すれ違った時にいい匂いがする香水の付け方
近距離から香水をプッシュするのは避けて、20~30cm離れた場所から1プッシュしましょう。また首すじなどの上半身は香りが強くなりやすいので、下半身を中心に香水をつけるのがおすすめです。
そもそもの適量は1プッシュ
香りの濃度が最も高いパルファム、その次に香りが強いオーデパルファム、そしてオードトワレは1か所につき1プッシュが理想です。1プッシュでも香りが強いと感じる場合は、コットンに香水を含ませて、軽く叩くように香り付けする方法もあるので試してみてください。
ただしオーデコロンは1か所につき2〜3プッシュが適量といわれています。オーデコロンは濃度が低く持続時間が短いからです。
すれ違った時にいい匂いをふんわりと香らせたい場合は、まず香水ごとの適量をマスターしましょう。それから自分に合った香水の付け方を工夫していくのがおすすめです。
ウエストや太ももなど下半身側に香水を付ける
香りは下から上にあがってきます。そのため上半身に香水を付けたときよりも、下半身に香水を付けたときのほうが徐々に香りやすくなってくるのです。
下半身に香水を付けるなら足首・ひざ裏・太もも・ウエストなどがおすすめ。これらの場所は体温が高い場所なので、香りが揮発しやすくなり、適度に長時間香ってくれるでしょう。
20~30cm離れた場所から香水を付ける
近距離から香水をプッシュすると、液体のまま1か所だけに集中的に付着するので、強く香りすぎてしまうのです。
肌から距離を取った場所からプッシュすると、香水がミスト状になり香りを抑えることができます。20~30cm離れた場所から香水をプッシュし、香り付けしたい場所をくぐらせるようにしましょう。
香水をシャワーのように吹きかけてくぐる
「上半身に香水を付けたいけど強く香らないか不安」という方にもぴったりの方法です。
ただし噴霧しすぎると、服が香水で濡れてしまったり、シミになったりする可能性があるので注意してください。手を少し伸ばしたところから香水をプッシュしましょう。
香水の種類によって付け方を変えてみる
例えば濃度が15〜30%と最も濃いパルファムの場合、2プッシュ以上してしまうと匂いが強くなってしまいます。1プッシュだけにとどめたり、下半身を中心に付けたりするようにしましょう。
オーデパルファムも、パルファムの次に香りが強い香水の種類です。濃度は10〜15%ほど。パルファムと同様に1プッシュまでに抑えて、付ける場所も工夫することで、強すぎずふんわりとした香りを演出できます。
オードトワレの持続時間は2〜4時間とそこまで長くなく、濃度も高くありません。基本のプッシュ数やプッシュする位置には気をつけつつ、時間が経ったら付け直すのも1つのテクニックです。ただし香水を付けた直後は香りが強いので、ふんわり香らせたい場合は注意してください。
最も濃度の低いオーデコロンの場合は1か所につき2〜3プッシュ付けても問題ありません。ただし濃度が低く、持続時間も短いからといって初めの段階で過度に付けすぎるのは避けましょう。
外出の20~30分前に香水を付けておく
香水は付けてからの時間によって、トップノート・ミドルノート・ラストノートと分類されます。この中で香水の核となる香りが最も表現されるのがミドルノート。
ミドルノートは香水をつけてから10~20分後に香り出すため、外出の20~30分前に付けるのがベストといわれています。
ただしいちばん良いタイミングが、必ずしもミドルノート始まってすぐというわけではありません。香水によってはもっと時間がかかる場合もあります。
梅雨や雨の日は香りが強くなりがち
梅雨や雨の日には、当然ですが湿気が多くなります。空気中に水の分子が多く含まれていることで、香りの分子がうまく広がらず、通常より密度の濃い香りが空気中に充満してしまうのです。
また湿気によって鼻粘膜が湿って、香りの分子をキャッチしやすくなってしまうのも、雨の日や梅雨に香りが強くなりがちな理由の1つとされています。
ふんわり自然な匂いにしたいなら香水以外も検討してみよう
ファブリックミストで衣類をいい匂いにする
例えば清潔感を重視したいならサボン系、甘い香りが好きな方はフローラル系、というように好きな香りやイメージが近い香りを選んでみましょう。
衣服だけではなく、寝具に使ったりカーテンなどの衣類に使ったりできるので、ルームフレグランスとしても活躍します。
柔軟剤にこだわって衣類をいい匂いにする
柔軟剤を使ってふんわり香らせるには、洗濯機・乾燥機の正しい投入口に柔軟剤を入れることを徹底しましょう。洗濯槽に洗剤と柔軟剤を一緒に入れてしまうと、お互いの匂いを打ち消してしまいます。
また脱水後の衣類はすぐに干すことも大切です。濡れている洗濯物をそのまま洗濯槽に長い時間放置していると、菌が増殖して臭いが発生します。せっかくいい匂いの柔軟剤を使っても台無しになってしまうので、気をつけましょう。
サシェやフレグランスカードで衣類をいい匂いにする
サシェやフレグランスカードを、タンスやクローゼットなど衣類の保管場所に入れておくことで、衣類に匂いを移すことができます。
練り香水やヘアミストで髪をいい匂いにする
練り香水とは、香料をオイルやワックスの中に練り込んだ固形の香水のこと。香水よりも持続時間が短めですが、コンパクトで持ち運びに便利なのが特徴です。
ヘアミストとは髪の毛用のフレグランスミストのことです。髪は人との距離が近く、香水のような強い香りでなくともいい匂いをアピールすることができます。
香水は髪へのダメージも懸念されますが、練り香水やヘアミストなら安心して使えるのでおすすめです。
フレグランスシャンプーで髪をもっといい匂いにする
フレグランスシャンプーとは、まるで香水のようないい匂いをまとえるシャンプー。すれ違った時や髪をかき分けた時に自然といい匂いをさせることができます。
フレグランスシャンプーは市販のシャンプーの中では高価格帯ですが種類も豊富です。
香水好きのあなたには「カラリア 香りの定期便」がおすすめ
1ヶ月分の香水が毎月届くので、気になっていたブランド香水を気軽にお使いできるだけでなく、気分や季節に合わせて香りを選ぶことができます。
・4ml(約1ヶ月分)の香水が届く
・持ち運びに便利な専用アトマイザーケース付き
・香水のラインナップは約1,000種類以上!
4mlは約60プッシュほどなので1ヶ月で使い切りやすい量です。おしゃれな専用アトマイザーも貰えるので外出先での付け直しにもおすすめです。
月々2,390円〜で人気ブランドの香水が使い放題!自分にぴったりの香水を探す「香水診断」もできるので、まずはお気軽にお試しください!