日焼け止めを塗る季節はいつから?そしていつまで?
しかし「日焼け止めを塗る季節は?」「いつから塗ればいい?」「いつまで塗るべき?」など、さまざまな疑問が湧いてくるでしょう。
紫外線は季節や天候を問わず1年中降り注いでいるため、日焼け止めは通年で塗っておくのがおすすめです。
紫外線は1年中降り注いでいる
日差しが弱い春や、暑い夏が過ぎ去った後の秋は「まだ日焼け止めは塗らなくてもいい」「夏にしっかり紫外線対策したから」と気が抜けてしまいます。春や秋は夏に比べると紫外線量は少なくなりますが、紫外線が夏並みに強くなる日もあるのです。
気が抜けて紫外線対策を怠ると紫外線で受けたダメージが蓄積し、気がついたときにはシミやくすみとなって現れることも。肌を徹底的に日焼けさせたくないのであれば、日焼け止めを塗る習慣をつけることが望ましいと言えます。
スキンケアを習慣的に行うのと同じように、日焼け止めも習慣化してしまえば「面倒」という気持ちも少なくなるでしょう。
また、紫外線は室内にいても窓から降り注ぐため、外出しない日でも注意が必要です。日焼け対策を習慣化できるよう、いつもの生活に取り入れてみてくださいね。
季節に合わせて日焼け止めを選ぶのがおすすめ
紫外線量は季節によって変動するので、1年間ずっと日焼け防止効果の高い日焼け止めを使う必要はありません。日焼け止めが肌に与える影響を考慮しつつ、季節に合わせて日焼け止めを使い分けるのがおすすめです。
また時間帯によっても紫外線の強さは変わります。9時頃から徐々に紫外線量が増えていき、12時~15時頃までがピークとなるので、紫外線の強い時間帯は日焼け止めを塗り直してから外出しましょう。
四季それぞれの紫外線量は?
【春】3~4月の紫外線量
沖縄では東京の夏と同じくらいの紫外線量が観測されているため、西日本に住んでいる人は3~4月でもしっかり紫外線対策を行いましょう。
【夏】5~8月の紫外線量
気象庁のデータによると、東京は8月の後半頃から少しずつ紫外線量が少なくなっていますが、沖縄は強い状態が続いているので、SPF・PA値が高めの日焼け止めが必要です。
また太陽が最も高い位置になるお昼の12時~15時は紫外線が強くなる時間帯なので、この時間帯は必ず日焼け止めを塗り直してから外出するようにしましょう。
【秋】9~11月の紫外線量
10月~11月は中等度の紫外線量の日もあれば弱い日もあるため、10月頃からは少しずつ肌の負担が少ない日焼け止めにシフトしてもよいでしょう。
沖縄や西日本では、夏に比べると紫外線量が減っているものの、11月の上旬あたりまで強い紫外線が観測されています。
西日本にお住まいの人は11月頃まではしっかり紫外線対策を行いましょう。
【冬】12~2月の紫外線量
沖縄や西日本でも12月~1月頃までは紫外線量も少なく、強くても中程度ですが、2月頃から紫外線が強くなってくるため注意が必要です。
季節ごとの日焼け止めの選び方
季節ごとの日焼け止めの選び方を紹介します。日焼け止めはSPF・PA値や落としやすさ、利用するシーンなども考慮しつつ、季節ごとに選んでみましょう。
春の日焼け止めの選び方
また春は花粉の影響で肌が敏感になりやすい時期でもあります。アレルギーで肌荒れしやすいという人には、紫外線吸収剤が含まれていないノンケミカル処方や、アルコールフリーの日焼け止めがおすすめ。
肌への刺激を抑えながら紫外線をガードできるので、花粉の影響で肌荒れしやすい人でも使いやすいでしょう。
花粉で肌荒れしてしまっている場合、専用のクレンジングを使わないと落ちないタイプの日焼け止めは肌への負担が大きくなってしまいます。石鹸やボディソープでかんたんに落とせるタイプの日焼け止めを選ぶのがおすすめです。
夏の日焼け止めの選び方
炎天下の海や山でレジャーを楽しむときや長時間の外出をする際は、SPF40~50+、PA+++~++++の紫外線を防止する効果が高い日焼け止めでしっかりガードしておきましょう。暑い夏は汗をかいたり、プールや海で遊んだりする機会も多いため、肌の密着度が高く、水に強いクリームタイプの日焼け止めがおすすめ。
汗をかいたりタオルで拭いたりすると日焼け止めが落ちやすいので、水気をしっかりとってから2~3時間おきぐらいの頻度でこまめに塗り直しましょう。
メイクをしている顔に塗り直す場合は、スプレータイプやパウダータイプを使うとかんたんですよ。スプレータイプは水着や露出度の高い服を着たときに、背中にも塗りやすいでしょう。
秋の日焼け止めの選び方
近年では秋でも気温が高い状態が続くこともあり、紫外線量もそれなりに多い季節です。
また秋は残暑が残っている時期と冬に向けて乾燥する時期があるので、時期によって日焼け止めを使い分けるとよいでしょう。残暑が残っている9月頃の時期は夏と同様にしっかり紫外線対策を行い、肌が乾燥しやすくなる10月頃からは保湿力の高い日焼け止めにシフトしていくのがおすすめです。
冬の日焼け止めの選び方
しかしスキーやスノーボードをしたり、雪の積もっている場所でのキャンプなどをする際は紫外線が雪に反射するため、紫外線の影響を強く受けます。SPF40、PA+++以上の日焼け止めで念入りに紫外線対策を行っておきましょう。
普段使いの日焼け止めには、保湿力のあるローションタイプやミルクタイプなど、肌の潤いが保ちやすい製品がおすすめです。
SPF・PAが強い日焼け止めは紫外線を防止する効果は高いですが、肌への負担がかかるため、紫外線の弱い冬は肌の負担が減らせる時期でもあります。冬は肌が乾燥しやすい季節でもあるので、しっかり保湿をしながら紫外線対策を行っておきましょう。
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