椿油(椿オイル)とは

まずは椿油とはどのようなものなのか、どんな用途で使えるのかについて解説します。

椿油ってなに?

椿オイルと椿の花
椿油(椿オイル)とは、椿の種から採れる油のこと。平安時代から、髪や肌の手入れに使用されていたといわれています。

椿油の主成分は「オレイン酸」と呼ばれる脂肪酸。椿油全体の8割以上をこのオレイン酸が占めているのが特徴です。

オレイン酸は人の髪や肌にも含まれていることから、椿油も髪や肌への浸透度が高いと考えられています。

椿油はどんな用途に使える?

椿油を持つ女性
椿油はスキンケアやヘアケアなど、美容に活用することができます。

すべての人の肌や髪に合うとはいえないので、心配な人はパッチテストをしてから使用するようにしましょう。

1.クレンジングオイルの代用

椿油はメイクを肌から浮き上がらせてくれるので、クレンジングに使えます。

適量(10~12摘程度)を手に取り顔全体になじませたら、指を円を描くように肌にすべらせてメイクを浮かせましょう。

油をティッシュなどで拭き取ってから、ぬるま湯で洗顔したら完了です。

2.乳液やクリームの代用

化粧水後に1~2滴程度を手のひらになじませ、顔全体に広げましょう。

より潤いを補いたい場合は、乳液とクリームを付けた上から椿油を重ねるのがおすすめです。

3.マッサージオイル

脚や腕のマッサージをする際、椿油を使うことですべりがよくなります。

適量を取り、手のひらで温めてから使用してみてください。

4.髪のオイルパック

手のひらに椿油を適量取り、髪の毛を手で押さえるようにして髪全体にのばします。

クシやヘアブラシで毛先から根本の順で髪をとかし、ぬるま湯ですすいだらシャンプーやコンディショナーで髪を洗ってください。

切れ毛などのダメージを防ぐことが期待できます。

5.洗髪後のトリートメント

髪のオイルパックは面倒だと感じる場合は、シャンプー後のコンディショナーに椿油を加えてトリートメントするのが手軽でおすすめです。

椿油の適量は2~3滴ほど。少し長めに時間をおいてから、よくすすぐのがポイントです。

6.スカルプケア

椿油を頭皮に塗ることで、毛穴の皮脂汚れが浮き上がりやすくなります。

毛穴や頭皮を健康に保つサポート効果が期待できるので、髪に悩みがある人はぜひ試してみてください。

シャンプーの前に椿油を揉み込むように頭皮に付け、5分以上時間をおいてからシャンプーをするとよいでしょう。

椿油の匂いとは

白い器に入った椿油
椿油は爽やかな甘さのある椿の花と油が重なった、独特な匂い。

同じく美容オイルとして評価の高いホホバオイルやオリーブオイルと比べると、少しクセのある香りに感じるかもしれません。

ただし感じ方には個人差があり、「ほとんど香りがわからない」という人もいます。

メーカーによっても香りが異なるので、椿油を毎日使いたい人は自分が心地いいと思える香りを探してみてくださいね。

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椿油の匂いが苦手だと感じる理由

ヘアオイルを使う女性
人によっては椿油の匂いが苦手だと感じる場合もあります。考えられるおもな理由を2つ解説します。

椿油本来の匂いにクセがあるから

椿油は本来、花のほのかな甘い香りと油の香りが組み合わさった、独特なにおいがします。クセのある香りから苦手意識がある人もいるでしょう。

ただし椿油をつくっているメーカーによっては、製造する過程で何度もろ過したり、独自の製法を用いたりして、無臭に近付けているケースも少なくありません。

無臭に近い製品を選べば、独特のクセのある香りを感じずに椿油を活用できるでしょう。

酸化によって匂いが変化するから

椿油は酸化することによって、独特な匂いがさらに強くなる場合があります。

椿油の使用期限は商品やメーカーによっても異なるものの、製造からおよそ2年とされています。

ただし使用期限は開封前のもので、開封後は早めに使用するように推奨している場合が一般的です。

開封した日付をボトルにメモしておくなどして、使用期限が過ぎないように気をつけましょう。

椿油の匂いが気になるときの対処法

椿の花を手に乗せた女性
椿油の匂いが気になるときはどうしたらいいのでしょう。対処法や工夫について解説します。

無臭に近い製品や使い方を選ぶ

椿油本来の匂いを抑えつつヘアケアやスキンケアをしたい場合は、無臭に近い椿油を選ぶことが大切です。

酸化しにくい製法でつくられているかどうかにも着目しましょう。

髪や肌に匂いが残るのが気になる人は、オイルパックやトリートメント、クレンジングなど、洗い流すことを前提とした方法で使いましょう。

椿油を酸化させにくくする

椿油はオレイン酸の含有量の高さから、酸化しにくいオイルだといわれています。

しかし保管状態や環境によっては酸化が進んでしまうため、注意が必要です。

椿油を酸化させにくくするためには、直射日光を避けて常温で保存することが大切。

直射日光は椿油の品質に影響を与える可能性があります。

保管場所の温度にも注意。暑すぎると椿油の酸化が進みやすく、寒すぎるとバーム状に固まってしまう恐れがあります。ほどよく空調の効いた洗面所などに置いておくのがおすすめです。

開封した椿油は、3ヵ月を目途に使い切るようにしましょう。椿油をはじめとする化粧品は、1度開封すると品質が劣化しやすくなります。

椿油を購入する際は、早めに使い切れるサイズを選ぶとよいでしょう。

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酸化した椿油は捨てるしかないの?

木のベランダに置かれたテーブルと椅子
酸化してしまった椿油は、美容用途で使うことは避けましょう。代わりに別の方法で活用できる場合があります。

たとえばドアや棚などの蝶番(ちょうつがい)に塗ると、潤滑油のような役割を果たしてくれます。

自転車のチェーンや刃物類の手入れに使用すれば、注油としてサビやパーツの劣化防止になるでしょう。

木材に椿油を塗るとツヤ出し効果も期待できます。家具や木製のべランダ、障子(しょうじ)やふすまの敷居などに使ってみてください。

人気の椿油(椿オイル)おすすめ3選

人気の椿油のなかからおすすめのアイテムをご紹介します。椿油が気になっている人はぜひ参考にしてみてください。

黒ばら本舗「純椿油」

分類 化粧品
黒ばら本舗の「純椿油」は生絞り製法によって、高純度の椿油を抽出して作られたオイル。

ヘアケアとしてはもちろん、マッサージオイルなど幅広く活用できます。

テクスチャの伸びがよく使いやすいのが魅力。髪のツヤを保ったり、髪にまとまりを出すことができます。

椿油独特の香りが抑えられているので、匂いを気にせずに使いやすいでしょう。

47mlと72mlがあるので、使い切れる量を購入したい人にもおすすめです。

大島椿「大島椿」

分類 化粧品
大島椿の「大島椿」は髪、頭皮、肌と全身のケアに使える多機能オイル。

髪のトリートメントやオイルパックはもちろん、肌のクレンジングや角栓ケア、全身の保湿ケアにも使用できます。

独自の精製技術を用いることでベタつきを防止。椿油独特の匂いを抑えた、酸化しにくいオイルに仕上がっています。

匂いを気にせず使いたい人、全身に使いたい人にぴったりです。

本島椿「純椿油」

分類 化粧品
本島椿の「純椿油」は、伊豆利島産の天然椿油を配合したヘアオイル。

樹上で完熟したヤブツバキの種子を使用するなど、品質に強いこだわりが感じられます。

きれいにまとまる髪に仕上がるので、乾燥しがちな髪の保湿をしたい人、毛量が多くまとまりが欲しい人におすすめ。

何度も精製を繰り返すことで、透明かつサラサラとしたテクスチャを実現。匂いについても、ほとんど気にならないという口コミが多いようです。

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監修: カラリア編集部

Instagramでフォロワー数20万人超の香りに特化した情報をお届けしているアカウント「カラリアマガジン」を運営。
当メディアの記事はInstagramのフォロワー様に答えていただいたアンケート結果や口コミ、カラリア 香りの定期便でのランキングや口コミなどのデータをもとに作成しております。

注意事項

※ 掲載されている情報は記事執筆時点のものです。最新情報は公式ホームページなどでご確認ください。

※ 掲載商品はこちらで紹介した効果・効能を保証したものではありません。ご購入の際は、各商品の公式サイト等をご確認ください。

※ 入浴剤にダイエットやデトックス効果が認められている商品はありません。

※ 「美白」は、メラニンの生成を抑え、しみやそばかすを防ぐことを指します。

※ 「日焼け防止」とはメラニンの生成を抑え、日やけによるしみ・そばかすを防ぐことを指します。

※ 「エイジングケア」とは、老化防止のことではなく年齢に応じたケアのことで、年齢を重ねた肌にうるおいを与えることを指します。(ボディクリーム等の記事に導入)

※ 「エイジングケア」とは、若返りを意味するものではなく、頭皮や髪を清潔に保ち、毛髪にうるおいやハリ・コシを与えることを指します。(シャンプー等の記事に導入)

※ 「浸透」とは、角質層への浸透を指します。

※ 「髪への浸透」とは、角化した毛髪部分の範囲内への浸透を指します。

※ 「アレルギーテスト済み」は、すべての人にアレルギーが起きないということではありません。

※ 「パッチテスト済み」は、すべての人に皮膚刺激が発生しないということではありません。

※ 「スティンギングテスト済み」は、すべての人に皮膚トラブルがおこらないということではありません。

※ 「ノンコメドジェニックテスト済み」は、すべての人にコメド(ニキビのもと)が発生しないということではありません。

※ 「ボリュームアップ」とは毛髪にハリやコシを与え、ボリューム感を与えたように見せることを指します。

※ 「ベタつき防止・ケア」とは、洗髪後に頭皮を健やかに保つことを指します。

※ 「育毛」は、頭皮や毛髪を清潔にすることで毛髪がすこやかに保たれることを指します。

※ 「毛髪の補修」とは物理的に損傷を補い繕うことであり、治療的な回復のことではありません。

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