アロマディフューザーってどうやって使うの?種類ごとの使い方とお手入れ方法を紹介!
でも、一口にアロマディフューザーと言っても、種類はじつにさまざまです。
自分のお家にはどんなアロマディフューザーが合っているのか分からなくなってしまうこともあるかと思います。
今回は、アロマディフューザー選びに迷った方に向けて、アロマディフューザーの種類ごとに分けて、メリットやデメリット、そして使い方やお手入れ方法をご紹介します。
アロマディフューザーの種類は大きく分けて3つ!
①水を使うタイプ(超音波式)
②水を使わないタイプ(噴射式・気化式)
③熱を加えるタイプ(アロマランプ・アロマポット)
それぞれ使い方はもちろん、香りが届く範囲も違います。
使うお部屋の広さや、香りの強さの好みによって、あなたのお家にあったアロマディフューザーを選んでみましょう!
①水を使うアロマディフューザー(超音波式)
・超音波アロマディフューザー
家電量販店はもちろん、インテリアグッズを扱うお店でもよく目にしませんか?
超音波タイプのアロマディフューザーは、超音波の振動を利用して、水に垂らしたアロマを拡散させます。
火を使わないので、小さな子どもがいるご家庭でも安心して使えるほか、アロマオイルも数滴で十分なのでオイル量の節約にもなるのがメリット。
ただし、タンク内に雑菌がたまりやすく、定期的なお手入れが必要となります。
①タンクに規定の量の水を入れる
②アロマオイルを数滴垂らす
③スイッチを入れる
〔お手入れ〕
・タンクの水を全て排水する
・本体からアダプターが取り外せる場合は取り外す
・ぬるま湯で薄めた中性洗剤を布やキッチンペーパーなどに含ませ、タンク内を拭き取る(細かい部分は綿棒を使うとキレイに拭き取ることができます。)
・タンクに水を入れ、30分ほどつけっぱなしにする
・排水し、乾拭きしてよく乾燥させる
②水を使わないアロマディフューザー(噴射式・気化式)
【噴射式】ネブライザータイプ・アロマドロップ
・「ネブライザータイプ」:アロマオイルのボトルを直接セットできる
・「アロマドロップ」:本体にアロマオイルを垂らす
噴射式は、アロマオイルを薄めず、原液のまま吸い上げ、自動で噴射してくれるディフューザーです。
超音波のように水で薄めずに使うので、アロマ本来の香りが楽しめ、香りが届く範囲も広いのがメリットですが、オイルの消費が早いのでコスパはあまりよくありません。
アロマ初心者さんより上級者さんにおすすめです。
・ネブライザーアロマディフューザー
アロマのボトルをそのままセットできるので、超音波タイプのようにボトルを開け閉めする手間がなく、水で薄めないのでアロマ本来の香りを楽しめるのがメリットですが、アロマを吸い上げるためのノズルにオイルが詰まりやすいので、定期的にエタノールを使用してのお手入れが必要となります。
①アロマオイルのボトルを本体にセットする
②スイッチを入れる
〔お手入れ〕
・ディフューザーにセットできるサイズのボトルに無水エタノールを2/3ほど入れる
・部屋を換気する
・約1時間噴射させる
・エタノールがなくなったら完了
・アロマドロップ
超音波タイプと同じようにアロマオイルを垂らして使用するので、ネブライザータイプと比べるとオイルの消費は早くありませんが、ネブライザータイプと同じように詰まりを起こしやすいので、定期的にエタノールを使用してのお手入れが必要となります。
①フラスコにアロマオイルを数滴垂らす
②スイッチを入れる
〔お手入れ〕
・フラスコに無水エタノールを入れる
・部屋を換気する
・エタノールがなくなるまで噴射させる
もしくは、エタノールでの振り洗いを行います。
【気化式】アロマストーン・リードディフューザー・送風タイプ・プラグタイプ
水も火も使わないので、小さな子どもがいるご家庭でも安心して使用でき、比較的値段も安いのがメリット。ただし、香りの範囲が狭く、ものによってはカートリッジを交換するなどの手間がかかることもあります。
・アロマストーン
用意するものはアロマオイルだけでOK、使うときもただオイルを垂らすだけで良いので、使い方がとても簡単なのがメリットですが、香りの範囲が狭く、広いお部屋だと香りをあまり感じられないこともあります。
また、使い続けているうちにアロマオイル由来の茶色いシミがついてしまったり、香りを気軽に変えることができないので、日々、違う香りを楽しみたいという方は香りごとにアロマストーンを用意する必要があります。
①アロマストーンに5〜10滴ほどアロマオイルを垂らす
こちらの記事では、無印良品のアロマストーンの使い方をレポしています!
気になった方はこちらもチェックしてみてくださいね。
〔お手入れ〕
・柔らかい布や、ティッシュなどでストーンを拭き取る
基本的に水洗いはNGなので、乾いた布で拭き取るようにしましょう!
・リードディフューザー
こちらもアロマストーンと同じように、用意するものはリードとアロマオイルだけでOKなので、手間もあまりかからないのがメリットですが、うっかり転倒させてしまったときにオイルが溢れて机や床などを汚してしまうことがあるので注意しましょう。
・アロマオイルのボトルにリードを差し込む
リードの吸い上げが弱くなったと感じたらリードを交換するようにしましょう。
・送風タイプ
アロマディフューザーの中ではコンパクトなサイズ感なので、持ち歩いて使えることから最近人気のタイプですが、香りを変えるたびにカートリッジを交換しなくてはいけないので、日々違う香りを楽しみたい方はやや手間に感じるかもしれません。
・本体のフタを開き、カートリッジにアロマオイルを数滴垂らす
・カートリッジをセットし、蓋を閉める
・スイッチを入れる
香りを変えたいときにはカートリッジを交換するようにしましょう。
・プラグタイプ
種類はあまり多くありませんが、カートリッジをセットするだけでOKなので、難しい操作がなく、手が汚れてしまうこともありません。
アロマがなくなったら交換するだけでOKです。
③熱を加えるアロマディフューザー(加熱式)
・アロマランプ
香りの範囲は広くはありませんが、ランプの光とともに穏やかな香りを楽しめるのが魅力的。
プラグタイプのように、コンセントにそのままつけられるものもあり、ベッドの近くで使えばフットライトとしても活用できます。
①アロマランプの窪みにアロマオイルを数滴垂らす
②コンセントに差しこみ、スイッチを入れる
〔お手入れ〕
・無水エタノールを含ませた柔らかい布やキッチンペーパーでランプの窪みを拭き取る
・アロマポット
こちらもアロマランプ同様、香りの範囲は広くはありませんが、キャンドルの柔らかい光や揺らぎとともに穏やかな香りを楽しめるのが魅力的。
火を使うものなので、周りに燃えやすいものを置かず、平らな場所で使うようにしましょう!
①受け皿に水、またはお湯を7分目まで注ぐ
②アロマオイルを数滴垂らす
③キャンドルをキャンドルホルダーにセットし、火を灯す
〔お手入れ〕
・無水エタノールを含ませた柔らかい布やキッチンペーパーで受け皿を拭き取る
使い方から自分に合ったアロマディフューザーを選んでみよう
また、ディフューザーによっては香りの届く範囲も違うので、使いたいお部屋ごとにディフューザーを変えてみるのも良いですよ!
日々アロマを活用しているカラリア編集部の自宅では、寝室に超音波アロマディフューザー、トイレにアロマストーンを置いて、それぞれで違う香りを楽しんでいます。
ぜひ、この記事を参考にしてアロマディフューザーを選んでみてくださいね!
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