バスソルトとは?どんな効能があるの?

お風呂にさっと加え混ぜるだけ。
手軽で簡単にリラクゼーション効果を得られるバスソルト。
見た目も可愛くて香りのバリエーションも沢山あって、ギフトにいただくことも多いアイテムですよね。

バスソルトの効果はリラックスだけではありません。
他にもさまざまな嬉しい効能があります。
バスソルトって何?というところから、その効能まで、詳しくご紹介していきましょう。

バスソルトの歴史

バスソルトというものは、いつ頃から使われていたのでしょうか。
その歴史は意外にも、とても古いんです。

紀元前2700年前の中国の書物には、すでに抽出方法や使い方が載っていますし、古代ギリシアでは病気や傷の治療のために海水に肌を浸していたとか。
今ではどちらかというと「美容やリラックス目的」というイメージがありますが、昔はもっと直接的に、医療として使っていたようですね。

バスソルトの種類は大きく分けて2種類

バスソルトには大きく分けて2種類あります。

1つは、ヒマラヤ岩塩や死海の塩(デッドシーソルト)などの天然塩です。
山や海から採掘された、いわば自然の恵みから得た塩で、産地によってその効能は違ってきます。

もう1つはエプソムソルト。
こちらは、硫酸マグネシウムを主な成分としたもので、実は塩はまったく含まれていません。
その見た目が塩の結晶に似ていることから、ソルトと呼ばれるようになりました。

バスソルトの効能にはどんなものがある?

バスソルトの大きな効能のもととなるのは、たっぷりとしたミネラル成分。
お風呂に入れることで、そのミネラル成分が溶け出し、肌から吸収されます

では、ミネラル成分を吸収すると、体にはどんな影響があるのでしょうか。

ミネラル成分には、血行を促進してくれる効果があり、それによって代謝機能がアップ。
血流が良くなって、デトックス効果があったり、体を芯から温めるので、冷え性にも効果的です。
凝り固まった筋肉をほぐして、体の疲れを癒す作​用もあります。

また肌の毛穴に詰まった汚れや古い角質も除去しながら保湿してくれる効果も。​
健康にも美容にも、嬉しい効​果が期待できます。

バスソルトの効果は下の記事でも詳しくご紹介していますので、チェックしてみてください!

混ぜるだけ!簡単に作れるバスソルトレシピ

市販のものを買うのもいいのですが、混ぜるだけで、簡単に手作りすることができるバスソルト。
加える塩や香りを少し変えてみたり、花やドライハーブを加えてみたり、自分の好きなブレンドにアレンジできるのも楽しいですよね。

ここでは基本のレシピから少しアレンジを加えた方法まで、ご紹介していきます。
塩やアロマの選び方でも効能が違ってきますので、詳しく解説していきますね。

バスソルトの基本レシピ

〈基本レシピの材料(約5回分)〉
・天然塩またはエプソムソルト 200g
・アロマオイル(精油) 20~25滴
・植物油(ホホバオイルやスイートアーモンドオイル) 約10ml
・スプーン
・清潔な保存容器

〈作り方〉
1 容器に植物油を入れた後、アロマオイルを加えてよく混ぜる
2 天然塩またはエプソムソルトを入れて混ぜる
3 保存容器に移す

半日から1日寝かせることで、アロマが塩に馴染んで香りが立ちやすくなります。
直射日光や高温多湿を避けて約2週間程度保存できます。

ブレンドする塩の選び方

塩の種類によっても、その効能は違ってきます。
目的によって使い分けてみましょう。

〈ヒマラヤ岩塩〉
ヒマラヤ山脈の鉱物から採掘された天然塩で、鉄分、マグネシウム、カリウム、カルシウムなどの豊富なミネラル成分を含んでいます。
デトックス効果はもちろん、主成分である塩化ナトリウムは肌の保湿作用もあり、美容効果が期待できます。

〈死海の塩(デッドシーソルト)〉
イスラエルとヨルダンの国境沿いに位置する死海から、採掘された天然塩です。
死海は海水の約20~30倍のミネラルを含んでいると言われ、そのミネラル成分の高さには定評があります。
濃密なミネラル成分を含んだ塩は、肌の保湿効果のほかに、角質を除去する作用もあり、マイルドなピーリング作用もあります。

〈エプソムソルト〉
温泉にも含まれている硫酸マグネシウムを主成分としたエプソムソルト。
ハリウッドセレブ達にも愛用者が多いことで知られ、美容効果が高いといわれています。
水に溶けやすい性質で、血流を活発にして筋肉をほぐし、リラックス効果が期待できます。

ブレンドするアロマオイル(精油)の選び方

お風呂に入れることで香りが立ちやすく、アロマの効果を最大限に感じることができるバスソルト。
アロマの種類によってもその効果はさまざまです。

〈冷え改善〉
ローズマリー、ジンジャー

〈むくみ改善〉
ジェニパー、グレープフルーツ

〈肩こり〉
ラベンダー、ローズマリー

〈保湿〉
ラベンダー、カモミール

また、アロマはブレンドすることで相乗効果が期待できます。
たとえばむくみ改善なら、ゼラニウムとレモンを、疲労回復ならネロリとパルマローザなど、その組み合わせは無限大。
少しの量で香りが違ってきてしまうので、慣れるまでは様子を見ながら少しずつ混ぜていくのがポイントです。
自分にとってベストでオリジナルなブレンドを見つけてみてもいいですね。

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ハーブや重曹、花を使ってアレンジ

基本のバスソルトレシピに、さらにドライハーブや花、重曹などを混ぜたり、ハーブで色付けしたりしてアレンジすることもできます。
見た目にも華やかさが加わるので、プレゼント用にもおすすめです。

ドライハーブを混ぜてアレンジ

アロマオイルと同様に、ドライハーブも種類によって効能が違います。
使ったアロマと同じ種類のものや、相性のいいものをブレンドすると失敗がありません。

〈オレンジピール〉
柑橘系の爽やかな香りでリフレッシュタイムに

〈ラベンダー〉
リラックス感溢れる香りで、心地よい眠りへと導く

〈レモンバーム〉
レモンに似た香りで、ゆったりとした安心感

〈ペパーミント〉
爽やかな香りで眠気もすっきり

入れる場合は、作る工程の最後に加え、軽く混ぜましょう。

花を混ぜてアレンジ

基本のバスソルトに花を混ぜることで、色が加わり、華やかさを演出できます。
お家のお風呂も、一気にスパに生まれ変わりますよ。

バスソルトにブレンドするには、ドライフラワーが使いやすく、おすすめです。
ドライフラワーも種類によって、違った効果が得られます。

〈バラの花びら〉
肌をみずみずしく若返らせる

〈カモミール〉
肌を落ち着かせてリラックス空間に

〈ラベンダー〉
ストレスを発散させて癒し時間に

〈カレンデュラ〉
抗炎症作用でゆらぎがちな肌を癒す

こちらもドライハーブ同様に最後に混ぜます。
あえて混ぜずに、塩と交互に重ねて瓶詰めすると断面映えも。
手作りバスソルトをプレゼントする時などには、見た目もぐっと可愛くなっておすすめです。

ハーブで色付けしてアレンジ

色の付いた塩を使うと、さらにワンランク上のバスソルトに生まれ変わります。
もともと色付きの天然塩などを使うのもありですが、ハーブを使って色付けすることも可能です。
ひと手間かかりますが、色あいもお好みの濃さに調整できるし、簡単なのでおすすめですよ。

〈色付けの材料〉
・天然塩など 約500~1000g
・マロウブルー(ドライハーブ) 1~2g
・レモン汁かクエン酸 少量

〈作り方〉
1 マロウブルーを、50℃ぐらいのお湯に浸して色出しする(濃く出すほど深い色が付く)
2 ピンク系にしたい場合はレモン汁またはクエン酸を加えて混ぜる
3 チャック付きの袋などに塩を入れた後、色付け液を混ぜ、塩全体に色を移す
4 キッチンペーパーの上に塩を広げてよく乾かす

色付け液は少量ですぐに色が変わるので、少しずつ加えましょう。

重曹をブレンドしてアレンジ

掃除や消臭として便利な重曹。
実はバスソルトに入れても、とても良い効果があるんです。

重曹には殺菌作用や抗炎症作用があるので、汚れや古くなった角質を柔らかくしてくれる効果があります。

お肌をなめらかすべすべに整えてくれますよ。

また重曹はアルカリ性なので、身体を酸性から弱アルカリ性に傾かせる作用も。
体が酸性に傾くと疲労感を感じやすく、免疫力が下がったりします。
体を弱アルカリ性に戻すことで、疲労回復など、健康にとってもいい効果が期待できるのです。

使う時は塩を入れるときに、一緒に混ぜるのがおすすめです。
塩100gに対して重曹約25gを入れて、よく混ぜましょう。

アロマバスソルト使用の際の注意ポイント

上手に使うと素晴らしい効果が得られるバスソルトですが、使い方を間違えると肌トラブルや体調不良につながることも。
ここでは、気を付けて欲しいポイントをいくつかご紹介します。
ご自分の状態や体調に合わせて使用してみてください。

植物油などで、精油を直接肌に触れさせない工夫を

アロマの精油は水に溶けにくく、そのままお風呂に入れると直接アロマオイルが肌に触れてしまう可能性もあります。
アロマオイルはとてもパワーがあるものなので、時に肌への刺激になってしまうことも・・・。

バスソルトに入れる時は、まず植物油(キャリアオイル)に混ぜて薄めてから使うようにしましょう。
植物油は、ホホバオイルやスイートアーモンドオイルなどがおすすめです。

アロマオイルの使う量やタイミングを調整する

先ほどもお話しましたが、アロマオイルはその効果も大きいがゆえに、必要以上にパワーを強く受けてしまうことがあります。
初めは少ない量から試してみて、様子を見ながら調整していきましょう。

特に刺激が強いといわれている、スパイス系、ペパーミント、ユーカリ、レモングラスなどは少しずつ試してみるのがおすすめです。

また、オレンジビター、グレープフルーツ、ベルガモット、レモンなど柑橘系のものは光毒性があり、使用後に紫外線を浴びると肌ダメージにつながってしまいます。
タイミングを考えて使うのをおすすめします。
また、光毒性を除去したフロクマリンフリーのものを選ぶのも1つの方法です。

妊娠中の場合はアロマオイルやハーブに慎重に

気持ちや体にとって沢山のいい効能があるアロマオイルやハーブですが、妊娠中や授乳中の人には注意が必要です。
なぜなら、ハーブやアロマの種類によって、子宮に影響を及ぼしてしまう場合があるからです。
どうしても使いたい場合は、まずかかりつけ医にしっかり相談してから使用するようにしましょう。

また、バスソルトには発汗性があり、体への負担になってしまうこともあります。
妊娠中は日常生活だけでも体への負担が大きいわけですから、なるべく避けるのが安心です。
治療中の病気がある人も注意してください。

お風呂の追い炊き機能などは使わない

バスソルトを使う時には、お風呂の追い炊き機能など、お湯の循環機能は使わないようにしましょう。
バスソルトの塩分は風呂釜を痛めてしまう原因にもなります。
足し湯をするなどして工夫してください。

また、バスソルトを使った後のお湯をそのままにしておくと、塩分が付着してサビの原因になったり、ハーブの色が浴槽に沈着してしまうことも。
使用後はお湯を抜いて軽く洗い流しておくのがおすすめです。

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手作りアロマバスソルトで1日の疲れを癒そう

バスソルトの歴史や効能、基本の手作りレシピやアレンジの仕方までご紹介してきました。
バスソルトの作り方は、意外にとても簡単でしたね。
お風呂時間にひと手間、加えてみてはいかがでしょうか。

ご自分の体調や目的、気分に合わせて香りをアレンジ。
ハーブやアロマのパワーを、1日の締めくくりの心強い味方に付けてしまいましょう!

下の記事ではバスソルトのおすすめ商品をご紹介しています。
気になる方はチェックしてみてくださいね♪

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注意事項

※ 掲載されている情報は記事執筆時点のものです。最新情報は公式ホームページなどでご確認ください。

※ 掲載商品はこちらで紹介した効果・効能を保証したものではありません。ご購入の際は、各商品の公式サイト等をご確認ください。

※ 入浴剤にダイエットやデトックス効果が認められている商品はありません。

※ 「美白」は、メラニンの生成を抑え、しみやそばかすを防ぐことを指します。

※ 「日焼け防止」とはメラニンの生成を抑え、日やけによるしみ・そばかすを防ぐことを指します。

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