ラベンダーとは?どんな香り?

数本のラベンダー
まずはラベンダーの基本的な情報について、以下の3つの項目に分けてお伝えします。
・ラベンダーとは?
・ラベンダーの種類
・ラベンダーはどんな香り?
植物としてのラベンダーについてや、ラベンダーがどんな香りなのかをまとめました。

ラベンダーとは?

ラベンダーとはシソ科の植物で、今から2000年以上前である古代ローマの時代から使われている伝統的なハーブです。語源はラテン語で「洗う」を意味する「lavare(ラヴァーレ)」とされており、入浴剤として使われていました。
鮮やかな青紫色の花のイメージが強いですが、その濃さはさまざまです。また青紫以外にも、ピンク、ホワイト、イエローなどの花を咲かせる品種もあります。

原産地はフランスやスペインなどの地中海地域の国々で、高温多湿を嫌います。栽培する際には、水はけのよい涼しい環境に置くと良いでしょう。

見頃は初夏。ラベンダーが有名な北海道の富良野では、早咲きの品種で6月下旬から開花が始まり、遅咲きの品種を含めると8月上旬まで楽しめると言われています。

食べ物や飲み物、化粧品や石鹸などの香料として広く使用されており、生活にも馴染みのある植物です。

ラベンダーの種類

ラベンダーには約20種類の品種があり、その品種は以下のように大きく5つの系統に分けられます。

・アングスティフォリア系
・ラバンディン系
・ストエカス系
・プテロストエカス系
・デンタータ系

このなかでもっともポピュラーなのは、アングスティフォリア系のラベンダーです。代表的な品種に「イングリッシュラベンダー」「トゥルーラベンダー」「オカムラサキ」があります。粒のような花穂と、小さく細い葉が特徴。北海道のラベンダー畑で栽培されているラベンダーは、多くがこの品種の系統です。香りが強く、香料としてよく使われています。

つぎに代表的なのがラバンディン系。スーッとした香りで、精油として採れる量が多いため、たくさん栽培されています。
そのほかストエカス系は香りが弱く観賞用として人気、プテロストエカス系はドライフラワー向きなど、系統ごとに様々な特徴があるのです。

ラベンダーはどんな香り?

ラベンダーはハーブの代表格でありながら、フローラルの香りがすることで知られています。フローラルといっても、華やかな香りというよりはスッキリとした爽やかな香りが特徴です。

ハーブらしい土っぽさや草っぽさも感じられ、落ち着いた印象の香りと言えるでしょう。その落ち着いた香りから、睡眠時のアロマとしても有名です。

種類の項目でも少し触れたように、ラベンダーは種類ごとに異なる香りがします。精油としてよく流通しているラベンダー4種類の香りの特徴を以下にまとめました。

真正ラベンダー
一般的にイメージするラベンダーのこと。甘く柔らかい香りがする。
スパイクラベンダー
草っぽさや土っぽさの強い香り。ツンとした男性的な香り。
ラバンディン
さっぱりとした香り。甘さやフローラルっぽさは控えめ。
ストエカスラベンダー(フレンチラベンダー)
フレッシュさとフローラルが混ざった香り。ラベンダーでイメージする香りとは異なる個性的な印象。

上記のように、ラベンダーといっても種類によって香りは異なります。もしラベンダーの香りが苦手だと感じた場合は、種類を変えてみると好きな香りに出会えるかもしれません。

ラベンダーの香りの楽しみ方

ラベンダーの入ったお茶とラベンダーの束
日常のさまざまなシーンで楽しめるのがラベンダーの香り。ここではラベンダーの香りの簡単な楽しみ方から、少し工夫をした楽しみ方まで紹介します。

ラベンダーの香りがする香水を使う

香水でラベンダーの香りを楽しみたいときは、ラベンダーが商品名に入っている香水や、ラベンダーが入っていることを売り出している香水を選びましょう。

香水には香調(ノート)があり、時間の経過によって香りが変化します。ラベンダーはトップノートやミドルノートに分類されることが多い香料です。

つけた瞬間にラベンダーを楽しみたいときはトップノートに、周囲にラベンダーの香りを印象付けたいときはミドルノートに、ラベンダーが入っている香水を選ぶとよいでしょう。

ラベンダーのハーブティーを入れる

乾燥させたラベンダーの花にお湯を入れ、ハーブティーとして楽しむ方法です。

ラベンダーのハーブティーは香りが強いため、飲みづらい場合は他のハーブとブレンドすると飲みやすいでしょう。出がらしは入浴時に湯船に浮かべると2度楽しめます。

【ラベンダーハーブティーの基本的な作り方】
①ティーポットを用意し、ティースプーン1杯分の花に対して、カップ1杯分(150ml程度)のお湯を入れる
②3分ほど蒸らして出来上がり

ドライフラワーでポプリを作る

ポプリとはドライフラワーを使った芳香剤のことです。作り方は乾燥させたラベンダーの花を摘み取り、瓶や壺など好みの容器に入れるだけ。

ほのかに香るので、室内で柔らかい香りを楽しみたいときに最適です。透明の容器であれば花が見えるので、インテリアとしても楽しめます。
小袋に入れればサシェになり、クローゼット、鞄の中、車の中など、さまざまな場所での芳香剤としてもおすすめです。

ラベンダーの精油を化粧水やハンドクリームに混ぜて使う

精油を使って化粧品を自作することもできますが、既製品に精油を混ぜるとより簡単にラベンダーの香りを楽しめます。

ラベンダーの香りを楽しむなら、ベースの化粧水やハンドクリームは無香料のものが適しています。好みの質感の化粧品を、お気に入りのラベンダーの香りに変えて気分を高めましょう。

精油は直接肌に触れると刺激があるため、かならず精油の濃度が1%以下になるように混ぜるよう注意しましょう。

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ラベンダーと相性のいい香りは?

ラベンダーのある机の上で香りを調合する
比較的どの香りとも相性がいいラベンダーの香りですが、とくにラベンダーと近い香りを選ぶとよくマッチします。ここでは「カモミールなどのフローラル系」「レモンやオレンジなどのシトラス系」について紹介します。

カモミールなどのフローラル系

フローラル系の香りがするラベンダーは、やはりフローラル系の香りと相性が抜群です。その中でもおすすめなのがカモミール。まろやかな甘い香りのするカモミールは、ラベンダーの香りと調和しリラックスしたいときにぴったりです。

レモンやオレンジなどのシトラス系

フローラル系の香りの中にスッキリとした印象もあるラベンダーを、さらにスッキリとした香りにするならシトラス系の香りとブレンドしましょう。
夜に使うイメージの強いラベンダーですが、シトラス系とのブレンドなら仕事中や勉強中など、集中したいときにもおすすめです。

まとめ

ラベンダーの香りはフローラル系でありながら、スッキリとした印象であることがわかりました。一般的な香料なので、香水で、ハーブティーで、アロマで、といったようにさまざまな香りの楽しみ方ができます。

ラベンダーは品種で香りが異なるので、ラベンダーの香りを試してみたい場合は、香水やアロマを何種類か試してみるのがおすすめです。そうするときっと好みのラベンダーの香りが見つかりますよ。

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監修: カラリア編集部

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