ほっとしたいリラックスタイムにぴったりな緑茶(グリーンティー)の香り
こんなことを感じたことはありませんか?
じつは、普段何気なく口にする緑茶には、リラックスタイムを演出させる効果があると言われています。
カラリア編集部が選ぶ「グリーンティー香水」10選
緑茶の文化はアジア圏が主流ですが、緑茶の香水は意外にもアメリカやヨーロッパなどが多いのが面白いところ!
普段から緑茶を飲む文化のない国が表現する緑茶は、日本人が馴染みのある渋みや苦みなどの香りとはまた少し違い、フルーツやお花で甘さを加えているのが特徴です。
海外に行くと、緑茶に砂糖を加えて楽しんでいることも多いので、その文化が香水にも当てはめられたのかもしれませんね。
また、緑茶を香料として使わず、ベルガモットとスパイスをブレンドさせて緑茶の香りを再現したりと、緑茶の香りの表現方法は香水によってそれぞれ。
今回は緑茶の香りが楽しめる、個性豊かな10種類の香水をお届けします。
ぜひ、お好みの緑茶の香りを探してみてください!
♡グリーンティーの香水①グリーンティ(エリザベス・アーデン)
〔トップノート〕レモン、ペパーミント、ベルガモット
〔ミドルノート〕グリーンティー、ジャスミン、カーネーション
〔ラストノート〕オークモス、ムスク、アンバー
つけたてから、グリーンティーの澄んだ香りをベースに、レモンやペパーミントが重なった爽やかな香りがふわっと広がります。そこから次第にジャスミンやカーネーションのほんのり甘さのあるフローラルが香りに透明感を与え、ラストには遠くで柔らかなムスクが香りをそっと包み込み、優しい香りを肌にそっと残します。
日本人の感じる”緑茶葉”の香りとは少し違い、ほんのり甘さのある香調ですが、爽やかさがベースとなっているのでくどくなることもなく、香り立ちも穏やかなので、日本のジメジメとした夏でも重くなくつけることができるフレグランスです。
♡グリーンティーの香水②オ パフメ オーテヴェール(ブルガリ)
〔トップノート〕ベルガモット、グリーンペッパー
〔ミドルノート〕カルダモン、グリーンティー
〔ラストノート〕ビーズワックス、トンカビーン
ベルガモットとカルダモンを組み合わせて、グリーンティーの香りを再現しました。
つけたてはややベルガモットのツンとしたシトラスが目立ちますが、少し時間を置くとマイルドになり、心地の良いグリーンティーの香りに落ち着きます。さらにビーズワックスやトンカビーンがグリーンティーのもつ特有のほんのりとした甘さを表現。スッキリとして澄み渡る緑茶の香りです。
♡グリーンティーの香水③イル オ テ(グタール)
〔トップノート〕シトラス、マンダリン
〔ミドルノート〕オスマンティス、グリーンティー、マンダリン
〔ラストノート〕ホワイトムスク
「イル オ テ」とは、お茶の島を意味する言葉で、島中に吹き抜けるやわらかな緑と限りなく青い海などのさまざまな香りが心に落ち着きをもたらす、その”寛ぎの時間”を現した香りです。
トップには爽やかなマンダリンやシトラスを取り入れ、ミドルからは澄み切ったグリーンティーに、オスマンティス(金木犀)のフレーバーをブレンドさせた、安らぎの香りへ。ラストには柔らかなホワイトムスクが優しく香りを包み込みます。
♡グリーンティーの香水④ビアンカ(トッカ)
〔トップノート〕ベルガモット、マンダリン、レモン
〔ミドルノート〕ローズペタル、ジャスミン、グリーンティー
〔ラストノート〕ムスク、シュガー
フレッシュなカットレモンが添えられたグリーンティーの香りが、ソーサーに巻き付けられたローズと、スプーンに置かれたシュガーの甘さと溶け合い、とびきりリフレッシュできる香りに落ち着きます。
初夏につけたくなるような、爽やかさ溢れるフレグランスです。
ビアンカが気になったら、こちらの記事もチェックしてみてください♪
♡グリーンティーの香水⑤モン ニュメロ9(ラルチザン パフューム)
〔トップノート〕レモン、コリアンダー、カルダモン
〔ミドルノート〕シクラメン、ターキッシュローズ、シソ
〔ラストノート〕ミルラ、ベチバー、パチョリ
トップノートは元気いっぱい!なレモンの立ち上がり。そこから次第に、コリアンダーやカルダモンなどのスパイスに、パチョリやシソといった深みのある土の香りが加わることで、落ち着いた印象のグリーンノートへ変化していきます。
グリーンティーの香水と言われるとやや疑問かもしれませんが、トップノートからミドルノートへ移り変わるとき、ほんのり緑茶のグリーンらしさを感じられるので、今回緑茶の香水としてセレクトしてみました。一風変わった緑茶の香りをお探しの方はぜひ。
♡グリーンティーの香水⑥ひょうげ(パルファンサトリ)
〔トップノート〕グリーンリーフ、セージ
〔ミドルノート〕ジャスミン、バイオレット、パチョリ
〔ラストノート〕ウッディ、アイリス
ほろ苦さを感じるグリーンのふわっとした泡立ちを想像させるトップ、ミドルからはほんのりパウダリックなジャスミンやバイオレットに、墨の香りにも似たパチョリが加わることで温かみのある香りに包まれます。
日本生まれのグリーンティー香水ということで、日本人なら馴染みのある淹れたて緑茶の香りを繊細なタッチで表現しました。ミドルからラストにかけて香るパチョリやウッディーは、茶室やお寺を思わせる和の雰囲気を取り込んでいるようにも感じます。
♡グリーンティーの香水⑦グリーンティー (キママラボ)
〔トップノート〕レモン、ベルガモット、リーフグリーン
〔ミドルノート〕グリーンティー、ミュゲ、ヒヤシンス
〔ラストノート〕ジャスミン、シダーウッド、モス
男女ともに普段使いしやすい“自然に香る“をテーマにした香水ブランドです。
ふんわり付けられる優しい香りは、香水初心者の方や、強すぎる香りが苦手な方にもおすすめ。
2020年春新作の「グリーンティー」 は、爽やかだけどしっかり和っぽい、タタミの様な香りを加え優しく落ち着く様な香りです。
♡グリーンティーの香水⑧アクア アレゴリア テアズーラ(ゲラン)
〔トップノート〕ベルガモット、レモン、ユズ、グレープフルーツ
〔ミドルノート〕グリーンティー、カモミール、ジャスミン
〔ラストノート〕ムスク、カロン、バニラ
香水名にもつけられている”テアズーラ”とは、青いお茶のことを指し、空色を映した湖のほとりでグリーンティーを味わうひとときをテーマに製作されました。
テアズーラの特徴は、グリーンティーにカモミールをアクセントに効かせたところ。
つけたてとともに、ベルガモットの芳醇な香りにグリーンティーが混ざり合った爽やかな香りがふわっと広がり、よく香りを吸い込んでみると、遠くでカモミールティーがほのかに存在し、グリーンティーの繊細な部分をそっと支えているのがわかります。ラストにはムスキーノートにバニラがセンシュアルに絡み合い、色気を伴って香りを締めくくります。
♡グリーンティーの香水⑨グリーンティー オーデ テ ヴェール フレッシュフレグランスウォーター(ロジェガレ)
〔トップノート〕ユズ、マンダリンオレンジ、グレープフルーツ
〔ミドルノート〕グリーンティー、ホワイト・フリージア、ジャスミン、リリーオブザバレー
〔ラストノート〕グリーンティー、シダーウッド、ガイアックウッド、アンバー
ユズやマンダリンなどの弾けるようなシトラスのトップから、グリーンティーをメインとした淡いフローラルがとびきり上品に顔を覗かせます。ラストにはウッディーノートが温かみを加え、繊細ながらも芯のある媚びない香りへと導きます。
♡グリーンティーの香水⑩エクラ・ドゥ・アルページュ(ランバン)
〔トップノート〕グリーンライラック
〔ミドルノート〕ピーチブロッサム、レッドピオニー
〔ラストノート〕ホワイトシダー、ムスク
香料にグリーンティーは含まれていないのですが、トップからミドルにかけて強くなるグリーン調が、なんともいえないほど緑茶のフレーバーを感じさせる香調です。
フローラルをメインに感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、つけたてから少し時間を置いたあたりで深く香りを吸い込んでみると、どこか緑茶にも似たニュアンスを感じることができます。
ランバンらしい軽やかな香りの中にも、ほんのりと緑茶を感じられる香調だからこそ、日本人にとって馴染みのある香水となったのかもしれませんね。
緑茶の香りをまとって、極上のリラックスタイムを演出してみませんか?
香水というと、どうしてもコスメティックなパウダリーフローラルをメインに考えてしまいがちですが、そんな”香水”が苦手という方にも、ストレスなく楽しんでもらえるのがお茶系香水の魅力。
COLORIA MAGAZINE(カラリアマガジン)では、緑茶系香水以外にも、紅茶の香りの香水の特集記事も掲載しています。お茶の香りがお好きな方はぜひ、こちらも合わせてチェックしてみてくださいね!
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