ディプティック「オフレジア」の香りを徹底レビュー!
ジャコベッティは調香界の反逆天使とも言われるように、自分自身の香りへの強いポリシーを持つ女性。
1990年に24歳の若さで自身の香水ラボを設立し、その後ディプティック、ラルチザン、エルメスなどからの調香の依頼を受けるようになりました。
1994年に世界初のイチジクの香水を生み出したのもオリヴィア・ジャコベッティです。
そんな彼女が生み出したディプティック「オフレジア」は、花の香りが大好きだけどいつもと少し違う香りを楽しみたい、人と違う花の香りを身に付けたいという人におすすめの香水です。
「オフレジア」はどんな香り?
軽やかで明るさに満ち、生命力を感じるホワイトフリージアの香りが主役。
フリージアには一般的にイエローやピンクオレンジ、赤紫色などさまざまな色があり、色によって香りも少しずつ違います。
なかでもホワイトフリージアは、純真さを感じさせる光沢感のある白い花で、爽やかな甘い香りの中にスパイシーさも感じることができます。
「オフレジア」はホワイトフリージアをメインに、カーネーションのフレッシュグリーンを感じる香りやペッパーの香りを加えることで、意外性のある花の香りを作り上げているのです。
フローラル系の香りが好きだけど、ローズやジャスミンのような一般的な花の香りではなく、いつもとちょっと違う香りを楽しみたい人におすすめ。
「オフレジア」を身にまとうことで、ノルマンディーの海岸線に群生するフリージアを眺めながら、旅しているような気分を楽しんでください。
トップノートは「ペッパー×ベルガモット」でスパイシーで甘さのある爽やかな印象
スパイシーで印象的なペッパーをトップノートに使用することで、フローラル系なのにすっきりした香りに意外性とわくわく感を感じさせます。
ペッパーの軽い刺激とスパイシーさだけでなく、ベルガモットやマンダリンの少し甘さのある爽やかな果実感はよりいっそうミドルノートへの期待を膨らませてくれます。
ミドルノートは「ホワイトフリージア×カーネーション」でフレッシュなグリーンも感じさせる甘い印象
トップノートのペッパーやベルガモットが誘ってくれるのは、ホワイトフリージアの軽やかな甘さとカーネーションのフレッシュなグリーンの香りです。
カーネーションやオレンジブロッサムのフレッシュな香りによって、新鮮なホワイトフリージアの花束に顔をうずめたかのように感じられるでしょう。
ラストノートは「ガイアックウッド×ホワイトムスク」で落ち着いた大人の印象
ガイアックウッドとは、カリブ海諸島やアルゼンチン、パラグアイなどに生息する野生の樹木です。サンダルウッドを感じさせる、ウッディでスモーキーな香りが特徴。
華やかなミドルノートの余韻を楽しみながら、ガイアックウッドやホワイトムスクの落ち着いた香りに移り変わっていく様子を味わうことができます。
ディプティックとは?
クリエイティブな3人の芸術家たちは、自然へのオマージュや高い美意識、自由な発想によって、独自のフレグランスを創り上げてきました。
「オフレジア」のようにフローラル系の香水にペッパーを使用する遊び心も、ディプティックらしさとも言えるでしょう。
ディプティックで創り出されるものは香水だけにとどまらず、1963年にはまだ珍しかったフレグランスキャンドルを発売しました。
フレグランスキャンドルは今やディプティックの代名詞とも言えるほど、世界中で人気を博しています。
「オフレジア」の口コミは?
「オフレジア」を気に入った人の口コミ
「フレッシュな生花の香りが甘すぎず良い」
「大好きでリピート3本目」
「ローズ系じゃないフローラルの香りが気に入っている」
「凛とした雰囲気を演出してくれる」
「まさにフレッシュな生花のような香りに包まれて大好きな香り」「いつも使うローズ系の香りとまた違ったフローラル」「リピートして愛用している」などの口コミが多く見られました。
これらの口コミをまとめると、「フローラル系の香りが好きだけど、甘すぎず爽やかさも欲しい人」「フレッシュな花束を抱えているように、いつも花の香りに包まれていたい人」にはおすすめの香りです。
甘い花の香りだけでなく、ペッパーやベルガモットのスパイシーさや甘酸っぱさが欲しい人にもぴったりの香水と言えるでしょう。
「オフレジア」が合わなかった人の口コミ
「フリージアの香りが一瞬だけで、ペッパーの香りの印象が強い」
「青臭い香りが気になってしまった」
「フリージアの香りというよりペッパーの印象が強かった」「付けてしばらくするとフリージアの香りがきつく感じてしまった」などの口コミが多く見られました。
これらの口コミをまとめると、「ペッパーなどのスパイシーな香りが苦手な人」「花の香りがきつめの香水が苦手な人」などには合わない可能性があるかもしれません。
もし「オフレジア」が合わないと感じたら、足首やハンカチに少量付けたり、他の香水と重ね付けをしてみるとよいかもしれません。
「オフレジア」と似ている香水は?
1.カルバンクライン「エタニティ」
程よく甘く、グリーン系のすっきりしたフレッシュさも感じるところは「オフレジア」と似ている点と言えるでしょう。
ラストノートではパチュリ、サンダルウッドなどの温かみのある落ち着いた香りが楽しめます。
2.ジョーマローン「イングリッシュペアー&フリージア」
トップノートはペアーの爽やかな香りから、徐々にフリージアの甘い香りに移り変わり、ラストノートではパチュリやウッド系の落ち着いた香りになります。
フリージアの爽やかな甘さと、ペアーのフレッシュさを感じたい人にぴったりの香水です。
3.ディオール「フォー エヴァー アンド エヴァー」
みずみずしくフレッシュな香りで、どんな女性にも愛される香りです。
スパイシーさやクセがなく好まれやすい香りなので、万人ウケしやすいフレグランスを探している人におすすめ。
【まとめ】「オフレジア」はどんな人・どんなシチュエーションにおすすめ?
「オフレジア」をおすすめしたいシチュエーション
2.特別な日にもデイリーユースにも
3.仕事終わりのデートや女子会に
「オフレジア」はフリージアをメインに、カーネーションやペッパーの爽やかなスパイスを感じる、明るい花の香りです。
春や秋の爽やかなシーズンにぴったり。甘すぎずくどくないので、夏場に使っても良いでしょう。
仕事終わりのデートや女子会のような楽しいシチュエーションに身にまとえば、気分を高めながら素敵な時間が過ごせそうですね。
「オフレジア」をおすすめしたい人
2.凛とした大人の女性でいたい人に
3.フレッシュな花束に囲まれているような空間を演出したい人に
「オフレジア」は甘いだけでなくスパイスがきいた、フレッシュな花の香りの香水です。
いつもと少しだけ違う印象のフローラル系の香りに包まれてみたい、という方におすすめの香水と言えるでしょう。
フレッシュな花束に囲まれた空間や、ノルマンディー地方のフリージア畑のような空間を演出したい人にもおすすめです。
爽やかな甘さのフリージアの香りは、いつもの時間、いつものファッションまでもグレードアップさせてくれそうですね。
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