モルトンブラウンってどんなブランド?香水の特徴は?
まずはモルトンブラウンの特徴を紹介します。
モルトンブラウンとは
その後ハンドケアやボディケアも発売され、香りや成分にこだわった製品作りが進んでいきます。シェービングやスキンケアなどのメンズラインも充実していき、英国紳士からも絶大な人気を誇るライフスタイルブランドに。
現在ではアメニティとして採用しているラグジュアリーなホテルも多く、「モルトンブラウンが置いてあるホテルなら、そのホテルの選択は正しかった」というような言葉も生まれたほど。
全て自国のイギリスで製造されているところにもブランドとしての信念を感じますね。
モルトンブラウンの香水の特徴
オードパルファン | オードトワレ | |
---|---|---|
濃度 | 20% | 8〜10% |
おすすめのシーン | ・特別な日
・夜の外出
|
・普段使い
・日中の外出
|
香りの処方 | オードトワレの使用香料+α | 基本の処方 |
しかしモルトンブラウンのオードパルファンは、従来のオードトワレシリーズの香りに「シグネチャーノート」をプラス。
パフューマーが表現したい世界観をより強調し、深みと豊かさが増した香りになっており、オードトワレと香りの差別化を図っています。
7.5mlサイズは別売りのトラベルケースにセットして使う細くてスタイリッシュなボトルですが、それ以外は下記のような共通点や違いがあります。
オードパルファン | オードトワレ | |
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ボトル/箱のカラー | ダークブラウン/ダークブラウン | クリア/白色 |
キャップのカラー | 各香水のイメージカラーのマーブル模様 | シルバー |
キャップの形 | 球体 | 球体 |
レンズ越しに見ると今までとは違った世界が見えることから、「既成概念にとらわれない」というブランドスピリットを表しているとか。
香水をつける前に同じ香りのボディケアグッズを使えば、香りが飛躍的に長持ちするように。お気に入りの香水の香りをシリーズで揃えることもでき、バスタイムが楽しくなりますね。
モルトンブラウンの香水はメンズ向け?
もちろんメンズをターゲットにした、クールで知的な香りも豊富です。しかし実はユニセックスで使える爽やかな香りや、女性にこそ注目してほしい華やかでキュートな香りもたくさん。
若々しいフレッシュなシトラス系の香りから、ゴージャスなオリエンタル系の香りまで幅広いラインナップなので、女性にもおすすめできる香水ブランドと言えます。
モルトンブラウンでおすすめ人気香水ランキング14選
1.サイプレス&シーフェンネル
ベルガモット、サイプレス、シーフェンネル、フィグリーフ、マリンノート、カルダモン、ジャスミン、ムスク
【異なる香り】
オードトワレ | バイオレットリーフ |
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オードパルファン | ジンジャー、ベチバー、レザーノート |
オードパルファンの方はベチバーやレザーのスモーキーな香りが印象的で、よりメンズライクで少しダークな雰囲気があります。オードトワレに比べると、夏に使う香水としてはやや難易度高めかもしれません。
マリンノートが好きな方なら、オードトワレとオードパルファンどちらもおすすめ。正統派かつモダンで落ち着いたモルトンブラウンならではのマリンノートを楽しんでみてください。
2.ジンジャーリリー
ジンジャー、カルダモン、クローブ、リリー、ジャスミン、ムスク、シダーウッド、チュベローズ、バニラ
【異なる香り】
オードトワレ | クローブ |
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オードパルファン | ヒヤシンス、オリス、オスマンサス |
チュベローズやジャスミンなどの南国の妖艶なフローラルの香りが中心かと思いきや、とてもグリーンで生花に近い印象のトップノートからスタート。ジンジャーやカルダモンといったスパイスも突出することなく、全体をほどよく引き締めてくれています。
ラストに近づくにつれ、少しパウダリーなムスクが出てきて、爽やかなフローラル石鹸を使っているかのような印象に。
甘すぎず使いやすいフローラル香水をお探しの方、女性らしい香りが好きだけどやりすぎなのは苦手という方におすすめです。
大人っぽさがありながら爽やかさもキュートさも手に入る、万能の香りと言えるでしょう。
3.ウード・アコード&ゴールド
ブラックティー、ウード、タバコ、ベチバー、ハニー
【異なる香り】
オードトワレ | シナモン、ナツメグ、エレミ、ミルラ |
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オードパルファン | ダバナ、サフラン、バニラ、フランキンセンス |
使われている香料を見る限り「とてもオリエンタルで濃厚そうな香り」「湿度の高い日本の夏では使えないのでは」と思ってしまいそうですが、ウードの香水にありがちなキツさは一切なく、使いやすい香りです。
オードパルファンの方は、よりいっそう乾いたスパイスのようなエキゾチックな香りが強いですが、いずれもユニセックスで使えます。段々とブラックティーの清潔感のある優しくまろやかな香りに。
使いやすいとは言えウードを使用したオリエンタル系の香りなので、カジュアルな服よりスーツやドレスの方が似合います。
「オードトワレを足首だけ」のような使い方であれば、オフィスや食事シーンでも使えるでしょう。
4.ピンクペッパー
ピンクペッパー、タンジェリン、ジンジャー、パチョリ、シダーウッド
【異なる香り】
オードトワレ | エレミ |
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オードパルファン | ナツメグ、ラブダナム、ジャスミン、オスマンサス、オークモス |
トップノートのスパイシーな香りが落ち着いた後は、ウッディムスキーの何とも色っぽく温かみのある香りに。甘さとスパイシーさが最後までバランスよく続きます。
自分の意思をしっかり持った“芯の強い女性像”を思わせる、ハンサムなシプレフローラルの香りです。
オフィスでもパーティーでもデートでもオールマイティに使える香りのため、1本持っていると心強いですね。
5.リリー&マグノリアブロッサム
ホワイトティー、マグノリア、グリーンマンダリン、ミュゲ、ホワイトムスク
【異なる香り】
オードトワレ | |
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オードパルファン | 洋ナシ |
フローラルの香りは女性向けの製品が多いですが、甘すぎないリアルなホワイトフローラルの香りなので、男性でも違和感なく使えます。
オードパルファンには洋ナシの香りが使われ、みずみずしくジューシーな透明感をプラスしています。
誰からも好かれる優しく柔らかいフローラルの香りですので、香水初心者の方でも安心して使えますね。正統派・硬派なモテ香水をお探しの方にもおすすめ。
モルトンブラウンの香りの中ではフレッシュで軽めな香りのため、持続時間はあまり長くありません。こまめにつけ直しする方が良いと言えるでしょう。
6.フローラ ルミナーレ
マンダリン、オレンジブロッサム、ジャスミン、ティアレフラワー、イランイラン、ムスク、シダーウッド
【異なる香り】
オードトワレ | フランジパニ(=プルメリア) |
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オードパルファン | ビターアーモンド、プチグレン、ネロリ、マテ、サンダルウッド |
ジャスミンやイランイラン、フランジパニ(=プルメリア)など南国のホワイトフラワーをふんだんに使った、華やかなフローラルの香りが特徴的です。
ゴージャスで強い芳香の花々の香りが特徴的なため、全体的に大人っぽく官能的な香りに感じられます。香水としての強さや持続性もかなりのもの。
そのため、使う量やシーンには注意しましょう。使い方に自信のない方は、より軽い香りのオードトワレがおすすめです。
ジャスミンやイランイランなどの花が好きな方には間違いなくはまるはず。大変存在感のある香りのため、堂々としたかっこいい大人の男性・女性に是非使ってもらいたい香水です。
7.ローズデューン
サフラン、ローズ、カシス、ゼラニウム、ペッパー、モス
【異なる香り】
オードトワレ | バイオレットリーフ |
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オードパルファン | ジンジャー、レザー、ウード、パチョリ、アンバー、ミュゲ、マグノリア |
ペッパーやウード、モス、サフランといった中性的な素材が多く使われており、フローラルの甘さを引き締めています。
また全体的に暗い影を落とすようなスモーキーな香調でもあるため、かなり落ち着いた印象を与えられるでしょう。
分かりやすい女性らしさや可愛らしさが苦手な方におすすめです。まとうだけでイイ女度が増すような、高級感のある香り。
8.ネオンアンバー
ピンクペッパー、マンダリン、バイオレットリーフ、トンカビーン、アンブロキサン、シダーウッド、ラブダナム
【異なる香り】
オードトワレ | |
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オードパルファン | ベルガモット、ヘイアブソリュート(干し草) |
トップはピンクペッパーやマンダリンのややスパイシーで爽やかな幕開け。トンカビーンやラブダナムがオリエンタルで重厚な雰囲気をかもします。オードトワレでも強めに香りますので、できる限り足首などの下の方にプッシュするのがベター。
冬のお出かけや夜のパーティーシーンにとてもマッチする上品でモダンなオリエンタルの香りです。
オードパルファンの方にはヘイ(干し草)のタバコのようなスモーキーな香りがプラスされており、いっそうダークで個性的な印象に。上級者向けの香りです。
9.ジャスミン&サンローズ
ラズベリーリーフ、ベルガモット、ローズ、ジャスミン、パチュリ、ムスク
【異なる香り】
オードトワレ | ピーチ、オスマンサス |
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オードパルファン | ブラックカラント、ダバナ、トンカビーン |
オードトワレの方にはピーチやオスマンサスが使われており、軽やかながらも後残りの良い若々しさを感じることができます。
オードパルファムではシグネチャーノートとしてダバナが使用されており、熟成された芳醇なリキュールのような色っぽさがプラスされているのが特徴です。
ラストではパチュリがメンズライクなラフさを演出。パチュリは好き嫌いが別れる香りではありますが、ローズとの組み合わせが好きな方にはぜひ試していただきたい香りです。
公式では「シプレフローラル」というジャンルになっており、重厚感や知的さから「洗練されたお姉さんの香り」というイメージを与えてくれます。
10.ロシアンレザー
エレミ、バーチ、パイン(マツ科の針葉樹)、レザー、ケード、ベチバー
【異なる香り】
オードトワレ | ブラックティー、バジル |
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オードパルファン | ベルガモット、ブラックペッパー、ゼラニウム、アンバー、ラベンダー |
「バーチ」とは白樺のことで、焚き火で燃えた後のスモーキーな香りや、タールの苦みといったものが表現されています。パインの清涼感と相まって、一貫してクールでビターな印象。
オードパルファンではシグネチャーノートとしてラベンダーの香りがプラスされており、多少の甘さはあるものの、マスキュリンさにいっそう磨きがかかっています。
「シトラス」や「石けんの香り」のような、万人ウケする要素はありません。好き嫌いがかなりはっきり別れる個性的な香りです。
しかしこの香りが好きな方にはこれ以上ないほどハマり、運命のフレグランスになるかもしれません。
11.ブラックペッパー
オードトワレ | レモン、ジンジャー、バイオレットリーフ、バジル、アンバーグリス |
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オードパルファン | ベルガモット、ラバンジン、レザー、ピンクペッパー、マントルペッパー |
アロマティックでナチュラルな香りですが、モダンというより伝統的・正統派といった印象で、落ち着いた大人向けかもしれません。キリッとかっこいい香りが好きな方ならユニセックスでお使いいただけます。
オードパルファンの方にはシグネチャーノートとしてマントルペッパーが追加され、よりスパイシーな雰囲気に。
シトラスやスパイス系はあまり香りが持続しないですが、オードトワレで少し物足りなさを感じる方はオードパルファンの力強さを試してみても良いでしょう。
12.スエードオリス
オードトワレ | エレミ、シダーウッド、パチュリ |
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オードパルファン | ブラックペッパー、スエード、ベンゾイン、バニラ |
天然のフローラルの香りの中でもケタ違いに高価な「オリスアブソリュート」を使用しているのも大きな特徴。このオリスと、バニラやスエードのハーモニーがパウダリーな雰囲気を作り出します。
しだいに体温で温められ、ムスクとは違ったパウダリーな香りが広がり、何とも官能的で色っぽいミドルノートに。
上品で大人っぽくゴージャスな香りがお好きな方におすすめ。とくにこの香りはムエットにつけるのと肌につけるのとで、受ける印象がかなり変わります。肌の脈打つところにつけて試してみてくださいね。
13.デリシャスルバーブ&ローズ
グレープフルーツ、ルバーブリーフ、バニラ、ローズ、ムスク
【異なる香り】
オードトワレ | ユズ、レモングラス、スペアミント、シュガー |
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オードパルファム | ライチ、ラズベリー、ピオニー、ピンクペッパー、シダーウッド |
モダンな中にも伝統をしっかりと感じさせるモルトンブラウンらしい香水で、甘すぎたりしつこすぎたりしない、透明感のある上品な香調のため、大人の女性にも◎。
また全体的にエアリーで軽い香りです。オードトワレ、オードパルファンともに持続時間も長くはないので、春夏にはとても使いやすく重宝しそうです。
14.ジュビラントパイン&パチョリ
トップノート | パイン、シナモン、ジュニパーベリー |
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ミドルノート | レッドフルーツ、アンバー、スエード |
ラストノート | パチュリ、バニラ、ムスク |
またパチュリが土っぽいアーシーな雰囲気を演出するので、まさにクリスマス気分を盛り上げてくれますね。
バニラやレッドフルーツも使われていますが、全体的にはパインやジュニパーが主体となった清涼感のある香りが際立っており、男性的な香りです。
普段使いすることだけを考えると、仕事のできそうな・誠実な印象を与えられそうな香りに感じられます。甘すぎる香りが苦手な女性の方にもおすすめです。
モルトンブラウンが気になる人におすすめの香水ブランド
1.ペンハリガン
英国の紳士淑女に支持されるような、格調高く気品あふれる香水の雰囲気も似ていますよ。
英国王室のバラの紋章「デューダーローズ」からインスパイアされたというローズを主体とした香りが特徴。伝統的でありながらモダンな要素も感じる贅沢な香水です。
シトラスと針葉樹が、すっきりとしながらエレガントさもアピールできる香りをかもしだし、英国紳士たちを今でも魅了し続けています。
2.SABON
ボディオイル、ボディローション、ボディウォッシュなど豊富なラインナップのため、香水と合わせてトータルで使うことができます。
ボディクリームなどで保湿した上にフレグランスを重ねる「レイヤリング」という使い方を提唱しており、より香りに深みを与えたり長持ちさせたりすることが可能です。
モルトンブラウンも、もともとはフレグランスを発売する前にホテルのアメニティからスタートしました。
バスタイムから香水までトータルで使えるラインナップの広さや、プレゼントにも喜ばれる高級感などが共通しています。
SABONの香水は重ね付けをすることも視野に入れているため、全般的にボディミストのように軽い香り立ち。しっかりとしたオリエンタル風の香りでありながら、重くなりすぎないので気軽に使えます。
ボディウォッシュやボディオイルと組み合わせてトータルで使うことをおすすめします。プレゼントにもおすすめです。
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