クエン酸のメリット・デメリット|洗濯物の仕上がり

クエン酸とは、レモンなどの柑橘類に含まれているすっぱい酸味成分のことです。
摂取すると疲労回復に効果があるといわれています。
また、重曹と同じく水垢などの汚れを落とすため、掃除に使われるイメージも強いですよね。

実は、クエン酸は柔軟剤の代わりに使えるアイテムなのです!
ここでは、クエン酸を柔軟剤の代わりに使うメリットとデメリット、洗濯物の仕上がりについて解説します。

クエン酸のメリット・デメリット

柔軟剤の代わりにクエン酸を使うメリットには、次の4つが挙げられます。

・天然由来の成分で環境にやさしい
・界面活性剤が含まれておらず肌にやさしい
・繊維が硬くなるのを防ぐ
・衣類の吸水性を低下させる恐れがない

柔軟剤に含まれる界面活性剤には、繊維をコーティングする作用があります。
そのため、柔軟剤を使い続けるとふんわり仕上がる代わりに、衣類の吸水性が損なわれてしまうのです。
しかし、クエン酸には繊維をコーティングする作用はありません。
クエン酸は衣類の吸水性を保ちつつ、なめらかな仕上がりにしてくれます。

柔軟剤の代わりにクエン酸を使うデメリットは、お洗濯のときにひと手間増えることです。
すすぎの段階で投入するのが好ましいため、洗濯中に一時停止をする必要があります。

全体的に見てみると、クエン酸を柔軟剤代わりに使うことにはメリットが多いのですね。

クエン酸を使うと洗濯物の仕上がりはどう変わる?

クエン酸を柔軟剤代わりに使ったときの仕上がりには、次のような特徴があります。

【 なめらかに仕上がる 】
一般的な洗濯洗剤のほとんどがアルカリ性なので、酸性のクエン酸と混ざると中和されます。
洗濯槽のなかが中和されることにより、衣類の繊維が硬くなるのを防いでなめらかな仕上がりになるのです。

【 洗剤残りによる黄ばみを防ぐ 】
クエン酸は繊維に残った洗剤を取り除く効果があるため、洗剤残りによる黄ばみを防いでくれます。

【 生乾きのイヤな臭いを抑えやすい 】
クエン酸は酸性なので、雑菌の繁殖を抑えて生乾きの臭いを抑えてくれます。

【 肌トラブルの原因になりにくい 】
柔軟剤に含まれる界面活性剤は、敏感肌の人や赤ちゃんにとって肌トラブルの原因になりやすいものです。
クエン酸には界面活性剤が含まれていないので、お肌にやさしい仕上がりになります。

【 無臭 】
クエン酸には香りがないため、洗濯物が無臭になります。

洗濯物のふんわり感は、柔軟剤に軍配が上がります。
しかし、環境やお肌にやさしい成分でこれだけの効果があるというのは、とても嬉しいポイントですよね!
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クエン酸を柔軟剤代わりに使う洗濯方法と注意点

ここでは、クエン酸を柔軟剤の代わりに使う洗濯方法と注意点をご紹介します。

クエン酸を柔軟剤の代わりにするときも、普段とほぼ変わらないやり方で洗濯ができますよ。

簡単なのでぜひ試してみてくださいね♪

クエン酸を柔軟剤として使う洗濯方法

クエン酸を柔軟剤の代わりに使うときの目安は、水10Lに対して1~2g(小さじ1/3)程度です。
すすぎの段階で水が透明になってきたら、洗濯機に投入します。

クエン酸は溶けやすい性質をしていますが、柔軟剤投入口に入れる場合やドラム式洗濯機に使う場合は、あらかじめ水で溶かしておきましょう。

柔軟剤投入口やドラム式洗濯機に粉末のまま入れてしまうと、溶けきれず洗濯槽にこびりついてしまう可能性があるので注意が必要です。

また、こちらの関連記事では柔軟剤代わりに使えるアイテムについて、クエン酸以外にも詳しくご紹介しています。
気になる方はぜひチェックしてみてくださいね♪

クエン酸を洗濯に使うときの注意点

クエン酸を柔軟剤の代わりに使うときは、次の点に注意するようにしましょう。

【 入れすぎず適量で使う 】
投入するクエン酸の量が多すぎると、洗濯槽をサビつかせてしまう可能性があります。
また、洗濯槽のなかが酸性に偏りすぎてしまい、衣類を傷ませたり色落ちさせてしまうこともあるので注意しましょう。

【 すすぎはしっかり行う 】
クエン酸が溶けきれず衣類に濃く残ってしまうと、肌トラブルを引き起こすことがあります。
クエン酸の効果を残したいからといって、すすぎを少なくするのはやめておきましょう。

【 塩素系漂白剤と一緒に使わない 】
クエン酸と塩素系漂白剤を一緒に使うと、有毒ガスが発生してしまい危険です。

【 洗剤と同じところに入れない 】
洗剤のアルカリ性と、クエン酸の酸性で打ち消し合ってしまいます。
洗剤の洗浄効果が落ちてしまうので、洗剤とクエン酸は別々に入れましょう。
クエン酸はすすぎの段階で投入するか、水で溶かして柔軟剤投入口に入れるのがおすすめです。

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クエン酸とグリセリンでできる♪手作り柔軟剤

柔軟剤は市販の材料で手作りできると知っていましたか?
界面活性剤や人工香料を含まないので、「化学物質に過敏で柔軟剤が苦手」という人も使いやすいですよ。

手頃な材料で、使う分だけ量を調節して作れるのも嬉しいポイントですね!
香りが欲しいときはアロマオイルを使えば、好きな香りで作ることもできます。

クエン酸柔軟剤を作って、環境にやさしい洗濯を試してみましょう♪

手作り柔軟剤の作り方・使い方

【 用意する物 】
・保存容器
・精製水または水:200ml
・クエン酸:大さじ2杯
・グリセリン:大さじ2杯
・(香りが欲しい場合)アロマオイル

【 作り方 】
・精製水にクエン酸とグリセリンを入れて、溶けるまで混ぜ合わせます。
・アロマオイルを15~30滴ほどたらします。香りの強さはお好みで調整しましょう。

【 使い方 】
・アロマオイルが分離することがあるので、使用前によく混ぜます。
・クエン酸柔軟剤は、30mlを目安にして柔軟剤投入口へ入れます。洗濯物の量に合わせて調整しましょう。
・あとはいつも通りに洗濯すればOKです。
・アロマオイルは高温になると香りが飛びやすいので、香りをつけたい場合は陰干しがおすすめです。

手作り柔軟剤の注意点

衣類や洗濯槽を傷ませる恐れがあるため、クエン酸柔軟剤は入れすぎないよう適量で使いましょう。
保存容器は、アロマオイルなどの影響を受けにくいガラス容器を使うのがおすすめです。

アロマオイルを使う場合は無色透明なもので、パッケージに「精油」と書かれているものを使いましょう。
着色してあるオイルや人工香料のものを使うと、衣類の変色につながる恐れがあります。

肌の弱い人は、アロマオイルを入れると肌トラブルを起こす可能性があるので注意が必要です。
肌に異常が出た場合は、すぐに使用を中止しましょう。

まとめ:柔軟剤の代わりにクエン酸を使ってみよう♪

クエン酸は天然由来で、環境にも肌にもやさしい成分です。

柔軟剤の代わりに使うときは、すすぎの段階で水が透明になってきたら適量を投入しましょう。
あらかじめクエン酸柔軟剤を作っておくと、洗濯機を一時停止する手間が省けるのでおすすめですよ。

柔軟剤との仕上がりの違いを、ぜひ試してみてくださいね♪

また、下の記事では手作り柔軟剤いい香りの柔軟剤について詳しくご紹介しています!
気になった方は、こちらの情報もぜひチェックしてみてくださいね。

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