男性の乾燥肌の特徴
・皮脂と水分の両方が少ない肌
・皮脂は多く、水分が不足している肌
「皮脂と水分の両方が少ない肌」は、洗顔後に肌がつっぱりやすいのが特徴。肌表面の油分が少ないので、カサカサして粉をふいたり、細かいシワが発生したりします。
肌が乾燥したままで放置していると、少しの刺激でも過剰に反応しやすくなり、かゆみや赤み、あかぎれなどのトラブルに繋がります。赤みやあかぎれといった症状は、乾燥だけでなく炎症を起こしている状態です。症状の程度によっては、皮膚科で薬の処方が必要になります。
「皮脂は多く、水分が不足している肌」は、インナードライという状態です。
男性の肌は、女性の肌よりも皮脂の分泌量が2〜3倍と多いことに対し、水分量は女性の半分ほど。見た目はテカりなどで脂っぽい印象があるので、乾燥している自覚がないまま悪化しやすい点が特徴です。
インナードライを見分けるには、乾燥している部分や、洗顔後の肌の状態を確認しましょう。
・目や口周りなど、皮脂が出にくい部分のみ乾燥している
・洗顔直後は、肌のかさつきやつっぱり感があり、しばらくすると皮脂でベタつく
上記のような症状がある方は、インナードライの可能性があります。
女性の乾燥肌との違いは?
女性の肌は男性よりも皮脂が少なく、年齢と共に皮脂の分泌量が少なくなっていきます。
しかし男性の場合、年令を重ねても皮脂の分泌量はさほど変わりません。そのため男性は肌内部の水分量が少なくても、テカリや脂っぽい印象になりやすい点が特徴です。
また男性の肌は、女性よりも角質層に厚みがあるにも関わらず、保水できる水分量が少ない傾向があります。水分が蒸発しやすいので、乾燥すると肌の柔軟性が失われ、かさつきやひび割れを起こしやすいのです。
男性の乾燥肌の原因
シェービング
とくに注意が必要なのは「カミソリ負け」。皮膚表面に傷がついたり、角質が削られたりすることで、肌のバリア機能を一時的に低下させてしまい、赤みや乾燥を引き起こしやすくなります。
またシェービング後に保湿を行わないことも、乾燥を悪化させる原因です。スキンケアを怠ると、紫外線などのダメージを受けやすく、肌の乾燥や炎症を深刻化させてしまうでしょう。
日焼け
バリア機能は肌の水分を保持して、乾燥や摩擦、細菌の侵入をブロックするなど、肌の健康を維持するのに不可欠な機能です。
紫外線によってバリア機能が破壊されると、肌内部に水分を保持できなくなり、乾燥や炎症、皮むけなどさまざまな肌トラブルを引き起こします。
睡眠不足や食生活
睡眠不足になると、肌の再生サイクルが乱れて古い角層が蓄積。古い角層は水分を保持できず、スキンケアの浸透を邪魔してしまいます。
また偏った食生活も乾燥肌を引き起こす原因のひとつです。たんぱく質は肌を作り、ビタミンA、B、C、Eは肌のバリア機能を強化するので、積極的に摂取しましょう。
ファーストフードやレトルトなどでは、肌に必要な栄養分を補いきれません。日ごろから栄養バランスの良い食事を心がけ、摂りにくい栄養素はサプリメントなどで補う方法がおすすめです。
男性の乾燥肌の対策方法
たっぷりと保湿する
朝の洗顔後や夜の入浴後には、必ず保湿しましょう。洗顔後や入浴後の肌は、水分が蒸発しやすい状態になっています。
乾燥しやすい目元や口元には、保湿力の高いアイクリームなどを使用するのもおすすめ。
肌の部位によって乾燥の度合いは異なるので、各場所に適した保湿をするようにしましょう。
正しいスキンケアをする
・皮脂を落としすぎないように、低刺激で保湿成分が含まれた洗顔料を選ぶ
・洗顔後やシェービング後はすぐに化粧水、次に乳液を塗る
ゴシゴシ擦るような洗顔は、肌にダメージを与えて乾燥を悪化させるので、優しく洗いましょう。
化粧水や乳液をつけるときは、肌を擦らないように、押し込むように浸透させるのがポイントです。
化粧水で肌内部の水分を補給し、肌のうるおいが蒸発しないように、乳液で蓋をします。肌状態に合わせて、保湿クリームや部分ケアアイテムをプラスしてください。
シェービング後も肌のダメージによって水分が蒸発しやすいので、しっかりと保湿をおこなうようにしてください。
日焼け止めや日傘などを使って紫外線対策をする
紫外線対策の定番アイテムと言えば、日焼け止め。さまざまな種類があるので、用途やシーンに合わせて使い分けましょう。
レジャーなどで屋外にいる時間が長い場合は、SPF50+、PA++++以上がおすすめ。ウォータープルーフ処方のアイテムなら、水に濡れても落ちずに効果をキープしてくれます。
通勤などの短時間の外出のときは、SPF30台、PA+++程度でも十分です。肌への負担が心配な方は、敏感肌用の日焼け止めもあるので、肌状態に合わせて使い分けができます。
日傘を使用した紫外線対策も効果的です。男性向けの日傘も多く展開されています。日傘は顔だけでなく、上半身に当たる紫外線を、効率的に遮断することが可能です。
乾燥肌の男性におすすめの保湿アイテム5選
1.ニベアメン「スキンコンディショナーバーム エクストラケア」
ニベアメンの「スキンコンディショナーバーム エクストラケア」は、水分量の少ない肌にうるおいを与えてくれる乳液です。
花王独自の『浸透+密封』のモイストスキンテック設計で作られた高保湿乳液で、うるおい成分を角質部に留めて水分を逃しません。
化粧水をつける必要がなく、これひとつで完結するので、手軽にスキンケアが可能。朝晩のスキンケアや、シェービング後の肌に馴染ませるだけで、乾燥してかさついた肌をしっとりと保湿してくれます。
2.SHISEIDO メン「モイスチャライザー EG」
SHISEIDO メンの「モイスチャライザー EG」は、なめらかなテクスチャーで、角質層まで素早く浸透する保湿液です。
シェービング後の乾燥や肌荒れを防ぎ、乾燥による小じわを目立たなくします。
化粧水と併用することで、乾燥した肌を内側から保湿し、生き生きとした印象に導きます。シトラスとバンブーグリーンの香りで、さっぱりとした気分を楽しめる点も魅力です。
3.イソップ「ルーセント フェイシャル エッセンス」
イソップの「ルーセント フェイシャル エッセンス」は肌の保湿を促し、健やかに保つ『ナイアシンアミド』を豊富に含んでいる点が特徴です。
保湿力の高い『紅藻エキス』を配合し、肌の水分保持をサポートしてくれます。
香りはダマスクバラ花油をブレンドした、芳醇なローズの香りです。スキンケア中のひと時に癒しの時間を演出します。
さらっとしたテクスチャーなので、使い心地は軽やか。化粧水で肌を保湿した後に使用してください。
4.NULL「薬用フェイスミルク 乳液」
NULLの「薬用フェイスミルク 乳液」は、肌荒れ防止に有効な『グリチルリチン酸ジカリウム』と、肌を保水する『ヘパリン類似物質』を配合。乾燥だけでなく、ニキビや肌荒れのケアも同時にできる、医薬部外品に認定された乳液です。
ヘパリン類似物質に加え、ヒアルロン酸やスクワランといった保湿成分をたっぷり配合し、乾燥した肌にうるおいを与えてくれます。
アルコール、着色料、香料不使用の低刺激処方で作られているので、敏感肌の方でも安心です。
よく伸びてべたつかないテクスチャーは、インナードライの方にも使いやすい点が魅力。化粧水の後に使用するのがおすすめです。
5.クワトロボタニコ「ボタニカル ローション&アフターシェーブ」
クワトロボタニコの「ボタニカル ローション&アフターシェーブ」は、植物エキスを凝縮したオールインワン化粧水です。
とろみのあるテクスチャーが化粧水、美容液、乳液、アフターシェーブローションの4つの役割を果たし、手軽に保湿ケアできます。
植物エキスが働きかけ、乾燥やハリ不足、毛穴、皮脂など、男性の肌トラブルにアプローチ。無添加で低刺激処方なので、シェービング後の敏感な肌でも安心して使えます。
香りはベルガモットとローズマリーをブレンドした100%天然精油で、爽やかな香りを楽しめる所も魅力です。
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