リードディフューザーとは
一般的なリードディフューザーでは、ガラスなどでできた容器の中にアロマオイルをはじめとした芳香液が入っており、「スティック」と呼ばれる棒状のアイテムを挿し、芳香液を吸い上げることで香りを拡散します。
電気や火などを必要とせず手軽に利用できるうえ、インテリア性の高いアイテムであることから、香りを手軽に楽しみたい方、お部屋のインテリアにこだわりたい方など幅広い層から人気が高い点が特徴です。
その人気の高さから、雑貨店やアパレルショップ、インテリアショップだけでなく、ドラックストアや百貨店など、あらゆる場所でさまざまなリードディフューザーが販売されています。
リードディフューザーの選び方
ブランドで選ぶ
リードディフューザーのブランドのなかでも、今回おすすめしたいのは「無印良品」「シロ(SHIRO)」「フランフラン」の3つです。
無印良品のリードディフューザー(インテリアフレグランス)は、温かみを感じられるウッディや清涼感のあるグリーンなど6種類の香りを展開しており、置く場所に合わせた容量を選べる点が魅力です。
シロ(SHIRO)は、リードディフューザー初心者の方に便利な「リードディフューザーキット」が魅力です。容器は白、グレーの2色を基調としており、どんな部屋にも馴染みやすいデザインとなっています。
最後に紹介するフランフランは、容器のデザインが香水瓶のように華やかで可愛らしいのが特徴で、おしゃれなリードディフューザーを求めている方にぴったりです。香りも、ベルガモット&ジンジャーやサボンなど、幅広いラインナップから選べます。
部屋の広さに合った容量や持続時間で選ぶ
たとえば、トイレ、玄関などあまり広くない場所で使用するのであれば、香りが強すぎない100mlほどの小容量を選ぶとよいでしょう。
6~8畳程度の書斎や寝室には容量100~200ml、12畳程度のリビングや広い部屋の場合は500mlを選ぶのがおすすめです。
リードディフューザーは、大容量であるほど持続時間が長く、香りも強く香りやすいといえます。その点を踏まえて、使用したい部屋にぴったりの容量を選びましょう。
香りの種類で選ぶ
たとえば、ウッディやハーバル、シトラスなど植物由来の自然な香りを楽しみたいのであれば精油(エッセンシャルオイル)がおすすめです。
一方、バニラやムスクの香りが好きな方や、できるだけ費用を抑えて色々な香りを楽しみたいのであれば無水エタノールが配合されているもの、香りの選択肢が豊富な合成香料のものを選ぶとよいでしょう。
リードスティックの素材で選ぶ
リードスティックの素材として一般的なのは、造花や木材、ラタン素材などさまざまです。
中でもおすすめの素材はアロマオイルの浸透力に優れ香りの拡散力が高い「ラタン」です。
より香りを楽しみたいと考える方や、スティックのインテリア性はあまりこだわらないという場合は、ラタン製のリードスティックを選ぶとよいでしょう。
容器のデザインや遮光性で選ぶ
そのほか、香水瓶のような容器やシンプルな容器、コンパクトでスペースを取らない容器など、デザイン面に着目して選ぶのもおすすめです。
ただし、プラスチック製の容器は中のアロマオイルによっては変質し溶けてしまう恐れがあるため注意しましょう。
おしゃれなリードディフューザーおすすめ人気5選
1. フランフラン「アルボル フレグランス ディフューザー ホワイト」
種類別名称 | 雑品 |
---|---|
トップノート | オレンジ、タンジェリン、レモン |
ミドルノート | ジャスミン、スズラン、ガーデニア、ピオニー、サンダルウッド |
ラストノート | アンバー、ムスク |
1番人気という「アルボル フレグランス ディフューザー ホワイト」は、優しいグリーンフローラルノートです。
優しい木目×セラミックでできたボトルが北欧のデザインみたいで素敵ですよね♡
フランフランではこのほかにもいろいろなリードディフューザーが登場しているので、ぜひチェックしてみてください!
2. フローラノーティス ジルスチュアート「スウィートオスマンサス フレグランスディフューザー」
種類別名称 | 雑品 |
---|---|
トップノート | シトラス、ピオニー、マンダリン |
ミドルノート | ローズ、金木犀 |
ラストノート | パチョリ、サンダルウッド |
金木犀のみの香りではありませんが、シトラスとローズが金木犀の掴みどころのない柔らかな甘さをふわっと包み込み、優しく柔らかい空間を演出してくれますよ。
キュートで清楚な印象のスウィートオスマンサスで、ゆったりとした時間を楽しめそうです。
3. SHIRO「ルームフレグランス サボン」
石けんのようなシャボン感たっぷりなので、リビングから玄関、トイレ、どこに置いても爽やかな香りを演出してくれます。
好き嫌いも分かれない香りです。自宅用はもちろん、プレゼントとしても喜ばれること間違いなし◎
4. レイヤードフレグランス「ルームディフューザー シャンパン」
全23種ある香りの中でも、人気のフレーバー「シャンパン」のリードディフューザーはプレゼントとしても最適です。
完熟の白ぶどうの弾けるジューシー感、甘くみずみずしい香りがお部屋いっぱいに広がります。ユニセックスな香りなので、どのお家でも違和感なく使えるディフューザーです。
5. SABON「アロマ ジンジャー・オレンジ」
種類別名称 | 雑品 |
---|---|
トップノート | ライム、オレンジ |
ミドルノート | ジンジャー、カルダモン |
ラストノート | グアヤックウッド |
アロマ ジンジャー・オレンジは、豊かなシトラスの果実感とスパイシーさが懐かしい夕暮れを思い出させるみずみずしく爽やかな香調。
サボンはスパイスが効いたややクセのある香りのものが多いです。ジンジャー・オレンジは一度香るとやみつきになり、何度もリピートしている方も多いようです。
サボンならではの高級感のあるパッケージも素敵!ボックスも一緒に飾っておきたくなりますね。
コスパの良いリードディフューザーおすすめ2選
1. サワデー「香るスティック パルファムブラン」
トップノート | シトラス、フルーツ、グリーン |
---|---|
ミドルノート | ローズ、バイオレット、ジャスミン |
ラストノート | パチュリ、ムスク、アンバー |
白と黒の2パターンがあるのですが、人気なのは白の「パルファム ブラン」。シックで上質なホワイトシプレーノートです。
日本より海外の香水に近く、ムスキーノートをしっかり感じられる香調となっています。
香水瓶のようなスタイリッシュなデザインなので、玄関に置いても、リビングに置いてもインテリアの邪魔をしないところが嬉しいポイントです◎
2. 無印良品「インテリアフレグランスオイル グリーン」
種類別名称 | 雑品 |
---|---|
香り | ラバンジン、クラリセージ |
最近無印の生活雑貨の中でもフレグランスは話題になりました。詰め替えタイプも販売しているので、同じ香りを長く使う方には交換しやすいのでおすすめ。
清涼感のあるグリーンノートの香りを楽しめます。
カルダモンやクローブなどのスパイスもはいっていますが、スパイシーなオリエンタル感はなく、あくまでアクセントの役割。場所を問わない香りなので、リビングから玄関、トイレ、寝室までどこへ置いてもしっくり馴染みますよ。
高級リードディフューザーおすすめ2選
1. ジョーマローン「セントサラウンドディフューザー ピオニー&ブラッシュスエード」
種類別名称 | 雑品 |
---|---|
香り | アップル、ピオニー、スエード |
アップル、ピオニー、スエードで構成されたフローラルノートです。
アップルとピオニーだけではキュートな印象で終わってしまいますが、スエードが加わることで一気に大人の雰囲気へ。特に「色気」を強く感じる香りなので、ベッドサイドに置いていくのがおすすめです。
価格はお高めなので、自分へのご褒美や大切な人へのプレゼントにいかがでしょうか。
2. ドットール・ヴラニエス「ロッソノービレ」
種類別名称 | 雑品 |
---|---|
香り | 赤ワインをモチーフにした香り |
ストロベリー、ブラックベリー、シトラスが織りなす軽やかな香りに、スミレとバラが重なり合ったシトラスフローラルアロマ。そこに赤ワインのタンニンが深みを与え、ほんのり色気のある香りを演出します。
深みのある香りは、ラグジュアリーなディフューザーならでは。
ワインのデキャンタをイメージしたボトルには、Dr. Vranjesの文字も刻印。高級感あふれるボトルは、インテリアとしても主役級の魅力を発揮してくれます。
リフィルも発売しているので、無くなったらデキャンタに注いでずっと使い続けることもできますよ。
香りが強めのリードディフューザーおすすめ3選
1. ランドリン「ルームディフューザー クラシックフローラル」
種類別名称 | 雑品 |
---|---|
トップノート | ピーチ、アップル |
ミドルノート | ローズ、ミュゲ、ジャスミン |
ラストノート | ウッディ、ムスク、シダー、バルサミック |
ランドリンのクラシックフローラルは、高級石けんのような、爽やかでリッチな香調です。
リードは一般的なバンブーではなく、オイルの吸い上げが良い樹脂製を使用。そのため、普通のディフューザーより香りの拡散性が良く、広いお部屋でも使うことができるのが魅力です。
香りが強すぎると感じたら、リードの数で調整してみてくださいね!
2. ミッレフィオーリ「アロマディフューザー グレープフルーツ」
種類別名称 | 雑品 |
---|---|
香り | グレープフルーツ |
中でも人気の香り「グレープフルーツ」は、シチリアの太陽をたっぷりと浴びて育ったジューシーで爽やかなシトラスフレーバー。混じり気のないシンプルな香りなので、鼻が疲れてしまうこともありません。
リフレッシュ感満載のグレープフルーツの香りはどこに置いてもしっくり馴染みますよ。
3. モダンノーツ「ワインコレクション リードディフューザー 2015 RED WINE」
種類別名称 | 雑品 |
---|---|
香り | 赤ワインをイメージした気品あるブドウの香り |
その名の通り、赤ワインをイメージした甘酸っぱいブドウが香るディフューザーです。
ワインの渋みより甘みが強い香調なので、甘いフルーティーな香りが好きな方におすすめ。強めの香りを楽しめます。
ワインボトルを模したパッケージと、木のリードもおしゃれです。ディフューザーとしてはもちろん、お部屋のインテリアに取り入れるのも良さそうですね。
アロマの香りのリードディフューザーおすすめ2選
1. 木と果「ラベンダー&オレンジ」
種類別名称 | 雑品 |
---|---|
香り | ラベンダー、オレンジ |
ラベンダーとオレンジの香りの相性はとても良く、落ち着きのある空間を演出してくれます。
また、木と果のリードには、樹木から採取され、森林浴をしているような気分になれるとされている「フィトンチッド」と、柿から採取される「柿渋」、2つの消臭成分を配合。
リードからも、香りからも、癒しの雰囲気を感じられるアロマディフューザーです。
2. ニールズヤード「リードフレグランスディフューザー バランシング」
種類別名称 | 雑品 |
---|---|
香り | ナチュラル&オーガニックの香り |
深く香るイングリッシュガーデンのようなリラックス空間をコンセプトにしており、ゼラニウム、パチュリー、オレンジ、クラリセージなどのピュアな精油がたっぷりと贅沢に使われています。
フランキンセンスの香りがメインとなっており、バランスが取れたハーバルな香調は、高級スパやホテルのようなリッチ感も。
1度使ったら手放せなくなる!と、リピーターも多いリードディフューザーです。
リードディフューザーの使い方
商品によっても異なりますが、基本的にはスティックを挿してから1~2時間ほどでアロマのオイル成分が気化し、周囲に香りが広がり始めるでしょう。
もっとも香りを強く感じるタイミングは、使い始めてから最初の1週間とされています。以降は、スティックがアロマを吸い上げる速度が次第にゆっくりと落ち着いていき、香りも同様に穏やかになっていきます。
リードディフューザーの置き場所
加えて、腰や胸の高さの位置にある棚の上などに置くことで、香りの成分が下から上に拡散し、空気や風の流れとともに香りを楽しめます。
注意点として、リードディフューザーは食事をするダイニングや子どもの手が届く場所、直射日光が当たる場所、エアコンや扇風機などの風が直接当たる場所は避けましょう。
香りが食事の妨げになってしまう恐れや、リードディフューザーの転倒、香りが上手く広がらないなどの恐れがあります。
リードディフューザーを長持ちさせる方法は?
リードディフューザーの香りの強さは、オイルの量とスティックの本数によって変わります。そのため、ほのかな香りを長く楽しみたい場合は、スティックの本数を少なめにするとよいでしょう。
またリードディフューザーを長期間使っていると、オイルの水分が気化し、オイルそのものやスティックがドロドロになってしまう場合があります。その際は、無水エタノールをオイルに混ぜて水分を補充するのがおすすめです。
ドロつきが解消され、より長くオイルの香りを楽しむことができるでしょう。
リードディフューザーの匂いがしなくなったら
香りの慣れは、部屋を一度換気して広がっている香りをリセットするのがおすすめです。換気によって、再び香りを感じられるようになるうえ、アロマの使いすぎも防止できます。
換気をしても効果が見られない場合は、リードスティックの目詰まりが原因の可能性があります。スティックは時間の経過とともに「毛細管現象」という目詰まりを起こしてしまうためです。
この場合は、スティックの上下を逆さにしてディフューザーに挿しなおすとよいでしょう。目詰まりが解消され、再び香りが広がります。
リードディフューザーを手作りしてみよう
材料は、50ml容器分の場合以下の通りです。
・無水エタノール 50ml
・好きな香りの精油 5ml(約100滴)
・ガラス製の容器
・リードスティック お好みの本数(3~6本ほど)
用意できる場合はグリセリンを追加すると、より香りが長持ちしやすくなります。容器については、無水エタノールや精油の成分で溶けてしまう可能性があるため、プラスチック製を選ぶのは避けましょう。
作り方は、以下の4ステップです。
①ガラス容器に無水エタノールを注ぐ
②精油を加える
③グリセリンがある場合は追加する
グリセリンの量の目安は、全体の10%にするとよいでしょう。
④リードスティックを挿す
完成したリードディフューザーの香りが強すぎる場合は、無水エタノールを追加して調整しましょう。反対に香りが弱い場合は、精油を足すことで調整できます。
もっと香りを広げたいならアロマディフューザーもおすすめ
アロマディフューザーとは、リードディフューザーと同じく室内に香りを拡げるためのアイテムです。アロマディフューザーは、香りの拡散方法別に「噴霧式」「超音波式」「加熱式」などの種類に分かれます。
噴霧式は、精油を空気微粒子に変換し、霧状にして噴出・拡散します。芳香力が強く水なしで使えるのが嬉しい反面、気密性は高くないため精油が空気によって酸化しやすいのが少し残念です。
超音波式は、精油を加えた水を超音波によって霧状にして拡散します。ライト付きやタイマー機能付きなどラインナップが豊富で、熱や火を使わない点がメリットです。ただし、水とオイルの補充頻度が高い点や、ディフューザー周辺のべたつきがデメリットとなり得ます。
加熱式は、水を張った容器に精油を加え、キャンドル・ランプの熱で精油を加熱・気化させるタイプです。インテリア性が高い反面、他のアロマディフューザーと比べるとオイルの補充が手間と感じてしまう場合があります。
アロマディフューザーの種類は幅広く、それぞれメリット・デメリットが存在します。リードディフューザーからアロマディフューザーへの変更を考えている場合は、どちらの面もしっかり把握したうえで、自身に合ったアイテムを選ぶとよいでしょう。
リードディフューザーでリラックスできるお部屋づくりを♡
何かと忙しく、ストレスが溜まりがちな毎日。ディフューザーで好きな香りをお部屋いっぱいに広げて、リラックスできる空間を作ってみてはいかがでしょうか♡
香水好きのあなたには「カラリア 香りの定期便」がおすすめ
1ヶ月分の香水が毎月届くので、気になっていたブランド香水を気軽にお使いできるだけでなく、気分や季節に合わせて香りを選ぶことができます。
・4ml(約1ヶ月分)の香水が届く
・持ち運びに便利な専用アトマイザーケース付き
・香水のラインナップは約1,000種類以上!
4mlは約60プッシュほどなので1ヶ月で使い切りやすい量です。おしゃれな専用アトマイザーも貰えるので外出先での付け直しにもおすすめです。
月々2,390円〜で人気ブランドの香水が使い放題!自分にぴったりの香水を探す「香水診断」もできるので、まずはお気軽にお試しください!