パンプスが臭くなる理由は?
その原因は“汗や皮脂を餌に、繁殖した雑菌”にあります。
足の裏には汗腺が多く存在しており、1日にコップ1杯分の汗をかくといわれています。
蒸れたパンプス内は雑菌が住みやすい環境となり、汗や皮脂、古い角質を餌にどんどん増殖。
増殖した雑菌が、皮脂や古い角質を分解をする際に分泌する物質が、ニオイの原因となっているのです。
臭いままのパンプスや靴を履き続けると、ニオイが取れないまま蓄積され、更に悪臭を放つようになってしまいます。
定期的なケアで、パンプス内の清潔を保つようにしましょう。
パンプスの臭いを消す方法
どれも簡単なものばかりなので、今日からでも試してみてくださいね。
重曹をつかって消臭
更に、消臭効果だけでなく、雑菌の繁殖を抑える働きもしてくれるという優れもの。
やり方はとても簡単で、たったの2ステップで完了します。
●準備するもの
・重曹
・使い古しのストッキングや薄手の靴下
●使用方法
1 ストッキングに重曹を入れ、こぼれないように口を縛る
2 ニオイが気になるパンプスに入れて一晩寝かせる
重曹は100均やドラッグストアなど、身近な場所で手にすることができます。
食品用やお掃除用がありますが、種類は問わないので、家に重曹があるという方はすぐにでも試してみてくださいね。
10円玉を入れて除菌・消臭
その理由は「銅」にあります。
10円玉には、約95%の銅が含まれており、銅には抗菌作用があると言われています。
実際に銅の抗菌作用を活用し、病院内のドアノブや洗面台に銅を使う、硬貨に銅を使い細菌の蔓延を防ぐなど、あらゆるところで活躍しているのです。
そのため10円玉をパンプスに入れておけば、雑菌がいなくなりニオイが取れるというわけです。
やり方はとてもシンプルで、パンプス内に10円玉を入れて一晩おくだけ。
ポイントは、靴全体に広げるように、10円玉を10枚ほど入れることです。
とくに湿気が溜まりやすい、つま先部分には枚数を多く入れると良いでしょう。
また、新しい10円玉の方がより消臭効果が発揮される傾向にあります。
準備するものが10円玉だけなので、費用がかからず手軽に試せるのでおすすめです。
靴用の消臭グッズを使う
種類はさまざまで、スプレータイプやミストタイプ、靴に振りかけて使うパウダータイプなどがあります。
スプレータイプは、速乾性があり使いやすいため、出先で使用する場合や毎日気軽に使いたい方にオススメです。
消臭グッズ初挑戦の方は、簡単なスプレータイプから挑戦してみると良いでしょう。
ミストタイプは、隅々まで有効成分を届けるというメリットがあります。
しかし、吹きかけた部分が湿ってしまうため、しっかり乾燥させなければなりません。
帰宅後にしっかり消臭対策をしたい時におすすめです。
パウダータイプは、湿気を吸収しニオイを根本から抑えてくれるため、高い消臭効果が期待できます。
真っ白なパウダーが靴下についてしまうというデメリットもありますが、1〜2時間程で馴染んで消えてなくなるので心配ご無用。
粉移りが気になる方は、お出かけの前日に使用するなどして対策すると良いでしょう。
おすすめの消臭グッズを3点ほど紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
●おすすめ消臭グッズ① KESCO (ケスコ) バイオ消臭剤 ケスコスプレー
「KESCO (ケスコ) バイオ消臭剤 ケスコスプレー」は、ミストタイプの消臭剤です。
ミストタイプですが、形状がスプレーのため濡れにくく初心者にもオススメ。
ケスコと名付けられた善玉菌群がニオイの元となる悪玉菌を抑制し、連続使用することで住まいの常在菌となり、消臭効果がアップします。
靴以外にも衣類や空間用の消臭などに使用でき、見た目もシンプルなため、玄関先においていてもインテリアの邪魔をしません。
また、天然成分100%なので小さなお子様やペットがいるご家庭にも安心してお使い頂けます。
●おすすめ消臭グッズ② fafra(ファフラ) シューパウダー
「fafra(ファフラ) シューパウダー」は、その名の通り靴用の消臭パウダーです。
ミョウバンや銀を含む独自処方パウダーが、臭いの原因菌を根元から消臭・除菌。
タルクフリーの100%天然成分でできており、お子様(1歳以上)の靴にも安心して使用できます。
コンパクトなのに、1日6〜8プッシュで約4ヶ月も使用可能というコスパの良さも高評価です。
●おすすめ消臭グッズ③ fafra(ファフラ)ボタニカル除菌消臭ミスト
「fafra(ファフラ)ボタニカル除菌消臭ミスト」は、ミストタイプの除菌・消臭剤です。
アルコール・塩素不使用で肌と同じ弱酸性のため、靴以外にも子供やペットのおもちゃにも使用できます。
優しい成分にこだわっていながらも、99.9%除菌・72時間抗菌という優れた効果を発揮。
無香料タイプの他に、虫除け効果がプラスされたグレープフルーツの天然香料入りも販売されています。
最終手段!パンプスを洗う
素材に気をつければ、パンプスも水洗いすることができます。
「合皮」「布」のパンプスは水洗いできますが、「革」「スエード」「エナメル」が素材のパンプスは洗えないため、靴専用のクリーナーを使ってケアします。
パンプスを洗う前に、水洗いできる素材なのかしっかりとチェックしましょう。
また、いくら水洗いできると言っても、頻繁に洗うとパンプスに大きな負担がかかってしまいます。
なにをしてもニオイが取れない・汚れが酷くて履いていられないと思った時にだけ、パンプスを洗うようにしましょう。
<用意するもの>
・エマールなどのおしゃれ着用洗濯洗剤
・靴専用のリムーバー(必要に応じて)
・防水スプレー(必要に応じて)
・乾いた布
・ブラシ
・洗面器やバケツ
・スポンジ
・歯ブラシ
・タオル
・シューキーパー
「革」「スエード」「エナメル」などの水洗いできない素材のパンプスは、靴専用のリムーバーを用意しましょう。
<合皮・布のパンプスの洗い方>
1:パンプス表面についた汚れを、乾いた布やブラシなどで優しく落とします。
2:洗面器に少量の洗剤とぬるま湯を入れよく混ぜたら、スポンジに洗濯液をつけ軽く絞り、パンプスの表面を濡らしながら汚れを優しく拭き取ります。
3:内側は念入りに、歯ブラシとスポンジでしっかりと汚れをかきだしていきます。
4:内側と外側も洗い終えたら、洗面器に水を張り、ゆらゆらとパンプスを振り洗いします。完全にぬめりがなくなるまですすぎましょう。
5:ぬめりがなくなったら、タオルでしっかりと水分を拭き取ります。水気を切ったら、シューキーパーを入れパンプスの形を整えます。
6:最後に、パンプスが完全に乾くまで日陰干しをします。
<革・スエード・エナメルパンプスの洗い方>
1:パンプス表面についた汚れを、乾いた布やブラシなどで優しく落とします。
2:シューキーパーを入れパンプスの形を整えながら、乾いた布に専用のクリーナーを少量取り、優しく汚れを拭き取っていきます。
3:洗面器に少量の洗剤とぬるま湯を入れよく混ぜます。そこに、乾いた布を浸し固く絞ったら、パンプスの内側を拭き取ります。
4:最後に防水スプレーをかけ、完全に乾くまで日陰干しします。
日々のニオイ対策を習慣づける
では、どのようにしてケアしていけば良いのでしょうか。
いくつかの予防方法をご紹介します。
オフィスでは通気性のよい靴を履く
オフィスワークの人はもちろん営業職の人も、休憩中はパンプスを脱ぐなどして、足が蒸れやすい環境を減らすことが大切です。
スリッパやサンダルと聞くとラフなものを想像しがちですが、最近ではオフィスで履いても違和感のないデザインのものが多く販売されています。
パンプスをローテーションで履き替える
ニオイ対策の他にも、パンプスを長持ちさせることができるメリットもあります。
タイプの違うパンプスを複数用意して、気分やコーディネートに合わせて楽しむのも良いですね。
中敷きを活用する
実は、中敷きはニオイ対策にもおすすめなのです。
中敷きを敷くことで、汗がパンプスに染み込むのを防ぎ、雑菌の繁殖を抑えてくれます。また、汚れたらすぐに取り替えられるので、日々のケアを簡単にしたいかたにもおすすめです。
最近では、消臭タイプや吸湿タイプなど高機能付きの中敷きが100均でも販売されています。
消臭効果のあるストッキングを選ぶ
シーンに合わせて選べるように、いろいろなタイプの消臭効果付き靴下が販売されていますので、自分の好みを見つけてみてはいかがでしょうか。
また、汗を多くかく人は靴下を1日1〜2回履き替えることで、ニオイを大幅に抑えることができます。
臭いにサヨナラ!脱ぐのも怖くない足元に♡
重曹や10円玉など身近なものでニオイを消すことができるので、ニオイにお悩みの方はぜひ今日から試してみてくださいね。
なにより一番大切なのは、臭くなる前に日々の対策をしっかり行うことです。
簡単なケアでニオイを気にせず過ごせる毎日にしましょう。
またこちらの記事では、靴のニオイ対策についてご紹介していますので、合わせてご覧ください!
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