ヘアアイロンを使う前の準備

ヘアアイロン
きれいなストレートやカールを作るためには、ヘアアイロンを使う前に髪の土台を整えておくことが大切です。

事前の準備をしっかり行うことで、スタイリングがしやすくなるだけでなく、髪へのダメージも抑えやすくなります。

ヘアアイロンを使う前の基本の準備は、次の5つです。

1.髪を完全に乾かす
2.保護剤をつける
3.ブラッシングで髪の絡まりをほどく
4.髪をブロッキングして分ける
5.髪質に合わせた温度に設定する

どれも難しい工程ではありませんが、ひとつひとつを丁寧に行うことがきれいな仕上がりへの近道です。

次項では、それぞれの手順について詳しく解説します。

髪を完全に乾かす

髪が完全に乾いた状態でヘアアイロンを使うと、熱が均一に伝わりやすく、ストレートやカールもきれいに仕上がります。

濡れた髪はキューティクルが開いた状態のため、そのまま高温のヘアアイロンを当てると熱ダメージを受けやすく、パサつきや枝毛・切れ毛の原因になりかねません。

水分が急激に蒸発すると髪内部にも負担がかかります。

ヘアアイロンを使う前は、まずドライヤーで根元から毛先までしっかり乾かすことが大切です。

根元・襟足・耳の後ろは、とくに乾きにくいので、手ぐしやブラシで髪を動かしながら風をあてると、乾き残しを防ぎやすくなります。

根元から毛先へ向かって風を流すとキューティクルが整い、ツヤのある仕上がりにつながるでしょう。

保護剤をつける

ヘアアイロンを使う前に保護剤をつけると、熱ダメージによるパサつきや切れ毛を防ぎやすくなります。

代表的な保護剤は、ヒートプロテクトスプレーとヘアオイルの2種類。

ヒートプロテクトスプレーは、熱から髪を守りながらスタイルをキープできるアイテムです。

髪全体に均一になじみやすく仕上がりも軽いため、重さやベタつきが気になる方に向いています。

ヘアオイルは油分が髪表面をコーティングする働きがあり、乾燥しやすい毛先を中心になじませるのが効果的です。

どちらも手のひらで温めてから髪全体に広げるとムラなくつけやすくなります。

毛量や髪質に合わせて量を調整しながら使うのがポイントです。

ブラッシングで髪の絡まりをほどく

ブラッシングで髪の絡まりをほどいておくと、アイロンがスムーズに通り、熱が均一に伝わりやすくなります。

ブラッシングは毛先からはじめ、少しずつ根元に向かってとかしていくのがポイントです。

いきなり根元からとかすと摩擦で切れ毛が生じやすいため、やさしく丁寧に進めましょう。

絡まりがひどい場合は、先に手で軽くほぐしてからブラシを使うとスムーズです。

髪全体の流れが整った状態でアイロンを使うことで、少ない回数できれいなスタイルに仕上がりやすくなるでしょう。

髪をブロッキングして分ける

髪をブロッキングして分けておくと、少量ずつ髪を取りながらアイロンをあてられるため、仕上がりのムラを防ぎやすくなります。

基本は襟足から順にヘアクリップで留めていく方法です。

使う部分だけを順番に取り出せるため、初心者でも作業を進めやすくなります。

髪の量が多い方や髪が長い方は、さらに細かく分けるとアイロンが通しやすくなるでしょう。

一度にアイロンで挟む毛束が多すぎると熱が均一に伝わらず、仕上がりにムラが出やすくなります。

プレート幅と同じくらいを目安に毛束を取るようにしましょう。

温度設定は髪質に合わせる

ヘアアイロンの温度設定は、髪質やスタイリングの目的に合わせて調整することが大切です。

温度が高すぎると髪への負担が大きくなり、低すぎるとスタイルがうまく決まりません。

一般的な目安は以下のとおりです。

細い髪・ダメージを受けやすい髪:120〜150℃
普通の髪:150〜180℃
太い髪・くせが強い髪:180〜200℃

はじめてヘアアイロンを使う方は、低めの温度から試して徐々に調整するのがおすすめです。

髪への負担を最小限に抑えながら、自分の髪質に合った温度を見つけていきましょう。

ストレートアイロンの基本操作

ヘアアイロン
ヘアアイロンは正しい使い方をすれば、髪へのダメージを抑えながらきれいなスタイルに仕上げられます。

押さえておきたいポイントは次の4つです。

・毛束の量はプレート幅程度(約3cm)
・滑らせ方は「ゆっくり一定の速度」
・同じ箇所に何度もあてない
・毛先は軽く回転させて自然な丸みをつける


太い毛束を一度に挟むと熱が均一に伝わりにくく、うねりが残ったり仕上がりにムラが出たりする原因になります。

プレート幅を意識し、少量ずつ熱をあてましょう。

毛先に近づいたタイミングでアイロンを少し内側に傾けるか軽く回転させると、ナチュラルな仕上がりになります。

4つのポイントを意識しながら、毎日のスタイリングに取り入れてみてください。

ワンカールの作り方

ストレートアイロンで毛先のワンカール(内巻き・外ハネ)を作る際の手順は、次のとおりです。

1.ハチ部分で上下に分ける

まずハチ部分(頭頂部とこめかみの間の骨が出っ張っているところ)で髪を上下に分け、上の髪はクリップで留めておきます。

2.根元から毛先へ一定の速度で滑らせる

髪を軽く引き出しながらアイロンを根元付近に当て、毛先に向かって一定のスピードで滑らせましょう。

真下にまっすぐ引きすぎず、頭の丸みに沿わせるようなイメージで動かすのがポイント。

根元はふんわりしながらも毛先までバランスよく仕上がるでしょう。

3.毛先5cm手前で手首を返して一回転(約90°)させる

毛先まであと5cmほどの位置で手首を返し、アイロンを約90°回転させます。

1〜2秒ほど熱をキープしてからアイロンを外すと、カールが長持ちしやすくなるでしょう。

ストレートアイロンを使った外ハネのやり方

毛先を外側に向けるように、アイロンを軽く外へ返します。

手首を少しひねるイメージで動かすと、自然な外ハネが作れるでしょう。

ストレートアイロンを使った内巻きのやり方

毛先が顔側(内側)に入るように、アイロンを内側へ返します。

手首を内側に軽く回すようにすると、丸みのある内巻きの完成です。

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カールアイロンの巻き方

カールアイロン
カールアイロン(コテ)できれいに巻くためには、毛束の量・挟む位置・回転の向きの3つを意識しましょう。

毛束の量は3〜5cm幅が目安です。多く取りすぎると熱が均一に伝わりにくく、カールがつきにくくなるため、少量ずつ巻くようにしましょう。

クリップ(パカパカした髪を挟む部分)は毛束の中間あたりから挟みます。毛先まで一度熱を通してから、くるくると巻き上げるとカールが均一につきやすくなるでしょう。

内巻き(フォワード)と外巻き(リバース)ではアイロンの回し方が変わります。

好みの仕上がりやなりたい雰囲気に合わせて使い分けるのがおすすめです。

内巻き(フォワード)

内巻きはクリップを顔側に向けて挟み、毛先が顔の方向へ入るように巻く方法です。

清楚でやわらかい印象になり、まとまりのある仕上がりになります。

顔周りだけ内巻きにするとフェイスラインを包み込むようなシルエットになり、小顔効果も期待できるでしょう。
内巻きの手順は以下のとおりです。

1.毛束を取る
2.クリップを外側に向けてセットする
3.アイロンを内側に回転させながら髪を滑らせる


最初は毛先だけからはじめ、慣れたら巻きはじめの位置を少しずつ上げていきましょう。

外巻き(リバース)

外巻きはクリップを外側に向けて挟み、毛先が外へ流れるように巻く方法。

動きが出やすく、華やかで大人っぽいくびれヘアを作りやすいのが特徴です。

手順は以下のとおりです。

1.毛束を取る
2. クリップが髪の内側に来るように挟む
3. アイロンを外側に向かって回転させる


毛先まで巻いたら数秒キープしてから外すと、カールが安定しやすく立体感のある仕上がりになります。

ヘアアイロンを長持ちさせるコツ

ヘアアイロン
ヘアアイロンで作ったスタイルを長持ちさせるためには、冷めるまで触らないことが大切です。

髪は熱が冷めるときに形が固定されるため、巻いた直後に触ってしまうとカールやストレートが崩れやすくなります。

仕上げにスプレーやワックス、ヘアオイルを軽くなじませると、スタイルをキープしながらツヤ感もプラスできるでしょう。

スタイリング剤をつける際は、毛先中心に少量をなじませるのがポイントです。

ヘアアイロンを毎日使うと熱によるダメージが蓄積しやすくなるため、日頃のトリートメントで髪のコンディションを整えることも大切。

髪の状態がよいほど、スタイリングの持ちもよくなります。

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ヘアアイロンの使い方に関する注意点

ヘアアイロン
ここでは、ヘアアイロンに関するよくある疑問をQ&A形式でまとめました。

基本の手順とあわせて確認してみてください。

濡れた髪にアイロンをあてても良い?

濡れた髪に高温のヘアアイロンをあてると、髪の内部に残っている水分が急激に蒸発し、キューティクルに大きな負担がかかります。

パサつきや枝毛、切れ毛の原因になるだけでなく、せっかく作ったスタイルも崩れやすくなるでしょう。

ヘアアイロンを使う前は、ドライヤーで根元から毛先までしっかり乾かすことが大切です。

毎日ヘアアイロンを使っても大丈夫?

ヘアアイロンは、適度な温度設定・乾いた髪への使用・ヘアケア剤の併用を意識すれば、毎日使っても問題はありません。

ただし、高温での使用や同じ部分に長時間あて続ける使い方は、髪へのダメージにつながりやすくなります。

パサつきや枝毛、切れ毛の原因になることもあるため注意が必要です。

仕上げにヘアオイルやトリートメントを取り入れると、ツヤを保ちながら髪のコンディションも整えやすくなります。

やけどしたらどうすれば良い?

ヘアアイロンでやけどしたら、すぐに流水で冷やしましょう。

氷を直接当てると凍傷の恐れがあるため、使用は避けたほうが安心です。

水ぶくれができた場合は無理につぶさず、清潔なガーゼなどで軽く覆って保護します。

痛みが強いときや赤み・腫れが広がる場合は、早めに医療機関で診察を受けるようにしましょう。

アイロン前に何かつける?

ヒートプロテクトスプレーやヘアオイルなどの保護剤を髪になじませておくと、ヘアアイロンによる熱ダメージを軽減できます。

軽やかな仕上がりにしたい場合はヒートプロテクトスプレー、しっとりまとまりのある質感にしたい場合はヘアオイルを選ぶのがおすすめです。

スタイリング剤はいつ使う?

スタイリング剤は仕上げのタイミングで使うのが基本です。

スプレーやワックスで全体を薄く固定し、最後にヘアオイルで保湿とツヤを足すと湿気や汗によるスタイル崩れを防ぎやすくなります。

スプレーは15cm程度離してかけると、全体に均一になじみやすく、つけすぎによるべたつきも防げるでしょう。

ワックスは少量を手のひらで伸ばしてから毛先を中心になじませると、動きのある自然な仕上がりになります。

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※ 掲載されている情報は記事執筆時点のものです。最新情報は公式ホームページなどでご確認ください。

※ 掲載商品はこちらで紹介した効果・効能を保証したものではありません。ご購入の際は、各商品の公式サイト等をご確認ください。

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