ルブタンの香水の魅力

知る人ぞ知るルブタンの香水ですが、独創的なボトルや個性的な香りの香水を多く販売しています。まずはルブタンについて知っておきましょう。

ルブタンとは?

ルブタンは正式名称を「クリスチャン・ルブタン」といいます。クリスチャン・ルブタン氏が1992年にフランス・パリに設立した服飾ブランドです。

ルブタンといえば、ピンヒールのパンプスの靴裏が深紅になっている「レッドソール」がトレードマーク

黒と赤のコントラストにシルバーのスタッズを多用したデザインも多く見られ、ハードで個性的なイメージです。海外セレブや名だたる有名人にも愛用者多数。

攻めたデザインのハイヒールは履くだけでいい女度がアップする、全女性の憧れですね。

ルブタンの香水の魅力・特徴

クリスチャン ルブタン「ルビドゥー」
ルブタンは靴やバッグだけでなく、コスメや香水も販売しています

リップやファンデーションのパッケージも大変ルブタンらしく、メタリックの王冠モチーフやスタッズなどのゴージャスな装飾がほどこされています。

そんなルブタンの香水は、コスメと同様にキャップ部分がメタリックの様々なモチーフになっており、非常に遊び心のあるデザインが魅力です。

「私は誰もが望むものになど興味はない」というクリスチャン・ルブタン氏の言葉からもうかがえるとおり、製品ごとに個性があふれています。手に持った時のずっしりとした重みは、もはや香水ボトルというよりインテリアです。

肝心の香りは、全体的に重たすぎず、モダンで洗練された香りです。つける量さえ気を付ければTPO問わなそうな使い勝手の良い香りと言えます。

容量が90mlのサイズで、価格は2023年3月現在¥39,930(税込)〜ほど。決して安価とは言えませんが、ルブタンファンはもちろん、ハイブランド好きな人をハッピーな気分にさせてくれる素敵な香水です。

ルブタンの人気香水おすすめ11選

ここからはルブタンでおすすめの香水を紹介していきます。ルブタンの靴は知っていたけど香水は知らなかったという方、人と違った個性あふれるものに興味がある方などにもおすすめ。もちろん香水フリークの方にも。

1.「ルビキス」オードゥパルファン

トップノート ジャスミン
ミドルノート チュベローズ
ラストノート ムスク、ウッディノート
「ルビキス」はルビワールドコレクション全7種のうちの1つ。イメージはメキシコです。

メキシコの死者の日に飾られるカラベラスカル(=ガイコツ)が花冠をかぶっている、かなり個性的なビジュアル。ミドルに使われたチュベローズは、ルブタン自身が大のお気に入りの花だそう。

香りはその個性的なルックスとは裏腹に、とてもきれいなホワイトフローラルブーケの香り

トップノートはジャスミンやチュベローズが香り、グリーンでエキゾチックなフローラルな印象を与えます。ラストはムスクのパウダリーな香りが出てきて、石鹸のような印象に変化。

デートやオフィスシーンでもOKの、好感度の高い女性らしいフローラルのためとても使い勝手が良いです。ただし香りは強め。つける量にはご注意ください。

2.「ルビシャルム」オードゥパルファン

トップノート インセンス
ミドルノート ローズ、ゼラニウム
ラストノート パチョリ
「ルビシャルム」は古代エジプトで太陽を司る神としてあがめられたスカラベ(=フンコロガシ)をかたどったボトルが特徴。香調はアロマティックシプレです。

ローズの甘美で華やかな香りがゼラニウムと合わさることで、グリーンかつアロマティックな印象に。インセンスの神聖で荘厳な雰囲気と合っています。まるで暗闇にたちのぼる煙が静かにゆっくり充満していくような情景が浮かぶようです。

ベースに効いているパチョリが重すぎず軽すぎず、そして甘すぎずスパイシーすぎず、という良いバランス。そのためこの香りは、ハンサムでかっこいい雰囲気でありながら妖艶さも感じられるような、多面的な印象を持つかもしれません。

人やシーンを選ぶ香りなので、香水慣れしている方におすすめ。いつもと違った雰囲気を演出してみたい方や、香りで駆け引きを楽しんでみたいという方にもおすすめします。

3.「ルビクラウン」オードゥパルファン

キーノート パチョリ、シダーウッド、トンカビーン
「ルビクラウン」はルビワールドコレクション全7種のうちの1つで、イメージはイギリスです。

「ルビクラウン」という名前は、使う人に「自信」という王冠を授けてくれるという意味合いがあるそうです。真紅のボトルには王冠のモチーフキャップが使われています。イギリス王室の戴冠式を彷彿とさせる、気高く堂々とした風格のボトルと香り

最初はシダーウッドのドライで男性的な香りが特徴的。キーノートとして公表はされていませんが、公式サイトには「ウッディアンバー」の香調とあるので、アンバーが使われていることも確かですね。

トンカビーンとアンバーの組み合わせというと甘そうな印象ですが、パチョリとシダーウッドがかなり引き締めており、ユニセックスOKのキリッとした香りです。

全体的に強めの香りですが、1プッシュ程度であれば意外とどんなシーンでもはまる使いやすい香りと言えます。

4.「ルビドゥー」オードゥパルファン

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トップノート ストロベリー
ミドルノート ローズ
ラストノート シダーウッド
「ルビドゥー」はルビワールドコレクション全7種のうちの1つで、日本をイメージしています。

ボトルのモチーフは招き猫。ルブタンの赤色のリップを抱いており、細部にまでこだわっているキュートなデザインです。

トップにストロベリーとありますが、そこまではっきりと分かるほどではないかもしれません。甘酸っぱいベリーのようなフルーティーさをどこかに感じる程度です。このフルーティーさが、全体を若々しくみずみずしい印象にしています。

ルブタンの香水の中ではもっとも若い女性向けの香りです。シダーウッドで引き締めて、単に甘いだけのフルーティーフローラルにしない辺りがさすがルブタンですね。

高級感がありつつもライトで使いやすく、デイリー使い可能な香水です。

5.「ルビルージュ」オードゥパルファン

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トップノート カルダモン
ミドルノート アイリス
ラストノート バニラ
「ルビルージュ」はフランス・パリをイメージした、ルビワールドコレクション全7種のうちの1つです。

パリのショーの踊り子を思わせるような、大胆できらびやかな印象があります。地球儀の上にルブタンパンプスが乗ったボトルキャップも印象的。ルブタンパンプスを履いた踊り子たちの高揚感が感じられます。

トップノートではスパイシーなカルダモンと、パウダリーなアイリスが絡みあいます。段々とアイリスのパウダリーな甘さとバニラの奥深い甘さが融合し、センシュアルで温かみのある色っぽい香りに。

突出した香りがあるというよりは、全てが良いバランスでブレンドされている印象です。全体的にまろやかで懐の大きな、包み込むような香り。セクシーな夜のイメージと言えるかもしれません。

「ルビルージュ」は女性だけでなく男性にもおすすめです。カルダモンのスパイシーな香りによって、個性的でこだわりのある男性像を演出できるでしょう。

6.「ルビクロック」オードゥパルファン

トップノート ミルラ
ミドルノート シプリオル(田んぼなどに生えるカヤツリグサの一種)
ラストノート サンダルウッド
「ルビクロック」はルビワールドコレクション全7種のうちの1つで、エジプトをイメージしています。

エジプト神話に登場するオベリスクと、太陽神ラーの使いであるクロコダイルをあしらった、ストーリー性のあるボトルが特徴的。なかなか他にないデザインですよね。

古代エジプトで死者をミイラにする際に使われた没薬(もつやく/ミルラ)が特徴的な香りで、全体的にオリエンタルで重厚な香りです。

ベチバーに似た、ドライな土っぽさのあるシプリオルの香りもまた個性的。サンダルウッドの迫力ある甘さがオリエンタルスパイシーの余韻を長く残します。

重めでエキゾチック、強くはっきりした香りが好きな方にはピタッとはまる香りです。湿度の高い季節は使い方が難しいですが、ほんの少量で充分素敵に香るのでコスパよし。

非常に個性の強い香りで、香り立ちも強いため初心者にはおすすめしません。人と差をつけたい方、ニッチな香りが好きな方におすすめです。

7.「ルビプリンス」オードゥパルファン

トップノート ラブダナム
ミドルノート サンダルウッド
ラストノート トンカビーン
ピラミッドをぐるぐると囲むように鎮座する蛇があしらわれた「ルビプリンス」。このビジュアルから連想するとおり、ミステリアスで妖艶なオリエンタル系の香りです。

通常であればラストノートに分類されるような重く濃厚な香りで構成されていて、典型的な「ザ・オリエンタル」といえる印象。アラジンの世界に迷い込んだかのようです。

とがったブランドであり続けるルブタンらしく、官能的でゴージャスな雰囲気はさすがです。寺院のお香のような香りとトンカビーンの甘くパウダリーな香りが印象に残ります。一貫して異国情緒あふれる強い香りです。

確実に昼よりも夜向きの香り。「万人うけ」や「モテ」といったキーワードで香水を探している方にもおすすめしません。ユニセックスで使えますが、誰にでも好感を与える香調ではない点に注意

8.「ルビファンク」オードゥパルファン

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トップノート ブラックカラント
ミドルノート ローズ
ラストノート パチョリ
「ルビファンク」はブラジルをイメージした、ルビワールドコレクション全7種のうちの1つ。

手榴弾のようなパイナップルに刺さったいくつものルブタンのパンプスをパイナップルの葉っぱに見立てている、ユニークなボトルが魅力的ですね。

「ルビドゥー」と同様にフルーティーなローズの香りですが、「ルビドゥー」がキュートで甘え上手な妹だとすると、こちらの「ルビファンク」はもう少し落ち着いたお姉さん的な印象と言えるでしょう。

ブラックカラントの爽やかなフルーティーさと、メンズライクなパチョリが、ローズを引き立てていきます。ルブタンのシリーズの中では軽めの香りで、持続時間も短め

大人っぽい女性らしさを演出したい人におすすめです。仕事や食事のシーンでも使える失敗しにくい香りなので、香水初心者の方にも

9.「ルビラージ」オードゥパルファン

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トップノート ピンクペッパー
ミドルノート スエード
ラストノート シダーウッド
「ルビラージ」はインドをイメージしたルビワールドコレクション全7種のうちの1つ。虎がターバンを巻いているモチーフが特徴的です。

香調はレザーウッディで、神聖な儀式をイメージして創られたそう。トップノートはスエードの少し粉っぽさのあるレザーノートと、ピンクペッパーのマリアージュから。

ミドルではクリーミーで暖かなスエードの香りが、色気とミステリアスさを演出します。そしてラストでは、知的なウッディとパウダリーなスエード&ムスクの香りがとてもセンシュアル。

包容力のある落ち着いた香りで、強くアピールするようなタイプの香りではありませんが、存在感抜群です。

ちょっと変わった香りを試してみたいけどトゥーマッチは嫌、というような方におすすめですよ。

10.「ルビマール」オードゥパルファン

トップノート レモン、シーソルト
ミドルノート チュベローズ
ラストノート ムスク
2023年3月現在発売中のルブタンフレグランスの中ではもっとも遅い2022年ローンチの、「ルビマール」。海をテーマにした香水で、海底にあるウニとアンカー(=碇/いかり)がキャップにあしらわれています。

フローラルムスキーのクリーンな香調です。トップのレモンとシーソルトからは、とても爽やかなマリンノートを感じられます。チュベローズを感じると、華やかで女性らしい印象を与えるかもしれません。

「マリンノートといえば大体こんな感じか」と想像できてしまいそうですが、ルブタンのマリンノートはひと味違います

弾けるようなレモンのトップノートから、官能的なチュベローズのミドルノートへ。このチュベローズを結構強めに感じる方が多いようで、ソルティな香りと一緒に長続きします。

「爽やかで使い勝手の良い万人うけマリンノート」というわけでは決してありません。ルブタンらしくそれぞれの香りがしっかりと主張し存在感をアピールするような強めの香りです。

人とは違う個性的なマリンノートをお探しの方におすすめします。

11.「ルビルナ」オードゥパルファン

トップノート フィグ(イチジク)ミルク
ミドルノート シダーウッド
ラストノート パピルス
三日月の上に立つハヤブサのモチーフがとてもクールな「ルビルナ」。香調はウッディアンバーです。

トップノートのフィグは、フルーティーで甘く熟したような香りですが、そこまで強く感じません。全体的にウッドやレザーのような、マスキュリンで乾いた香りが強いので、かなりメンズ寄りの香りと言えます。

ラストノートに使われているパピルスは、エジプト古代文明の文書などに使われた紙の原料。柑橘系のような爽やかさと、キャラメルのような甘さ、さらにはパチュリのように清涼感や土っぽさもあわせ持つ複雑な香り

ヘビーな香りなので、冬の低い気温の方がきれいに香るかもしれません。持続性や拡散力もあるので、TPOを考える必要はありますが、玄人好みのフレグランスです。

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監修: カラリア編集部

Instagramでフォロワー数20万人超の香りに特化した情報をお届けしているアカウント「カラリアマガジン」を運営。
当メディアの記事はInstagramのフォロワー様に答えていただいたアンケート結果や口コミ、カラリア 香りの定期便でのランキングや口コミなどのデータをもとに作成しております。

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※ 掲載商品はこちらで紹介した効果・効能を保証したものではありません。ご購入の際は、各商品の公式サイト等をご確認ください。

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