赤ちゃんの保湿の正しいやり方

保湿の順番
【保湿剤の油分量が多い順】 (※下にいくほど水分量が多い)
1.ワセリン
2.オイル
3.クリーム
4.ミルク
5.ローション
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夏などの汗をかきやすい季節は、ローションやミルクなどのさらっとしたテクスチャーで保湿をするのがおすすめです。
冬や乾燥が気になる場合は、ローションやミルクの後にクリームやワセリンをあわせて使うとよいでしょう。
ローションなどで与えた水分を油膜で閉じ込めることで、乾燥を効果的に防げます。
体の保湿の仕方

お腹や背中を保湿するときは、こすらず塗るのがポイントです。首やお尻などのシワ部分は肌トラブルが起きやすいので、しっかり伸ばしてから塗り込んでくださいね。
腕や足は、付け根部分から指先に向かって塗り広げ、手足の甲や指の1本1本まで保湿します。
関節や脇、足首のくびれ部分などは塗りムラになりやすいので、意識して塗るようにしましょう。
参考:赤ちゃん・子供のスキンケアと保湿剤の塗り方|にこにこクリニック
顔の保湿の仕方
顔に保湿剤を塗るときは、おでこ、両頬、鼻、あごの5点において、ムラのないように優しく塗り広げてください。
とくに口周りは、食べこぼしやよだれで荒れやすいので、念入りに保湿してあげましょう。
刺激を減らすために、ローションなどで保湿した後に、ワセリンで保護してあげるのもおすすめです。
皮膚が薄く乾燥しやすい目の周りは指の腹を使って、丁寧に保湿してあげましょう。
塗りすぎると、赤ちゃんが肌を触ったときに保湿剤が目に入ってしまう可能性があるので、しっかりと馴染ませることが大切です。
最後に耳の保湿も忘れずにしましょう。乾燥しやすい付け根部分には、シワの隙間まで保湿剤を塗り込みます。
保湿をするときのポイント

塗る前に保湿剤を手であたためる
とくに寒い季節は、冷たいクリームやオイルをそのまま塗ると赤ちゃんが驚いてしまいます。
不快に感じると、保湿を嫌がるようになる可能性があるので、冷えている場合は手のひらで温めましょう。
保湿剤を温めると、肌なじみがよくなる点もメリットです。
とくにクリームやオイルなど、油分の多いアイテムは冷えると硬くなりやすいので、温めてから使うことで伸びがよくなり、摩擦を軽減できます。
たっぷりと塗る
【使用量の目安】
顔、腕、足の各部位 | 胸からおなか、背中からおしり | |
---|---|---|
ローション | 1円玉くらい | 500円玉くらい |
クリーム | 指の第一関節くらい | 指の第二関節くらい |
一度に全身を保湿しようとすると、ムラになったり量が足りなくなったりする可能性があるので、部位ごとに適量を手に取って、丁寧に塗るのがおすすめです。
乾燥が気になる部分はさらに重ね付けしたり、他の保湿剤と併用したり、調節しながら使用してください。
参考:沐浴と保湿ケア(PDF)|JCS/日本コンベンションサービス株式会社
1日に2回が目安
朝の保湿は、睡眠中に乾燥した肌を整えたり、日中のバリア機能を高めたりする役割があります。寝汗を拭き取って着替えをするタイミングで全身を保湿してあげましょう。
日中はおむつの交換や口周りを拭いたタイミングで保湿剤が取れてしまうので、乾燥がひどい季節はとくにこまめに保湿するのがおすすめです。
お風呂上がりは必ず保湿するようにしましょう。とくにお風呂後は肌の水分が蒸発しやすいので、お風呂上がりの5分以内に保湿を済ませるのがおすすめです。
赤ちゃんのスキンケアはどうやってやる?

沐浴は赤ちゃんの肌を清潔に保つだけでなく、全身の肌状態を確認する目的があります。
生まれたばかりの赤ちゃんは抵抗力が弱いので、細菌の感染などを防ぐために、大人が入るお風呂とは分けましょう。
沐浴は1日1回が目安。時間は5〜10分程度と短時間で収めて、赤ちゃんの負担にならないようにしましょう。
【沐浴の流れ】
1.ベビーバスにお湯を張り、沐浴剤を入れます。
2.服を脱がせる前に、濡らしたガーゼで顔を拭きます。1回ごとにガーゼをすすぎ、使う面を変えて拭くのがポイントです。
3.服を脱がせたら、首の後ろとお尻を支えながら、足からゆっくりお湯に入れます。ガーゼか沐浴布を体にかけて、肩までつかるようにしてください。
4.お湯に浸したガーゼで頭を洗います。ベタつきや汚れが気になる場合は、お湯に入れる前に石鹸で頭を洗っておくとよいでしょう。
5.手のひらを使って体を洗います。首から胸、腕や手、お腹、足の順になでるようにやさしく洗ってください。
6.片手で赤ちゃんの脇の下を抱えて、背中を洗います。首、背中、お尻の順に優しく洗いましょう。
7.最後に赤ちゃんを仰向けに戻し、全身を温めてあげたら終了です。バスタオルでおさえるように水分を拭き取りましょう。
【保湿の流れ】
1.お風呂上がりは肌の水分が失われやすいので、5分以内を目安に顔と身体の保湿をしましょう。
2.顔と体の部位ごとに、適量の保湿剤を手に取り、優しく塗り込みます。
3.肌がテカテカして、ティッシュを肌にのせたときに落ちない程度になったら保湿完了の目安です。
4.保湿の後はおへそや耳、鼻の中を綿棒で優しく掃除しましょう。
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