髪の静電気はヘアオイルで予防できる?
ヘアオイルで髪の静電気を防げる理由
髪の毛が乾燥すると、衣類や体とのわずかな擦れでも静電気を発生させてしまいます。
油性のヘアオイルは髪の水分が蒸発するのを防ぎ、うるおいを保持してくれるので、髪の乾燥を防ぐことができるのです。
結果的に髪が乾燥しにくくなり、静電気を防ぐことにつながります。
その他にもヘアオイルを使うメリットはたくさん!
その1つが、髪のパサつきを軽減できることです。
髪のパサつきの原因はシャンプーのときの摩擦や、ドライヤーなどの熱によるダメージで髪の表面のキューティクルが剝がれてしまうことです。
ヘアオイルを使えば、髪のキューティクルが補修され、髪にツヤ感を出すことができます。
またうねりや細毛などの髪質によるお悩みを解決することができるのも、ヘアオイルを使うメリットです。
髪に静電気が発生してしまう3つの原因
1.乾燥
髪が乾燥している状態では、髪の表面を覆っているキューティクルが剥がれてしまいます。
キューティクルが剥がれることで、他の物体との摩擦が起こりやすくなり、静電気が発生してしまうのです。
とくに女性は30代後半あたりから皮脂の分泌が軽減するので、髪が乾燥しやすくなります。
2.服の素材
じつは服の素材の組み合わせが原因で、静電気が発生しやすくなってしまうこともあるのです。
服の素材には、プラスとマイナスそれぞれに帯電しやすい素材があります。
性質が異なる素材が擦れることも、静電気が発生してしまう原因のひとつです。
3.髪質によって静電気の発生に繋がってしまうことも
細く柔らかい毛ほど、静電気は起こりやすいです。また髪同士の隙間が広がるほど、放電しやすくなってしまいます。
そのため癖毛やパーマをかけている方は、とくに注意が必要です。
夏でも髪の静電気は発生してしまう?
夏になると冷房を使う機会が増えますが、冷房も部屋の乾燥の原因のひとつです。
保湿ケアを怠ってしまうと、静電気が発生する原因になりかねません。
静電気を防ぐためのヘアオイルの正しい使い方
間違った使い方をしていると、ヘアオイル本来の効果を発揮することができません。
ここではヘアオイルの正しい使い方をご紹介します。簡単な方法なので、ぜひ実践してみてください。
アウトバス ヘアオイルの正しい使い方
2.適量のヘアオイルを手に出し、温める
3.温めたヘアオイルを、毛先からなじませる
ヘアオイルの正しい使い方は、上記の3ステップです。
まずヘアオイルを使う前に、タオルドライを忘れないようにしましょう。
洗い上がりの水分が多い髪にヘアオイルを付けても、十分に浸透しません。
このときにタオルと髪を擦りつけるように、ゴシゴシ拭くのはNGです。髪を擦ってしまうと摩擦が起きてしまい、髪に静電気が起こりやすくなるので注意が必要です。
十分にタオルドライができたら、適量のヘアオイルを手に取り、体温で温めてください。
ヘアオイルは油性なので、温めることで伸びが良くなります。
最後に温めたヘアオイルを、ダメージを受けやすい髪の中間~毛先からなじませていきます。
根元から付けてしまうと、髪のベタつきやボリューム不足の原因になってしまうので、注意してください。
ヘアオイルは乾いた髪にも使える?
じつは乾いた髪にヘアオイルを使用すると、オイルの油分が直に髪に届くので、より髪に馴染みやすくなるのです。
オイルがしっかり浸透することで、髪の水分を閉じ込め、まとまりのある髪に仕上げてくれます。
しかしアウトバス用のみで乾いた髪には使えないヘアオイルもあるので、注意書きをよくチェックするようにしてください。
ヘアオイル以外で髪の静電気を抑える方法
ヘアブラシを変える
ヘアセットをするときは、木や天然毛で造られたブラシを使用するのがおすすめ。
木は電気を通さない絶緑体なので、静電気が起こりにくいです。天然毛も油分が含まれているため、静電気が起こりにくくなります。
逆にホテルのアメニティなどのプラスチック製・ポリエステル製のヘアブラシは、静電気が起こりやすいです。外出先で少し髪を整えるときのみ使用し、ヘアセットに使うのは控えましょう。
静電気を逃がすのに特化した、クロムメッキが表面に施されているヘアブラシを紹介します!
粧美堂「フラットヘア ブラッシングブラシ」
隙間の大きい粗めブラシなので、髪の絡まりをほぐして、ツヤ感のある髪を保ってくれます。
軽量なので、持ち運びにも便利です。
ヘアセットの時も注意
とくに朝は、寝ている間に枕と髪が擦れることで起きる摩擦によって、髪が乾燥した状態に。
乾燥した状態のままセットを始めてしまうと、静電気の発生の原因になりかねません。
そのため髪にしっかり潤いを与えてから、ヘアセットを始めるようにしましょう。
また寝ぐせを抑えるために髪を濡らす方も多くいますが、髪が濡れたままの状態でセットをするのも危険です。
しっかり髪を乾かしてからセットを始めるようにしましょう。
ルフト「ヘアアイロン用ベーススプレー」
容量 | 180g |
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種別名称 | 化粧品 |
アイロンの熱による髪のダメージを防ぎ、静電気の発生を防いでくれます。
ヘアスプレーを使用するときには、アイロンをする前にスプレーが髪にしっかりなじんでいるかを確認するようにしましょう。
髪が濡れた状態でアイロンを当ててしまうと、静電気が発生しやすくなってしまうので注意が必要です。
衣類の素材もチェック
また衣類には、プラスに帯電しやすい素材とマイナスに帯電しやすい素材が存在します。
ナイロンやウールなどの素材はプラスに帯電しやすい素材です。
逆にポリエステルやアクリルなどの化学繊維はマイナスに帯電しやすい素材に分類されます。
このマイナスに帯電しやすい素材と、プラスに帯電しやすい素材とを重ね着してしまうと、静電気が起こりやすくなります。
同じ性質の素材同士であれば、静電気は発生しにくいので、重ね着をするときにはチェックしましょう。
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