ロエベ「001 マン」とは?
ロエベとは
その後スペイン王室御用達ブランドの称号を受け、ロエベは世界的ハイブランドに。技術や素材への妥協を許さず、一貫してクラフトマンシップに重点を置く姿勢は、現在もバッグや財布などの製品づくりに受け継がれています。
2013年からクリエイティブ・ディレクターとしてジョナサン・アンダーソン氏が就任したことで、人気が加速。ロエベの伝統や歴史と、天才的かつ時代にマッチしたアンダーソン氏の戦略により、トップブランドとしての確固たる地位が築かれました。
フレグランス部門では、1972年にロエベとして初めての香水「エル デ ロエベ」が発売されます。2016年にはアンダーソン氏が調香以外すべてをプロデュースしたフレグランス「ロエベ 001」を発表。「マン」と「ウーマン」で対になったペアフレグランスです。
ロエベ「001 マン」はどんな香水?
「001 マン」「001 ウーマン」共にオードパルファムとして誕生し、翌年2017年にはオードトワレも発売されています。
男女が初めて親密な夜を過ごした翌朝に感じる、2人のこれからへの期待と不安の入り混じった感情や深まる愛を表現した、なんとも官能的でロマンチックなコンセプト。
もちろん「001 マン」「001 ウーマン」ともに単体で使っても、大変モダンで完成された香りです。香りの系統も同じで、ベースとなる調香をそろえたうえで「マン」らしさと「ウーマン」らしさ、それぞれの特徴を引き出すようデザインされています。
2つの香水をペアフレグランスとして使うと、さらにお互いを引き立てながら、相手に無いものを補い合うようにシンクロしていくのです。重なり合うことで別の深みが加わり、単体では出せない魅力が生まれます。まるで恋人や夫婦の関係のようで素敵ですよね。
香りもさることながら、ロエベならではの考え方やコンセプトに共感する人が続出。しっかりとした重みのある香調なので万人ウケする香りではありませんが、性別や年代を問わず、はまる人は沼のようにはまってしまうフレグランスです。
ロエベ「001 マン」の香りを徹底レビュー!
ロエベ「001 マン」にはオードトワレ(以下「EDT」と記載)とオードパルファム(以下「EDP」と記載)の2種類が販売されています。いずれもウッディの香りがベースとなっており、落ち着いた大人っぽい香調です。
EDTもEDPも香りの系統は同じですが、特徴となる香りや雰囲気が多少異なりますので、お好きな方を選んでみてくださいね。
詳しくは下記で解説していますが、パウダリーでより骨格がしっかりした香りがお好きな方は、EDPをおすすめします。
「ロエベ 001 マン EDT」のレビュー
オードトワレではありますが、持続時間も拡散力もなかなかです。甘さ控えめな香りや、爽やかで軽い香りが好きな方は要注意。
トップノートはライムのキリッとした柑橘と、ペッパーやシナモンのスパイシーな香りが全体を引き締めます。ラベンダーの甘く爽やかな香りが終始感じられるのも特徴的です。
とても上品で包容力のある香りなので、つけ過ぎにさえ注意すれば、洗練された色っぽい大人の雰囲気をまとえます。EDPより爽やかに香るので、「001 マン」に興味のある方はまずEDTから試してみるのがおすすめです。
「ロエベ 001 マン EDP」のレビュー
トップノートはカルダモンやベルガモットがスパイシーでありながら、弾けるようなフレッシュな印象。アンブレットシードやムスク、バイオレットなどが体温で温められ、徐々にまろやかな香りに変化。
濃度が高いので当然といえば当然ですが、香りの持続力はEDT以上。1プッシュでも朝から夕方までしっかりと香り、パウダリーの印象が強く肌に残ります。
大胆でありながら、しっかりと包み込むような大人の色気を演出したい方に、男女問わずおすすめです。
ロエベ 001 マン EDT」の口コミは?
「ロエベ 001 マン EDT」を気に入った人の口コミ
「しっかりした服装に合いそうな、かっこいい印象」
「ラストノートがお寺の香りのようで、落ち着いた雰囲気」
「甘いと思いきや意外と爽やか。どんな場面でも使える」
口コミをまとめると「ハッキリとした香りが好きな方」や「落ち着きと爽やかさを兼ね備えた香りが好きな方」にはピッタリの香水と言えそうです。ビギナーの方は、ビジネスシーンよりもオフの日に使う方がおすすめ。
ただし、ウッディやムスクの香りが好きかどうかで大きく意見が分かれます。
「誰からも好かれそう」「万人ウケしそう」といった口コミも多かったと同時に「好き嫌い分かれそう」「人を選ぶ香り」といった真逆の口コミも多く見られました。
「ロエベ 001 マン EDT」が合わなかった人の口コミ
「年齢層高めの人向けに感じる」
「香りが強すぎる」
「香水っぽい。自然ではない」
口コミをまとめると「ナチュラルでほのかな香りが好きな方」や「ウッディやムスクの香りが苦手な方」には合わない可能性があります。
気に入った人の口コミのほぼ裏返しですが、強めの“香水らしい香り”が苦手な方にはおすすめしません。
しかし、最初は苦手だと思った方でも「使っているうちに癖になってしまった」という口コミもありました。初心者の方は特に、慣れていないから苦手だと思っていただけで実は好きな系統の香りだった、ということもあるのかもしれません。
「ロエベ 001 マン EDP」の口コミは?
「ロエベ 001 マン EDP」を気に入った人の口コミ
「甘くて温かい香りで、落ち着いた雰囲気」
「春夏より秋冬に合いそう」
「男性っぽさと女性っぽさのバランスがいい」
「1プッシュでとても強く香り、香りの持ちも◎」
口コミをまとめると「強く主張する香り」や「温かみのある、色気のある香り」が好きな方にはピッタリの香水かもしれません。
「ロエベ 001 マン EDP」は、EDTと同系統の香りでありながら、よりダイナミックな香り立ちとパウダリーな甘さがプラスされている特徴があります。
上級者向けに感じるかもしれませんが、自分なりにTPOに合わせて調整しながら使いこなすことで、個性的な香りを自分のものにすることができるでしょう。
ビギナーの方は、まず寝香水として選んでみるのも良いかもしれません。香りの持続時間や強さなど、使っていくうちに感覚としてなじんでくるはずです。
「ロエベ 001 マン EDP」が合わなかった人の口コミ
「粉っぽさが強い」
「甘く、女性用のような香り」
口コミをまとめると、「きつい香りが苦手な方」や「甘さ控えめなスッキリ系の香りを求めている方」には向いていなさそうです。
個性が強く、重さのある香りが苦手という方には基本的におすすめしません。
しかしつけ始めの香りの強さ・キツさは調整できます。香水をつけたあとにボディーシートで軽く拭きとったり、香水をつける時間を外出の1時間ほど前にしたりするとよいでしょう。
ロエベ「001 マン」とあわせて検討したい香水
1.ロエベ「001 ウーマン」
基本は「001 マン」と同じく、知的なウッディの香りが知的でハンサムな印象の香り。ミドルノートでは、ジャスミンのフローラルの香りが優雅さと気品を演出してくれます。ラストノートにかけては、バニラとアンバーが絶妙に融合し、クリーミーなココナッツのような甘さに。
「001 マン」と「001 ウーマン」はお互いの良い部分を引き立て合うように、そして足りない部分を補うように設計されています。2つが重なることで調和された別のテイストを生み出すので、カップルで一緒にいる時の使用がおすすめ。
もちろん1人で、お腹や足首などプッシュする場所を変えてコンバイニング(重ね付け)を楽しむのも◎。
2.メゾン マルジェラ「レプリカ オードトワレ ジャズ クラブ」
肌にのせると、すぐにタバコアブソリュートやベチバーのスモーキーで曇った香りを感じます。ほぼ同時にラムやバニラの甘く温かい香りも現れるので、甘さもありながらとてもメンズらしいビターな雰囲気も同時に味わえる、迫力のある香りです。
色々な遊びを知り尽くした、やんちゃでキュートな色男、といった風情なので、ビジネスよりも夜のお出かけの方がしっくりきます。人やシーンを選ぶ香りという点で、「001 マン」とも少し似た雰囲気。
メンズ香水のなかでも、爽やかなシトラス系や、透明感のあるマリン、アクア系の香りとはだいぶ系統が違います。まず少量から試してみるのがおすすめです。
3.バイレード「ジプシー ウォーター」
トップノートは、シトラスやスパイスのきりっと爽やかな香り。ミドルノートでは、アイリスやサンダルウッドのパウダリーな香りに変化していきます。ロエベ「001 マン」と比べると、特徴となる香りの構成が似ています。
バニラやアンバーなどの甘く重めの香りがサンダルウッドと溶け合い、エキゾチックでミステリアスな雰囲気。とはいえ、香り立ちや肌残りは柔らかく、まろやかな印象です。好みによっては「001 マン」より使いやすいと感じる人も多いかもしれません。
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