イヴ・サンローランのパリを徹底レビュー!

YVES SAINT LAURENT(イヴ・サンローランPARIS」(パリ)は、1983年に登場したウッディフローラルノートの香水です。

心から私が愛している街。誰も貴方を超えることは出来ない。

創設者 イヴ・サンローランが心から愛した街、パリ。
そんなパリの街をひとつの香水にギュッと閉じ込め、パリを愛する全ての女性へ向けた花束のような香りを創りだしました。
夜に輝くパリの街をイメージしたというボトルにはダイヤモンドカットが施され、写すもの全てをキラキラと美しく跳ね返します。
そして、パリといえばロマンスの街♡香水のキャップの先端には、そんなパリのロマンスを象徴するコーラルピンクが採用されました。

キュートとエレガントが混在したロマンチックなパリを感じさせるボトルは、ベッドライトの下に置いておきたくなるような素敵なデザインです。

パウダリックなローズとバイオレットのクラシカルノート

パリのメインは、古くからフランスの香水で親しまれてきたローズとバイオレット(スミレ)。
トップはややキツめな印象を受けますが、ミドルからはパウダリックなローズが顔を出し、柔らかく女性らしい香りに包み込まれます。

モダンよりはクラシカル。大人な雰囲気を持っており、10代よりは20代後半から似合う香りです。
流行に惑わされず、歳を重ねてもつけられるのがパリの魅力。

トワレですが香り立ちはしっかりとしているので、半プッシュ~ワンプッシュで夜まで香りが残ります。

ややツンとした香りが印象的な立ち上がり

パリをシュッとひと吹きしてみると、アルコールとオレンジブロッサムが混ざり合った、ややツンとした香りが印象的。その後から少しずつ柔らかく女性らしいバイオレットが顔を出し、香りに丸みを加え、ミドルへと繋いでいきます。

ふわっと広がるパウダリックなフローラル

ミドルからは、トップのバイオレットをベースにパウダリックなアイリスローズが混ざり合い、柔らかなフローラルノートがふわっと広がります。パリの華やかさを感じられる香調です。

花束を飾ったドレッサーでメイクしている光景が浮かぶラスト

ラストには、パウダリックなフローラルにベチバーとアンバーが深みを重ね、華やかさがじっくりと残る香調です。大きな花束を飾ったドレッサーでメイクをしているかのような、ゴージャスな香りが夜まで香ります。

@cosmeでは「定番の香り」として愛用している声が多く寄せられていました

@cosmeの口コミでは、わたしの定番香水」として何本もリピートしているという声が多く寄せられていました。
定番の香りとして25年以上ずっと愛用しているという声をはじめ、「廃盤になってほしくない香水」という声もよく見かけました。トレンドや現代的な香りではありませんが、歳を重ねてもずっと定番の香水として使えるのは1番の魅力かもしれませんね。

パウダリーっぽい香りが苦手、マダムのような香りでイマイチという声も

一方で、「パウダリックな香りが苦手」「化粧品コーナーやマダムのような香りでイマイチ」という声も。
パリはいわゆる「香水」の香り。香水が苦手という方はイマイチと感じてしまうのかもしれません。また、香り立ちの強さから、「香りに敏感で、頭が痛くなってしまう」という声も見かけました。

万人受けする香りとは言えませんが、大人になってからふと使いたくなるような魅力を持った香水でもあると思います。
若い頃は苦手と感じても、歳を重ねてからもう一度香ってみると、また印象が変わってくるかもしれません。

「パリ」の調香師・ソフィア・グロスマンが製作した2つの名香

口コミでも多く見かけたのが、カルバンクラインの「エタニティ」と似てるというコメント。

カルバンクラインの名香「エタニティ」は、カーネーションとリリーのフローラルノート。パリとは違うのでは?と思ってしまうのですが、ミドルから香るパウダリックなフローラルが、パリと似ているのかもしれません。

それもそう。じつはエタニティもパリも、同じ調香師(ソフィア・グロスマン)が製作しているんです。

ほかにはランコムの「トレゾァ」(TRESOR EAU DE PARFUM)も代表作のひとつ。「パリ」の香りがお好きなら、エタニティやトレゾァもハマるかと思います。この2つはカラリアでも取り扱っているので、ぜひ試してみてください♡

Eternity(CALVIN KLEIN)

【EDP】

〔トップノート〕フリージア、マンダリン、セージ
〔ミドルノート〕スズラン、ホワイトリリー、ナルシス
〔ラストノート〕サンダルウッド、パチョリ、アンバー


「永遠に続く愛」「親密な関係」にインスピレーションを受けて誕生したエタニティは、時代に左右されないモダンなロマンティックフローラルノートの香水です。

パリと同じくほんのりパウダリックな面もありますが、シトラスやハーブが加えられていることでフローラルすぎない、爽やかさと落ち着きを併せ持った香りへと仕立て上げられています。エタニティも定番の香水として長年の愛用者が多い香水の代表です。

エタニティが気になったらこちらもチェックしてみて!

TRESOR EAU DE PARFUM(LANCOME)

【EDP】

〔トップノート〕アプリコット
〔ミドルノート〕ピーチ、ローズ、アイリス、ライラック
〔ラストノート〕サンダルウッド、バニラ、アンバー


トレゾァ オー ドゥ パルファンは、ピーチとローズが華やかで気品のあるセミオリエンタルノートの香水です。

スキッとしたバラの立ち上がりから、アプリコットとピーチのみずみずしいミドル、ラストにはフローラルとバニラが混ざり合った魅惑的な香調へと変化します。パリと比べると甘みが強く、香り立ちもじっくりと濃いので、肌寒い季節にぴったりな香りです。

年を重ねてもずっと定番の香水♡

パリは、ほかのYSLフレグランスの中でも特にクラシカルで、大人な印象を持つ香水です。
「定番の香水を見つけたい」「年を重ねてもずっと同じ香水を使い続けたい」という方はぜひ、パリをお試しください。

香水好きのあなたには「カラリア 香りの定期便」がおすすめ

香水好きのあなたにおすすめしたいのが「カラリア 香りの定期便」です。

1ヶ月分の香水が毎月届くので、気になっていたブランド香水を気軽にお使いできるだけでなく、気分や季節に合わせて香りを選ぶことができます。

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月々2,390円〜で人気ブランドの香水が使い放題!自分にぴったりの香水を探す「香水診断」もできるので、まずはお気軽にお試しください!

監修: カラリア編集部

Instagramでフォロワー数20万人超の香りに特化した情報をお届けしているアカウント「カラリアマガジン」を運営。
当メディアの記事はInstagramのフォロワー様に答えていただいたアンケート結果や口コミ、カラリア 香りの定期便でのランキングや口コミなどのデータをもとに作成しております。

注意事項

※ 掲載されている情報は記事執筆時点のものです。最新情報は公式ホームページなどでご確認ください。

※ 掲載商品はこちらで紹介した効果・効能を保証したものではありません。ご購入の際は、各商品の公式サイト等をご確認ください。

※ 入浴剤にダイエットやデトックス効果が認められている商品はありません。

※ 「美白」は、メラニンの生成を抑え、しみやそばかすを防ぐことを指します。

※ 「日焼け防止」とはメラニンの生成を抑え、日やけによるしみ・そばかすを防ぐことを指します。

※ 「エイジングケア」とは、老化防止のことではなく年齢に応じたケアのことで、年齢を重ねた肌にうるおいを与えることを指します。(ボディクリーム等の記事に導入)

※ 「エイジングケア」とは、若返りを意味するものではなく、頭皮や髪を清潔に保ち、毛髪にうるおいやハリ・コシを与えることを指します。(シャンプー等の記事に導入)

※ 「浸透」とは、角質層への浸透を指します。

※ 「髪への浸透」とは、角化した毛髪部分の範囲内への浸透を指します。

※ 「アレルギーテスト済み」は、すべての人にアレルギーが起きないということではありません。

※ 「パッチテスト済み」は、すべての人に皮膚刺激が発生しないということではありません。

※ 「スティンギングテスト済み」は、すべての人に皮膚トラブルがおこらないということではありません。

※ 「ノンコメドジェニックテスト済み」は、すべての人にコメド(ニキビのもと)が発生しないということではありません。

※ 「ボリュームアップ」とは毛髪にハリやコシを与え、ボリューム感を与えたように見せることを指します。

※ 「ベタつき防止・ケア」とは、洗髪後に頭皮を健やかに保つことを指します。

※ 「育毛」は、頭皮や毛髪を清潔にすることで毛髪がすこやかに保たれることを指します。

※ 「毛髪の補修」とは物理的に損傷を補い繕うことであり、治療的な回復のことではありません。

※ 「小じわの改善」とはうるおいにより乾燥による小ジワを目立たなくすることを指します。

※ 「ピーリング」とは洗浄、拭き取り行為などによる物理的効果によるものを指します。

※ 「くすみ」とはメーキャップ効果によるものを指します。

※ 化粧品に疲労回復効果はありません。

※ 使用者の感想は商品の効能効果を保証するものではありません。

※ 化粧品に「治癒、回復、改善」の効果はありません。

※ ニキビケア商品のうち、ニキビを治す効果が認められているのは医薬品のみで、化粧品・医薬部外品にはニキビを治す効果が認められていません。

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