ディプティック「オルフェオン」の香りを徹底レビュー!
「オルフェオン(Orphéon) 」とは、1960年代のパリに実在したナイトバーの名前。ディプティックが創業された、サン ジェルマン大通り34番地の隣で営業していました。
サン ジェルマンは多くの芸術家や知識人が集う場所。ディプティックの創業者である3人のクリエイターたちも、オルフェオンに足しげく通っていたと言われています。
「オルフェオン」の香りはオードパルファンのほかにソリッドパフューム、ハンド&ボディウォッシュがあります。
「オルフェオン」はどんな香り?
活気あるバーで人々がたしなむカクテル、タバコの煙、木の温もりを感じるダンスフロアなど、当時のオルフェオンで感じられた香りを再現。
バーの香りと聞くと、洋酒のような濃厚な香りをイメージするかもしれません。しかし「オルフェオン」の香りは重すぎず、はかない雰囲気が感じられます。
夜のムードと、清潔感のある洗練された印象をあわせ持つ、大人に似合う香りです。
トップノートは「ジュニパーベリー」の香りですっきりとしたクールな印象
ジュニパーベリーは、古くからジンの香りづけにも使われる、すっきりとしたクールな印象の香り。
熱く語り合う人々が飲み交わす、氷がたっぷり入ったジンのカクテルを思わせる香りです。
ミドルノートは「ウッディ × ジャスミン」の香りでノスタルジックな印象
グラスを置く木のテーブルや椅子、木目のダンスフロアなど、古きよきバーをイメージさせる趣(おもむき)のある香り。
ウッディノートが持つ男性的な強さも感じられます。
ラストノートは「トンカビーン × ベンゾイン」の香りで温かみのある印象
ベンゾインは「安息香(あんそくこう)」とも呼ばれる、まろやかな甘さが特徴の香り。
芸術家たちが語り合う夜更けのバーの雰囲気を思わせる、温かみのあるラストノートです。
ディプティックとは?
画家、インテリアデザイナー、劇場装飾家の3人が意気投合し、パリのサン ジェルマン大通りに雑貨店をオープンしたことがはじまりです。
1963年、ブランド初となるフレグランスキャンドルを制作。その5年後にオリジナルのオードトワレを発表します。
予期せぬ香りの組み合わせが楽しめるディプティックのフレグランスは、たちまちフランス中で人気となりました。
男女問わず楽しめるモダンな香りで、ハイセンスな人々に愛されるブランド。ひと目でディプティックだとわかるアイコニックなボトルは、プレゼントにもぴったりです。
ディプティック「オルフェオン」の口コミは?
「オルフェオン」を気に入った人の口コミ
「高級な石鹸のような香り」
「アンティークな雰囲気が大好き」
口コミをまとめると「ウッディとジャスミンの香りが好き」「懐かしさを感じる香りが好き」という人にはぴったりの香水といえます。
石鹸や女性のおしろいを思わせるパウダリーな香りが長く続くので、清潔感のある香りを求めている人にもぴったりです。
「オルフェオン」が合わなかった人の口コミ
「期待していたよりさっぱり系の香りだった」
「ジャスミンを強く感じて苦手」
口コミをまとめると「石鹸のようなパウダリーな香りが苦手」「重たい香りを求めている」という人には合わない可能性があります。
人によってジュニパーベリーを強く感じたり、ジャスミンを強く感じたりと、印象が変わるのも特徴的。1度自分の肌にのせて試してみることをおすすめします。
ディプティック「オルフェオン」と似ている香水は?
1.ペンハリガン「ジュニパー スリング」
「オルフェオン」と同じく、ジンの香りづけに使われるジュニパーベリーを主役とした香り。
アンジェリカやカルダモンの香りと合わさって、まるでジンのカクテルを飲んでいるような、すっきりとした甘みと爽快感のある香りを楽しめます。
「オルフェオン」のトップノートが好きな人に、とくにおすすめの香りです。
2.パルル モア ドゥ パルファム「シダー ウッド ペッカー」
何種類ものシダーウッドをメインに、パチョリ、アイリス、セドラといった花々と果実の香りをブレンド。シダーウッドは「オルフェオン」でも使われている、力強い木の香りです。
ウッディノートが大好きな人なら、きっと満足できる香りでしょう。
3.メゾン マルジェラ「レプリカ オードトワレ ジャズ クラブ」
ラム酒やタバコの葉など、大人たちが過ごす夜のバーを思わせる香りをミックス。
洋酒を使った重たい印象の香りが好きな人や、「オルフェオン」よりも男性的な香りを求める人におすすめです。
【まとめ】ディプティック「オルフェオン」はどんな人・どんなシチュエーションにおすすめ?
「オルフェオン」をおすすめしたいシチュエーション
2.昔の思い出に浸りたいとき
3.気になる異性に会うとき
ディプティック「オルフェオン」は、パリに実在したナイトバーを舞台とした香水です。バーでお酒をたしなむときにつければ、1960年代のパリにタイムスリップしたような、ノスタルジックな気分を楽しめるかもしれません。
「オルフェオン」の香りは、「どこかで出会ったことのある懐かしい香り」だと感じる人も多いようです。そのため家でアルバムを開くときなど、思い出に浸りたいときにもおすすめできます。
「オルフェオン」は「モテ香水」と言われることもある、男女問わず好かれやすい香り。気になる異性に会うときにつけていけば、きっと好印象を与えられるでしょう。
「オルフェオン」をおすすめしたい人
2.パリの雰囲気が好きな人
3.すっきりとしたお酒が好きな人
ディプティック「オルフェオン」は、ウッディとジャスミンの香りの掛け合わせが印象的。甘いだけでも爽やかなだけでもない、奥行きのある香りを感じたい人におすすめです。
英国のバーの伝統や趣(おもむき)を感じられる香水なので、パリの雰囲気が好きな人にもぴったり。
ジンのようなすっきりとしたお酒の香りが好きな人にも、きっとハマる香りでしょう。
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