ヒヤシンスってどんな香り?
新緑を想像させる爽やかさと、ほんのり甘いハチミツのようなエレガントさをあわせもった香りです。
ちなみにジブリの『ハウルの動く城』の原作では、ハウルがソフィーに声をかけるときにつけていたのがヒヤシンスの香りだと言われています。
新しいスタートへ踏みこむ春への期待感と祝福感を演出する上品な香りです。
ヒヤシンスってなに?
ヒヤシンスとは
和名では、香りが風に運ばれてくることから「風信子」や「飛信子」と呼ばれています。
紫や青、白、オレンジ、ピンクなどのはっきりとした鮮やかな花を咲かせるヒヤシンスは、春のガーデニングで人気の花のひとつとなっています。
ヒヤシンスにはオランダで品種改良されたダッチ系と、フランスで品種改良されたローマン系の大きく2系統あります。
ダッチ系のヒヤシンス | ローマン系のヒヤシンス |
・1本の茎の上にタテに小花を咲かせる ・水栽培がしやすい
・球根が自然に割れにくいので増やすことは難しい
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・ひとつの球根から出る複数の茎の上にヨコに花を咲かせる ・球根が自然に割れやすいので簡単に増えていく
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ヒヤシンスの注意点
家のガーデンや窓際など身近な場所でヒヤシンスを育てる場合は、お子さんや動物が口に入れないように気をつけましょう。
万が一、ヒヤシンスを誤飲しまった場合は、催吐処置(さいとしょち)や胃洗浄が必要な場合があるのですぐに病院に連絡をしましょう。
ヒヤシンスのおすすめ香水5選
1.エスカーダ「イビザ ヒッピー」
濃度 | オードトワレ |
トップノート | ライチ、洋なし、ブラックカラント |
ミドルノート | ウォーターヒヤシンス、ブルーフリージア、クランベリー |
ラストノート | アンバーライトサンダルウッド、ムスク、パッションフラワー |
モダンな女性像をイメージしたドイツ発のブランド、エスカーダが2003年に限定発売したフレグランスです。
ライチや洋なしのフルーティーさとヒヤシンスのフローラルさが、アンバーの暖かさで包まれキュートな印象を与えます。
自由の島として知られるイビザ島のカクテルのような弾ける愛らしくロマンティックな香りです。
2.エルメス「アマゾン ライト」
濃度 | オードフレーシュ |
トップノート | レモン、ベルガモット、グレープフルーツ、セージ、グリーンノート |
ミドルノート | ジャスミン、ローズ、リリーオブザヴァレイ、ヒヤシンス、フリージア |
ラストノート | サンダルウッド、ムスク |
スポーツやシャワーのあとにも使え、夏に活躍しそうな明るい印象を与えます。
レモンやグレープフルーツなどの柑橘系のフレッシュ感と、ローズやヒヤシンスの甘さが華やかさや優雅さを演出しています。
きれいなエメラルドブルーのボトルがより爽やかさを助長していますね。
3.バナナリパブリック「マラカイト」
濃度 | オードパルファム |
トップノート | ウォーターヒヤシンス、ペッパー、グリーンマンゴー |
ミドルノート | ウィンターペア、ローズ、カーネーション、ピオニー |
ラストノート | サンダルウッド、バニラ、ムスク |
優しい甘さのヒヤシンスを、ペッパーのスパイシーさとムスクの奥ゆかさが包みます。マンゴーやペアのフルーティーさと、ローズやバニラの濃厚な甘さがエレガントさを与えます。
鮮やかな緑色の天然鉱物「マラカイト」を思わせるボトルデザインは、高級感と気品を演出していますね。
輝きのある大人な女性を感じさせる香りです。
4.パコラバンヌ「カランドル」
濃度 | オードトワレ |
トップノート | ベルガモット、グリーンノート |
ミドルノート | ヒヤシンス、ホワイトローズ、リリーオブザヴァレー |
ラストノート | サンダルウッド、ガルバナム、ベチバー、オークモス、ムスク |
軽やかで爽やかなヒヤシンスやリリーと、ベチバーやオークモスなど多くのウッド系の香りが、クラシカルでシャープな印象を与えてくれます。
品の良いサボンのような清潔感ある香りが心地よいです。
5.ラルフローレン「ラルフロックス」
濃度 | オードトワレ |
トップノート | シトラスエナジー、スパークリングパッションフルーツ、キウィ |
ミドルノート | フリージア、ヒヤシンス、ホイップミルク、オレンジブロッサム、パームリーブス |
ラストノート | サンダルウッド、ヴィンテージウッド、アンバー |
パッションフルーツやキウィの弾ける香りと、ヒヤシンスやオレンジブロッサムの爽やかな甘さが元気を与えてくれます。
情熱的でいて愛らしい、自由なスピリットと反抗心を表現した香りです。
オレンジのボトルにブルーのキャップが染まり合いポップな印象ですね。
ヒヤシンスと似ている香りとは
ジャスミン
ジャスミンの香りは、ヒヤシンスのような爽やかで甘いエレガントさを持ち、ウッド系などさまざまな香りと相性が良いです。
香りが残りやすく、存在感のある優雅な香りがウキウキ感を与えてくれます。
スズラン
スズランの香りは、ヒヤシンスのような清潔感のある爽やかさを持ち、優しい甘さが広がるのが特徴です。
青葉のようなグリーンの香りと少し酸味のある甘さが、透明感のある上品さを演出します。
ヒヤシンスの香り以外の楽しみ方
家の中で育てて楽しむ
球根を植える時期は、少し肌寒くなる10〜11月頃です。
ヒヤシンスは、太陽の光と10℃〜20℃の適した寒さの中で、球根を植えてから3〜4ヶ月後の1月〜4月に開花します。
球根は、傷がなく重みがあり、すでに芽が出ている「芽出し球根」がおすすめです。
水栽培用とガーデニング向けの球根がそれぞれあるので、栽培方法に合った球根を選びましょう。
【水栽培のステップ】
1. ペットボトルやコップなどの容器に、球根の底に少しつくくらいの水を入れる
2. 日光が根に直接当たらないように、容器の下部分をアルミホイルやタオルなどで包む
3. 2〜3週間で発根するので、それまでは日の当たらない涼しい場所に置く
4. 週に1回ほどのペースで水を取り替える
5. すべての花が咲き終わり、水分が抜けるように枯れたら球根を処分する
6. 枯れた花と茎をカットするとつぼみが見えてくるので、また球根から育てることができる
花を楽しむ
他の切り花は、茎の先を水に入れながら茎を切る水切りを行いますが、ヒヤシンスに水切りは逆効果です。
ヒヤシンスは他の切り花と長持ちさせるための方法が違うので注意しましょう。
【切り花を長持ちさせるポイント】
1. ヒヤシンスの茎には栄養がある球根がついているので、切らずにそのまま花瓶に飾る
2. ヒヤシンスの茎は水につかっていると腐りやすくなるため、花瓶の水は少なめに
3. ヒヤシンスの茎は硬く、花の重みで折れてしまう可能性があるので、背が高めの花瓶を選ぶ
4. ヒヤシンスは暖かい空間で水をどんどん数ので、長く花を楽しみたい場合は涼しい場所に飾る
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