メゾン マルジェラの【REPLICA JAZZ CLUB(レプリカ ジャズクラブ)】ってどんな香水?
今回紹介するのは、そんなブランドが贈るフレグランス「REPLICA JAZZ CLUB(レプリカ ジャズクラブ)」。2012年から定期的に新作を発売しているフレグランスシリーズ「レプリカ コレクション」の1本で、ブランドリニューアル前の「メゾン・マルタン・マルジェラ」時代から大きな注目を浴びていました。
香りのテーマは「ブルックリンのジャズクラブ」。オールドタイプのバーの古びたドアを開けた瞬間に感じる、古い木材とラム酒、そしてほろ苦いシガーの匂いです。
甘くスモーキーな香水で、使えば使うほどクセになりそうな色気をはらんでいます。メンズ用香水として発売された商品ではありますが、やや中性的で落ち着きがあるバニラ&ウッディの香りなので、女性の愛用者も少なくありません。
メゾン・マルジェラの香りの中でトップの男性人気を誇るアイテムで、COLORIAのランキングでも常に上位を誇る逸品。限りなくシンプルなのにインテリア性に溢れたボトルデザインも人気で、デスクやドレッサーに何気なく置いているだけで洒落た雰囲気を演出できます。
レプリカ ジャズクラブ|メゾンマルジェラ
インスタやTwitterでも口コミ多数!メンズ香水ランキングでも常に上位のジャズクラブ
少し時間が経つとラム酒やバニラ、タバコの香りがゆったり香ってきて、ガラリと印象が変化。派手ではないのにしっかりと存在感が感じられる、大人の落ち着きとよそ行き感が漂うフレグランスです。
時間が経つほど甘さが出てきますが、最後までスマートで洗練された印象は持続しますよ。
セクシーで落ち着いた甘さが特徴のレプリカ ジャズクラブは、女子ウケも上々のモテ香水!少し気怠げながら、大人の男のスマートさも感じられるフレグランスは、デートや遊びの一吹きにぴったりです。
BVLGARIの「ブラック」やトム・フォードの「タバコヴァニーユ(タバコバニラ)」、シャネル「アリュール オム」などのバニラウッディ系フレグランスがお好きな方には特におすすめ。
レディース香水としても使えるので、恋人同士お揃いで付けるのも素敵ですよ。
ユニセックスな魅力に溢れる【ジャズクラブ】おすすめの使用シーンと付け方は?
また、お家でゆったり過ごす日のリラックス用香水としてもオススメ。甘く落ち着きある香りはゆったりとした安らぎ感を感じることができるので、寝香水として愛用している方も多いようです。
オリエンタルウッディ系のフレグランスの中では比較的軽やかな香りですが、スポーツやアウトドア、オフィスシーンでの使用にはおすすめできません。また、甘さが長く持続するため、繊細な香りを楽しむ和食店やワインを取り扱うお店での使用は避けた方が良いでしょう。
個性があるので使用シーンは限られますが、上手に付ければ貴方のセクシーさをグッと引き出してくれるはず!いきなり手首や胸元に付けると甘い匂いに酔ってしまう可能性があるので、まずはほのかな香りが楽しめる膝裏から試してみてくださいね。
Maison Margiela「レプリカ ジャズクラブ」の香りをレビュー
サックスやピアノなどの楽器が並ぶバーで、香り高いラム酒を片手にゆったり過ごす至福の時間。少しの気怠さが心地よい、大人の贅沢なひと時を巧みに表現しています。
香りの持続時間は非常に長め。一度付けると深く甘い樹脂やバニラのニュアンスが半日近く持続します。
暑い時期でも、冷房がよく効いた室内なら比較的使いやすい軽めのバルサム&ウッディノート系フレグランスですが、気温や体温が高いと複雑な香りがすぐに飛んでしまいバニラの甘さしか残らないのがネック。
香りの変化や細かなニュアンスをじっくり楽しみたいなら、やはり気温の低い秋冬に使うのがベストでしょう。
トップノート:レモンやスパイスがパッと香ったあとは徐々に魅惑的なお酒の香りに
すぐに葉巻の甘く苦いスモーキーノートと、ショットグラスに注がれたラムの香りが追いかけてきます。心身をクラっと酔わせるような深みあるお酒と、ウッディ調の乾いた落ち着きがベストマッチ。オールドタイプのブルックリンバーにいざなわれ、しばしの旅行気分を味わえます。
ミドルノート:深く気品溢れるジェントルマンな香りに。ラム酒の甘さに酔いしれる
セージオイル・ラムアブソリュ・ジャワベチバーオイルと言う意外な組み合わせで、本物のお酒のような陶酔感を表現している点はお見事!ラムアブソリュだけではお酒と言うより「焦がしキャラメル」の印象が強くなってしまうところですが、ハーブが巧みに加えられているため、お酒特有の「酔わされる感じ」をしっかり楽しむことができますよ。
もう少し時間が経つと、スモーキーなウッディ・バルサム調の甘い香り・上品なハーバル等それぞれの主張がしっかり感じられるように。スーツが似合う大人の男性を思わせる、落ち着いた色気漂うジェントルマンな香調に変化していきます。
ラストノート:乾いたバニラから感じられる大人の色気。まどろむような甘さがゆったり続く
ウッディの落ち着きや渋みが強めに感じられるため、しっかり甘さが残るのにマニッシュな印象が強め。優しく心地よい余韻がゆったり長時間持続しますよ。
ジャズクラブ好きにおすすめ!メゾン・マルジェラ レプリカシリーズの秋冬向けフレグランスをピックアップ
今回はレイジー サンデー モーニングやフラワーマーケット、ビーチウォークなど様々なヒット香水を擁するレプリカシリーズの中から、ジャズクラブの香りがお好きな方にぴったりのフレグランス2種をご紹介します。
どちらも、甘くドライな香りが特徴的な「ジャズクラブ」に近い香調ですが、他の香水にはない個性やストーリー性がしっかり感じられます。秋冬に使える甘めの香りをお探しの方にぜひ試していただきたいアイテムたちです!
■レプリカ ウィスパーズ イン ザ ライブラリー/REPLICA Whispers in the Library
〔トップノート〕ペッパー エッセンス、オレンジフラワー ペタルズ フルナット、パチュリー プリズマ
〔ミドルノート〕ベンゾインエキス、トンカビーン アブソリュート、キプロール
〔ラストノート〕シダーウッド、バニラ アブソリュート、ベチパー
「ウィスパーズ イン ザ ライブラリー オードトワレ」は、古い歴史を持つオックスフォードの図書館をテーマにしたフレグランス。
古びた本のインクの匂い、古い建物特有の乾いた木材の匂いがキーとなったオリエンタルスパイシーノートで、バニラの甘さと重めのウッディにピリリと刺激的なスパイスがアクセントを添えています。
スプレーした瞬間は、バニラウッディに加えパチョリやオレンジフラワーの主張もしっかり感じられるためインパクト強め。墨を思わせる香りが比較的しっかり漂うため、寺院の雰囲気を感じる人も多いでしょう。
時間が経つにつれバニラの甘さが増してくると、温かく落ち着いた印象が強くなっていきます。静かな空間に響く古書をめくる音(=囁き)を巧みに表現した、唯一無二のオードトワレです。
■レプリカ コーヒーブレイク/REPLICA Coffee Break
〔トップノート〕レッドアップル、レモンエッセンス
〔ミドルノート〕ラベンダー、ミント
〔ラストノート〕サンダルウッド、バージニアシダーウッド
レプリカ コーヒーブレイク オードトワレは、カフェオレの香りを表現したフレグランス。挽きたての焙煎豆が香るストックホルムのコーヒーショップで、ゆったり過ごすブレイクタイムのイメージです。
トップはレモンのフレッシュさが目立つフルーティーノートで、コーヒーっぽさはほとんど感じられないのでびっくりするかもしれません。ところが、少し時間が経ちラベンダーメインのフゼアノートが出てくると、不思議とコーヒーにたっぷりのフォームミルクを載せたカフェラテの雰囲気が出てきます。
アロマティックなスペシャリティコーヒーに、濃密なミルクと砂糖を混ぜた、温かく幸せいっぱいの香り。ほっこり感のある甘く香ばしいフレグランスなので、カジュアルなニットコーデに合いそうです。
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