唇の皮がむける原因とは?

女性の唇
唇の皮がむける原因は、主に乾燥です。それ以外にも以下のような原因が考えられます。

●季節的な要因
●生活習慣や癖
●メイク・スキンケアによるダメージ
●病気や栄養不足、ストレス

それぞれの原因について、詳しく解説していきます。

原因1.空気の乾燥

秋の風に吹かれる女性
唇の皮がむける原因でもっとも多いのが「空気の乾燥」です。空気が乾燥する季節といえば冬を想像するかも知れませんが、実は夏にも注意が必要です。

冬:空気の乾燥
冬は外の気温が下がることで、肌の表面温度との間に圧力差というものが生まれます。圧力差が大きくなると、唇や肌から水分が抜けやすくなり、乾燥するといわれています。

夏:クーラーによる乾燥
夏は、クーラーによる乾燥が原因で唇の乾燥が起こりやすくなります。クーラーは、室内の水分を外へ放出し、その際に起こる気過熱という熱を利用して、空気の温度を下げています。つまりクーラーを使うほど室内の水分が少なくなり、唇や肌が乾燥するのです。

原因2.紫外線

夏の空
唇は、紫外線を防御してくれるメラノサイトという細胞が少なく、紫外線のダメージを受けやすい状態です。紫外線を浴びることで唇の水分が蒸発し、乾燥することから、皮がむけやすくなります。

原因3.生活習慣や癖

マスクをする女性
環境の要因以外にも、個人の生活習慣や癖によって、唇の皮むけが起こりやすくなります。

唇を舐める・皮をむく癖がある
唇を舐めて濡らすことで、唇にもともとあった水分まで一緒に蒸発し、乾燥に繋がります。また、皮をむくのが癖になってしまうと、その刺激で唇が炎症を起こし、さらに皮むけしやすくなってしまいます。

日常的にマスクをしている
唇がうるおうように感じるマスクですが、外したときにマスク内の水分と一緒に唇の水分も蒸発してしまい、乾燥に繋がりやすくなります。さらに、摩擦や蒸れで唇が荒れることもあります。

辛いものをよく食べる
塩分や香辛料などの刺激が強い食べ物に触れることで、その刺激により唇が荒れてしまいます。お酒をよく飲む人は、アルコールが唇に触れることにも注意が必要です。

原因4.メイク・スキンケア

口紅を塗る女性
口紅などのコスメや、スクラブ・クレンジングなどのスキンケアも、唇にとって刺激になります。また、合わない化粧品を使うことでアレルギー反応が起き、唇が荒れてしまうことも。

コスメやスキンケアの物理的な刺激
口紅を頻繁に塗り直したり、固い口紅を強い力で塗ってしまうと、唇への物理的な刺激になります。また、唇のメイクを落とすためのクレンジングや、唇の古い角質やむけた皮を落とすスクラブも、頻繁に使うことで刺激になります。

合わない化粧品によるアレルギー反応
化粧品や歯磨き粉を使って、皮むけ以外にも赤みやかゆみが出るときは、アレルギー反応を起こしている可能性があります。特に唇や肌が弱い人は、新しい化粧品を使う前にパッチテストをするなどの対策をしましょう。

原因5.病気や栄養不足・ストレス

唇の皮がむけている女性
唇の皮むけは、病気や体調不良が原因で起こることもあります。深刻な症状が続く・繰り返す場合は、医療機関に相談することも大切です。

口唇炎
口唇炎とは、唇が全体的に炎症している状態です。乾燥や皮むけ、唇の腫れ、かゆみなどの症状があります。唇の皮むけがなかなか治らない・繰り返すという人は皮膚科を受診しましょう。

ビタミン不足
唇の皮むけが治らない人は、ビタミン不足の可能性も。ビタミンには皮膚や粘膜を正常に保つ働きがあります。過度なダイエットによる食事制限、コンビニ弁当や外食のしすぎなど、食生活の乱れに注意しましょう。

ストレス・体調不良
強いストレスを感じることで内蔵の機能低下や血行不良を起こし、唇の皮むけに繋がる可能性があります。胃腸の疾患などの体調不良が関わっている可能性もあるため、深刻な症状が続く場合は病院を受診しましょう。

唇の皮むけが起きたときの対処法

鏡で唇を見る女性
唇の皮むけが起きてしまったら、ワセリンやリップクリームで保湿することがもっとも大切です。なるべく刺激を与えず、唇をやさしく扱うようにしましょう。また、ビタミンを摂るなど体の内側からのケアも大切です。

それぞれの対処法について、詳しく解説していきます。

ワセリンで唇を保護する

唇の水分の蒸発を防ぐために、純度の高い白色ワセリンを使いましょう。口紅を塗る前の下地にしたり、マスクをする前に塗っておくことで、乾燥や刺激から守ってくれます。

ワセリンを塗った唇に小さく切ったラップを貼り、5分ほどパックする保湿ケアもおすすめです。

「ビタミンB2」「ビタミンB6」を摂る

食生活が乱れている人は、ビタミン​を意識的に摂りましょう。ビタミンには皮膚や粘膜を正常に保つ働きがあり、特に「ビタミンB2」や「ビタミンB6」は、健康的な唇を保つのに必要だといわれています。

おすすめ食材
●ビタミンB2:納豆、牛乳、ほうれん草、アーモンド、うなぎ、ぶり
●ビタミンB6:ささみ、バナナ、玄米、かつお、まぐろ、鮭

参考:「ビタミンBの力」栄養課の知識|医療法人高仁会 川口病院

リップクリームで正しく保湿する

唇の皮むけを防ぐなら、リップクリームを横方向ではなく縦方向に塗るのがおすすめ。唇の縦ジワに沿って塗ることで、シワの中まで保湿しやすくなります。

横方向に塗ってしまうとむけた皮に引っかかりやすくなり、皮むけが悪化する可能性もあります。

クーポンコード【COLORIA_WM】で初月¥500オフ!

カラリア 香りの定期便

皮むけにおすすめのリップクリーム5選

リップクリームを塗る女性
最後に、唇の皮むけに悩む人におすすめのリップクリームをご紹介。SNSや口コミサイトなどで評価が高く、ドラッグストアやショッピングサイトで手に入りやすいものをピックアップしました。

成分や値段はもちろん、パッケージの好みやリップを塗り直す頻度なども考えて、自分に合った1本を見つけてみてくださいね。

1.DHC薬用リップクリーム【医薬部外品】

なんと1.6億本以上売れている*という、DHCの大人気薬用リップクリーム。無香料・無着色・パラベンフリー・天然成分配合で、唇にやさしい処方です。オリーブバージンオイル配合で高い保湿力が期待できます。

上品なピンク色のパッケージなので、リップケアのモチベーションを上げたい人にもおすすめです。

2023年9月現在:770円(税込) メーカー希望小売価格

* 1999年2月〜2022年2月末日までの総販売本数
コラボ商品含む

2.キスミー・薬用リップクリーム【医薬部外品】

唇が敏感な人におすすめな、キスミーの薬用リップ。無香料・ノンメントールで唇にやさしい処方です。ビタミンE(有効成分)配合でうるおいが続きやすく、唇に塗るときに摩擦が起こりにくいソフトタイプ。プチプラ価格なので惜しみなく塗れるのがうれしいですね。

2023年9月現在:418円(税込) メーカー希望小売価格

3.ロート製薬 メンソレータム メディカルリップnc【第三類医薬品】

ふつうのリップクリームでは太刀打ちできない!という人には、メディカルリップがおすすめ。荒れた唇の修復を促進するアラントインという成分を配合しています。指に取ってから塗ることもできるので、スティックタイプによる摩擦が気になるときにも使いやすいですね。

2023年9月現在:1,078円(税込)  メーカー希望小売価格

※当製品は使用上の注意をよく読んでお使いください。

4.近江兄弟社 薬用メディカルリップスティックCn【指定医薬部外品】

アラントイン・ビタミンB6・ビタミンE・グリチルレチン酸という4つの有効成分を配合した、薬用メディカルリップ。皮むけやひび割れをケアしてくれます。同じ成分で清涼感を感じるメンソールタイプもあるので、好みに合わせて選べるのがうれしいですね。

2023年9月現在:990円(税込) メーカー希望小売価格

5.キュレル リップケア バーム【医薬部外品】

寝ている間にリップケアができる、ジャータイプのリップバーム。乾燥から唇のうるおいを守ってくれるセラミド機能成分配合で、朝までしっかり保湿することができます。「日中にこまめにリップを塗るのが難しい」という忙しい人にもおすすめです。

2023年9月現在:1,320円(税込)  メーカー希望小売価格

香水好きのあなたには「カラリア 香りの定期便」がおすすめ

香水好きのあなたにおすすめしたいのが「カラリア 香りの定期便」です。

1ヶ月分の香水が毎月届くので、気になっていたブランド香水を気軽にお使いできるだけでなく、気分や季節に合わせて香りを選ぶことができます。

4ml(約1ヶ月分)の香水が届く
持ち運びに便利な専用アトマイザーケース付き
香水のラインナップは約1,000種類以上!

4mlは約60プッシュほどなので1ヶ月で使い切りやすい量です。おしゃれな専用アトマイザーも貰えるので外出先での付け直しにもおすすめです。

月々2,390円〜で人気ブランドの香水が使い放題!自分にぴったりの香水を探す「香水診断」もできるので、まずはお気軽にお試しください!

監修: カラリア編集部

Instagramでフォロワー数20万人超の香りに特化した情報をお届けしているアカウント「カラリアマガジン」を運営。
当メディアの記事はInstagramのフォロワー様に答えていただいたアンケート結果や口コミ、カラリア 香りの定期便でのランキングや口コミなどのデータをもとに作成しております。

注意事項

※ 掲載されている情報は記事執筆時点のものです。最新情報は公式ホームページなどでご確認ください。

※ 掲載商品はこちらで紹介した効果・効能を保証したものではありません。ご購入の際は、各商品の公式サイト等をご確認ください。

※ 入浴剤にダイエットやデトックス効果が認められている商品はありません。

※ 「美白」は、メラニンの生成を抑え、しみやそばかすを防ぐことを指します。

※ 「日焼け防止」とはメラニンの生成を抑え、日やけによるしみ・そばかすを防ぐことを指します。

※ 「エイジングケア」とは、老化防止のことではなく年齢に応じたケアのことで、年齢を重ねた肌にうるおいを与えることを指します。(ボディクリーム等の記事に導入)

※ 「エイジングケア」とは、若返りを意味するものではなく、頭皮や髪を清潔に保ち、毛髪にうるおいやハリ・コシを与えることを指します。(シャンプー等の記事に導入)

※ 「浸透」とは、角質層への浸透を指します。

※ 「髪への浸透」とは、角化した毛髪部分の範囲内への浸透を指します。

※ 「アレルギーテスト済み」は、すべての人にアレルギーが起きないということではありません。

※ 「パッチテスト済み」は、すべての人に皮膚刺激が発生しないということではありません。

※ 「スティンギングテスト済み」は、すべての人に皮膚トラブルがおこらないということではありません。

※ 「ノンコメドジェニックテスト済み」は、すべての人にコメド(ニキビのもと)が発生しないということではありません。

※ 「ボリュームアップ」とは毛髪にハリやコシを与え、ボリューム感を与えたように見せることを指します。

※ 「ベタつき防止・ケア」とは、洗髪後に頭皮を健やかに保つことを指します。

※ 「育毛」は、頭皮や毛髪を清潔にすることで毛髪がすこやかに保たれることを指します。

※ 「毛髪の補修」とは物理的に損傷を補い繕うことであり、治療的な回復のことではありません。

※ 「小じわの改善」とはうるおいにより乾燥による小ジワを目立たなくすることを指します。

※ 「ピーリング」とは洗浄、拭き取り行為などによる物理的効果によるものを指します。

※ 「くすみ」とはメーキャップ効果によるものを指します。

※ 化粧品に疲労回復効果はありません。

※ 使用者の感想は商品の効能効果を保証するものではありません。

※ 化粧品に「治癒、回復、改善」の効果はありません。

※ ニキビケア商品のうち、ニキビを治す効果が認められているのは医薬品のみで、化粧品・医薬部外品にはニキビを治す効果が認められていません。

この記事を見た方におすすめの記事