赤ちゃんの保湿は生まれてすぐから!

そのため新生児のうちからしっかりと保湿することで、様々な刺激から赤ちゃんの肌を守ることが大切なのです。
国立成育医療研究センターの研究では、新生児のころから保湿剤を塗ることで、アトピー性皮膚炎の発症リスクが3割以上低下することが分かっています。
またアトピー性皮膚炎が、食物アレルギーなどの疾患の発症誘因となることも判明しています。
つまり新生児期から保湿することによって、アトピー性皮膚炎とそれに伴うアレルギー疾患の発症率を減少させられるのです。
参考:世界初・アレルギー疾患の発症予防法を発見 | 国立成育医療研究センター
べビーローションやべビークリームなどの保湿剤を活用しよう
保湿アイテムの種類

上から水分量が多い順に並べています。
ベビーローション ベビーミルク
ベビークリーム
ベビーオイル
べビーワセリン
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ローションやミルクで赤ちゃんの肌に水分を補給し、クリームやオイルなど油分量が多い保湿剤でフタをしましょう。
ローションやミルクだけでもしっかり保湿できるので、まずはべビーローションやベビーミルクを購入しておけば大丈夫です。
低刺激の商品を選ぼう

化学的に合成された香料や着色料は、アレルギー反応を起こす原因になってしまうことも。またパラベンなどの防腐剤や保存料、鉱物油などが肌トラブルに繋がることもあります。
販売されている保湿剤には、安全性に問題がある物質が配合されていることはありません。
しかし赤ちゃんの肌のためには、できる限りシンプルな成分だけが配合されているアイテムを選びましょう。
赤ちゃんの保湿ケア基本セットはこれ!
まずはべビーローションやベビーミルクで保湿をして、冬の季節や乾燥が気になる部分にのみワセリンでフタをしてあげるといいでしょう。
種別名称 | 化粧品 |
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タイプ | ローション |
種別名称 | 化粧品 |
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タイプ | ワセリン |
赤ちゃんの保湿ケアの方法
タイミングや保湿剤の量、塗り方などを解説するので、参考にしてみてくださいね。
参考:乳幼児の肌を守ろう(3)「お風呂でのスキンケア」-まいにちスクスク|NHK
赤ちゃんの保湿のタイミングは?

最低でも朝と夜の1日2回は塗るようにしましょう。朝は着替えのタイミング、夜は入浴後がおすすめ。
お風呂上がりは、20分以内に保湿剤を塗りましょう。それ以上時間が経つと、角質層に含まれる水分量が入浴前よりも少なくなってしまいます。
水分を軽く拭き取ったら、できるだけ早く保湿剤を塗るようにしましょう。
赤ちゃんに塗る保湿剤の量は?

ローションを使う場合は、大人の手のひら2枚分の面積に対して、1円玉くらいの大きさの量を使うことが多いです。
クリームタイプを使う場合は、大人の指先から第一関節くらいまでの量が適量とされることが多いです。
赤ちゃんの肌がテカテカして、肌にのせたティッシュがくっついて離れないくらいを目安にしてください。
赤ちゃんへの保湿剤の塗り方は?

目や口のまわり、指のあいだや関節部分にもしっかり塗ります。
お風呂上がりの場合は、軽く水分を拭き取ってから保湿剤を塗ってください。
新生児期によくある肌トラブル
赤ちゃんの肌をしっかり保湿することで、肌トラブルの予防に繋がることもあります。欠かさず保湿をして、トラブルと無縁の肌を目指しましょう。
よだれかぶれ・おむつかぶれ

よだれを拭き取るときに、必要な皮脂まで奪ってしまったり、擦ることで刺激を与えてしまったりすることが原因です。
荒れてしまった部分から食べ物の成分が入り込むと、食物アレルギーの発症に繋がることも。
「おむつかぶれ」は、高温多湿になりやすいオムツの中で起こる炎症のひとつです。
汚れを拭き取るときの擦れなどが、ふやけた肌に刺激となり、炎症を起こしてしまいます。
「よだれかぶれ」も「おむつかぶれ」も予防の基本は、保湿することです。かぶれに繋がる前に、保湿をして綺麗な肌を保ってあげましょう。
参考:からだのケア (2)「赤ちゃんの肌」-まいにちスクスク|NHK
あせも

症状としては小さいポツポツができ、かゆみがあるのが特徴。
体温が高い子供は汗をかきやすいので、あせもになりやすいのです。
汗をかきやすい夏でも、皮膚を清潔にして保湿をしてあげましょう。
参考:乳幼児の皮膚トラブル (1)「スキンケアの基本とあせも」- まいにちスクスク|NHK
乳児湿疹

頭皮やおでこ、眉間や鼻のまわりなどにできる、黄色いかさぶたや発疹がおもな症状です。
1日に1回は、頭皮をシャンプーで洗うことが予防になります。
乳児湿疹を発症していても、頭皮やおでこ、鼻のまわり以外の部位は乾燥しやすいので、全身の保湿は継続してください。
ちなみに生後2~3か月を過ぎて皮脂の分泌がおさまると、発症しづらくなります。
参考:新生児から3か月児くらいの肌(湿疹等)について|千葉県医師会
その他(アトピー、じんましんなど)

アトピー性皮膚炎は、よくなったり悪くなったりを繰り返す、かゆみを伴う湿疹がおもな症状です。
じんましんは、数十分や数時間で消えることの多いかゆみを伴う発疹です。
皮膚の発疹以外に、嘔吐や呼吸困難感などの症状がある場合は、「アナフィラキシー」という緊急性の高い状況で救急車を呼ぶ必要があります。
アトピー性皮膚炎やじんましんに限らず、赤ちゃんの肌トラブルが頻繁に繰り返される場合は、1度病院に行ってみるといいかもしれません。
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