香水の種類を詳しく解説!違いを知ってぴったりの香水を見つけよう
パルファムとオードパルファムの違いは?
フランス語のパルファムは、日本語では「香水」の意味。高濃度の香り成分を使用して作られているため、香りが長く持続するのが特徴です。植物や果物、スパイスなどの自然由来の香り成分を使用して作られることが多く、高級感のある香りをまとえます。
一方のオードパルファムは、パルファムに比べると香り成分の濃度が低いため、持続時間は短くなります。ただしパルファムよりも香りが弱いとはいえ、ほかの香水よりも香りは濃厚で長持ち。「強すぎない香りがいい!でもできるだけ長く香らせたい!」という方におすすめです。
パルファムとオードトワレの違いは?
香水は水やアルコールなどの溶剤を使用して作られることが多く、オードトワレはその割合がパルファムに比べて多いです。そのため、香りの持続時間はパルファムよりも短くなります。その代わりにコストパフォーマンスが良く、手軽に試しやすいのが魅力的。強い香りを気にせず、さまざまなシーンで利用できる優しく淡い香りが特徴です。
香水だけではなく、ローションやハンドクリームなどに使用されることもあり、軽い使用感で日常使いしやすいのもうれしいポイント。「コストを抑えたいけど、きちんと香りをまといたい!」という方におすすめです。
パルファムとオーデコロンの違いは?
香水として使用するというよりも、エッセンシャルオイルのように体の広範囲につけると、ふんわりと香らせることができますよ。また香りは持続しないため、数時間ごとに塗りなおす必要があります。
コストを抑えてほのかに香るので、何種類かのオーデコロンをその日の気分に合わせて使い分けするのもおすすめです。女性らしさを演出したいときはフローラル系、爽やかな印象を与えたいときはシトラス系など、気分転換したい時間につけなおすのもよいでしょう。
同じ種類の香水でも商品によって持続時間や香り方は違う
これから香水を購入するなら、思っていたほど長く香りが続かなかったり、香りの強さが違ったりといった事態は避けたいですよね。香水選びの参考に、香り方が変わる原因をチェックしてみましょう。
香り方が変わる原因1.肌との相性
たとえば皮脂量が多いオイリー肌の場合、甘い香りは変質する可能性が高くなります。おすすめなのは、柑橘系のフルーティな香り。乾燥した肌につけると香りが飛びやすい柑橘系の香りも、オイリー肌には絶妙にマッチします。
一方の乾燥肌は香水の香りが飛びやすいので、しっかりと主張するタイプの香りがおすすめ。濃厚でスパイシーな香りや、オリエンタルな香りなど、乾燥肌だからこそ楽しめる香りを選ぶとよいでしょう。
肌が乾燥しているときに香水をつけるなら、無香料のクリームやボディオイルをつけてから香水をつけると、香りが長持ちしますよ。肌との相性に合わせた香水を選ぶことで、美しい香りを持続できます。
香り方が変わる原因2.気温や湿度
気温や湿度が高い日には、爽やかな香りやフレッシュさを感じさせる香りがおすすめ。オードトワレやオーデコロンなど香り立ちが落ち着いたものを使えば、周囲にも好印象を与えられます。
湿度の低い日には、乾燥した空気の中でも香りを持続させるために、オードパルファムのようなしっかりと香る香水を選んで、濃厚な香りをまといましょう。香水を塗るタイミングを湿度の高い時間帯に調整するのも、香水の香りをより長持ちさせるコツです。
季節や湿度で香りを変えると、「いつもいい香りがする人」という素敵なイメージを演出できるはず。自分自身のライフスタイルや環境に合わせて、適した香水をみつけてくださいね。
香り方が変わる原因3.汗や体の状態
暑い季節など汗をかくシーンで香水を使いたいなら、汗をかきやすい部位を避けてつけることが重要です。肌ケアをしたうえで、オードトワレやオーデコロンのようなやさしい香りをつけると、ほのかな香りが周囲にふんわり広がるでしょう。
汗や体の状態によって香りが変化するので、一般的には香水を塗るタイミングや量を調整することで対応できます。香水の香りが変質しないように、汗をすぐに拭き取れる無香料のボディシートを併用するのもおすすめです。
パルファム・オードパルファム・トワレ・コロンの違いまとめ
香水濃度 | 持続時間 | |
パルファム | 15〜35% | 5〜7時間 |
オードパルファム | 8〜15% | 5時間前後 |
オードトワレ | 5〜8% | 3〜4時間 |
オーデコロン | 3〜5% | 1〜2時間 |
香水を選ぶときは事前に試香するのがベター
自分好みの香りを選ぶために、事前に香りを確認できる3つの方法を紹介します。
お店で試香させてもらう
実際に試香してみて「イメージと違う…」と感じたら、「香水のプロ」である販売スタッフに好きな香りや利用シーンなどを伝えて、好みに合うアイテムを提案してもらいましょう。
ブランドショップや百貨店は緊張する、という方はいろいろなブランドの香水が購入できるカジュアルな香水ショップへ行く方法も。店舗によっては置いてあるムエットで自由に香りを試せるので、納得のいくアイテムを選べるでしょう。
ミニボトル香水や量り売り香水を買って試す
ミニ香水セットが用意されているブランドもあり、自分で使うのはもちろん、プレゼントにも利用できるので香水好きにはぴったり。ミニボトルや量り売りは、香水ショップや百貨店・オンラインショップで購入可能です。
ただし専門店や香水ショップ以外で量り売り香水を買う場合は、注意しなければいけません。量り売り自体は違法ではありませんが、香水は薬機法では「化粧品」に該当するため、「化粧品製造販売業許可」の取得が必要になる場合があります。
とくにフリマアプリは、禁止事項として香水の量り売りが禁止されているものがあるので、事前に確認するようにしましょう。量り売り香水をネット購入する際は、ルールを守って販売しているサイトを選ぶことが重要です。
香水のサブスクを利用する
毎月一定額を支払うと好きな香水が届くシステムで、香りを選ぶ選択肢が増えるのも魅力的。種類の豊富な香水が用意されていて、事前に香水診断をすると、ぴったりの香りを見つけられます。気になる香水を少量ずつ試せるので、ファッションやメイクに合わせて香りを楽しめるのも嬉しいポイント。
香水のサブスクは小分け販売が一般的なので、「化粧品製造販売業許可」が必要になります。きちんと取得していて信頼できるサイトなのか、購入前に公式サイトでチェックしておきましょう。
送料無料のサイトもあるので、近くにお店がない場合や、ショップで買うのは緊張するという人は香水のサブスクを試してみてくださいね。
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