ヒューゴ・ボスってどんなブランド?香水の特徴は?
ヒューゴ・ボスとは?
戦後に男性用スーツが大ヒットして以来、レディースラインやキッズウェア、アクセサリー、フレグランスまで幅広く手がけるブランドに。
2023年現在は「ボス」と「ヒューゴ」の2つのブランドが立ち上がっています。
メインブランドである「ボス」は軍服を作っていただけあって、仕立ての良さやクオリティの高さに定評があるのが特徴。「ボス」のスーツは「成功者の証」とも言われることも。ビジネスの世界で成功を収めたい男性たちから、絶大な信頼と憧れがよせられています。
「ヒューゴ」は1993年に生まれたセカンドライン。若年層をターゲットにしたより一層モードなブランドです。デザイン性や質の高さはそのままに、遊び心やエッジの効いた雰囲気をプラスしたラインが人気です。
ヒューゴ・ボスの香水の魅力
スーツで有名なブランドらしく、ビジネスシーンにも合うような知的で落ち着いた雰囲気の香調が多いのも大きな魅力です。
ビジネスシーンでも使えるような香りのため、斬新というよりは多くの人に好印象を与えられるようなフレグランスが多く、ユニセックスでも使えますよ。
レディースにもおすすめの香水は?
レディースにもおすすめのユニセックス香水は以下のとおりです。
・ヒューゴ EDT
・ボス EDT
・ボス セント EDT
・エレメンツ アクア EDT
・ボス グリーンエディション EDT
・ボス インモーション EDT
・ヒューゴ ダークブルー EDT
ヒューゴ・ボスの人気香水おすすめ9選
1.「ヒューゴ」EDT
トップノート | グリーンアップル、ミント、ラベンダー、パインニードル、グレープフルーツ、バジル |
ミドルノート | ゼラニウム、カーネーション、ジャスミン、セージ |
ラストノート | パチョリ、シダーウッド、モミの木 |
グリーンアップルやミント、バジルなどのフルーティーでハーバルな香りが組み合わされた、とてもグリーンで爽快な印象のトップノート。クラシカルながら重すぎず、時代を超えて愛される好感度の高い香りです。
フルーティーなトップのあとはラベンダーやパインニードル、モミの木といった涼しげなグリーンノートが感じられるようになります。
セクシーさよりも清潔感、爽快感といった言葉が合うデイリーユースにピッタリなフレグランス。朝つけて夕方ぐらいまで残る持続性の良さもコスパ◎です。
2.「ボス」EDT
トップノート | レモン、ベルガモット、アップル、プラム、ゼラニウム |
ミドルノート | シナモン、マホガニー、カーネーション、オークモス |
ラストノート | バニラ、サンダルウッド、シダーウッド、ベチバー、オリーブの木 |
レモンやアップルの香りとシナモンやバニラがマッチしているからか、タルトやパイの香りのトップノートと形容されることも多く、遊び心が感じられます。
スマートで知的な反面、適度な温かさやセクシーさも持ち合わせており、ビジネスにぴったりな印象です。スーツ姿の素敵な男性からこの香りがするとクラクラするという女性も多いのだとか。
濃厚でどっしりした香りのように見えますが持続時間はわりと短め。だからこそシーンで使い分けがしやすく、使い勝手も良いです。
ハンサムなパンツスーツを着こなす女性にもおすすめです。
3.「ボス ザ セント」EDT
トップノート | ジンジャー、マンダリン、ベルガモット |
ミドルノート | ラベンダー、マニンカ(アフリカのフルーツの一種) |
ラストノート | レザー、ウッディノート |
マニンカという聞き慣れない香りが使われていますが、アフリカ原産のフルーツのようです。かなりレアな素材で、この
マニンカが使用されていることがこの「ボス セント」の最大の特徴です。
甘さ抑えめのビターな雰囲気の香りの中に、マニンカのエキゾチックで甘いフルーティーな香りが加わり、とてもよいバランス感。
マニンカ自体はとてもレアではありますが、全体的な香りとしては好感度が高く使いやすい香りです。主張しすぎることもなく、ヒューゴ・ボスらしくビジネスシーンに溶け込んでいきますよ。
4.「エレメンツ アクア」EDT(生産終了)
トップノート | パイナップル、ミント、ラベンダー |
ミドルノート | ペッパー、フリージア、コリアンダー、ティー |
ラストノート | サンダルウッド、ベチバー、バニラ、パチョリ |
パイナップルやミントのフレッシュで爽やかな印象のトップノートが特徴。
ペッパーやコリアンダーなどのひとくせあるスパイシーな香りが効いており、ウッディの少しどっしりした香りに落ち着いていきます。
涼しげな香りの側面もあるので夏にももちろんOKですが、甘さも重さもあるので季節を問わず使いやすいでしょう。
わりと強めの香り立ちで、かつ長持ちするフレグランスなので使用量には気をつけましょう。上手に使えばオフィスもOK、デートにもOKという万能香水になってくれますよ。
5.「ボス ソウル」EDT
トップノート | カルダモン、ペッパー、アニス、マンダリン、ベルガモット |
ミドルノート | シナモン、ラベンダー、ナツメグ、コリアンダー |
ラストノート | バニラ、アンバー、トンカビーン、ベチバー、ムスク |
カルダモンやアニス、ナツメグなどのスパイスがラストノートのバニラやトンカ、アンバーなどの重めの香りと相まって何ともセクシーな雰囲気。いやみのないミステリアスな雰囲気と懐の広さを存分にアピールできそうです。
落ち着いた大人の余裕を演出したい方や、やりすぎにならないゴージャスさが欲しい方には、男女問わずおすすめです。
デイリーやオフィスでの使用よりは、どちらかといえばデートや夜のお出かけ向きの香りかもしれません。
6.「ボス インモーション グリーンエディション」EDT
トップノート | マンダリン、クラリセージ、コニャック |
ミドルノート | ナツメグ、カルダモン、ピメント |
ラストノート | サンダルウッド、パチョリ、シダーウッド |
香りについては、グリーン系ではなくフレッシュでみずみずしいジューシーな印象からスタートします。コニャックやマンダリンが甘くて熟したフルーティーノートを演出。
ラストノートになるに従ってスパイシー・ウッディな香りが出てきますが、いかにもメンズ向けという感じにはなりません。正統派スパイシーを感じながらもフレッシュで柔らかい印象なので、ユニセックスで使えますよ。
2005年発売当時の若者をターゲットにした香水ですが、クラシカルな部分も若々しい部分もうまい具合に融合されているため老若男女問いません。
2023年現在廃盤であることが惜しまれます。「ブラックエディション」「ホワイトエディション」「エレクトリックエディション」などシリーズのほかの香水も稀に市場に出回っているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
7.「ボス インモーション ブラックエディション」EDT
トップノート | キンカン、ベルガモット、グレープフルーツ |
ミドルノート | カルダモン、ブルーロータス、セージ、ジンジャー |
ラストノート | サンダルウッド、ミルラ |
金柑(きんかん)やグレープフルーツなど皮の苦みのあるシトラス、そしてジンジャーがシャープな印象を与えるトップノート。スパイシーですが穏やかな香りなので、ツンとした印象にはなりません。
ラストノートではサンダルウッドやミルラなど、オリエンタル要素の強い香りが出てきます。しかし主張しすぎることなく、最後まで優しく香ります。
スパイシーとウッディの要素が強いメンズフレグランスですが、香りはおだやかなので、香水をつける量や場所などがあまり定まっていない初心者の方に特におすすめです。
8.「ボス インモーション」EDT
トップノート | オレンジ、ベルガモット、バジル、バイオレットリーフ |
ミドルノート | シナモン、ピンクペッパー、ナツメグ、カルダモン |
ラストノート | ムスク、サンダルウッド、ベチバー、ウッディノート |
ですが香りは全体的に軽く、強すぎることはありません。ヒューゴ・ボスの香りらしく、どの性別・年代の方が使ってもその人を素敵に魅せてくれます。
モダンなピンクペッパーやシナモン、カルダモンなどのスパイスの香りとオレンジがグルマンな雰囲気をかもします。ムスクやウッディなどのラストノートとのバランスが絶妙で、甘くあたたかな印象です。
オフィスでも使える好感度の高い香り。優しく香りながら5〜6時間は持つのでとても使いやすく、1本持っておきたいフレグランスです。
9.「ボス ダークブルー」EDT
トップノート | ジンジャー、グレープフルーツ、オレンジ、ライム、レモン |
ミドルノート | サイプレス、カルダモン、マホガニー、ゼラニウム、セージ |
ラストノート | バニラ、シダーウッド、ベチバー、ベンゾイン、パチョリ |
ライム、レモン、ジンジャー、バニラの組み合わせによって「コーラのようだ」と感じる方も多く、爽快で弾けるような元気な香り。ラストに向けてスパイスやウッディの香りが目立つようになり少しメンズライクに。
男性だけでなく、ありふれた香調の女性用フレグランスや飽きた女性にもおすすめ。オフィスやカジュアルなお出かけなどにとてもマッチします。
万人受けする香りではありますが、香り立ちは強めなのでプッシュのしすぎには注意しましょう。
ヒューゴ・ボスのレディース向け香水
1.「ヒューゴウーマン」EDT(生産終了)
濃度 | オードトワレ |
トップノート | アップル、メロン、ピーチ、シクラメン、カシス、パパイヤ、オークモス |
ミドルノート | ヒヤシンス、百合、ジャスミン、オリスルート |
ラストノート | シダーウッド、サンダルウッド、オーキッド、バニラ、アンバー |
アップルやメロン、シクラメン、ヒヤシンスなど透明感のあるウォータリーな香りが特徴。とても親しみやすく、初心者の方でも使いやすい香調です。酸味のある爽やかでフルーティーな香りが、若々しくフレッシュな印象で好感度大。
デイリーに使えてオフィスでも浮かない万能香水ですが、オードトワレなだけに香りはあまり持続性がないのでこまめにつけ直すことをおすすめします。
ちなみに「ヒューゴウーマン」はEDP(オードパルファン)も発売されています。ボトルの形が同じですが、香りが違うのでご注意ください。
2.「ディープレッド」EDP
濃度 | オードパルファン |
トップノート | ブラッドオレンジ、ブラックカラント、洋ナシ、マンダリン、クレメンタイン(オレンジのような柑橘の一種) |
ミドルノート | チュベローズ、フリージア、ジンジャー、ジンジャーフラワー、ハイビスカスシード |
ラストノート | バニラ、サンダルウッド、シダーウッド、ムスク |
オレンジやカシスなどの甘くフルーティーなトップからジンジャーやチュベローズのエキゾチックでミス当てリアスなミドルへ。ラストはバニラやムスクが肌の上でまろやかな甘さを奏でます。
熟れた果実の香りとバニラのハーモニーがまるでリキュールのように濃厚で、ほんのりグルマンの要素も。強めの香りのためつける量やシーンには注意が必要。夏より冬の方がいやみなく香るかもしれません。
セクシーではありますが、女性らしい分かりやすいセクシーさというより、隠していてもふっと匂い立つセクシーさを感じる香り。男性でも甘めの香りが好きな方にはおすすめです。
3.「ボス ファム」EDP
濃度 | オードパルファン |
トップノート | フリージア、タンジェリン、ブラックカラント |
ミドルノート | ブルガリアローズ、百合、ジャスミン |
ラストノート | レモンの木、アプリコット、アンバー |
全体的に透明感のあるみずみずしい香調のため、EDPではありますが持続時間はあまり長くありません。持ち歩き用のアトマイザーがあると安心です。
いやみになりにくい香りで、オフィスやデイリー使いに最適。ただし気合いを入れたい時や勝負のデートなどには少し物足りないかもしれません。
ランコムの「ミラク」がお好きな方にはハマるのではないでしょうか。かわいらしく可憐なフローラルの香りで、お好きな方であれば全年代の女性におすすめです。
ヒューゴ・ボスが気になる人におすすめの香水ブランド
ダンヒル
お財布やベルトなどをプレゼントでもらったり、買ったりしたことのあるという方もいるのでは。
ヒューゴ・ボスと同じく、メンズのアパレルブランドからスタートして、のちにフレグランス部門が誕生している点も共通していますね。
ここではダンヒルの香水の大定番「エディション」EDTをご紹介します。
・エディション EDT
スパイシーウッディ、アロマティックフゼアなどに分類される「エディション」EDT。ナツメグやベチバーがスモーキーでスパイシーな印象を強く与えます。
スーツに合う、カッチリとした正統派な香水をお探しの方やメンズのブランドから発売されたメンズのための香水をお探しの方にはチェックしていただきたいフレグランス。
ポール・スミス
ビジネスシーンで使うスーツやネクタイ、マフラー、バッグなども数多く展開されています。伝統的でありながらモダンな遊び心も忘れないデザイン性は多くの男性に支持されています。
ここではポール・スミスの人気メンズフレグランス「エクストリーム メン」EDTをご紹介します。
カルダモンやナツメグなどのスパイシーがトップのシトラスと相まって強めのトップノートの香りです。ローズウッドやムスクの優しい香りが出てくる辺りでノックアウトされる人も多い、爽やかな石鹸のようなラストノート。
香水好きのあなたには「カラリア 香りの定期便」がおすすめ
1ヶ月分の香水が毎月届くので、気になっていたブランド香水を気軽にお使いできるだけでなく、気分や季節に合わせて香りを選ぶことができます。
・4ml(約1ヶ月分)の香水が届く
・持ち運びに便利な専用アトマイザーケース付き
・香水のラインナップは約1,000種類以上!
4mlは約60プッシュほどなので1ヶ月で使い切りやすい量です。おしゃれな専用アトマイザーも貰えるので外出先での付け直しにもおすすめです。
月々2,390円〜で人気ブランドの香水が使い放題!自分にぴったりの香水を探す「香水診断」もできるので、まずはお気軽にお試しください!