香水アトマイザーとは?基本的な使い方とメリット
お気に入りの香水を手軽に持ち運べて、外出先で香りの付け足しができるのでとても便利。いろいろなメーカーから販売されていて、スプレータイプやロールオンタイプなどの種類があります。
意外とアトマイザーの歴史は長く、1850年代の終わりごろから医療目的で開発されはじめました。それが1870年代の終わり頃から、フランスの高級香水メーカーで芳香用に活用されはじめて現在に至ります。
香水アトマイザーを活用するメリットには、次の4つが挙げられます。
・好きな香水を手軽に持ち運べる
・外出先でいつでも香水を付け直せる
・液漏れしにくいので安心
・ボトルの種類やデザインが豊富でシーンに合わせて選べる
香水アトマイザーを使用するときは、できるだけ同じ香水を補充して使うのがおすすめです。
アトマイザーを洗浄しても、残り香を完璧に取り除くのは難しいため、異なる香水を入れると香りが混ざってしまうのです。
なるべく1つの香水に1本アトマイザーを用意するようにしましょう。
種類は主に2つ!スプレータイプ・ロールオンタイプ
スプレータイプは、香水がしゅっとミスト状に出てくる定番アイテムです。スプレータイプを選ぶメリットには、次の3つが挙げられます。
・香水がミスト状に出るので香りが広がる
・定番なのでボトルデザインの種類が豊富
ロールオンタイプは、先端についているローラーを肌に当てて香水を塗り広げるアトマイザーです。ロールオンタイプを選ぶメリットには、次の2つが挙げられます。
・つける量を調整しやすい
・香水が散布されないので周囲を気にせずつけられる
香りが飛びやすい柑橘系の香水などはスプレータイプ、香りの強いオードパルファムやパルファムの香水は、ロールオンタイプを使うのがおすすめです。
香水アトマイザーの選び方
アトマイザーはカバンに入れて持ち運ぶことが多いので、密閉性に優れたものを選ぶと液漏れの心配がなく安心です。
小さめのサイズで軽量なアトマイザーを選ぶと持ち運びしやすくなります。
小さい容器ならこまめに香水を補充できるので、アトマイザーの中で香りが劣化するのを防げるのもメリットです。
容量が確認できる小窓付きか透明なボトルを選ぶと残量が見やすく、補充の時期がわかりやすいのでおすすめ。
アトマイザーの素材を選ぶときはガラス製を選ぶとより安心です。
香水にはエタノールなど様々な化学薬品が使用されています。プラスチック製ボトルを使用すると変形したり溶けたりする可能性があるのです。
タイプ別!アトマイザーへの香水の移し方
衣服や家具などに香水をこぼしてしまうと、強い香りが残ってしまい取り除くのが大変になってしまいます。
ここではアトマイザーのタイプごとに正しい香水の移し方を解説するので、参考にしてみてください。
詰め替えノズルタイプ
香水瓶のスプレー部分を外して、香水の噴き出し口になる突起に、詰め替えノズルを取りつけます。ノズルを手で固定しながら、ストローのような部分の先端をアトマイザーの中に入れます。
ノズルを数回プッシュするとアトマイザーの中に香水が入っていくので、適量が補充できるまでプッシュを繰り返しましょう。
詰め替えノズルは、ドラッグストアなどでお安く購入できるため、手軽に香水を移し替えられる代表的な入れ方です。
ジョウゴタイプ
ジョウゴとは、理科の実験などで液体を移す時に使われる三角形の道具。ビニールのようなものでできた、折りたためるジョウゴが付属するアトマイザーもあります。
先端部分をアトマイザーに入れて抑えながら、三角形に広がっている部分へゆっくり香水を吹きつけましょう。
何度か吹きつけると、ジョウゴをつたって少しずつ香水がアトマイザーへ入っていくので、適量まで繰り返しプッシュしてください。
シリマー(注射器)タイプ
香水の移し替えにスポイトを使う時も、同様に使用できます。
香水瓶のスプレー部分をキャップごと外し、シリマーの先端を香水の液中に直接入れて吸い上げます。香水を吸い上げたらアトマイザーの中に先端を入れ替えて、ゆっくりと注ぎましょう。
スポイトやシリマーは先端の太さがいろいろあるため、サイズを間違うと太すぎて瓶に入らず、移し替えに使えなかったという失敗もあるようです。
スポイトやシリマーを用意する際は、太さに注意しましょう。
香水アトマイザーは洗った方がいい?正しい洗浄方法
繰り返し使ったアトマイザーを洗いたい時や、あとから違う香水を入れくなる時もありますよね。そんなときにご家庭でできるアトマイザーの洗浄方法を2つご紹介します。
お酢を使った洗い方
そんなときはお酢を使ってアトマイザーを洗うことができます。お酢は食事に使われるため、成分の面でも安心して洗浄できるのでおすすめです。
お酢を水で3倍に薄めた液を作り、アトマイザーのスプレー部分を1晩付け置きします。
ボトルは、お酢を入れて1週間ほど置いておきましょう。最後にしっかりと流水ですすぎ、乾かして終わりです。
無水エタノールを使った洗い方
精密機械の消毒用品として使われることが多く、ドラッグストアなどでも販売されています。
アトマイザーの中に無水エタノールを入れて、スプレー部分を繰り返しプッシュ。何度か繰り返したら、アトマイザーの8~9分目くらいまで無水エタノールを入れて数日置いておきましょう。
そのあとボトルに残った無水エタノールを捨てて、日陰で自然乾燥させます。
香水を手軽に持ち運ぼう!おすすめアトマイザー3選
1.ヤマダアトマイザー「コロプチ パフュームローラー」
容量 | 4ml |
コロプチ パフュームローラーは、ロールオンタイプの代表的アイテム。つける量を加減しやすいので、香水のつけすぎを防止して控えめに香らせたい方におすすめです。
専用ノズルとジョウゴが付属しているので、香水瓶からの移し替えも簡単です。
2.TRAVALO(トラヴァーロ)「クラシック アトマイザー」
容量 | 5ml |
香りすぎを防ぐため、適量がミスト状に噴き出すスプレーになっています。
ボトル部分はアルミ製アウターケースと、プラスチック製インナーボトルの二重構造。液漏れ防止にこだわった設計で、カバンの中で他の荷物とぶつかっても安心です。
インナーボトルは、ノズルなどを用意しなくても簡単に香水を入れられるクイックチャージタイプになっています。香水の詰め替えに不安がある方におすすめです。
3.ヤマダアトマイザー「グラス アトマイザー」
容量 | 4ml |
ガラス製ボトルは、残量もわかりやすく密閉性にも優れています。
バリエーションが豊富で男女問わず使いやすいのはもちろん、プチプラなので複数の香水を使い分けるのにも便利です。
装飾のあるデザインを選ぶとプチプラながら高級感があるので、大切な人へのちょっとしたプレゼントにもおすすめです。
【まとめ】お気に入りの香りを持ち運んで、いつでも素敵な気分に
また、こちらの記事では香水アトマイザーを消毒用アルコールの携帯に活用できる方法についてご紹介しています。
消毒用アルコールは昨今お出かけの必須アイテムとなっているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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