マジョラムとは?どんな香り?

マジョラム(marjoram)とはシソ科の植物でハーブ系の香りの1種です。マジョラムという名前は、「大きい」という意味を持つラテン語のmajorに由来しています。

マジョラムの香りの中には甘くて優しい香りがあるため、ハーブ系の香りが苦手な方も楽しめる香りになっています。 それではマジョラムについて詳しく見ていきましょう。

マジョラムとは?

マジョラムの葉
マジョラムとはシソ科ハナハッカ属の植物です。地中海地域や北アフリカを中心として育ちます。30〜60cmほどの高さに育ち、日当たりの良い場所に生えるのが特徴です。

シソ科ハナハッカ属の植物には、マジョラムと似ている植物があります。例えば地中海地方が原産のオレガノです。すっきりとした香りの中に少しほろ苦さが感じられる匂いが特徴。

オレガノなどシソ科ハナハッカ属の別種と混同しないように、スイートマジョラム、ノッテッドマジョラムと呼び分けられることもあります。

マジョラムの花言葉は「常に幸福」で、古代ギリシャ・ローマ時代には幸福や純愛のシンボルとして結婚式に使用されていました。現在でもマジョラムの特徴である甘い香りとほろ苦さを利用して、肉料理やトマトソースなど、香辛料として使用されています。

マジョラムはどんな香り?

マジョラムの葉とアロマオイルの瓶
マジョラムの香りは、すっきりとしたハーブ系の香りの中にほんのりと甘さが感じられる匂いです。ミドルノートなので約30分〜2時間で香りが感じられます。

シソ科の特徴である清涼感のある香りを最初に感じられ、その中に温かみのある甘みがあるため、気分転換のタイミングやリラックスタイムにピッタリです!

マジョラムの香りを楽しむ方法は?

精油の瓶の周りに置かれたマジョラムの葉
マジョラムの香りを楽しんでみたいけど、どうすればいいか分からない方も多いのではないでしょうか。香りを堪能するおすすめの方法をいくつかご紹介します。

・ポプリやサシェにする
・芳香浴法
・沐浴法
・ハンドクリームを作る

それではマジョラムの香りを楽しむためにはどんな方法があるか、詳しく見ていきましょう。

ポプリやサシェにして香りを楽しむ

マジョラムを直接香りとして楽しみたい人は、ポプリやサシェがオススメです。

ポプリとはドライハーブやドライフラワーなどを、精油と香りを長持ちさせる保留剤を瓶やボウルに入れたものです。

またサシェとは、細かく砕いたドライハーブやドライフラワーなど精油とあわせて小さな袋に入れたものです。

ポプリもサシェも、マジョラムを風通しのいい日陰で約7〜10日間乾燥させ、精油を垂らし、数週間ほど熟成させれば簡単に作ることが出来ます。

ポプリはリラックスタイムのお供になるだけでなく、インテリアとしても楽しむことができます。サシェはタンスやクローゼットに入れて使ったり、車に置いたり、プレゼントしても良さそうです♪

マジョラムの精油で芳香浴をする

芳香浴とは精油の香りを空間に広げて楽しむことで、マジョラムの香りを簡単に堪能できます

外出先で気分転換をしたい時には、マジョラムの精油で香りづけしたハンカチやティッシュを持ち歩けば、フワッとナチュラルな香りを楽しむのにピッタリ。

室内では、アロマストーンに精油を数滴垂らすだけで、デスク周りや枕元などの空間に香りが広がります。リードディフューザーとして玄関やトイレに置けば、インテリアとしても楽しむことができます。

マジョラムの精油をお風呂に垂らす

疲れた日やリラックスタイムには精油を3〜5滴程バスタブの中に垂らし、よくかき混ぜてからお湯に浸かってみてください。

立ちのぼる湯気から、清涼感とほんのりとした甘みを感じさせるマジョラムの香りを楽しめます。

仕事や学校を終え、リラックスしたいときや時間がある休日にマジョラムの精油で入浴すると癒し時間になりそうです♪

マジョラムの精油をハンドクリームに混ぜて使う

精油をハンドクリームや化粧水に混ぜて日用品として使用すれば、幸せいっぱいの香りに包まれます。香りが混ざらないように、ニベアなどの無臭のハンドクリームを使いましょう。

精油の分量は約0.5%~1%です。小さじ1杯(5ml)に対して精油1滴で約1%の割合になります。既製品のハンドクリームに精油を混ぜる場合は、精油を1%以上入れすぎないように注意してください。

また顔に使用する場合は、精油の割合が0.5%(小さじ2杯の化粧品に対して精油1滴)以下になる分量を目安にしましょう。
【マジョラムのおすすめハンドクリーム】
東急ハンズのオリジナルブランド「muqna(ムクナ)」のハンドクリームで、マジョラムのやさしい爽やかな香りとゼラニウムの華やかなフローラルな香りをブレンドさせた香り。なめらかな使用感とやさしい女性らしい香りが人気です。

【マジョラムの精油を使ったハンドクリームの作り方】
マジョラムの精油を使って、ハンドクリームを1から自作することもできます。まずはマジョラムの精油、蜜蝋(みつろう)、オイル(ホホバオイルなどの植物油)、耐熱容器などを用意しましょう。

以下の手順は約30gのハンドクリームを自作する手順です。

1:オイル(25g)と蜜蝋(4g)を1つの耐熱容器に入れて湯煎する
2:蜜蝋が溶けたら粗熱が取れるのを待つ
3:マジョラムの精油(4~5滴)を入れてかき混ぜる
4:容器に入れて固まったら完成

手作りハンドクリームの保存期間は2ヶ月程です。自分で使い切れる量にあわせて、分量を変えて作りましょう。

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マジョラムと相性のいい香り

切り分けられたベルガモット
マジョラムと相性の良い香りは、おもにフローラル系、ウッディ系、シトラス系の香りです。柔らかい清涼感を持つマジョラムとブレンドすることで、どのような香りになるのか紹介します。

ゼラニウムなどフローラル系の香り

マジョラムとフローラル系の香りは相性がいいです。爽やかなマジョラムと花を感じさせるやわらかい甘い香りがさらに優しい香りを作り出し、より気持ちに浸透させてくれるような調和を作り出します。

フローラル系の香りの中でもゼラニウムがオススメです。ゼラニウムはローズのような華やかな香りに、ハーブのような爽やかな香りが混ざった香りが特徴的です。香りがやや強いのでゼラニウムを少なめにブレンドすると良いバランスになります。

サイプレスなどウッディ系の香り

マジョラムとウッディ系の香りも相性がいいです。エキゾチックでどこか親しみやすいウッディ系の香りとマジョラムをブレンドすると、スパイシーさが加わりキレのある香りになります。

森林浴をしているかのような香りのサイプレスとマジョラムのブレンドは、落ち着いたリラックスタイムを楽しみたい時にオススメです。

ベルガモットなどシトラス系の香り

マジョラムとシトラス系の香りは上手くマッチします。柑橘類の果物を想像させるフレッシュな香りと、やさしい爽やかさを感じさせるマジョラムが合わさることで、エレガントさがより感じられます。

ベルガモットの香りは、柑橘系のフレッシュな香りのなかに落ち着いた雰囲気を感じられる匂いです。また原産地であるフランスやスペインの異国情緒を感じる、エレガントな雰囲気が魅力的。

マジョラムに上品さが加わる印象の香りになります。朝に気分転換したい時や、1日の癒し時間にしたい時にブレンドしてみてはいかかでしょうか。

マジョラムはハーブとして料理に使われることも

木すくいに入った刻んで乾燥させたマジョラム
ここまでは芳香剤や精油としてのマジョラムの香りについて紹介してきましたが、実はマジョラムは料理用のスパイスとして使われることもあります。

とくにヨーロッパでは古くからスパイスとしてマジョラムが使用されてきました。

マジョラムをスパイスとして使用する場合は、肉料理に追加すると臭みを取り、上品な香りに仕上げてくれます。スープなどの煮込み料理にも使用され、とくにトマトとは相性抜群です。

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監修: カラリア編集部

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※ 掲載商品はこちらで紹介した効果・効能を保証したものではありません。ご購入の際は、各商品の公式サイト等をご確認ください。

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※ 「美白」は、メラニンの生成を抑え、しみやそばかすを防ぐことを指します。

※ 「日焼け防止」とはメラニンの生成を抑え、日やけによるしみ・そばかすを防ぐことを指します。

※ 「エイジングケア」とは、老化防止のことではなく年齢に応じたケアのことで、年齢を重ねた肌にうるおいを与えることを指します。(ボディクリーム等の記事に導入)

※ 「エイジングケア」とは、若返りを意味するものではなく、頭皮や髪を清潔に保ち、毛髪にうるおいやハリ・コシを与えることを指します。(シャンプー等の記事に導入)

※ 「浸透」とは、角質層への浸透を指します。

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※ 「育毛」は、頭皮や毛髪を清潔にすることで毛髪がすこやかに保たれることを指します。

※ 「毛髪の補修」とは物理的に損傷を補い繕うことであり、治療的な回復のことではありません。

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※ 使用者の感想は商品の効能効果を保証するものではありません。

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※ ニキビケア商品のうち、ニキビを治す効果が認められているのは医薬品のみで、化粧品・医薬部外品にはニキビを治す効果が認められていません。

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