柔軟剤を使うメリット・デメリット
柔軟剤は、衣類の繊維をコーティングして繊維同士の滑りをよくする、コンディショナーのような役割を果たしています。
繊維の摩擦を防いで、静電気を発生しにくくしてくれるのも便利なポイントです。
柔軟剤の成分はすすぎが終わったあとも、衣類に残るようになっています。
実は、その残留しやすい点がデメリットになる場面も。
敏感肌の人や赤ちゃんは、衣類に残った柔軟剤が肌トラブルを起こす原因となる可能性があります。
また、繊維をコーティングしてしまうため、タオル類の吸水力を低下させてしまうことも。
便利な柔軟剤ですが、意外とデメリットもあるのですね。
最近では、柔軟剤を使わずに洗濯するご家庭も増えている様子。
柔軟剤を使わない洗濯方法は、こちらの記事で詳しく解説しているので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね♪
柔軟剤の代わりに洗濯物をふわふわにしてくれるアイテム4選
「柔軟剤を切らしていたのに買い忘れてしまった!」「旅行先で洗濯をしたい」などの場面でも活用できますよ。
ヘア用コンディショナー以外は無香料のアイテムなので、「柔軟剤の強い香りが苦手」という方にもおすすめです。
クエン酸
クエン酸は酸性なので、雑菌の繁殖を抑えて生乾きの臭いを防いでくれるのも嬉しいポイントですね。
洗濯洗剤のほとんどが、皮脂汚れを分解するためにアルカリ性となっています。
酸性のクエン酸は、洗剤のアルカリ性を中和してくれるので、繊維が硬くなるのを防いでふんわりとした仕上がりになるのです。
繊維をコーティングする作用はないので、タオル類の吸水性を低下させる恐れもないでしょう。
柔軟剤の代わりにクエン酸を使うときの目安は、水10Lに対して1~2g(小さじ1/3)程度。
すすぎのときに水が透明になってきたら投入します。
クエン酸は溶けやすいですが、柔軟剤投入口に入れる場合やドラム式洗濯機で使う場合は、あらかじめ水で溶かしておきましょう。
また、入れすぎると洗濯槽がサビついてしまう可能性があるため、多くしすぎないようにしましょう。
重曹
柔軟剤の代わりに重曹を使うときの目安は、水10Lに対して15g(大さじ1)程度。
入れすぎると洗濯機の故障に繋がるので注意しましょう。
重曹は溶けにくいので30~40℃ほどのぬるま湯で溶かしてから、すすぎの段階で投入します。
重曹には漂白効果があるため、シルク・麻などの天然素材や色柄物に使用すると変色してしまう恐れがあります。
また、ドラム式洗濯機など一部重曹を使用できない機種があるので、説明書をよく読んでから使うようにしましょう。
柔軟剤の代わりに洗濯物をいい香りにしてくれるアイテム3選
ここでは、柔軟剤の代わりに洗濯物をいい香りにしてくれるアイテム、アロマオイル・ファブリックミスト・香水について詳しくご紹介します♪
「洗濯洗剤の香りだけでは物足りない…」「好きな香りを衣類につけて楽しみたい」という方におすすめです。
アロマオイル
ティートゥリーは殺菌効果、ラベンダーは消臭効果、レモングラスは蚊が嫌う匂いなど、それぞれ香りの作用に特徴があります。
すすぎの段階で3~5滴入れると、生乾きの臭いを抑えてくれるほか、洗濯物を干すときお部屋にいい香りが広がります。
香りが飛びにくくなるので、陰干しをするのがおすすめですよ。
アロマオイルを衣類の香りつけに使うときは、必ず「精油」「エッセンシャルオイル」などの表記があるものを使いましょう。
合成香料や色付きのオイルを使うと、シミになる可能性があります。
また、衣類に染みこんだオイルが熱風によって酸化されて自然発火するのを防ぐため、乾燥機にはかけないよう注意しましょう。
ファブリックミスト
消臭・殺菌効果が付与されているものや、香水のように本格的な香りのものなど、様々なミストが販売されています。
衣類以外にもカーテンやベッドリネンなど、頻繁に洗濯をしない布製品にも使えるので嬉しいですね♪
洗濯物が乾いたあと、対象から20㎝ほど離して軽くスプレーするだけで好きな香りが楽しめます。
撥水など特殊加工をされた衣類に使用すると、シミや色落ちの原因になるため、あらかじめ目立たないところで試してから全体に吹きつけるとよいでしょう。
香水
汗や皮脂の影響も受けにくくなるので、香りが飛びやすいものも長めに香らせられて嬉しいですよね♪
香水を直接衣類に吹きつけてしまうと、シミになったり、衣類を痛めてしまう可能性が高いため注意してください。
衣類で香水の香りを楽しみたいときは、 空中に香水を1、2回プッシュして、その下をくぐるように纏うのがおすすめです♪
干す時のひと手間で洗濯物がよりふわふわに
乾燥機・扇風機・除湿器などの家電を利用して、なるべく短時間で乾かすようにしましょう。
速乾を目指すことで洗濯物のゴワつきを防ぎ、よりふんわりとした仕上がりになります。
また、濡れたままの洗濯物に雑菌が繁殖して、イヤな臭いの原因になることも防げます。
タオル類を干すときは、バサバサと大きく10回程度振ってから乾かすと繊維が立ち上がるので、より柔らかい仕上がりになりますよ。
まとめ:自分に合った洗濯方法を見つけよう♪
柔軟剤より安く購入できる物や、身近な物ばかりなので洗濯習慣の見直しにいかがでしょうか。
使うアイテムごとに効果や仕上がりにも差があるので、実際に試して自分に合う方法を見つけるのも楽しいですよね♪
衣類専用ではないアイテムを洗濯に使うときは、利用規約や用法容量を守って使うように注意しましょう。
また、こちらの関連記事では、柔軟剤入り洗剤について詳しくご紹介しています!
「洗濯の手間を減らしたい!」という方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
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