染みついてしまった香水の匂い、消すことはできる?

ファッションの仕上げに自分らしさをプラスしたり、心地よい空気感を演出してくれる香水。
でも、香りというものは自分だけでなく、周りの人や空間にも伝わってしまうもの。
ともすれば香りが強すぎて、周囲を不快にさせてしまうことも…。

服に染みついた匂いはもちろん、香水をこぼしてしまった時など、その匂いを完全に消すのは至難の業です。

そこで、今回は染みついてしまった香水の匂いを消す方法やポイントをお教えします!
体だけでなく、服やカバン、車や部屋など、日常で考えられるシーンごとにご紹介していきますね。

頑固な香水の匂いを消す方法 服や部屋についた匂いはどうする?

先ほどもお話しましたが、いったん染みついてしまった香水の匂いを消すのは実は簡単ではありません。
なぜなら、当たり前ですが、香水はもともと匂いがしっかり残るように作られているから。

洗濯した服を着る時、前につけていた香水の匂いが残っている…と感じたことはありませんか?
そこにさらに新しく香りを足してしまうと、場合によっては匂いが強すぎてしまうこともあるかもしれません。
本来の香りを楽しむために、匂いをクリーンにしてから新しい香水をつけたいですよね。

服だけでなく、カバンや部屋、車の場合など、シーン別に分けて、すっきり匂いをリセットする方法をご紹介します。

カバンについた香水の匂いを消す方法

カバンに匂いがつく?と思うかもしれませんが、携帯用の香水がカバンの中でこぼれてしまったり、ヴィンテージショップやフリマアプリなどで中古で買ったカバンの中から苦手な香水の匂いがする…なんて可能性もありますよね。
でもカバンとなると洗濯機で洗うというわけにはいかないので匂いが落としにくいです。
特にポリウレタン素材のものは、ドライクリーニングには向かないので注意が必要です。

そこで使えるのが「重曹」です。
重曹には汚れを取るほかに、匂いを吸着する効果があります。

まず、しっかり絞った濡れタオルに重曹を馴染ませて、カバンの表と裏両面を拭きます。
お湯に重曹を溶かしたものをスプレーするのも効果的です。

その後少し乾かしてから、重曹をたっぷりとカバンに振りかけて、そのままビニール袋などに入れて一晩置いておきます。
そうすると、重曹がぐんぐんと匂いを吸収してくれます。
そこまでしても難しければ、専門のクリーニング店にお願いするのもいいかもしれませんね。

服についた香水の匂いを消す方法

一番多く起こりやすいのは、服に香水が染みついてしまった…というパターンかもしれませんね。
洗濯してもなかなか落ちにくく、普通にクリーニングしても難しい上に、費用がかかることもあります。
一度自宅でできる方法を試してみましょう。

軽めの香水の匂いの場合、洗える素材なら普通の洗濯で落ちるかもしれません。
洗う時は漂白剤を併用するのがポイントです。
酸素系の液体のものを使うと、色落ちの心配もありません。

それでも消えない匂いの強い場合は、重曹を使いましょう。
重曹を溶かしたお湯にしばらくつけ置きした後、できればさらにクエン酸を加えた水に浸すのがおすすめです。
重曹のアルカリ性を中和する効果でしっかりと匂いを消すことができます。

最後にスチーマーやドライヤーなどである程度匂いを飛ばしてから、風通しのよいところでしっかりと乾燥させましょう。

部屋についた香水の匂いを消す方法


誤って香水を床にこぼしてしまったら…すぐにゴシゴシ拭き取る!
実はこれ、ますます香水の匂いが染み込む原因になってしまいます。

真っ先にすることは、部屋の換気です。
なぜなら揮発性のある香水は一気に部屋じゅうにいき渡って、カーペットやカーテン、壁やソファなどに染み込んでしまうから。
まずは風通しを良くして、部屋に匂いが移ってしまわないようにしましょう。

その後に、タオルなどをそっと上から置いてこぼした香水を染み込ませます。
ゴシゴシとこすってしまうと、余計にフローリングやカーペットに匂いが染み込む原因になります。
優しく押して拭き取った後のタオルは、匂いが漏れないようにビニール袋などに密閉してから捨てるようにしましょう。

最後に消毒用のアルコールをキッチンペーパーやティッシュに含ませて拭き取り、匂いを完全に消すのがおすすめです。
後はドライヤーなどでピンポイントに乾燥させて匂いを飛ばしてください。

すでに匂いが部屋に染みついてしまった場合は、カーテンやカーペットなど洗えるものは洗ってしまいましょう。
洗濯機で洗えないものは、重曹を溶かしたお湯につけ置きしたり、アルコールが配合されている除菌スプレーを振りかけるのも効果があります。

車についた香水の匂いを消す方法

密閉空間である車の中は、匂いが染みつきやすい場所です。
香水以外にも、タバコやエアコン、食べ物の匂いも混ざってしまうと、もう最悪ですよね。
いつも乗っている本人は気付かなくても、初めて乗る人にとっては不快な場合もあります。

軽い匂いなら、車専用の除菌スプレーがおすすめです。シートやマット、意外に匂いがついてしまっているトランクにもスプレーしておきましょう。

もっと深く染み込んでしまっているなら…ここでも重曹の登場です。
重曹大さじ2杯をバケツ1杯の水に溶かしたものに、雑巾を浸して固く絞ってから拭いていきます。
ただし拭けるのは布製のものだけで、革製のもには変色の原因になるのでおすすめしません。

それでも消すことができない頑固な匂いはスチーム消臭が効果的です。
密閉した車の中でスチームを炊いて消臭する方法です。

助手席シートの下などに置いてスチームが発生したらドアを閉めて密閉します。
その後は6時間ほど放置してから換気したら完了です。
すぐに車に乗ると消臭剤の匂いが残っているので、出かける前日に行うようにしましょう。

体についた香水の匂いを消す方法

香水をうっかりつけすぎてしまった…なんて失敗は誰でも経験しているのではないでしょうか。
まずできるのは、乾く前にさっと拭き取ることです。

でも、はじめは気にならないけれど、だんだんと匂いがきつくなってしまう場合もありますよね。
洗える部分なら石けんなどで洗い流したり、シャワーを浴びるのが一番効果的です。

洗えない部分や時間がない時は、アルコール入りのウェットシートを使いましょう。
お肌の敏感な人は、アルコール入りのデオドラントシートがおすすめです。
肌に刺激を与えることなく、さっと匂いを消すことができますよ。

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香水のつけ方を考える

香水の匂いを消す方法をお伝えしてきましたが、逆に上手なつけ方も見直してみてはいかがでしょうか。
香水の匂いを、うっかり服や車に残してしまうことも少なくなるかもしれません。
つけすぎて周りに「スメハラ(香りハラスメント)」と思われないように、今一度おさらいしておきましょう。
こちらの記事では、色素の強い香水が衣類についてしまい、シミになってしまった場合の対処法をご紹介していますので気になった方は是非チェックしてみてくださいね♪

香水は服ではなく肌にまとわせる

香水というのは体の匂いと混ざることで柔らかく香り立つものです。
服の上からではなく、肌に直接まとわせましょう。​

体温が高いところや脈打つところにのせると香りが立ちやすいです。
ただ、直射日光が当たる場所につけてしまうと、かぶれやシミの原因になりますから避けておくのが正解です。

控えめに香らせるなら下半身、しっかり香らせるなら上半身

香水の香りは下から上に香るものなので、つける場所が上にいくにつれて、香りが立ちます。
控えめにつけるなら下半身、しっかり香らせるなら上半身につけるのがおすすめです。

下半身の場合は、足首や膝の裏につけると足を動かす度にほのかに香りますし、腰につけるとさり気なく全身から香ります。
上半身の場合は、温度の高い胸元につけると香りが立ちやすいですし、よく動かす手首やひじ裏などにつけると、ふとした時に香りを感じやすくなします。

香水の香りの濃度や種類にもよりますから、色々と試してみて最適なつけ方を研究しましょう。

香水の正しいつけ方とこまめなお手入れで、匂い残りを減らそう

香水の匂いを消す方法をご紹介してきました。
上手く使えばリラックスできたり気分を上げたりできる香水ですが、使い方を間違うと不快な空間を作り出してしまいます。

香水の匂いは、放置しておくとどんどん深く染み込んでしまいますから、気になった時にこまめにお手入れするのがおすすめです。
また、はじめからつける量や場所を調整して匂いを残さないことも大切です。
香水を使いこなして、自分にも周りにも、心地のよい香りのある暮らしをかなえましょう!

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監修: カラリア編集部

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当メディアの記事はInstagramのフォロワー様に答えていただいたアンケート結果や口コミ、カラリア 香りの定期便でのランキングや口コミなどのデータをもとに作成しております。

注意事項

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※ 掲載商品はこちらで紹介した効果・効能を保証したものではありません。ご購入の際は、各商品の公式サイト等をご確認ください。

※ 入浴剤にダイエットやデトックス効果が認められている商品はありません。

※ 「美白」は、メラニンの生成を抑え、しみやそばかすを防ぐことを指します。

※ 「日焼け防止」とはメラニンの生成を抑え、日やけによるしみ・そばかすを防ぐことを指します。

※ 「エイジングケア」とは、老化防止のことではなく年齢に応じたケアのことで、年齢を重ねた肌にうるおいを与えることを指します。(ボディクリーム等の記事に導入)

※ 「エイジングケア」とは、若返りを意味するものではなく、頭皮や髪を清潔に保ち、毛髪にうるおいやハリ・コシを与えることを指します。(シャンプー等の記事に導入)

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