しと緑の草木を想起させ、肌寒いのにもかかわらず初夏のぬくもりが愛おしくなりますよね。
春の匂いの正体と匂いの特徴
沈丁花
春のさまざまな花のなかでも強く香りを漂わせる沈丁花。夏のクチナシ、秋のキンモクセイとともに三大香木と言われています。
開花時期は2月下旬から4月上旬ごろ。爽やかで甘く上品な匂いに加え、丸い桃色の花が咲いている姿も春にぴったりのかわいらしさです。
ヒサカキ
3月~4月にかけて小さな白い花を下向きに咲かせる植物です。榊(さかき)の代用として神棚にお供えされることもあり、実用的な植物として重宝されていますが、その匂いの独特さから花を好ましく思わない人も多いのだとか。
サカキに比べて葉が小ぶりであることから「姫榊」と書くという説もあります。春によく似合うかわいらしい名前ですよね。
土の匂い
冬の間じっとしていた土が春の日差しで温められて発する匂いは、森林にいるような生命力のある匂いがします。
春雨の降った翌日にも、雨で湿った土が日差しに温められて似たような匂いがすることもありますよね。
ちなみにベチバーが使われている香水は「土の香り」に近いとされています。もし春の土っぽい匂いが好きであれば香りを試してみてはいかがでしょうか。
春以外の四季の匂い
では夏や秋、冬の訪れを感じさせてくれる匂いはどんなにおいなのでしょうか。
夏の匂い
また、1日を通して湿度が高いことが多いので、湿った空気の匂いを夏の匂いと認識している人が多くいそうです。
三大香木のひとつであるクチナシ(ガーデニア)が咲いていれば、その匂いも感じられそう。
秋の匂い
また澄んだ空気が鼻をかすめる感覚や、枯れ葉の乾いた匂いに感傷的な気分になる方も多いようです。
冬の匂い
冬に咲く花が少ないため、鼻で感じ取った冬の乾いた冷たい空気を、匂いとして記憶している人が多いようです。
また四大香木のひとつであるロウバイのあたたかな甘い香りを感じる方も多いのだとか。
春の訪れを感じさせる香水おすすめ3選
「春の匂い」がわかる方なら、自分の「春の匂い」に近い香水を探して春気分を味わってみてくださいね。
1.フローラル 4 シーズンズ「沈丁花」
トップノート | ローズウッド、ネロリ、レモン etc. |
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ミドルノート | 沈丁花、ローズ、ジャスミン etc. |
ラストノート | 沈香、ムスク etc. |
濃度 | EDT(オードトワレ) |
全体的に柔らかく香る様子は、春にひっそりとたたずみながらも上品に香りを感じさせる沈丁花そのもの。
フルボトル25mlに加えて、キューブボトル4mlや練り香水8gも発売されているので、香水初心者の方でもつけやすいですね。
2.アクアディパルマ「マグノリアノービレ」
トップノート | タンジェリン、ベルガモット、ペッパー |
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ミドルノート | ケンティフォリア ローズ アブソリュート、ピオニー、スミレ、スズラン |
ラストノート | ムスク、シダーウッドバージニア、アンバーグリス |
濃度 | EDP(オードパルファム) |
このマグノリアのクリーミーな香りは秋冬にあう重厚感を持ちますが、トップのシトラスと合わさることで春らしいウキウキした気分になれそうな輝かしい香りに仕上がっています。
香りをひと言でなんとも表しがたい高級感のある香りに挑戦することで、春の新しい挑戦にも勇気をもって挑めそう。
3.メゾンクリスチャンディオール「サクラ」
トップノート | グリーンノート |
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ミドルノート | サクラ、ローズ、ジャスミン、ヘディオン |
ラストノート | ミモザ、スミレ、ホワイトムスク |
濃度 | EDP(オードパルファム) |
ミドルでサクラのほかにもローズなどのフローラル系で優美な女性らしさを感じられる香りに移り変わり、パウダリーな温かみを持つスミレやムスクでしめくくられます。
日本のサクラからインスピレーションをうけて作られたこの香水は、香りの持続も短めで上品さがあるので、穏やかな日本の春の街並みを歩く女性にぜひ身につけてほしい香り。
春におすすめの香水のつけ方
まだ冬の名残が感じられる初春の乾いた空気に触れて乾燥している肌は、香りをのせても長続きしないことが多いです。
暖かくなってくる晩春には、体温が高くなり、汗をほんのりかいたりすることも多いですよね。体温が高いと香水は香りやすいです。
暖かくなった春には、汗をかきやすい場所は控えて少なめの量からつけるようにしましょう。
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