金木犀(オスマンサス)のアロマオイル・精油5選。甘くまったりとした香りを好きなときに好きなだけ。
外を歩いていて、ふと、まったりと甘い金木犀の香りがふわっと届くと、なんだかとても癒された気持ちになりますよね。
最近では金木犀の香りの香水も増え、2019年頃から変わらずブームが続いています。
さて、そんな金木犀ですが、香水だけではなく「アロマ」としても楽しむことができますよ。
花が落ちてしまい、寒い冬になってもお家で密かに楽しめる金木犀のアロマをご紹介します。
金木犀とは・金木犀の香りの魅力
学名は「Osmanthus」(オスマンサス)と名付けられています。
香水に親しみのある皆さんなら、こちらの名前の方が身近かもしれませんね。
金木犀の香りを嗅ぐと、ゆったりとした安心感に包まれるような感じがしませんか?
疲れていたり、ストレスによって気分が高まってしまったときには、金木犀の香りを嗅いで自分だけの癒しの空間を楽しんでみてはいかがでしょうか。
中国では金木犀の花を使った「桂花茶」や「桂花酒」としても楽しまれている
桂花茶(けいかちゃ)は金木犀を乾燥させただけのシンプルなもの。お湯を注ぐと、ハーブティーのように金木犀のフローラルな香りが湯気に乗ってふわふわと立ち上がります。場合によっては緑茶とブレンドすることもあるそうですよ。美味しそうですね。
また、桂花酒(桂花陳酒/けいかちんしゅ)は、白ワインや紹興酒に金木犀を3年漬け込んだお酒で、本場の方はこれをストレートで飲むのが主流だそう。
月を眺めながら、金木犀の香りに包まれたお茶やお酒を飲みつつ、家族で楽しい団欒を過ごすひとときはとても楽しそうですよね。
日本でも中国茶を扱うお店などでは販売もしているので、ぜひ中国茶を楽しむ機会があったら桂花茶もチェックしてみてくださいね!
金木犀の香りのアロマオイルおすすめ5選
ネロリやジャスミン、ローズなどと同じく、水蒸気の熱に耐えられないデリケートな花は、精油として抽出するのが難しいらしいのです。
一説では「ラベンダー精油10滴=金木犀精油1滴」と言われているほど!
それほど精油では希少な金木犀の精油は、1mL(約20滴)で4,000〜5,000円が相場価格です。
精油の中では価格が高めですが、たとえ1滴でも香りはしっかり広がるので、実際そこまでコスパが悪いわけでもありません。使うのがもったいなく感じたときは、ほかの精油とブレンドする方法もおすすめですよ。
金木犀のアロマ①キンモクセイAbs./生活の木
アブソリュート(溶剤抽出法)とは、蒸気の熱を使って抽出するのではなく、エタノールなどの溶剤を使用し、香り成分のみを溶かして抽出する方法です。
水蒸気蒸留法で抽出された精油はほとんど無色なのに対し、アブソリュートで抽出された精油は、花の濃い色がついているのがポイント。香りもぎゅっと濃縮されています。
生花の金木犀よりもずっと濃厚で、甘さよりも金木犀特有のスパイシーさが目立つフローラルな香りです。
金木犀のアロマ②キンモクセイ アブソリュート/&SH(アンドエスエイチ)
アンドエスエイチは、品質の良いエッセンシャルオイルを生産者から直接仕入れ、自社で発送することでコストを削減しているため、店頭で購入するよりお得なのが魅力です。
アンドエスエイチのキンモクセイも、生活の木と同じくアブソリュート。金木犀ならではのスパイシーな甘さのアロマエッセンスをじっくり楽しむことができます。
金木犀のアロマ③ブレンド精油 キンモクセイ/生活の木
こちらの「ブレンド精油 キンモクセイ」10mLは、最初に紹介したキンモクセイAbs.とは違い、いくつかの香り(キンモクセイ、オレンジスイート、ホーリーフ、ベンゾイン)をブレンドしているのがポイントです。
オレンジスイートのもつ柑橘系の甘さとホーリーフのグリーンが、金木犀のフローラルな香りを引き立て、ベンゾインがまったりとした甘さを残します。
金木犀だけの精油ではないので香りもリーズナブルですが、その分人気も高く、毎年すぐに完売してしまうほど!
評価も高く、プレゼントやギフト用としてもおすすめです。
金木犀のアロマ④金木犀アロマオイル/NOTO(ノト)
100%ピュアな精油ではありませんが、金木犀ならではのまったりとした柔らかなフローラルの甘さを絶妙に再現。金木犀精油よりもリーズナブルに楽しめるアロマオイルとなりました。
金木犀のアロマ⑤wanoka香油 金木犀/wanoka(ワノカ)
店頭では、ロフトやハンズなどの雑貨ショップの、コスメ・ビューティー用品のコーナーで扱っています。
wanoka=和の香り、和の花、輪(四季が巡ること)をコンセプトとしたブランドで、日本ならではの優しい香りを再現しているそう。
金木犀は、金木犀のまったりとしたフローラルな甘さと、果実のようなフルーティフレーバーを調合した、よりフレッシュな香りです。
香油は水溶性となっており、アロマディフューザーに垂らして使うこともOK。
インテリアとしても飾っておきたくなるようなシンプルな和のデザインの瓶も素敵。プレゼント用としてもおすすめです。
金木犀の香りの香水、ルームフレグランスを紹介
Osmanthus(オスマンサス)/ACQUA DI PARMA (アクア ディ パルマ)
〔トップノート〕グリーンマンダリン、ネロリ
〔ミドルノート〕アンブレット、ボタン
〔ラストノート〕オスマンサス、パチョリ
つけたては、グリーンマンダリンとネロリの深みのあるシトラスノート。トップはやや強く、シトラスを引き継いだまま、ややアニマリックなアンブレット(植物性の麝香にも似たムスク香)とボタンの心地良く魅惑的なミドルへ。やや時間が経つとこの香水の見せ場であるオスマンサスが少しずつ顔を見せ、ほのかな秋の気配をそっと肌へと残します。
Osmanthus(オスマンチュス)/The Different Company (ザ ディファレント カンパニー)
〔トップノート〕ベルガモット、グリーンノート
〔ミドルノート〕オスマンチュス、マンダリン、ジャスミン
〔ラストノート〕ムスク、ピンクベリー、ローズ
「最高品質の天然香料を駆使して、他にはないユニークでエレガントな香水を創ること」をコンセプトに、現代のラグジュアリーを香りで再現しています。
「オスマンチュス」は、ジャン=クロード・エレナ氏が中国の紫禁城を訪れたときに、庭園を包み込む金木犀の香りに感銘を受けたことがきっかけに誕生しました。金木犀のアブソリュートを贅沢に使用して製作されています。
つけたては清らかでみずみずしいシトラスグリーンノート。そこから少しずつ、金木犀特有のややスパイシーで柔らかな甘さが、フワッととても優しく香ります。金木犀の香りはそのままに、ラストには少しずつ石けん調へドライダウン。穏やかな香調はジャン=クロード・エレナ氏だからこそ成し得る技です。
カラリアトップページの検索部分にも「金木犀」のカテゴリーがあるので、ぜひ検索もしてみてくださいね♪
かゆらぎ 金木犀/日本香堂
日本の花をイメージしたお香のシリーズで、日本ならではの金木犀の香りがほのかに楽しめます。
香り自体はそこまで強くないため、ペットや小さなお子様がいるご家庭でも安心して焚くことができますよ。煙によって喉が痛くなってしまうこともないので、穏やかな香りをのほほんと堪能できるのが魅力的です。
ルーム&ファブリックミスト 金木犀/Frienbr(フレンバー)
消臭・防菌にも役立つ緑茶のエキスも配合しており、普段なかなか洗濯できないクッションやソファーなどのファブリックや、匂いがこもりがちなキッチンスペースに吹きかけることで、常に清潔に保つことができます。
シュッと吹きかければ、たちまち満開に咲き誇る金木犀の木の下にいるかのよう!
金木犀の甘い香りを好きなときに、好きなだけ、楽しもう。
金木犀のアロマはひとつ一つが希少で価格も高価ですが、少しでもしっかり香りが広がるので、持ちもそこまで悪くありません。ただし、人気ゆえなかなか手に入らないというジレンマも!
ぜひお店やネットで見かけたら、手に取ってみてください。
甘くまったりとした香りは、あなただけの癒しの時間を演出してくれるはずです。
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