お風呂にアロマオイルを直接いれてもいい?
アロマオイルの種類に関わらず、原液を直接お湯に入れないようにしてください。
アロマオイルは油分でできているので、お湯に混ざりにくい性質があります。バスタブの中でしっかり混ぜても、オイルが分離し、お湯の表面に浮いた状態に。
そのため原液が肌に付着して、刺激を与えてしまう恐れがあります。
赤みやかゆみ、ヒリつきなど、肌トラブルの原因になるので、とくに敏感肌の方は注意が必要です。
お風呂に使用するときは、精油であることを必ず確認しましょう。精油は植物から抽出された天然成分なので、お風呂に入れること自体は問題ありません。
一方、精油以外のアロマオイルは、化学物質や合成香料などを使用して作られています。これらは、肌に付けるためには作られていないので、お風呂やマッサージなどでは使用しないようにしてください。
お風呂でのアロマオイルの使い方
【ポイント】 ・アロマオイルは必ず希釈する
・使用量は最大5滴まで
・ゆったりリラックスしたい場合のお湯の温度は、38℃前後
・眠気を覚ましたい時は、40~42℃がおすすめ
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植物油と混ぜる
植物油はキャリアオイルとも呼ばれ、100%天然のオイルです。なかでも香りの無いホホバオイルや、マイルドなスイートアーモンドオイルがおすすめ。
アロマオイルの刺激から肌を守るだけでなく、肌の保湿効果も期待できます。
使用量は、植物油小さじ1程度に対してアロマオイル2〜3滴。混ぜ合わせてからお湯に溶かして使うようにしましょう。
無水エタノールと合わせる
無水エタノールとは、消毒用のアルコールと比較して水分量が少なく、純度の高いエタノールのこと。香水を作るときに香料を薄める用途としても使われています。
使用量は、無水エタノール5mlに対し、アロマオイルは最大5滴まで。混ぜ合わせてからお風呂のお湯に溶かしてくださいね。
乳化剤を使用して、アロマオイルを薄める
乳化剤を選ぶときは、原料や成分を確認し、天然由来のアイテムを選びましょう。
使用方法は乳化剤の種類により異なるので、使用量を必ず確認後、適量を混ぜてからお湯に溶かしてくださいね。
お風呂でアロマオイルを使うときの注意点
肌に直接アロマオイルを塗らない
原液のまま直接肌に触れると、赤みやかゆみのほか、やけどのような症状が現れる可能性があります。
アロマオイルが直接肌に付いてしまった場合は、流水でしっかり洗い流すことが大切です。
万が一、赤みやかゆみなど皮膚に異常が見られた場合は、速やかに皮膚科を受診してください。
乳幼児には使わない
また高齢者に使用するときも注意が必要です。皮膚への影響だけでなく、誤飲や、目に入るなどのトラブルが起こる可能性も考えられます。
そのほか、妊娠中の方や、病気の治療中で薬を服用している方は、担当医師に相談のうえ使用するようにしてください。
アロマオイルの選び方
お風呂に向いているアロマオイルは?
【お風呂に適しているおもなアロマオイル】 ・カモミール
・ラベンダー
・ローズ
・ネロリ
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ラベンダーはハーブ調のすっきりとしたフローラルの香りです。ほのかに土っぽさや青みを感じられるので、落ち着いた香りが好みの方にぴったり。睡眠前のバスタイムに安らぎを与えてくれます。
華やかで優雅なローズのアロマオイルは、女性に人気の香りです。芳醇なフローラルの香りに包まれた、贅沢なバスタイムを楽しめるでしょう。艶っぽいエレガントなフローラルが好みの方に最適です。
ネロリは、爽やかなオレンジとフローラルが調和したような透明感のある香り。凛とした気品の中にほのかな青みを感じるので、清楚で上品な香りが広がるでしょう。ゆったりとした香りは、男女問わず人気です。
お風呂に不向きなアロマオイルは?
柑橘系はオレンジ、ベルガモット、レモン、グレープフルーツなどの香りを指します。
柑橘系のアロマオイルは、紫外線に当たると肌にダメージを与えやすい「光毒性」という性質を持っている点が特徴。アロマバスをした後に、外出する場合は注意が必要です。
ヒノキやスギなど針葉樹のアロマオイルにも、刺激成分が含まれています。敏感肌の方や妊娠中の方は使用を控えた方がいい種類もあるので、注意してください。
一般的にスパイス系やミント系も、皮膚への使用は不向き。
とくにシナモンやクローブなどスパイシーな香りや、タイムやペパーミントなどツンとした香りを持つオイルは、皮膚に刺激を与えます。
すっきりとした香りを楽しみたい方は、使用量を少なくし、肌に触れないよう芳香浴で楽しむ方法がおすすめです。
おすすめのバスオイル2選
1.SHIRO「サボン バスオイル」
トップノートには、オレンジやライチなどのジューシーなフルーツの香りが広がります。
次第にローズやジャスミン、スズランなど、優美で透明感のあるフローラルが一斉に花開く印象です。
ベースにムスクを使用しているので、石鹸のような清楚な香りを最後まで楽しめます。ラストは、アンバーやウッディが香りに深みをプラス。落ち着きのある雰囲気に変化します。
ヒマワリ種子油とシアバターが配合されているのが特徴。乾燥が気になる季節でも、うるおいのヴェールを保ち、しっとりなめらかな肌に整えてくれるでしょう。
2.生活の木「ブレンドバスオイル ストーリーテリング」
コモンセージのすっきりとした香りと、ハーブと柑橘類が調和したシスタス。さらにグリーンとフローラルのエッセンスをあわせ持ったホーリーフを調香し、豊かで深みのある香りに仕上げています。
植物由来の保湿成分を配合しているので、肌に優しくしっとり保湿。ナチュラルな香り立ちを楽しみながら、全身をうるおいで満たしてくれます。
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