DIOR「ヒプノティックプワゾン オードトワレ」の香りを徹底レビュー!
「ヒプノティックプワゾン オードトワレ」はどんな香り?
香水の種類はオードトワレで、フロリエンタル系に分類されます。
オリエンタル調の土台に甘さと香ばしさが重なり、少しの苦味を忍ばせた、成熟した女性らしい印象。
ジャスミンやバニラの甘さを、ナッツやアンバーの香りが抑え、くどくない甘さで大人っぽさが際立ちます。
動いたときにダークな印象のバニラがふっと漂うような、ドキッとする香り方をしてくれます。
口コミでは「杏仁豆腐のような香り」と表現している人も多く見られました。
2度のリニューアルを経てまろやかで使いやすい甘さに♪
1998年に発売された初代「ヒプノティックプワゾン(アニック・メナルド氏調香)」は、サンバックジャスミン、ウッド、キャラウェイ、アーモンド、バニラ、ムスクが濃厚に香る重い甘さが印象的な1本でした。
その後、2008年にDior専属調香師フランソワ・デュマシー氏がリニューアルを手掛けることに。
プラムやココナッツ、アプリコットなどを使用した、初代より更に美味しそうで濃厚なグルマンノートに仕上げました。
2014年になると、再びデュマシー氏が調香変更を発表。
新たに提案されたヒプノティックプワゾンの香りは、これまでと打って変わってシンプルなオリエンタルバニラフレグランスになりました。
トップノートは「アーモンド」の香りでほろ苦い大人な印象
杏仁豆腐を思わせる香ばしい甘さがありながら、上品なパウダリーな質感。
ふんわりとしたバニラの甘みとわずかなフルーティさも添えられ、単なる甘さにとどまらない奥行きを生み出しています。
ミドルノートは「ジャスミン」の香りで華やかで繊細な印象
しっとりとした重みのあるジャスミンの香りが、大人の色気を感じさせる深みを生み出してくれます。
アーモンドのミルキーな甘さとジャスミンの瑞々しさが溶け合うことで、単調な甘さではない複雑な香りへ。
「ヒプノティックプワゾン」らしい虜になるような魅力が色濃く現れているといえるでしょう。
ラストノートは「バニラ」の香りでやわらかくセンシュアルな印象
ジャスミンの華やかさが徐々に落ち着き、一度香ると忘れられないミステリアスな余韻を作り出すのが特徴です。
ポップで軽やかな甘さとは一線を画す、もったりとした重みのあるバニラは、性別を問わず色気を感じさせます。
妖艶で背徳的な雰囲気をまとった、まさに名前の通り“毒気”のある甘さといえるでしょう。
DIOR(ディオール)とは?
ファッションから香水、化粧品まで幅広く展開し、上品さと大胆さを兼ね備えたデザインで世界中に多くのファンを持っています。
香水の分野でも数々の名香を生み出しており、1947年には最初の香水「ミス ディオール」を発表。
その後も「オーソヴァージュ」や「ディオリッシモ」など時代を象徴する香りを世に送り出し、1985年には妖艶な香りで話題を呼んだ「プワゾン」が誕生しています。
近年では、2006年からディオール専属調香師を務めるフランソワ・ドゥマシーが多くのフレグランスを手がけ、2021年からはフランシス・クルジャンも調香師として加わりました。
伝統と革新を重ねながら、香水の分野でも独自の世界観を築き続けているブランドです。
「ヒプノティックプワゾン」の口コミは?
「ヒプノティックプワゾン」を気に入った人の口コミ
「バニラやアーモンドのお菓子みたいな甘さが好きな人におすすめ」
「杏仁豆腐やバニラエッセンスを思わせる甘さでほかと被らない」
口コミをまとめると、甘さの中に個性を感じられる香りを求める人から高く支持されていました。
特に秋冬シーズンとの相性の良さを挙げる声が多く、季節が深まるにつれて似合う香水だといえるでしょう。
またバニラやアーモンドのような甘い香りを好む人にはもちろん、色気を感じさせる香りとして性別を問わず評価されている点も特徴的です。
デートや特別なお出かけ前のひと吹きにぴったりな1本といえるでしょう。
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「ヒプノティックプワゾン」が合わなかった人の口コミ
「思っていたよりビターで、黒っぽい印象の香り」
「オフィスや普段使いには、少し香りが強すぎるかも」
口コミをまとめると、香りの主張が強く感じられ、日常使いには不向きと感じる人が一定数いる印象です。
オールシーズン気軽に使うタイプの香水ではなく、TPOを選ぶ香りとして捉えている声が目立ちました。
またバニラの甘さを期待していた人の中には、想像以上にビターな香ばしさや個性の強さに戸惑ったという意見も見られます。
しかし、出かける1時間前などタイミングを見計らってつけたり、少量を意識して使ったりすることで、印象が和らぎ扱いやすくなるでしょう。
「ヒプノティックプワゾン」はどんな人・どんなシチュエーションにおすすめ?
「ヒプノティックプワゾン」をおすすめしたいシチュエーション
2.冬から早春にかけての肌寒い季節
3.自分らしさを演出したい日
甘く濃密な香りは華やかな場にぴったり。存在感のある香りが、特別な時間をより印象的なものにしてくれることでしょう。
バニラやアーモンドの温かみのある甘さは、寒い季節の装いによく馴染みます。厚手のコートやニットなどのファッションに合わせたくなる香りです。
個性的で印象に残る香りのため、周囲と少し違う雰囲気を出したいときにも向いています。香りそのものが会話のきっかけになるかもしれません。
「ヒプノティックプワゾン」をおすすめしたい人
2.性別を問わず色気のある香りをまといたい人
3.香りの変化を最後まで楽しみたい人
バニラとアーモンドが織りなす甘さを存分に楽しめる香水なので、グルマン系の香りを好む人にぴったりです。
甘さと色気を併せ持つ香りのため、女性だけでなく、男性が付けても妖艶な魅力を引き出してくれるような香り。
つけたてのアーモンドの香ばしさから、ラストのバニラの甘い余韻まで表情が移り変わっていくこのフレグランス。時間ごとの香りの変化も楽しむことができるでしょう。
「ヒプノティックプワゾン」と似ている香水は?
1.Burberry「バーバリー ブリット フォー ハー オードトワレ」
| 濃度 | EDT |
|---|---|
| 香りの構成 | 香りの変化が公式に発表されていないアイテムです。 |
キーノートはフレッシュな洋ナシとアーモンド。フレッシュな香り立ちからセンシュアルな印象を放ち、ふんわりと甘い余韻が特徴です。
「ヒプノティックプワゾン」と同様にフロリエンタルでありながらグルマン系も感じさせる香りで、濃厚なバニラやアーモンドが響き合います。
香りの持続性や上品で大人っぽい雰囲気の香りと評価されている点も共通しており、秋冬の季節に合う香調を探している方におすすめのアイテムです。
2.JILL STUART「ヴァニラ ラスト オード パルファン」
| 濃度 | EDP |
|---|---|
| トップノート | プラリネ、キャラメル、ココナッツ |
| ミドルノート | ジャスミンペタル、ピーチ、ラズベリー |
| ラストノート | サンダルウッド、ムスク、ピュアバニラ |
トップにはとろけるようなキャラメルとココナッツが香り、ミドルでは濃厚なジャスミンペタルを核にしたセンシュアルなフルーティフローラルが広がります。
桃やラズベリーのみずみずしさが透明感をプラスし、ラストはピュアヴァニラにサンダルウッドとムスクが溶け合う、深い余韻へとつながります。
ヒプノティックプワゾンと同じくバニラを軸にした甘さが魅力ですが、こちらはよりフルーティで透明感のある甘さが特徴。
濃厚すぎない、親しみやすいヴァニラの香りを求める人に向いている1本といえます。
3.THÉOBROMA「テオブロマ ポムカネル」
| 濃度 | EDP |
|---|---|
| トップノート | グリーンアップル、リンゴ、レモン、バター、シナモン |
| ミドルノート | 塩、ブランデー、黒糖、あんず、ミルク、カカオ |
| ラストノート | チョコレート、ザラメ、ムスク、バニラ |
トップにグリーンアップルやレモンの爽やかさ、ミドルにシナモンやブランデー、黒糖、カカオが重なり、りんごとスパイスが絡み合う甘く夢見心地な香りが広がります。
ラストにはチョコレートとバニラ、ムスクが溶け合い、伝統的な焼き菓子を思わせる余韻が残ります。
「ヒプノティックプワゾン」と同じくグルマン系の濃厚な甘さが魅力ですが、こちらはりんごとシナモンを軸にした、より温かみのあるお菓子のような香りです。
クリスマスのような雰囲気の、冬らしい甘い香りをまといたい方におすすめです。
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