脇に香水をつけるのはあり?

疑問に思っている女性
香水をつけるときどこにつけたらいいのか迷ったことはありませんか?

特に脇からイヤなニオイがするときには、脇に直接つけるか迷う人もいると思います。

一般的に良い香りの香水をつければ臭いが気にならなくなると考えがちですが、実際に脇のイヤなニオイを隠すために香水を使うのはどうなのか解説していきます。

基本的にはおすすめできない

香水を脇につけるのは基本的におすすめできません。

脇汗と香水が混ざることで、よりキツい香りを放ってしまう可能性があります。脇はワキガの原因となるアポクリン汗腺が通っているため、体の部位の中でも特にニオイやすくなっています。

香水は香り付けをする製品で、消臭を目的とした製品ではないため注意が必要です。

脇のイヤなニオイの原因は皮脂が混ざった汗なので、香水をつけたところで臭いの根本の原因は解決していません。

そのためニオイを隠すために香水をつけるのは効果的ではないのです。

イヤなニオイ対策には制汗剤やデオドラントスプレーを使おう

3つの制汗剤
イヤなニオイがするときには制汗剤やデオドラントスプレーなどを使いましょう。医薬部外品で汗臭防止剤に分類される商品を購入するのもおすすめです。

制汗の効果が期待できるグッズを使って汗の量を減らすことで、脇のニオイを根本から解決することができます。

制汗剤やデオドラントスプレーは香水と一緒のタイミングで体につけるといいでしょう。両方を使うことでイヤなニオイを抑えつつ良い香りを放つことができます!

医薬部外品で汗臭防止剤に分類される商品は制汗・皮膚汗臭・ワキガの対策になるのでしっかりとニオイを消したい方におすすめです。

相性の良い香水を選べば脇のニオイ対策に

基本的に脇のニオイ対策として香水をつけるのはおすすめできませんが、香りの強さや種類、つける体の部位によっては香水の香りとイヤなニオイが混ざりにくくなり、脇のニオイ対策になります

香水の香りとイヤなニオイが混ざらないように弱い香りにしたり、ふんわりと香ってくれる体の部位に香水をつけるなどの工夫をしたりすれば、香水の香りを十分生かすことができるでしょう。

この記事では基本的な香水の付け方と、脇のニオイが気になるときにおすすめの香りの強さや香りの種類を紹介しているので参考にしてみてください。

香りの強さの種類一覧!脇のニオイ対策と相性のいい香りの強さとは

香水を選ぶ女性
香水は香りの強さと香りの持続時間によって4つに分類されます。それぞれ異なる特徴や目的に合った使い方があるので、状況によって使い分けましょう。

脇のイヤなニオイが気になるときは、弱い香りの香水をつけるのが効果的です。香りが弱いのでイヤなニオイと混ざりにくくなります。

香りの強さの種類についてもっと詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

脇のニオイが気になるならオードトワレかオーデコロンにしよう

バラに囲まれた香水
脇のニオイが気になる方は香りの弱いオードトワレ、オーデコロンを選ぶようにしましょう。イヤなニオイは強い香りと混ざることでよりキツくなってしまうので、比較的香りの弱い種類にすることが重要です。

イヤなニオイを消そうとして何プッシュも香水を付けるのはやめましょう。元々の香水の香りが弱くても量が多いと香りは強くなってしまうので、使う時は1〜2プッシュくらいの量にとどめます

オードトワレやオーデコロンは1回の使用では1日中ずっと香りを持続させることは難しいですが、持続時間が終わってもふわっと残り香が香ってくれるので頻繁に付け直す必要はありません。

持続時間が切れたタイミングで何度も付け直すのではなく、少し間を空けて使用しましょう。

パルファン

3種類の香水
パルファンはとても濃度の高い香水であるため、数滴だけで十分に香りが広がります。調香師のこだわりが表れる芸術的な香水も多く、高価な商品が多いです

・香料の濃度:20%以上
・持続時間:5時間から12時間ほど

香りが強く華やかな印象を与えてくれるので、式典などのフォーマルな場につけていくのがおすすめです。

脇のイヤなニオイが気になるときには、パルファンは使わないようにしましょう。香水の香りが強すぎて脇のイヤなニオイとまざりやすいです。

オーデパルファン

光に照らされた香水
オーデパルファンはパルファンと同じくらいの持続力と香りの強さがあります。パルファンと比べて安価なものが多いです。

・香料の濃度:10%から20%
・持続時間:5時間から10時間ほど

オーデパルファンは1日中香りが持続してくれるため、常に香りに包まれていたい方におすすめです。

香水にはトップノート・ミドルノート・ラストノートという3つの香りの段階があり、時間の経過とともに香りの段階が変わっていきます。

オーデパルファンはそれぞれのノートの香りを長い時間楽しめるので、時間経過による香りの変化を楽しみたい方にもおすすめです。

脇のイヤなニオイが気になるときには、オーデパルファンは使用しないようにしましょう。オーデパルファンの香りの強さはパルファンと同じくらいなので、パルファンと同様に香りが混ざってしまう可能性があります。

オードトワレ

白い花と木片と香水
オードトワレは日本で最も一般的に使われる種類で、香りの持続時間や強さもほかの種類と比べてほどよいのが特徴です

・香料の濃度:5%から10%
・持続時間:3、4時間ほど

そのため販売している香りの種類やブランドの種類も多く、自分に合った香水を選びやすくなっています。

外出が長くなる場合はアトマイザーなどに入れて香水を付け直すと、一日中お気に入りの香りをまとうことができますよ。

オードトワレくらいの香りの強さだったら、脇のニオイが気になるときでもつけることができます。ただし重ね付けをしすぎると香水の香りが強くなってしまうので注意してください。

オーデコロン

白い背景と香水
オーデコロンは最も香料の濃度が低い種類の香水です。そのため香りの持続時間は短く1、2時間で香りが消えます。

・香料の濃度:5%以下
・持続時間:1、2時間ほど

香水の香りで気分をかえたいときに付けるのがおすすめの使い方です。例えば柑橘系の香りの香水だったら、一気に爽快な雰囲気に包まれることができます。

濃度が低く肌への刺激も少ないので、幼児やペットがいる家庭でも使いやすいです。

香水を付けることに対してハードルが高いという方は、香りが強すぎず手軽に使うことのできるオーデコロンから初めてみましょう

オーデコロンは脇のニオイが気になるときでもつけることができます。ただしオードトワレと同様に過度な重ね付けはしないようにしましょう。

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脇以外で香水をつけるおすすめの場所とは?

香水の香りをかぐ女性
香水はつける部位によって香りの強さが変わります。強く香らせたいときは首や手首につけて、ふわっと香らせたいときは腰や足首につけましょう。

イヤなニオイ対策のために直接脇に香水をつけるのはNGです。イヤなニオイ対策のためには強く香りすぎない腰や足首につけましょう。

強く香りをまとわせたいときは首や手首に付けよう

手首に香水をつける女性
強く香りをまとわせたいときは首や手首につけるのが効果的です。香水は血管が通っていて体温の高いところにつけると強く香りを広げるため、首や手首が適しています。

首は特に香りが広がりやすいです。耳の裏につけると強く香りが広がりますが、強すぎてキツくなってしまう可能性があるため控えめにつけましょう。

首や手首に香水をつけると強く香りすぎてイヤなニオイと混ざってしまうため、脇のイヤなニオイが気になる場合はこの方法はおすすめしません。

上半身は脇とも位置的に近いので香りが混ざりやすく、せっかくの香水の良い香りが打ち消されてしまいます。

腰や足からふんわりとした香りで首脇のニオイ対策にも

香水を足につける様子
脇のイヤなニオイが気になるときは腰や足首に香水をつけましょう。上半身につけるよりも下半身につけた方が、香水の香りがふんわりと柔らかい印象になります。


腰や足首は体温が高くないのに加え、下半身なので周りに強く香りが広がりません。香り自体は持続してふんわり広がってくれるので、あまり強く香りをつけるとしつこく感じる方にもおすすめです。

濃度が高い香水をつけるときは腰や足首につけるのがおすすめです。パルファンやオードパルファンの香水だったら元々香りが強いので、腰や足首につけるとしつこくない強さの香りになるでしょう

脇のイヤなニオイが気になっても、腰や足首につければ香りが混ざる心配なく香水の香りを楽しむことができますよ。

脇以外で香水をつけるのがおすすめできない所は?

指をばつの形にしている女性
香水には脇以外にもつけるのがおすすめできない体の部位があるので注意が必要です。間違った所につけてしまうと香水の香りを最大限に楽しめないのに加えて、汗と混ざって悪臭にさえなることがあります

つけてはいけない部位をまとめたので、チェックしてみてください。

汗をかきやすい所にはつけないようにしよう

足裏や頭皮などの汗をかきやすいところに香水をつけるのはあまりおすすめしません。

ふんわり香りをつけるために距離を置いて髪の上から1プッシュ程度なら問題ないですが、頭皮のニオイを隠そうと毛根に向けて何プッシュもしてしまうと、かえって良くない香りになってしまいます。

香水の成分が汗の成分が混ざって成分変化を起こしてしまう可能性があるため、汗をかきやすい場所には付けないようにしましょう

意外と気づかない部位として膝の裏も注意が必要です。それほど気温が暑くない場合は付けても特に問題がないですが、夏場は汗をかきやすいので香水をつける場所としてはおすすめしません。

気温が高いときなど汗のかきやすい状況では、発汗量の少ない手首や足首に付けてみましょう。気温が高いと少しの量でもよく香るので、付けすぎないように気をつけましょう。

刺激に弱い部分の近くにはつけない

服の上から香水をかける男性
香水は人工的な香料やアルコールが入っているため、刺激に弱い顔・デリケートゾーン・またその近くにはつけないようにしましょう

免疫力が弱い方やペットにも注意が必要です。香料の濃度が低いオーデコロンだったら小さな子供もつけやすいですが、オードパルファンなどは濃度が高く刺激が強いので直接の使用はおすすめしません。

もともと肌が弱い方は香水をつけて大丈夫か、パッチテストなどで確認するようにしましょう。肌が弱いと香水のアルコールによって肌が赤くなってしまったり、かぶれてかゆくなってしまう可能性があります。

肌が弱い方は香水を直につけるのではなく、ハンカチや服の上からつける方法がおすすめです。肌へ負担をかけずにふんわりと香りを広げることができます。

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脇のニオイが気になるときでも相性のいいおすすめの香り

香りの種類によっては脇のニオイを目立たなくすることができます。おすすめの香りを紹介するので、参考にしてみてください。

爽やかなシトラス系

たくさんの柑橘類
シトラス系はレモンやオレンジなどの柑橘系を連想させる香りです。香水につける香りの中では最もベーシックなので様々な商品が販売されています。

柑橘系の香りはすっきりとした爽やかな印象が特徴的です。そのため脇のイヤなニオイが気になるときにも、匂いが混ざってより悪臭になる心配をあまりせずにつけられます。

男性向け・女性向けのように香りの印象と性別が結びついている香りもありますが、柑橘系は男女問わずつけやすい香りが多いです。

シトラス系は香りの幅が広いです。例えば柑橘の果汁の爽やかな香りがする香水だったり、皮目の渋い香りが混ざっている香水などがあります。なので実際に香りをかいで試してみることをおすすめします

清潔感をもつミント・石鹸系

床に散らばる石鹸
ミント系や石鹸系の香りをつけることで、清潔感のある印象を与えることができます。

ミント系の香りは大きく分けてスペアミントとペパーミントの2種類あるのですが、イヤなニオイと混ざるのがイヤな方は、より刺激の少ないスペアミントの香水を選びましょう。

石鹸系は男女問わず使えて季節を選ばないのが特徴です。清潔感のある石鹸系の香りは一年中使うことができ、統一した印象を与えてくれます。

ミント系・石鹸系のおすすめの香水は以下の記事で紹介しているので、お気に入りの香水を探してみてください。

制汗剤やデオドラントスプレーの香りと混ざらないようにしよう

注意をする女性
香水と一緒に使う制汗剤やデオドラントスプレーは無香料のものを選びましょう

脇のイヤなニオイの原因は皮脂が混ざった汗なので、制汗剤やデオドラントスプレーなどと一緒に香水を使うのがおすすめです。

制汗剤などと一緒に香水を使うとき、両方に香りがついていると香りが混ざってお互いの良い香りが打ち消されてしまう可能性があります。

そのため制汗剤やデオドラントスプレーは香水の香りを邪魔しないように無香料にするのがおすすめです。

制汗剤やデオドラントスプレーを使用したとしても脇が蒸れることはあります。そのため制汗剤をつけていても、脇に直接香水をつけると香水の香りがイヤなニオイと混ざってしまうので注意してください。

香水を正しく使用して脇のイヤなニオイと混ざらないようにしよう

正しい方法や選び方で香水を使用すれば、脇のイヤなニオイと混ざらずに香りを楽しむことができます

香りの強さは控えめにして爽やかな印象の香りをまとうようにしましょう。つける場所も汗をかきやすいところを避けて脇に直接付けなければ、脇のイヤなニオイと混ざらずに香水の香りを楽しむことができます。

制汗剤やデオドラントスプレーと併用して香水を付けて、香水の魅力を最大限に感じてみてください!

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監修: カラリア編集部

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※ 掲載されている情報は記事執筆時点のものです。最新情報は公式ホームページなどでご確認ください。

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