【写真付き】服についた香水のシミの落とし方レポ!お家にあるもので簡単にシミ抜き+香りの落とし方も紹介
液が透明な香水ならまだ良いのですが、茶色やピンクに色づいた香水がうっかり服についてしまうと、その部分だけ変色して「シミ」になってしまうんですよね。
香水のシミは食べこぼしのものとは違うし、どうやって落としたら良いのかわからない方も多いかと思います。
でも大丈夫!
服についた香水のシミは、お家にあるもので簡単に落とすことができます。
テクニックも必要ないので、シミ抜きをしたことがない方でも大丈夫ですよ。
そもそも香水って服につけても大丈夫なの?
夏場は良いとして、服やコートで素肌が隠れがちな秋冬は、服の上からかけてしまうという方も多いはず。
香水は、つける人の体温や体臭と混ざり合い、その人ならではの香りを楽しめるものです。
同じ香水でも、つける人や部位によっても、香り方が違うのはそのせい。
なので、香水本来の香りを楽しむなら、直接肌につけないとあまり意味がありません。
「じゃあ、服に香水をつけるのはダメなの?」
と言われると、簡単にダメと言えないところがあります。
トップ、ミドル、ラストノートなどの変化はあまり感じられませんが、シングルノートなどのシンプルな香水であれば、服につけるのにぴったり。
また、ボディミストやヘアミスト、コロンなどの比較的香り立ちが軽やかなものだと、体温による影響を受けにくいので、香りも長持ちしやすいです。
ただし!服につけることでシミになりやすいのも事実。
もし服につける場合は、デメリットもあるということをしっかり頭に入れた状態で行うようにしましょう。
こちらの記事では正しい香水の付け方などをご紹介していますので気になった方は是非チェックしてみてくださいね♪
服についた香水のシミの落とし方
服についた香水シミを落とす前に、その服が「水洗いできる素材」かどうかを必ずチェックしましょう!
写真のような、桶に×印がついたマークは水洗い不可なため、無理に自宅で落とそうとせず、クリーニング店に相談してみてくださいね。
※特にシルク、カシミアなどのデリケートな素材や、ダウン、ブランド品はクリーニング店にお任せしましょう。
シンプルな木綿の白い布に吹きかけ、一晩放置したものを使ってシミ抜きをしていきます。
【準備】
・汚れても良いタオル
・使わなくなった歯ブラシ
・無水エタノール(または消毒用アルコール)
・台所用洗剤(中性洗剤)
ほとんどの香水は「油性」で作らています。
「油性」のシミを落とすには「アルコール」を使うのががベスト。
できれば無水エタノールが理想ですが、台所で使うような消毒用アルコールでも大丈夫ですよ◎
今回は消毒用アルコールを使います。
【服についた香水のシミを落とす手順】
①アルコールをつけて歯ブラシで汚れを浮かす
②台所用洗剤をつけてもみ洗いする
③洗濯機で洗う
それぞれ順を追ってレポしていきますね。
①アルコールをつけて歯ブラシで汚れを浮かす
シミを直接抜こうとすると、うっかりシミを広げてしまう恐れもあるため、必ず裏返しにしましょう。
シミができた部分(裏面)にアルコールをやや多めに吹きかけます。
このとき、歯ブラシをこすりつけるとシミが広がってしまったり、衣類が毛羽立ってしまう恐れがあるので、あくまで”ポンポン”と軽く叩くのがコツです。
少しずつ様子を見ながら、アルコールを足してシミを落としていきましょう。
今回は軽いシミだったのでほとんど落とすことができました。
やや濃いシミでも、6〜7割ほど落とせますよ。
②台所用洗剤をつけてもみ洗いする
濃いシミでも2〜3回行うとしっかり落とすことができますよ。
ほんのりついた茶色いシミがキレイになくなりました。
③洗濯機で洗う
もし洗濯機にかけても落ちなかった場合は、無理に自宅で落とそうとせず、クリーニング店に相談してみてくださいね!
デリケートな衣類には「重曹」を使ってシミ抜きするとGOOD
今回レポしたような木綿素材の衣類は、多少力が加わってもダメージは少ないですが、手洗い用などのデリケートな衣類にシミができてしまった場合は、生地が傷むのが心配になる方もいらっしゃるはず。
そんなときは「重層」が大活躍してくれます!
【重曹でのシミの落とし方】
①ボウルなどの容器に、重曹を大さじ1杯、水少々を加え、ペースト状になるまでよく混ぜる
②衣類の下に汚れてもOKなタオルを敷く
③シミになっている部分に直接塗り込む
④10〜15分経ち、汚れが浮いてくるまで待つ
⑤台所用洗剤を揉み込み、水を張ったボウルや洗面器などに浸して30分ほど放置する
⑥洗濯機で洗う
「重曹」→「台所洗剤」→「洗濯機」の順番で覚えれば大丈夫です!
もし重曹だけで落とすことができたら、台所洗剤は省略して洗濯機にお任せしてしまってもOK。
重曹のペーストで自然に汚れを浮かせることで、衣類の変色を防ぎながらシミを落とすこともできるので、もしデリケートな衣類にシミができてしまったときはこの方法を試してみてください。
香水の香りだけ落としたいときは「アルコール」か「重曹」を使うと◎
そんなときは「アルコール」または「重曹」が効果的です。
【アルコールは急ぎのときに効果的】
香水の香りを急いで落としたいときには、衣類に直接アルコールを吹きかけてみましょう。
香水に含まれる香料は、アルコールをかけることで匂い成分が弱まるという性質があります。
スプレーがなければ、アルコールが含まれたウェットティッシュでもある程度代用できるので、出先で香りを落としたいときにも安心です。
【ゆっくり時間がとれるなら重曹】
お家でゆっくり時間がとれるときには重曹を使うのがおすすめです。
衣類がしっかり浸かる大きさのバケツや洗面器に、大さじ2〜3杯の重曹とぬるま湯を入れて軽く手洗いし、30分放置。
その後、洗濯機で洗うと香水の香りを落とすことができますよ。
服に香水の香りを移す方法
こんなときには、香りがついても大丈夫なハンカチやタオルに香水を吹きかけ、クローゼットやタンスにしまうだけでOK。
吊り下げ式のクローゼットの場合は、ハンガーにハンカチをかけて服と一緒に下げておくと良いですよ。サシェのような感じです。
ふとしたときにふわっと香りを楽しむことができます。
香水×服のプチ事故は落ち着いて対処を
香水が服についてシミになってしまうプチ事故は、たくさんの香水を使う上で起こりやすいもの。
服についた香水のシミは、時間が経てば経つほど落としにくくなるので、気づいたときに、なるべく早く対処するのがポイントです!
また、部分洗いをするので、1箇所だけやや毛羽立ってしまうこともあります。
少しずつ生地の状態を見ながら力加減を調節してみてくださいね。
シミの落とし方だけではなく、香りの落とし方や、つけ方も紹介したので、ここぞというときにお役立ちできれば何よりです。
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