「柔軟剤」を正しく使えていますか?

近年、柔軟剤はさまざまな製品が開発されています。
色・香り・使用方法なども幅広く、なかには使うたびに今度は違う香りを試してみようかな♪とお買い物を楽しまれる人もいるのではないでしょうか。

しかしその柔軟剤、「ただ入れているだけ」にはなっていませんか?

柔軟剤は衣類の柔軟性を高めるための仕上げ剤です。
正しい使い方や効果を知れば、さらに気持ちの良い洗濯時間、洗濯仕上がりとなりますよ!

柔軟剤の効果とは

柔軟剤による効果は主に7つです。

1、衣類を柔らかくする
2、香りづけができる
3、防臭&消臭
4、ニオイ菌の繁殖を防ぐ
5、静電気ガード
6、速乾
7、仕上がりをよくする


柔軟剤の基本的な効果と役割は、その名の通り衣類を「柔らかくすること」です。
柔軟成分が繊維の表面に付着することでなめらかになり、仕上がりがふわふわになります。
繊維同士が重なっても摩擦が起きにくくなるため、静電気の発生を抑えることができます。

さらに柔軟剤には「香料」「抗菌剤」が含まれているものがあります。
香料により衣類に香りづけができたり、抗菌剤によってニオイの原因となる菌が増えるのを防ぐことができます。

柔軟剤でただ単に香りを付けているというだけではありませんので、
無香料であっても消臭や防臭ができる製品がたくさん開発されています!

特に速乾性のある柔軟剤を使うことで脱水後の水分が衣類に残りにくくなるという効果もあります。
洗濯物が早く乾くので、ここでも生乾き臭のもととなるニオイ菌の発生を抑えることができます。

結果、衣類の仕上がり、着心地がよくなるという効果に繋がっていきます。

柔軟剤を使用できる衣類って?

基本的には、おうちで洗えるような衣類であれば使用できます。
しかし柔軟剤を使ったほうが良いものと、使わなくても良いものがあります。

柔軟剤の効果から、特に「上着」などには有効的です。
特に衣類にコーティングをし静電気の発生を抑える効果から、花粉やPM2.5が静電気に吸着するのを防ぐことができます。
花粉症の方には特に嬉しい効果ですね。

また上に羽織るものですので、良い香りを一層引き立てられます。

反対に、使わなくても良いものと言われているのは下記の3つです。
・タオル
・肌着など汗を吸い取る衣類
・ベビー服(敏感肌の方のインナーなど)


コーティングがされるということは、同時に水分も弾くようになるため
タオルや肌着類の生地によっては吸水性が低くなります。
よって柔軟剤を使わないほうがふんわりとした肌触りに感じ、吸水性も期待できます。

多くの柔軟剤は「界面活性剤」が使用されています。
柔軟剤自体が日々使用する衣類に使うものなので、刺激を少なくするように作られています。
しかし100%安心というわけではありません。

お肌のデリケートな赤ちゃんや、敏感肌の方は刺激を感じ肌トラブルを起こす可能性があります。
柔軟剤を必ずしも使用しなくてもいいですし、そのほうが安心とも考えられます。

しっかりと洗濯物を分類し、用法用量を守って柔軟剤を活用していきたいですね。

【洗濯の仕方】柔軟剤を効果的に使おう!

柔軟剤をただ入れているだけではもったいない!
柔軟剤の成分を理解し、使うタイミングやどう洗濯を行うかに気を付けるだけでも効果的になります。

「いろいろ試してきたけれど、いまいち効果を発揮しない・・・」なんて思いを経験してきた人は、これまでの使い方を見直すことで、もしかしたら節約にもつながるかもしれません。

洗濯方法に合わせた「柔軟剤を入れるタイミング」

まずは洗剤と、柔軟剤の関係性についてです。

この2つは分かりやすい例えとして、
洗濯用洗剤=シャンプー/柔軟剤=リンス(コンディショナー)とすることがあります。

洗剤で汚れを落とし、柔軟剤で衣類を仕上げます。
実はどちらもに界面活性剤が使用されていますが、効果は異なります。

洗剤の界面活性剤は「-(マイナス)」
柔軟剤の界面活性剤は「+(プラス)」と、電荷が違います。

要は2つを同時に投入してしまうと、それぞれが打ち消されてしまい本来の効果を発揮しなくなってしまいます。
(「柔軟剤入り洗剤」というものも開発されていますが、あとから柔軟剤が溶ける仕組みにしっかりとなっているんです!)

下記ではお使いの洗濯機・洗い方別に、柔軟剤を使った正しい洗濯方法をご紹介します。

●全自動洗濯機

全自動洗濯機の場合は、洗剤・柔軟剤を同時にスタートボタンを押す前に入れます。
専用の投入口に入れることで、洗濯機が自動で柔軟剤を最後(すすぎのタイミング)に投入するようになっています。

投入口はお使いのメーカーによって異なりますのでよく確認してみてくださいね。

●二層式洗濯機

二層式(手動)洗濯機の場合は、洗剤類の投入口がないことが多いです。
ご自身で直接洗剤、柔軟剤を投入します。

柔軟剤を入れるタイミングは「最後のすすぎの前」です。
入れる際には一度水を止めて、柔軟剤をきれいな状態の水に溶かしてからすすぎましょう。

●手洗いの場合

手洗いの場合も、二層式洗濯機と同じようにご自身で洗剤類を投入します。
柔軟剤を入れるタイミングは同じく「最後のすすぎの前」です。

手洗いですので、しっかりと洗剤で汚れを落とすことが重要です。
きれいな水を使用し時間をかけて丁寧に行い、浸け置きの時間を取るとより柔軟剤が効果的になります。

【これには注意】柔軟剤の間違った使い方

柔軟剤を入れるときにやってしまいがちなのが、「柔軟剤を多く入れてしまう」ことです。
たくさん入れたとしても、より高い効果が出るわけではありません。

それどころか肌への刺激を強く感じてしまう可能性があります。
今では「香害」という言葉が生まれたほど、過剰な香りに苦しむなどのデメリットに繋がりかねません。

必ずしも毎回同じ量が指定されるわけではないので、
お使いの洗濯機のメーカーや、使用する製品に記載される量をしっかりと守るようにしてくださいね!

参考までに、全自動洗濯機の場合にはタテ型とドラム式があり
タテ型:洗濯物の重量に合わせた水量によって柔軟剤の量を設定
ドラム式:洗濯物の重量に合わせて柔軟剤の量を設定(使用する水の量を少なくするようにできているため)

こんなふうに計算がされていますよ。

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まとめ

今回はお洗濯のお供、柔軟剤についてご紹介しました。
正しい柔軟剤の使い方で、明日からのお洗濯がより一層楽しく良い仕上がりとなりますように…♪

おすすめの柔軟剤について、こちらの記事でご紹介していますのでぜひ参考にしてみてください。

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注意事項

※ 掲載されている情報は記事執筆時点のものです。最新情報は公式ホームページなどでご確認ください。

※ 掲載商品はこちらで紹介した効果・効能を保証したものではありません。ご購入の際は、各商品の公式サイト等をご確認ください。

※ 入浴剤にダイエットやデトックス効果が認められている商品はありません。

※ 「美白」は、メラニンの生成を抑え、しみやそばかすを防ぐことを指します。

※ 「日焼け防止」とはメラニンの生成を抑え、日やけによるしみ・そばかすを防ぐことを指します。

※ 「エイジングケア」とは、老化防止のことではなく年齢に応じたケアのことで、年齢を重ねた肌にうるおいを与えることを指します。(ボディクリーム等の記事に導入)

※ 「エイジングケア」とは、若返りを意味するものではなく、頭皮や髪を清潔に保ち、毛髪にうるおいやハリ・コシを与えることを指します。(シャンプー等の記事に導入)

※ 「浸透」とは、角質層への浸透を指します。

※ 「髪への浸透」とは、角化した毛髪部分の範囲内への浸透を指します。

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