紫外線が髪に与えるダメージ

髪のキューティクルは紫外線のダメージを受けやすく、1度剥がれてしまうと髪の表面がまばらに。髪のごわつきや、指通りの悪さを引き起こします。
また長時間紫外線を浴びると、髪内部のタンパク質や水分が流出し、パサつきや枝毛、切れ毛といったトラブルにもつながりかねません。
ヘアカラーをしている場合は、紫外線からの影響をより受けやすく、キューティクルがボロボロに。色落ちが早まることもあります。
頭皮も同様に、紫外線を浴びると炎症やかゆみ、不安定な皮脂分泌などの症状が起きやすくなるでしょう。
日傘や帽子でカバーするのも大切ですが、髪用の日焼け止め製品を取り入れることで、より手軽にしっかりと髪を守ることができます。
参考:毛髪の紫外線ダメージ|日本化粧品技術者会誌
髪用の日焼け止めオイルとは?

オイルは高い保湿力もあるので、日差しで乾燥しやすい髪にうるおい補給できるのも魅力。
髪用の日焼け止めスプレーと異なり、オイルならではのしっとり感とまとまりやすさを楽しめます。
髪をサラサラに仕上げつつ、しっかりとうるおいをキープしたい人におすすめです。
スプレーは手軽にムラなく吹きかけられるので、こまめな塗り直しや外出先で使いたいシーンに適しています。
選び方のポイント
製品によってはSPF値/PA値など具体的な数値が表示されている場合があります。
屋外でのレジャーが多いならSPF値/PA値が高めのアイテムを、日常使いなら低めでもOKです。
・仕上がりや使用感
しっとりまとまるタイプか、サラサラ軽やかなタイプかは製品によってさまざま。
毛量が多い方や髪のごわつきが気になる方は、しっとりタイプがおすすめです。毛量が少なめの方や猫っ毛の方は、サラサラタイプがよいでしょう。
自分の髪質や好みの仕上がり感に合わせて選んでみてくださいね。
・香り
ヘアオイルは髪に残るので、香りも大切なポイント。
フローラルやフルーティ系、シトラスの香りなど、自分が使っていて心地よい商品を選ぶと毎日のヘアケアが楽しみになるでしょう。
・配合成分
天然オイル(アルガンオイル、椿油など)の有無や、補修成分(CMADK、コラーゲン、セラミドなど)の含有量もチェックしましょう。
髪のダメージ補修を重視したい場合は、毛髪補修成分入りを選ぶのがおすすめです。
UVカットヘアオイルおすすめ17選
1.ミルボン「エルジューダ サンプロテクト オイル」
SPF30/PA+++と高めのUVカット力があるヘアオイルです。
毛髪保護成分と天然由来エモリエント成分のオリーブオイルがたっぷりと配合されているので、紫外線ダメージから髪を守りながらケアできます。
軽やかなテクスチャーでベタつきにくく、さらさらとした仕上がりが魅力。
華やかなアクアティックムスクをベースにした香りで、やさしく上品な雰囲気をまとえます。
2.ミルボン「エルジューダ サントリートメント セラム」
SPF25/PA+++のUVカット力をもつヘアオイル。軟毛や細い髪でも重たくなりにくく、使いやすいと評判です。
バオバブオイル(毛髪保護成分)やCMADK(毛髪補修成分)配合で、紫外線によるパサつきを防ぎ、毛先までみずみずしく整えます。
しっとりなめらかな仕上がりが特徴なので、髪のごわつきが気になる方や、指通りのいい髪を目指したいという方におすすめ。
自然を感じられるフレッシュでほのかに甘い香りで、毎日のヘアケアタイムも楽しくなりそうです。
3.スティーブンノル「フォルムコントロール ヘアオイル W」
くせ・うねりが気になる人におすすめのヘアオイル。
UVカット成分にくわえ、ヒートプロテクト成分も含まれているので、ドライヤーやアイロンの熱からも髪を守ることができます。
スタイルキープ成分も配合しているので、長時間ヘアスタイルを維持したいという方におすすめ。湿気の多い日でも髪が広がりにくく、さらさらの指通りを実感できます。
フローラルフルーティムスクの香りは甘すぎず、みずみずしい印象。
ドラッグストアで手に入れやすい価格帯で、コスパがよいのも魅力です。
4.スティーブンノル「カラーコントロール ヘアオイル W」
UVカット効果とカラーケア機能を兼ね備えているヘアオイル。
カラーラスティング処方で、ヴェール状の膜が髪を包み込み、カラーの退色を防ぎます。
高浸透毛髪補修成分と内部補修成分のW配合で、なめらかな仕上がりに。
アルガンオイルやホホバオイル(保湿成分)が髪にうるおいを補給し、ダメージを受けた毛先までなめらかなツヤを与えてくれます。
華やかなフローラル系の香りと、べたつかない使用感も魅力。
カラーを頻繁にする方や、染めたての鮮やかな色を長くキープしたい方におすすめです。
5.パンテーン「エフォートレス UVカット ヘアオイル」
「髪の日焼け止め」をコンセプトに、強い紫外線から髪を守るUVカット・ヴェール処方を取り入れたプチプラオイル。
柚子とジャスミンの香りでリフレッシュ感あふれる使い心地が特徴です。
ビタミンE(コンディショニング成分)を含み、枝毛や切れ毛を防ぎながらうるツヤ髪を実現。
軽やかなテクスチャーで、オイル特有の重さが苦手な人やベタつかない使用感を求める人におすすめです。
6.ルシードエル「オイルトリートメント #EXヘアオイル リッチモイスチャー」
高圧処理したアルガンオイル(保湿成分)をたっぷりと配合しているヘアオイル。UVカット処方も兼ね備えているので、紫外線から髪を守ることができます。
しっとり感と軽やかさを両立していて、プチプラながら補修力が高いと評判。
なめらかなテクスチャーで、髪全体にスッとなじみやすいのも魅力です。ドライヤー前に付けて乾かすと、なめらかな指通りを実感できるでしょう。
防腐剤フリー、アルコールフリー、着色剤フリーの低刺激処方も特徴です。
フローラル系の香りがややしっかりめに広がるので、甘めの香りが好きな方におすすめ。
7.マー&ミー「ブラッシングオイルミスト」
ミルク由来の保湿・補修成分を2層式にしたヘアオイルミスト。
ブラッシング前にひと吹きするだけで、髪の絡まりをほどきつつ紫外線をカットしてくれます。
シアバター(キューティクルコート成分)配合で、髪にほどよいツヤ感を与えてくれるのが特徴です。
ベタつきの少ない軽やかな仕上がりで、子どもと一緒に使いやすいのもうれしいポイント。
アップルとピオニーのやさしく甘い香りを楽しめます。
朝の忙しい時間でも、ササっとUV対策できる手軽さが魅力です。
8.COCUU「メロウドロップ」
UVカット成分と生コラーゲン、オイルケラチン配合で紫外線ダメージをしっかりケアしてくれるヘアオイル。
自然由来成分が97%で作られているので、オーガニック志向の方におすすめです。重たくならずサラサラの質感に仕上がるので、軟毛の方やベタつきが苦手な方にも◎。
オレンジとパチョリをブレンドした香りは甘すぎず、男女ともに使いやすいのも魅力です。
9.ビオリス「ボタニカル スムースリペア ヘアオイル」
ビオリスの「ボタニカル」シリーズから発売されているヘアオイル。
オリーブ脂肪酸エチル(毛髪内部補修)やアーモンド油(キューティクル補修)など、植物由来のうるおい成分をブレンドしています。
UVカット成分も含まれているので、髪のダメージをケアしながら紫外線予防も◎
軽やかな仕上がりを重視した処方なので、サラサラ質感を求める人におすすめです。
ベルガモットとローズの爽やかで可愛らしい香りを楽しめます。ドラッグストアで手軽に購入できるのも魅力です。
10.いち髪「和草オイル」
和草由来のツバキオイルや米胚芽油などを配合し、髪を補修しながらUV対策できるヘアオイルです。
月見草油(うるおいまとまり成分)配合で、朝のスタイリングを長時間キープできるのも魅力。
使うたびに、するするとしなやかな手触りを実感できるでしょう。
山桜の透き通るような香りがほんのり漂い、和風テイストが好きな方におすすめ。
つけすぎるとやや重めですが、傷みやすい毛先までしっとりまとめたい人にはぴったりです。
ふわふわしがちな髪のまとまりをサポートし、ツヤのある仕上がりを目指せます。
11.ハホニコ「ジュウロクユツヤスプレー」
美容師向けブランドとして有名なハホニコのトリートメント「十六油」をスプレー状にしたツヤ出しヘアオイルです。
16種類の植物成分とツヤ補修成分が、髪表面を均一にコーティング。紫外線によるダメージやパサつきをケアしてくれます。
スプレータイプなので、手を汚さずにさっと使えるのが魅力。まとまり感とツヤ感を出したい時に重宝できるアイテムです。
ローズとムスクの香り付きですが、微香性なので、香りが強い製品が苦手な人でも使いやすいでしょう。
12.アリミノ「ケアトリコ アフタートリートメント オイル」
紫外線やドライヤー熱、ブラッシングによる摩擦など、あらゆる日常ダメージから髪を守ることができるヘアオイル。
硬い髪も柔らかく仕上げることができるエモリエント成分が含まれているので、しなやかな手触りを実感できるでしょう。
口コミでは、トリコフローラルの上品な香りも好評です。ベタつかず、しっとり感がほしい人や、香りを楽しみたい方にぴったり。
価格はやや高めですが、日常のスペシャルケアやプレゼントにもおすすめです。
13.プロスタイル「ニュアンスメイクオイル」
ゆるっとしたウェット感と束感を出すのに便利なスタイリングオイル。
UVカットとヒートケアを同時にできるのが特徴です。
保湿成分やツヤ・輝き成分を配合。多機能なのに、ドラッグストア価格でゲットできるコスパのよさが魅力です。
フルーティーフローラルの爽やかな香りを楽しめます。
テクスチャーは軽やかで、ニュアンスをつけたい時におすすめ。
ただしホールド力は控えめなので、しっかりと固めたいときは他のスタイリング剤と併用した方がよいでしょう。
14.BH4「ヘアオイル」
コラーゲンやセラミドなどの毛髪保湿成分を贅沢に配合し、紫外線ダメージから髪を守るヘアオイル。
しっとりサラサラのツヤ髪を実現できます。
湿気に負けにくいので、梅雨や夏に髪が広がりやすい方、パサつきが気になる方におすすめ。
ゼラニウムとマンダリンの明るく上品な香りを楽しめるでしょう。
15.SOLAMY「UVプロテクト ヘアオイル」
紫外線吸収剤やシルクプロテイン(毛髪補修成分)、シールドフラーレン(毛髪補修成分)配合のシャイニーダメージリペア処方が特徴のヘアオイルです。
カラーキープ成分のアビシニアンオイルも配合しているので、紫外線による髪の色落ちを防げるのも魅力。
保湿成分として、オリーブ果実油やヒマワリ種子油など5種類の植物オイルと、ビタミンC誘導体をブレンドしており、髪にうるおいを補給できます。
ベタつかず軽やかなセラム状で、軟毛でも使いやすいと好評。
爽やかなアクアティックガーデンの香りが洗練された印象で、男女ともに使いやすいでしょう。
16.エリップス「ヘアビタミン スムース&シャイニー」
1回使い切りのカプセル型ヘアオイル。
アルガンオイル(保湿成分)が髪にスッとなじみ、うるおいを与えることで紫外線から守ります。
髪の補修効果があるパルミチン酸レチノール配合で、パサつきやごわつきを抑え、サラサラ仕上がりになるのが魅力。
南国系の甘いフルーティーな香りが特徴的で、明るい雰囲気をまとえます。
使用量は、カプセル1粒でミディアムヘア1回分。旅行やお出かけ時の携帯用としても便利です。
17.HIMAWARI「プレミアムリペアオイル(スムース)」
サラサラな使用感で髪なじみがよいヘアオイル。ヒートプロテクト・UVカット・静電気防止の機能が備わっているのが特徴です。
付けたては、柑橘系の爽やかな香りが広がります。次第にひまわりをイメージしたフローラル調のあたたかい香りに変化。
上品で華やかな雰囲気をまとえます。
軽やかにまとまる仕上がりなので、髪の広がりを抑えたいけれど重たいのは嫌だという方におすすめです。
日焼け止めヘアオイルの効果的な使い方

基本的にはタオルドライした髪に適量を塗布し、その後ドライヤーでブローする流れがおすすめです。
毛先や表面など紫外線が当たりやすい部分に重点的になじませると、よりダメージを防止できるでしょう。
ヘアオイルは、つけすぎると重たくベタつきがちに。ショートヘアなら1プッシュ弱、ロングヘアなら1~2プッシュくらいを目安にしましょう。
髪に塗るときは、まず手のひら全体にのばしてからがおすすめ。
髪の内側に手を入れるようにして、手ぐしを通していくと全体にほどよく付けることができます。
日中こまめにつけ直したい場合は、手を汚さず使えるスプレータイプとの併用も◎。
また紫外線が強い時間帯(午前10時~午後2時ごろ)はとくに注意。UVカットの帽子や日傘もあわせて使えば、より万全に対策できるのでおすすめです。
もし髪が日焼けしてしまったら?アフターケア方法

髪や頭皮が日焼けしてしまったら、まずは冷たいタオルなどを使って冷やしましょう。
日焼け後の頭皮は敏感になりやすいので、そっとおさえるようにして炎症をおさえるのがおすすめです。
2.マイルドな洗浄成分のシャンプーを使う
アミノ酸系など刺激が少ないシャンプーを使って、地肌と髪をいたわるように洗いましょう。
熱いお湯よりもぬるま湯を使うことで、頭皮の乾燥を防ぎやすくなります。
3.濃厚ヘアトリートメントやヘアマスクで集中補修
紫外線を浴びた髪はキューティクルが開きがち。
ダメージ補修成分を含むトリートメントやヘアマスクをしっかりとなじませ、数分ほど置くとより効果的です。
4.タオルドライ後は、ヘアオイルやミルクで保湿
洗い流さないオイルやミルクを毛先中心に塗布してからドライヤーで乾かすのがおすすめ。
髪内部にうるおいを閉じ込めるイメージでケアしましょう。
寝る前も髪が濡れたままにならないようしっかりと乾かしてくださいね。
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