カラリア 香りの定期便

香水を服につけても問題ない?メリット・デメリットを解説

女性香水つけてる。白い服装
結論から言えば香水を服につけることは不可能ではありません。ただし香水はもともと人肌用に作られているので、香りの印象が変わってしまう可能性があります。また服についた香水がシミになるリスクもあるので注意が必要です。

香水を服につけるメリット

香水を肌につけたときの匂いが強いと感じたとき、匂いを和らげるために香水を服につけているという方も多いようです。ほかにも以下のようなメリットがあります。

・体温による揮発がしにくくなるのでボトルを開けた時と同じようなフレッシュな香りを楽しめる
・汗と混じらないので香りが不快になりにくい
・香水を空中散布して服につけることで、ふんわりと自然に香る

香水は人肌の体温によって揮発することで、トップノート→ミドルノート→ラストノートというふうに香りが変化していきます。服の上から香水をつけると体温に触れにくいので揮発しにくくなり、トップノートの香りが持続しやすくなるのです。

ただし香りの変化を楽しみたい場合はデメリットとも言えます。そもそも香りの変化が少ない「シングルノート」などのシンプルな香水なら、服に香水をつけてもデメリットにはならないでしょう。

香水を服につけるデメリット

香水を服につけるときのデメリットは以下の通り。

・シミになる可能性がある
・そもそも香水は人肌用に設計されているので、衣類につけても香りが馴染まない
・肌につけるよりも匂いがキツイと感じる
・アウターなどのこまめに洗濯を行なわない服の場合はニオイが混ざりやすい

そもそも香水は、直接肌につけるために作られています。つける人それぞれの肌の温度によって香りは少しずつ変化します。香水本来の香りを楽しむには、服につけるよりも直接肌につけるのがおすすめです。

香水を服につける方法

白背景に香水噴射してる
なるべくデメリットの影響を受けずに、香水を服に付ける方法を紹介します。

   ・香水を空中散布してくぐる
   ・ジャケットの裏地につける
   ・スカートの裏地につける
   ・キャミソールなどの下着につける
   ・ハンカチなどに吹きかけクローゼットに一緒に入れておく

このように服には直接つけずに空中散布したり、シミになっても目立たない場所に香水を付けるのがおすすめです。

香水の香りは下から上へと流れていく特徴があるので、洋服につける場合は、裾のあたりがよいでしょう。また汗の匂いと香水の香りが混じらないように、汗をかきやすい部分につけるのは避けるのがおすすめです。

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服に香りつけするなら別のフレグランスがおすすめ

試験管にお花入ってる
服に香水をつけて、シミになったり、匂いがまざったりするのが気になるなら、別のフレグランスをつけてみてはいかがでしょうか。衣類用のフレグランスなら消臭効果もあり、大切な衣類を痛める心配も入りません。お気に入りの洋服を良い香りにしておけるので、香水と同じように楽しめますよ。

ファブリックミストを吹きかける

「香りづけ」に重点を置いているファブリックミストなら、香水変わりに服につけてラグジュアリーな気分を楽しめます。玄関にファブリックミストを常備しておけば、お出かけ前や帰ってきてからも気軽にシュッと吹きかけられるので便利ですよ。

香水よりもほのかに香るので、強い香りが苦手な方におすすめです。つける場所やプッシュの回数で、香りの出方を調整できます。

ただし、そもそも水分に弱い革製品やシルク製品には使用できないので、注意が必要です。

サシェでクローゼットをいい香りにする

洋服に香りをつける方法として、サシェを利用するのはいかがでしょうか。サシェとは香料を小袋におさめたもののことで、吊り下げタイプや引き出しなどに入れておくタイプがあります。日本でいうところの匂い袋や香袋のことです。

サシェを使うと、クローゼットに入れて置くだけで簡単に芳香できるのが特徴。お気に入りの洋服にシミをつけずに、ほのかに香らせてオシャレができるのでおすすめです。

いい匂いの柔軟剤に変える

香りつきの柔軟剤で、洋服に香りをつける方法もあります。しっかり香るタイプの柔軟剤だけでなく微香タイプもあるので、香水が苦手な方にもおすすめです。

また素材によって香りの残り方が違います。ポリエステルなどの化学繊維は比較的強く残りやすく、綿などの天然繊維は柔らかに残るようです。全体的に香りの持続性は高いので、洋服を香らせるなら柔軟剤という手もありますね。

洗濯方法を変えるだけで服がいい匂いになるかも

洗濯物持って笑顔な女性
服をいい匂いにしたい場合は、洗濯方法を変えてみるという方法もあります。洗濯機は雑菌やカビが溜まりやすいので、定期的に掃除しておくだけでも嫌な匂いを抑えられるでしょう。

洗剤と柔軟剤を併用している場合は、洗剤は香りの強くないタイプを選ぶことで、柔軟剤の香りがしっかり残るようになります。ただし柔軟剤の匂いを強めたいからといって、適量を守らないのはNG。洗剤残りはカビのエサになります。

洗濯物を洗濯機に詰め込みすぎるのも汚れがしっかり落ちず、香りがつきにくい原因に。十分なすすぎも香りをつけるために重要です。

また香りの効果を持続させるためには、乾燥機や天日干しよりも室内がベストです。

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服に香水のシミがついたときの対処法

シミのついたシャツ
香水が服についてできてしまったシミは、どうやって落とすのが良いでしょうか。香水のシミ抜きをお家にあるもので簡単に、自宅で簡単に行う方法を紹介します。

アルコールで染み抜きする

香水のシミがついた服をきれいにする方法として、アルコールを使う方法があります。以下の道具を用意しましょう。

・汚れても良いタオル
・使わない歯ブラシ
・消毒用アルコール(無水エタノール)
・台所用洗剤(中性洗剤)

まずはタオルの上にシミの部分を裏返しに置き、アルコールをシミの裏側からやや多めに吹きかけます。シミに直接アルコールをかけると汚れを広げてしまう可能性もあるので、必ず裏側から行いましょう。

そしてシミになった部分を歯ブラシで軽くトントンと叩いていきましょう。様子をみながらアルコールを足してシミを落としていきます。軽いシミであればここまでの手順でほとんど落とせます。

それでもシミが落ちない場合は台所用洗剤をつけてもみ洗いします。濃いシミの場合は2〜3回繰り返しましょう。最後に洗濯機でもう一度洗うことで、よりキレイにシミを落とせます。

香水を急いで落としたいときは、アルコールが含まれたウエットティッシュでも代用もできるので、緊急時の対策にもおすすめです。こびりついてしまったニオイもやわらぐので一度試してみてはいかがでしょうか。

デリケートな洋服はクリーニングを依頼するのがおすすめ

アルコールを吹きかけたり、歯ブラシでこするのが難しいデリケートな洋服は、迷わずクリーニングを利用しましょう。

そもそも水洗いができないシルク、カシミヤ、アンゴラなどのデリケート素材や、ダウンジャケット、ブランド品などはとくに注意する必要があります。

これらを家庭で洗うと、シミが取れたとしても、風合いが落ちることがあります。無理に自宅で落とそうとせずに、信頼できるクリーニング店に相談がおすすめです。

時間が経ってしまった香水のシミはなかなか落ちないので、早めに対策しておきましょう。

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監修: カラリア編集部

Instagramでフォロワー数20万人超の香りに特化した情報をお届けしているアカウント「カラリアマガジン」を運営。
当メディアの記事はInstagramのフォロワー様に答えていただいたアンケート結果や口コミ、カラリア 香りの定期便でのランキングや口コミなどのデータをもとに作成しております。

注意事項

※ 掲載されている情報は記事執筆時点のものです。最新情報は公式ホームページなどでご確認ください。

※ 掲載商品はこちらで紹介した効果・効能を保証したものではありません。ご購入の際は、各商品の公式サイト等をご確認ください。

※ 入浴剤にダイエットやデトックス効果が認められている商品はありません。

※ 「美白」は、メラニンの生成を抑え、しみやそばかすを防ぐことを指します。

※ 「日焼け防止」とはメラニンの生成を抑え、日やけによるしみ・そばかすを防ぐことを指します。

※ 「エイジングケア」とは、老化防止のことではなく年齢に応じたケアのことで、年齢を重ねた肌にうるおいを与えることを指します。(ボディクリーム等の記事に導入)

※ 「エイジングケア」とは、若返りを意味するものではなく、頭皮や髪を清潔に保ち、毛髪にうるおいやハリ・コシを与えることを指します。(シャンプー等の記事に導入)

※ 「浸透」とは、角質層への浸透を指します。

※ 「髪への浸透」とは、角化した毛髪部分の範囲内への浸透を指します。

※ 「アレルギーテスト済み」は、すべての人にアレルギーが起きないということではありません。

※ 「パッチテスト済み」は、すべての人に皮膚刺激が発生しないということではありません。

※ 「スティンギングテスト済み」は、すべての人に皮膚トラブルがおこらないということではありません。

※ 「ノンコメドジェニックテスト済み」は、すべての人にコメド(ニキビのもと)が発生しないということではありません。

※ 「ボリュームアップ」とは毛髪にハリやコシを与え、ボリューム感を与えたように見せることを指します。

※ 「ベタつき防止・ケア」とは、洗髪後に頭皮を健やかに保つことを指します。

※ 「育毛」は、頭皮や毛髪を清潔にすることで毛髪がすこやかに保たれることを指します。

※ 「毛髪の補修」とは物理的に損傷を補い繕うことであり、治療的な回復のことではありません。

※ 「小じわの改善」とはうるおいにより乾燥による小ジワを目立たなくすることを指します。

※ 「ピーリング」とは洗浄、拭き取り行為などによる物理的効果によるものを指します。

※ 「くすみ」とはメーキャップ効果によるものを指します。

※ 化粧品に疲労回復効果はありません。

※ 使用者の感想は商品の効能効果を保証するものではありません。

※ 化粧品に「治癒、回復、改善」の効果はありません。

※ ニキビケア商品のうち、ニキビを治す効果が認められているのは医薬品のみで、化粧品・医薬部外品にはニキビを治す効果が認められていません。

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