お米の臭いは何が原因?まずは臭いで判別すべし!

炊飯器で炊いたごはんが臭う場合、いくつかの原因が考えられます。

まずは、臭いの種類による原因と対策方法を紹介いたします。

炊いたお米からプラスチック臭がする!?

ご飯からプラスチックのような臭いやゴムのにおいがする場合の原因の多くは、新品の炊飯器にあります。

この臭いは炊飯器の使用を繰り返していれば徐々に軽減されていくのでご安心を。

プラスチック臭がどうしても気になる場合に臭いを軽減させる方法は以下の通りです。

①    内釜内に三分の一ほど水を入れて、炊飯器のふたを閉め、炊飯ボタンを押す
②    約15分間お湯を沸騰させたのち、切ボタンを押す
③    炊飯器が冷めたら、内釜・内ふた部分など、炊飯器から取り外せるパーツを取りはずして洗う
④    上記の手順を何度か繰り返す

新品の炊飯器の臭いはどうしても出てしまうものなので、気になる場合には対処をしてみましょう。

炊いたお米がぬか臭い!?

ご飯からぬか臭いような臭いを感じる場合には、お米の水洗いが不十分であったことが原因だと考えられます。

お米を洗う回数を1~2回増やして、しっかりと洗ってみましょう

無洗米でもぬか臭を感じることがあるので、その場合には1度軽くお米を洗ってから炊飯器でお米を炊くと臭いが軽減されるのでおすすめです。

炊いたばかりのお米なのに腐ったような臭いがする!?

炊きあがったばかりのお米なのに腐ったような臭いや納豆臭がする場合は、炊飯器のお手入れが不十分だったことが原因に挙げられます。

炊飯器内に残った汚れから雑菌が繁殖してにおいの原因に​なっているのです。

炊飯器を使用するたびに、内釜・内ふたのカートリッジ部品、パッキン部分なども掃除する必要があります。

炊飯器の使用後に掃除をしたあとには、内釜や部品をしっかりと乾燥させましょう。

以前に調理したものの臭いが残り続ける!?

炊いたお米から以前に調理した炊き込みご飯などの食べ物臭がする場合にも、炊飯器のお手入れが不十分であったことが原因に挙げられます。

炊飯器調理をした場合、蒸気などと一緒に汚れがカートリッジ部分などに入り込んでしまうことが多いです。

炊き込みご飯など炊飯器を使用した料理を行ったあとには、内釜や部品をしっかりと掃除しておきましょう。

炊飯器自体が臭う時の原因と対処法

炊飯器自体が臭う場合の原因として炊飯器内に汚れが残り、そこに雑菌が繁殖しているということが考えられます。

毎日使う家電である炊飯器の正しい掃除方法を知って、おいしいごはんを食べましょう。

クエン酸を使用した簡単におい取り法

クエン酸は消臭・殺菌効果に優れているので、定期的にクエン酸を使用した炊飯器掃除を行うことがおすすめです。

【使用するもの】
・クエン酸(レモンでも代用可能)
・使わなくなった歯ブラシ
・スポンジ
・ゴム手袋
・食器用中性洗剤

手順①内釜にクエン酸もしくはレモンを入れる
取り外した炊飯器の内釜に、クエン酸20グラム程度もしくはレモン数枚を入れて水を7~8分目まで入れます。
汚れがひどい場合には、38度程度のお湯を使うことがおすすめです。

手順②炊飯ボタンを押す
クエン酸&水を入れた内釜を炊飯器に戻したら、白米メニューを選択して炊飯ボタンを押します。
炊飯が終わったら、保温ボタンなどを消して炊飯器を冷まします。

手順③パーツや部品を掃除する
炊飯器の熱が冷めたら、内釜・内蓋・蒸気キャップなどの部品を本体から取り外します。
スポンジと食器用中性洗剤を使って各パーツを掃除します。
奥に溜まった汚れやスポンジで取りづらい部分の汚れは歯ブラシを使って掃除することがおすすめです。

手順④炊飯器をしっかりと乾燥させる
汚れや泡をしっかりと洗いながした内釜や炊飯器の部品をしっかりと乾燥させます。
各パーツが完全に乾燥させたら炊飯器本体にパーツを戻して掃除完了です。

内ふた汚れに重曹を効果的に使う方法

炊飯器の内ふたには汚れや焦げがこびりつきやすく、とくに時間が経ってしまった汚れを落とすのは一苦労ですよね。
そんな場合には重曹を使った炊飯器お手入れ方法が簡単でおすすめです。

【使用するもの】
・重曹
・キッチンペーパー
・ゴム手袋

手順①キッチンペーパーを水に濡らして重曹を振りかける

手順②用意したキッチンペーパーを炊飯器の内ふたや本体の中などに貼りつける

手順③汚れが浮いてくるまで時間を置く

手順④汚れが浮いたら、貼り付けたキッチンペーパーで汚れを拭きとる

手順⑤新しいキッチンペーパーで二度拭きして掃除完了

重曹が炊飯器の汚れを浮かしてくれるので、汚れを拭きとる際にはまったく力が要らないほどです。
気になる場合は、食器用中性洗剤などで再度洗ってもOKです。

重曹やクエン酸を効果的に活用して炊飯器掃除を定期的に行いましょう。

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お米自体が臭う時の理由と対処法

炊いたご飯から異臭がする場合、炊飯器ではなくてお米自体が原因ということも。

ここでは、お米自体が臭い場合についての対処法を紹介いたします。

お米のとぎ方に気をつける方法

お米がしっかりと洗えていないと、ぬか臭いごはんとなってしまうこともあります。

原因は白米に付着している汚れやぬかが十分に洗いきれていないからなので、お米を炊く前には洗い方にも気を付けてみましょう。

目安としては、うっすらとお米が透けてみえるほどの透明度の研ぎ汁になったころが頃合いです。

また、無洗米を使用している方の場合もぬかが多少残っていることが多いので軽く一度お米を研いでから炊いた方が、よりおいしいごはんが炊けます。

お米の保管場所に気をつける方法

古いお米や保管方法がきちんとしていなかったお米を炊くと臭いが気になる傾向にあります。

お米は温度が15度以下湿度が70%程度直射日光が当たらない場所で保管すると良いとされているので、キッチンでお米を保管する場所を選ぶ際には気をつけてみましょう。

また、お米は臭いを吸いやすいので、お米の保管場所近くにニオイのきついものを置いておくこともおすすめできません。

炊飯器でお米を長時間保温することは避ける

炊飯器の保温モードは便利でつい使い過ぎてしまうこともありますが、保温のしすぎにも注意が必要です。

炊きあがったお米は12時間から24時間を過ぎると、臭いが発生しはじめてごはんの風味も落ちます

なので、ご飯を美味しく食べるにはご飯の炊きあがってから12時間以内に食べきることがおすすめです。

とくに気温が高くなる夏の時期はお米が痛みやすいのでよく注意しておきましょう。

炊いたご飯を一度に食べきることが難しい場合は、長時間の保温をしておくよりも小分けにしてラップなどで包み、冷蔵保存や冷凍保存がおすすめです。

また、炊飯器で長時間保温をしておくと電気代もそれだけ多くかかってしまうので、冷蔵保存したお米を電子レンジで温めなおすほうが経済的でもあります。

炊飯器を臭くさせない簡単なコツ!

それは、ずばり炊飯器の内釜を傷つけないように丁寧に扱うことです。

内釜に傷がつくと汚れが入り込みやすくなり、衛生状態にも不安が生まれます。

内釜を傷つけないように、お米に何か混ぜる料理などをする際には必ず別皿にお米を移してから調理を行いましょう。

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炊飯器を定期的にお手入れして、おいしいご飯を食べましょう

毎日おいしいご飯を食べるためにも、炊飯器の掃除は定期的にしっかりと行いましょう

クエン酸重曹を使用すれば、簡単に炊飯器のお手入れができるのでおすすめです。

また、内釜やパーツを洗ったあとには十分乾燥させることも忘れずに。


下の記事ではキッチンの臭いが気になるときの対処法をご紹介しています。
合わせてチェックしてみてくださいね♪

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