【はじめに】適度な日光浴は大切です

この記事では、将来的に肌を日焼けから守るためには何歳くらいから日焼け対策をすればいいのか解説していきますが、前提として「適度な日光浴は大切」だと覚えておきましょう。

「紫外線=体にとても悪いもの」というイメージをお持ちの方は多いのではないでしょうか。

しかし過度に紫外線を避け、まったく日光に当たらない生活を続けていると、ビタミンDが不足して「くる病」などの原因になることがあります。

ビタミンDは、カルシウムの吸収を促したり血液中のカルシウム濃度を一定に保ったりする働きがあり、骨を健康に保つための大切な栄養素です。

ビタミンDは、食品からの摂取だけでは1日の必要量には足りないため、不足分は日光を浴びることで体内で生成しています。そのため日光を浴びることは骨を丈夫にするために大切なのです。

とくに母乳から栄養をとっている赤ちゃんは、ビタミンDが不足しがちな傾向にあります。ビタミンDが足りなくなると、カルシウム不足でけいれんを起こしたりO脚になったりすることもあるのです。

1日に15分程度、手の甲などを日に当てることでビタミンD生成に必要な日光浴をすることにつながります。紫外線を完全に避けるのではなく、適度な対策をおこなっていきお子さんの健康を守っていきましょう。

日焼け止めは何歳から塗るべき?

赤ちゃん日焼け止め
子供は大人よりも肌がデリケートなことや、背が低く地面からの照り返しを受けやすいことで紫外線のダメージを受けやすい特徴があります。子供のうちから日焼け止めを塗って紫外線対策をしていくことが大切です。

子供のうちから紫外線を浴びすぎないように注意が必要

近年、環境が大きく変化したことで紫外線の量が年々増えています。子供のうちは紫外線を浴びても、すぐには直接的な影響が見られないかもしれません。

しかし子供の頃から、大量の紫外線を浴びていると何十年も経ってからさまざまな影響が表れることもあります。
肌の老化原因の80%が紫外線によるものと言われていて、紫外線をたくさん浴びることでしわやシミの原因になってしまいます。

皮膚がんなど病気の原因となることもあるでしょう。子供は大人よりも皮膚が薄くデリケートなため、日に焼けやすく肌へのダメージも大きくなります。子供は身長が低いため、地面に反射した紫外線を受けやすくもなるのです。

子供のうちから、適度な紫外線対策を行っておくことが大人になったときの健康に繋がります。日差しの強い日には日焼け止めを塗ったり、帽子や長袖の衣服を身につけたりして、できるだけ紫外線を浴びることを防いでいきましょう。

子供の日焼けに注意すべきシーンは?

子供の日焼けでとくに気をつけたいのが、夏のレジャーです。プールや海で水に入っていると暑さを感じにくいため、日焼けしているという感覚があまりないかもしれません。

しかし水面からの紫外線の反射率はアスファルトよりも多いため、水辺はとても日焼けしやすい場所なのです。日焼けした後に肌がヒリヒリと痛んだり赤くなったりすることを「サンバーン」と言います。

サンバーンは、皮膚が紫外線のダメージを受けて炎症を起こす軽いやけど状態です。ひどくなると水ぶくれになることも。プールや海では水着になることが多いと思いますが、肌が露出していると日焼けしやすくなるので注意が必要です。

ただ、入念に日焼け止めを塗ったとしても、肌に水がかかることで落ちてしまうこともありますよね。そのためプールや海などのレジャーに行くときは、ラッシュガードなどで肌の露出を避けるのもおすすめです。

ちなみに冬のレジャーでも、日焼けには注意が必要です。雪による紫外線の反射率は、約80%と言われていてアスファルトの8倍にもなります。そのため、晴れている日にスキー場など雪のある場所へ行く場合もしっかりと紫外線対策をしていきましょう。

日焼け止めは夏に塗ればいいと思われがちですが、紫外線は1年中降り注いでいるので、年間通して紫外線対策をするのがおすすめです。

子供の日焼け止めの選び方は?

日焼け止め
日焼け止めに含まれている紫外線カット材には、2種類あります。1つは「紫外線吸収剤」と呼ばれるもので紫外線のエネルギーを取り込み、熱などの別のエネルギーに変換させるはたらきの成分です。

2つめは「紫外線散乱剤」で、紫外線を物理的に反射することでブロックするはたらきがあります。紫外線吸収剤は、まれにアレルギー反応を起こす人もいます。

紫外線吸収剤が使われていない「ノンケミカル」という日焼け止めも販売されているので、子供向けにはノンケミカルの日焼け止めを選ぶとよいでしょう。

日焼け止めの効果はパッケージに表示されている「SPF」や「PA」の数値で確認しましょう。

「SPF」はサンバーン(肌が赤くなってヒリヒリする日焼け)を起こすまでの時間が何倍のばせるかを表した数値です。

「PA」は皮膚が黒くなるのを防ぐはたらきを示した数値です。「SPF」も「PA」も高ければいいという訳ではありません。
必要以上にSPFやPAが高い日焼け止めを使うと、落としにくかったり肌に負担がかかったりして肌トラブルを引き起こす原因になることも……。

子供の日焼け止めはSPF10~20、PA+~++程度の値が低いものを選ぶのがおすすめです。

SPFとPAの値が低い日焼け止めだけでは心配という場合は、帽子や薄手の長袖もプラスしてガードしていくことをおすすめします。

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赤ちゃんにも日焼け止めは塗るべき?

赤ちゃんは肌のバリア機能が未熟で、外からの刺激によって肌がダメージを受けやすい体をしています。紫外線は肌の老化原因の80%を占めると言われていて、肌へのダメージがとても大きい外的要因です。
小さい頃から日焼け止めを塗って紫外線対策をしていたかが、大人になってからの肌にも関わってきます。

生後2~3ヶ月から適度に赤ちゃん向けの日焼け止めを塗るのがおすすめ

大人に比べて赤ちゃんの肌はデリケートで、皮脂の分泌も未熟なので紫外線による肌への影響力はとても大きいと言われています。紫外線からの肌への影響を考えると、赤ちゃんの頃から紫外線を浴びるのを防いでいくことが大切です。

一般的に1ヶ月検診までは外出を控えるように言われているため、生後1ヶ月のあいだは窓際を避けるなどの対策で十分でしょう。

日焼け止めを塗り始めるのは、外出できるようになる生後2~3ヶ月頃からと考えておいてください。ただし記事のはじめに紹介したように、適度な日光浴を大切にしてあげましょう。

初めて日焼け止めを使う場合は、「子供用」「赤ちゃんでも使える」などの表記があるものを選んでみてください体や顔に塗る前に必ずパッチテストを行い、塗った時に皮膚に異常がないかをよく確認するのがベターです。

3歳からは大人用の日焼け止めを使うこともできる

赤ちゃんに日焼け止めを塗る
肌にトラブルのない3歳以上の子供には、大人用の日焼け止めを使うことができます。ただし大人用の日焼け止めは、子供には刺激の強すぎるものもあるため注意が必要です。

3歳以上の子供に大人用の日焼け止めを使う場合は、なるべく低刺激ものを選ぶと良いでしょう。アルコールや防腐剤が使われていなかったり、石けんで落とせたりする日焼け止めは肌にやさしいのでおすすめです。

保湿成分が配合されている日焼け止めは、UVケアをしながら肌の乾燥も防げるのでデリケートな子供の肌に安心して使えます。

紫外線が強くない時期は帽子や長袖などで対策しよう

紫外線は天候や時間帯によって、地上に届く量が変わってきます。日差しが強くない時間帯や曇りの日などは紫外線が比較的少ないことも。

ベビーカーの日よけを活用したり帽子や長袖で紫外線対策をしたりできれば、必ずしも日焼け止めを塗らなくても良いでしょう。帽子はつばが大きめのものを選ぶと、広範囲で紫外線をブロックできます。

子供は代謝がよいためすぐに汗をかくので、通気性の良い帽子を選んであげてください。ただし帽子だけでは、大気中に散乱している紫外線や地面から反射した紫外線は防げません。

長袖の衣服も着せると、より紫外線カットになります。熱中症にも気をつけないといけないため、通気性がよく吸収力のある衣服を選ぶようにしましょう。抱っこで移動する場合は、日傘を利用するのも紫外線対策として効果的ですよ。

赤ちゃんの日焼け止めの選び方は?

日焼け止め
赤ちゃんが使う日焼け止めは、以下の点を意識して選ぶと良いでしょう。
・肌への刺激が少ない
・サラッとした塗り心地
・塗り直ししやすい
・石けんで落とせる
・香りが強くない

「ノンケミカル」と記載されている日焼け止めは、低刺激なのでおすすめです。ノンケミカルとは、アレルギー反応を起こす可能性がある紫外線吸収剤が使われていない日焼け止めのことです。

子供用に日焼け止めを購入する場合は、ノンケミカルの日焼け止めを選ぶと安心して使えるでしょう。肌につけたときの塗り心地も、日焼け止め選びには重要なポイントです。

日焼け止めを塗ったときにベタベタすると、子供は不快感から日焼け止めをつけるのを嫌がってしまうこともあります。子供が快適に過ごせるように、さらさらとした塗り心地の日焼け止めを選ぶと良いでしょう。

日焼け止めは、数時間おきに塗り直しが必要です。スプレータイプやスティックタイプも持っておくと、外出先でもさっと塗り直しできます。

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注意事項

※ 掲載されている情報は記事執筆時点のものです。最新情報は公式ホームページなどでご確認ください。

※ 掲載商品はこちらで紹介した効果・効能を保証したものではありません。ご購入の際は、各商品の公式サイト等をご確認ください。

※ 入浴剤にダイエットやデトックス効果が認められている商品はありません。

※ 「美白」は、メラニンの生成を抑え、しみやそばかすを防ぐことを指します。

※ 「日焼け防止」とはメラニンの生成を抑え、日やけによるしみ・そばかすを防ぐことを指します。

※ 「エイジングケア」とは、老化防止のことではなく年齢に応じたケアのことで、年齢を重ねた肌にうるおいを与えることを指します。(ボディクリーム等の記事に導入)

※ 「エイジングケア」とは、若返りを意味するものではなく、頭皮や髪を清潔に保ち、毛髪にうるおいやハリ・コシを与えることを指します。(シャンプー等の記事に導入)

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※ 使用者の感想は商品の効能効果を保証するものではありません。

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