カラリア 香りの定期便

アロマオイルとは?エッセンシャルオイル(精油)とは違う?

アロマオイルと花
アロマオイルとは人工的な香料やエッセンシャルオイル(精油)を、アルコールやキャリアオイルで希釈した液体です。

アロマオイルはよくエッセンシャルオイル(精油)と混同されます。販売元のページや商品の紹介ページでも、アロマオイルはエッセンシャルオイル(精油)と同じ種類として扱われることが多いですが、両者は異なる製品です。

あまり区別がつきにくいアロマオイルとエッセンシャルオイル(精油)の違いについて説明していきます。

エッセンシャルオイル(精油)とは違う?

疑問に思う女性
実際に「アロマオイル」という言葉は以下のようにいくつかの意味で使用されます。

・エッセンシャルオイル(精油)のこと
・エッセンシャルオイルをアルコールで希釈したもの
・エッセンシャルオイルをオイルで希釈したもの

しかし「アロマオイル」と「エッセンシャルオイル」とを区別する場合は、アロマオイルは香料やエッセンシャルオイルをほかの材料で希釈したものエッセンシャルオイル(精油)は植物からとれた天然由来の原液のことを指す​ので、性質や使い方が異なります。

この記事では人工的な香料をアルコールやオイルで希釈するという意味でのアロマオイルの使い方を紹介していきます。エッセンシャルオイル(精油)で代用できるものもあるため、ぜひ参考にしてみてください。

アロマオイルの使い方

アロマオイルを入れている透明な皿
アロマオイルは主に香りを楽しみたいときに活躍します。アロマオイルはアルコールに溶かして利用できる脂溶性という性質と、置いておくだけで香りが発散する揮発性という性質があるので、目的やシーンに合わせて様々な使い方ができます。

アロマポットで温めて使う

白いアロマポット
アロマポットを使えばアロマオイルの香りをより広範囲に広げることができます

アロマポットはキャンドルの火を使い、水とアロマオイルを蒸発させて香りを広げるアロマグッズです。下段にキャンドルを置き上段の皿に水とアロマオイルを入れるのですが、火を使っているので暖かい蒸気と共にふんわりと香りが広がってくれます。

アロマポットを使うときに注意することは空焚きです。空焚きとはアロマオイルや水が上段にない状態でキャンドルを焚いてしまうことをいいます。

空焚きをしてしまうと温度が過度に高くなってしまい火事の危険があるため、こまめにオイルの残量を確認して火をつけたまま外出しないようにしましょう。

アロマストーンに垂らして使う

色々な種類のアロマストーン
アロマストーンは石膏や陶器などの素材で作られたアロマグッズで、シンプルな石の形から薔薇や葉っぱなどのユニークな形まで色々な種類があるのが特徴です。

アロマストーンは電気や火気を使わずに安心して香りを楽しめます。オイルがゆっくりと揮発するので優しく香りが広がってくれるのも魅力的です。

基本的な使い方はアロマストーンに2、3滴オイルを垂らすだけなので気軽に始めることができますよ。

アロマストーンは缶型・サシェ入り型など持ち運びができる商品も多いため、外出先でもアロマオイルの香りを楽しめます。

アロマストーンもデザイン性に富む製品が多いです。そのため香りを楽しむだけでなくインテリアとして部屋を彩ってくれるでしょう。

おすすめのアロマストーンをもっと知りたい方は、以下の記事で色々なアロマストーンを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

ポプリの香り付けに使う

乾燥した花びら
ポプリと組み合わせてアロマオイルを使うことで、より香りを引き立てることができます。

ポプリとは、乾燥させた花・ハーブ・スパイスなどとアロマオイルとを一緒に瓶などの容器に入れて熟成させたものです。

ポプリに入れる花やハーブなどの材料自体にも香りがついているため、一緒に入れるアロマオイルの組み合わせは慎重に選びましょう

例えば素材にバラやローズなどを使うときは、フローラル系の甘い香りがするアロマオイルを組み合わせると相性がいいです。

ハーブなどの素材を使う際には爽やかな雰囲気があるミント系のアロマオイルを合わせてみると、瓶に入った素材の見た目にもあった印象を与えてくれるかもしれません。

アロマオイルはポプリの香りが薄くなってきたときにも使えます。目安は5滴ほどですが、好きな香りの強さに調節できるのもアロマオイルの魅力です。快適な香りの強さを調整してみてください。

サシェの香り付けにも使える

ポプリと同じようにサシェにもアロマオイルをつけて香りを楽しむことができます。

サシェはポプリと同じように乾燥した花などを素材としますが、それらの素材を砕いて袋に入れるので持ち運びに便利です。

オフィスなどの外出先に好きな香りを広げたいときはサシェにアロマオイルで香り付けをして香りを強くするとおすすめですよ。

サシェは入れる素材だけでなく袋も様々な種類があるため、ハンドメイドをするときにはオリジナリティあふれる作品を作ることができます。

コットンに染み込ませても香り袋を自作できる

綿とアロマオイル
アロマオイルを染み込ませたコットンを通気性の良い袋に入れることで、簡単に香り袋を作ることができます。袋状のアロマグッズは中にドライフラワーなどの素材を使うことが多いですが、コットンに染み込ませても十分に香りを楽しめますよ。

ポプリやサシェとの違いは、素材に香りがついていないということです。純粋にアロマオイルの香りが広がってくれるので、ほかの香りと混ざりたくないという方はコットンを使った香り袋を作ってみましょう

より本格的なアロマグッズを作りたくなったときは、中身をドライフラワーやハーブなどに変えてみるのもおすすめです。

コットンを使う香り袋は、アロマオイルではなく原液のエッセンシャルオイル(精油)でも作ることができます。エッセンシャルオイル(精油)は濃度が高いので、より香りが強く広がってくれるでしょう。

リードディフューザーを部屋に置く

リードディフューザー
アロマオイルはリードディフューザーの香りのもととしても使われます。リードディフューザーはスティックがアロマを吸って香りを広げてくれるアロマグッズです。スーパーや薬局で様々な種類が販売されています。

リードディフューザーは自分で作ることもでき、アロマオイル・スティック・容器などを好きに選べるのが特徴です。スティックの質感も木の枝のような形やスタイリッシュな形など色々な種類があるため、自由にカスタマイズできます

アロマオイルの種類は、使う部屋や気分によって香りを変えてみるのもいいでしょう。例えば玄関やトイレだったら、きれいな印象を持たせるためにミント系のアロマオイルがおすすめです。

原液のエッセンシャルオイルの状態では使用できないので注意してください。ある程度オイルがさらさらな状態でないとスティックがオイルを吸ってくれないため、アルコールなどで希釈してアロマオイルにする必要があります。

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肌に使う場合は精油を使ってアロマオイルを自作するのがおすすめ

肌にアロマオイルをつける女性
肌にオイルを直接つける場合は使用するオイルの種類に注意しましょう。基本的に肌につけられるオイルは、エッセンシャルオイル(精油)を希釈したアロマオイルのみです。

エッセンシャルオイルは天然由来の成分を抽出したものなので、濃度が非常に高く刺激が強いです。そのため希釈する必要があります。

人工的な香料が使われているアロマオイルの中でも皮膚への塗布を目的としていないオイルは、皮膚に直接つけないようにしましょう。

アロマオイルを買ったときは成分表示をよくチェックし、自然由来のものか人工的に作られたものなのか見極めて安全に配慮して使うことをおすすめします。

エッセンシャルオイル(精油)を使ったアロマオイルの作り方

エッセンシャルオイル(精油)からアロマオイルを自作すれば、購入した商品から自然由来かそうでないかを判断する必要もなく安心して使うことができます。


エッセンシャルオイル(精油)からアロマオイルを作る方法

材料
・エッセンシャルオイル(精油)
・キャリアオイル(植物油)
・遮光性・密閉性のある容器

肌にエッセンシャルオイルをつけるときには、キャリアオイルという植物油が必要です。キャリアオイルを使うことでエッセンシャルオイル(精油)の成分を上手く肌に届けてくれます。

アルコールで希釈することもできますが、キャリアオイルに比べると刺激が強くなってしまいます。そのため直接肌につける場合はキャリアオイルを使用しましょう。

自作したアロマオイルは直接光に当たる環境で保管してはいけません。また空気と反応して成分が変わってしまう可能性もあるので、入れる容器は遮光性・密閉性のある容器を選ぶのがおすすめです。
アロマグッズを作る材料
作り方

1.エッセンシャルオイル(精油)とキャリアオイルを混ぜる。
2.できたアロマオイルを容器に入れる。

エッセンシャルオイル(精油)とキャリアオイルの配合比率は、エッセンシャルオイル(精油)が1%より少ない量になるようにしましょう。

エッセンシャルオイル(精油)が入っている瓶は1滴0.05mLで出てくることが多いため、エッセンシャルオイル(精油)10滴に対しキャリアオイル50mLを配合すると量的にもちょうどよくアロマオイルを作ることができます。

自作のアロマオイルはエッセンシャルオイル(精油)をブレンドして作ることもできます。自分にぴったりの香りをブレンドしながら見つけてみるのもいいかもしれません。

ブレンドするときのポイントは、香りを同じ系統で合わせることです。香りは大きく分けてフローラル系・ウッド系・スパイス系・オリエンタル系・樹脂系・ハーブ系・シトラス系の7つあります。

同じ系統のエッセンシャルオイル(精油)を合わせることで、香りに深みが生まれ、上品な香りを楽しむことができますよ。

自作したアロマオイルの使い方

様々な種類のアロマオイル
エッセンシャルオイル(精油)を希釈して自作したアロマオイルは、直接肌につけることができ化粧品やマッサージの際のオイルとして使うことができます

エッセンシャルオイル(精油)には種類によって様々な効能が記されていることがありますが、確かな証拠がない場合も多いため成分表示などをよく確認して使いましょう。

肌以外にもエッセンシャルオイル(精油)で希釈したアロマオイルはヘアオイルとして髪に使うこともできます。オイルなので髪にまとまりを持たせたいときや束感を出したいときなど、様々なシーンで活躍するでしょう。

アロマオイルは香水よりも持続時間が短いものの、体への香り付けとしても使うことができます。例えばシトラス系の香りがするアロマオイルを気分を変えたいときにつけたとき、香りを楽しんだ後長時間香りは持続しないので香りをしつこく感じません

エッセンシャルオイル(精油)をそのまま使うほうが向いている場合と注意点

アロマオイルの香りを嗅ぐ女性
人工的な香料を使ったアロマオイルと原液のエッセンシャルオイル(精油)は、性質が異なるので向いている使い道が異なります。そのためエッセンシャルオイルの方が向いている使い方も多いです。

自然由来ならではのエッセンシャルオイル(精油)の性質を活かした使い方を紹介していきます。

お風呂に入れて沐浴法をする場合

エッセンシャルオイル(精油)をお風呂に入れることで香りを楽しみながら入浴することができます。オイルなので浴槽にもダメージが少なく安心して使えるのが魅力です。

市販されているアロマオイルでは肌への塗布を目的としていない人工的な香料など、肌に直接触れるとよくない成分が入っていることがあるので、天然由来のエッセンシャルオイル(精油)を使うことをおすすめします。

お風呂にオイルを入れるときには、肌に直接つけるときと同様にキャリアオイルや乳化剤で希釈することで肌への刺激が和らぐのでおすすめです。

お風呂で使うおすすめのエッセンシャルオイル(精油)の香りに柑橘系の香りがあります。日本には冬至のときに柚子(ゆず)湯に入る文化がありますが、同じように柑橘系のオイルを垂らせば爽やかな香りを楽しむことができますよ。

エッセンシャルオイル(精油)は、使用後すぐにバスルームから湿気のない場所へ移動させてください。オイルは湿気によって成分変化を起こしてしまう可能性があるので、使ったら光の当たらない保管場所に戻しましょう。

洗濯するときに一緒に入れてみる

バスタオルとアロマオイル
エッセンシャルオイル(精油)は洗濯物を優しく香り付けしたいときや、洗濯槽をキレイにしたいときに使うことができます。

アロマオイルはほかのオイルで希釈されているので、洗濯をしてしまうと香りが薄くなってしまいます。そのためエッセンシャルオイル(精油)がおすすめです。

洗濯をするときに無香料の柔軟剤と一緒に使うことで香りを楽しむことができます。部屋いっぱいにエッセンシャルオイルの優しい香りが広がってくれるので部屋干しをするときも苦になりません。

洗濯にエッセンシャルオイルを使う場合は、目的によって入れるタイミングが異なります

香り付けを目的とするときは柔軟剤と一緒のタイミングで入れると効果的です。数滴入れるだけでほんのり自然由来の優しい香りが広がってくれますが、入れすぎると香りがキツくなってしまうので注意してください。

洗濯槽にこびりついたイヤなニオイを取りたいという場合は、最後のすすぎの工程のときに洗濯槽に入れるのがおすすめです。目安としては3滴から5滴ほどですが、効き目に応じて量を調節してください。

掃除に活用するのもおすすめ

掃除グッズとアロマオイル
掃除をするときにもエッセンシャルオイル(精油)は役立ちます。使い方は、拭き掃除をするときのタオルにエッセンシャルオイル(精油)を1、2滴垂らすだけです。

ミント系や石鹸の香りをタオルにつけることで拭き終わりに爽やかな香りを全体に広げることができます。

キッチンなどの水回りの掃除のときには、シトラス系のエッセンシャルオイルがおすすめです。みずみずしい柑橘系の香りはきれいな印象を与えることができます。

エッセンシャルオイル(精油)を使う場合の注意点

エッセンシャルオイル(精油)を使うときには、主に3つの注意点があります。

  ・直接肌につけない
  ・乳幼児やペットがいる家庭では扱いに注意
  ・直射日光には触れさせない

エッセンシャルオイルは直接肌につけることができません。刺激が強すぎて皮膚のトラブルを起こす可能性があるので、皮膚が弱い方はより薄めて使うと良いでしょう。

エッセンシャルオイル(精油)は原液の状態だと刺激が強いので、耐性が弱い乳幼児やペットなどがいる場合は扱いに注意してください。原液がかからないように保管方法を徹底するのはもちろんですが、希釈する濃度をより薄めるのも一つの方法です。

エッセンシャルオイル(精油)を体に使用した後に日光に当たると、紫外線の影響で肌に炎症が起きてしまうことがあります。そのため、オイルをつけた後に日光が強く照っている場所に行くのは控えましょう。

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監修: カラリア編集部

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※ 入浴剤にダイエットやデトックス効果が認められている商品はありません。

※ 「美白」は、メラニンの生成を抑え、しみやそばかすを防ぐことを指します。

※ 「日焼け防止」とはメラニンの生成を抑え、日やけによるしみ・そばかすを防ぐことを指します。

※ 「エイジングケア」とは、老化防止のことではなく年齢に応じたケアのことで、年齢を重ねた肌にうるおいを与えることを指します。(ボディクリーム等の記事に導入)

※ 「エイジングケア」とは、若返りを意味するものではなく、頭皮や髪を清潔に保ち、毛髪にうるおいやハリ・コシを与えることを指します。(シャンプー等の記事に導入)

※ 「浸透」とは、角質層への浸透を指します。

※ 「髪への浸透」とは、角化した毛髪部分の範囲内への浸透を指します。

※ 「アレルギーテスト済み」は、すべての人にアレルギーが起きないということではありません。

※ 「パッチテスト済み」は、すべての人に皮膚刺激が発生しないということではありません。

※ 「スティンギングテスト済み」は、すべての人に皮膚トラブルがおこらないということではありません。

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※ 「毛髪の補修」とは物理的に損傷を補い繕うことであり、治療的な回復のことではありません。

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