DIOR「ピュア プワゾン」の香りを徹底レビュー!
数多くの香水を手掛けたカルロス・ベナイム、ドミニク・ロピオン、オリヴィエ・ポルジュという、3人の調香師によって作られました。
コンセプトは「純白に秘めた100%の毒」。
「毒をもって毒を制す」という挑発的ともとれるイメージと、「ピュアな女性の実在」を問いかける複雑なテーマを、香りで表現しています。
純粋さとほのかな色気がそなわった、魅惑的な香り。「プワゾン」シリーズのなかでも使いやすいと評判の香水です。
「ピュア プワゾン」はどんな香り?
色気といっても「妖艶」というよりは、ふとした瞬間にドキッとさせられるようなイメージです。
甘めのシトラスからフローラルへと移り変わる香りは、純粋な女性が成熟していき人を翻弄するような、魅力的なイメージを与えます。
ラストはマイルドなサンダルウッドとドライなシダー、パウダリーなムスクが加わり、ほどよい色香と包容力のある大人な香りに。
いたずらな罠にハマるかのような香りの変化は、思わず何度も嗅ぎたくなってしまいます。意図せず周囲の人をトリコにしてしまう、小悪魔的な印象のある香りです。
トップノートは「ジャスミン × シトラス」の香りで無垢な印象
トップノートは、軽やかなジャスミンと、ほんのり甘いマンダリンやオレンジのシトラスの香りが広がります。
ジャスミンにシトラスの香りが加わることで、透明感のあるピュアなイメージを引き立ててくれます。
ミドルノートは「ホワイトフローラル」の香りで女性らしい印象
ミドルノートからはシトラスの香りが遠ざかり、メインであるホワイトフローラルの香りに。
少しずつドライな印象になり、ホワイトフローラルのほのかな甘みが大人の女性らしさを演出します。
ラストノートは「ムスク × ウッディ」の香りで魅惑的な印象
ラストノートは、お風呂上がりのようなムスクと軽めのウッディの香り。
ほのかに漂う色気と、透き通るような肌を連想させる香りは、異性を惹きつける魅惑的な女性像を映し出します。
DIORの「プワゾン」シリーズとは?
“最もふさわしくない名をつけた香りを創る”という構想から始まり、1985年には第1作目となる「プワゾン」を発表。ヨーロッパ中の脚光を浴びました。
「プワゾン」とは「毒」を意味するフランス語です。
残念ながら廃版となってしまった香りもありますが、「ヒプノティックプワゾン」や「プワゾンガール」など、数多くの香りが発表されています。
ガラス工芸作家のヴェロニク・モノーによってデザインされた、毒リンゴを連想させるボトルも、多くの女性に愛されているポイントです。
DIOR「ピュア プワゾン」の口コミは?
「ピュア プワゾン」を気に入った人の口コミ
「プワゾンシリーズのなかでも使いやすい香り」
「持続力が長めでちょうどいい香りが保てる」
「不思議とまた嗅ぎたくなる香り」
口コミをまとめると「ほどよい甘さのフローラル香水が好き」「持続力のある香水を探している」という人にぴったりといえるでしょう。
「ピュア プワゾン」は時間の経過とともに大人っぽい香りになるのが特徴。とびきりセクシーという感じではなく、さりげない色気を演出したいときにつけるのもおすすめです。
「ピュア プワゾン」が合わなかった人の口コミ
「若い人には向かない香りかも」
「香りが強すぎるように感じる」
口コミをまとめると「いかにも香水らしい香りが苦手」「強すぎない香りが好き」という人には合わないかもしれません。
香りの強さが気になる場合は、香りが広がりにくいウエスト周りや足首などにつけてみるとよいでしょう。
DIOR「ピュア プワゾン」と似ている香水は?
1.イブサンローラン「リブレ」
トップノート:ラベンダー、タンジェリン、ネロリ
ミドルノート:オレンジブロッサム、ジャスミンサンバック
ラストノート:バニラ、トンカビーン、ホワイトムスク
イブサンローラン「リブレ」は、「ピュア プワゾン」の調香を手掛けたカルロス・ベナイムと、アン・フリッポが調香した香水です。
男性的でシャープなラベンダーの香りから、パウダリーなムスクとほんのり甘いバニラに移行。徐々に女性らしい甘めの香りに変化していきます。
トップからラストまでの香りの移り変わりが大きく、印象の変化も楽しめるので、香水マニアの方にもおすすめ。
しつこくない甘さの女性らしい香水を探している人は、ぜひ試してみてください。
2.ジバンシイ「ランテルディ」
トップノート:ベルガモット、洋ナシ、チェリー
ミドルノート:チュベローズ、オレンジブロッサム、ジャスミンサンバック
ラストノート:パチョリ、ベチバー、キャメル、バニラ、アンブロキシド
「ランテルディ」は、「ピュア プワゾン」の調香を手掛けたドミニク・ロピオンと、アン・フリッポ、ファニー・バルによって調香された香水。
オードリー・ヘップバーンも愛したという、ジバンシイの名香です。
2018年に香りがリニューアルされ、オリジナルの「ランテルディ」よりも現代的な香りに仕上がっています。
甘酸っぱいフルーツとクリーミーなフローラルの香りに、落ち着きのあるパチョリやベチバーの香りが上手く調和しています。強めのフローラルを感じたい場合は、トワレを選ぶとよいでしょう。
3.ブルガリ「モン ジャスミンノワール オー エキスキーズ」
トップノート:スズラン、セドラ
ミドルノート:ジャスミンサンバック、エンジェルウィングジャスミン
ラストノート:ムスク、パチョリ、ヴァージニアシダー、ヌガー
ブルガリ「モン ジャスミンノワール オー エキスキーズ」は、「ピュア プワゾン」の調香を手掛けたオリヴィエ・ポルジュと、ソフィー・ラべが調香した香水です。
「ピュア プワゾン」と同じく、明るいシトラスの香りと、ふんわりと甘いジャスミンの香りを堪能できます。
「モン ジャスミンノワール オー エキスキーズ」は、オリジナルである「ジャスミンノワール」よりも軽く、フルーティーで甘めな香り。
清潔感があり、上品で大人っぽい香りなので、デートにもおすすめです。
【まとめ】DIOR「ピュア プワゾン」はどんな人・どんなシチュエーションにおすすめ?
「ピュア プワゾン」をおすすめしたいシチュエーション
2.華やかなパーティーに
3.恋人とのデートに
「ピュア プワゾン」は、香りの持続力がある香水。つけ直しができないときや長時間のお出かけをするときも、ほどよい香りを保ちやすいでしょう。
清潔感と存在感を兼ね備えた香りなので、華やかなパーティーで注目を集めたいときにもおすすめ。
ピュアな印象とさりげない色気をアピールできる香りは、新しい出会いのきっかけを作ってくれるかもしれません。
異性を惹きつける「ピュア プワゾン」の香りは、もちろんデートシーンでも活躍してくれるでしょう。
「ピュア プワゾン」をおすすめしたい人
2.人と被りにくいモテ香水が欲しい人
3.ジャスミンの香りが好きな人
「ピュア プワゾン」は純粋さとナチュラルな色気が表現でき、意図せず人を惹きつけるような魅力がある香り。小悪魔的な印象を演出したいという人にうってつけです。
シャンプーのような軽い香りではなく、少し重みがあることで個性的な印象を与える香りでもあります。人と被りにくいモテ香水を探している人にもおすすめです。
ジャスミンの香りが軽やかに香りますが、しっかりと厚みも感じられます。ジャスミンの香りが好きな人には、ぜひつけてみて欲しい香りです。
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