手を日焼けするとどうなる?

手 日焼け
手を日焼けすると、色が黒くなるだけでなく、乾燥して荒れてしまったり、シミやしわができてしまったりと様々な悪影響があります。場合によっては、顔よりも深刻な肌ダメージにつながることも。

手が日焼けしたときのおもな症状や、手だからこそ発症してしまう紫外線の影響について見ていきましょう。

黒くなってしまう

日焼けしたときのおもな症状として1番目に挙げられるのは、肌が黒くなることです。手指も、顔や他の体の部位と同様に、日焼けで肌の色が変化します。

日焼けによる肌色の変化として最も多いパターンは、赤くなった後に黒く焼けた色が残ることです。
とはいえ日焼けには個人差があるので、必ずしも赤から黒に変化するわけではありません。

赤くなっても時間が経つにつれて普段の肌色に戻る人もいますし、反対に赤くならないまま黒く焼けた色だけが残る人もいます。

一度黒く焼けてしまうと、元の肌色に戻るまで長い時間が必要です。手は顔のようにメイクなどで色を隠すことが難しいので、日焼けの印象が強く浮き出てしまいます。

また手指は体の中でも年齢が感じられやすいパーツです。どんなに顔や体のエイジングケアを頑張っていても、手のケアをおろそかにすると「綺麗なのに手だけ年齢が出てて残念」と思われかねません。

日焼けは、光老化と呼ばれる日光が原因の老化現象を引き起こす要因になるので、手元の紫外線対策はエイジングケアの面からも重要です。

乾燥して荒れやすくなる

手 乾燥
日焼けは、手の乾燥や肌荒れにもつながります。紫外線は、バリア機能の低下やカルボニル化を引き起こし、肌の水分を奪っていってしまうのです。

肌の乾燥は、人体に有害な紫外線とされるA波とB波によって引き起こされます。紫外線を受けた肌から水分が奪われる原因は、次の2つです。

1つ目は、バリア機能の低下になります。紫外線を受けた肌は、活性酸素の発生により角質層にダメージが及び、角質層に守られていた水分を蓄積する成分が保てなくなるのです。よって、肌の水分がどんどん失われていきます。

2つ目の原因は、カルボニル化です。カルボニル化とは、紫外線を受けた肌の角質にあるタンパク質が変性した状態を指します。この変性によって、角質層の水分量が減少するので、肌の乾燥状態につながるのです。

これらの原因から、日焼けは手のカサつきやごわつきをもたらしてしまいます。肌が乾燥しがちな人にとって、紫外線は大敵です。

シミやしわの原因になる

日焼けは、シミやしわなどの原因にもなり得ます。紫外線ダメージが肌に蓄積することで、光老化が起こり、シミやしわができてしまうのです。

日焼けによって引き起こされる光老化は、通常の老化と重なってしまうので、紫外線に当たれば当たるほどより老化が進んでしまいます。反対に、日光を浴びない部分は光老化が起きないので、しわが少なめです。

日焼けのシミは、肌のターンオーバーの不調によって現れると考えられています。日焼けによって黒くなった肌は、通常ターンオーバーによって徐々に普段の肌色に戻りますが、ターンオーバーが遅れると、メラニン色素が残りシミになってしまうのです。

手は肌のターンオーバーが遅い部位なので、日焼けによるシミができやすいパーツとなります。綺麗な手を保つためにも、手の日焼けはしっかり防がなければなりません。

手の日焼けを防ぐ方法は?

手 日焼け止め
手の日焼けは、肌が黒く焼けるだけでなく、肌荒れや老化の進行にも影響があることを確認してきました。ここからは、手の日焼けを防ぐ有効な方法をご紹介していきます。

日焼け止めをこまめに塗り直す

手の日焼けを防ぐ第一の方法として挙げられるのは、日焼け止めのこまめな塗り直しです。手は日常生活の様々な場面で使うパーツなので、ちょっとしたことで日焼け止めが落ちてしまいます。

常に日焼け止めを持ち歩いて、こまめに塗り直すようにしましょう。とくに手洗いやアルコール消毒をしたときには、必ず塗り直すようにしてください。

手指に使う日焼け止めを選ぶ際には、SPF(肌が赤く焼ける紫外線B波の防止効果)やPA(シミやしわの原因になる紫外線A波の防止効果)だけでなく、保湿効果にも注目しましょう。

手は日焼けだけでなく、水に触れる機会も多い部位です。知らず知らずのうちに、日光や皮脂の減少で乾燥してしまいます。UVカットと保湿を両立できる日焼け止めで、美しい手元をキープしましょう。

UVカットできるハンドクリームを使う

「日焼け止めを何度も塗り重ねると、手が荒れてしまう」「日焼け止めはどうしても忘れがち」という人には、UVカット効果のあるハンドクリームがおすすめです。

UVカット効果のあるハンドクリームは、保湿効果と紫外線防止効果の両方を兼ね備えているので、手の保湿と一緒に日焼け対策をおこなえます。
また日焼けによる手の乾燥も同時にケアできるので、日焼け止めより使いやすく思える方もいらっしゃるでしょう。

ハンドクリームの中には、紫外線が当たることによるメラニンの生成を抑えてくれる、美白有効成分入りの商品もあります
シミへの対策もおこないたい場合は、美白効果のあるハンドクリームを選ぶのもおすすめです。

アームカバーやグローブをする

アームカバーやグローブも、手の日焼け対策に有効な方法です。屋外に長時間滞在するときや運転のときには、日焼け止めなどと一緒にアームカバーを利用しましょう。

アームカバーやグローブを選ぶときには、二の腕の部分までしっかりカバーしてくれるか、UVカット効果がどの位あるのか、洗濯によってUVカット効果が落ちない仕様になっているかを確認しましょう。

アームカバーやグローブは夏の暑い時期に使うことも多いので、通気性の良さや接触冷感があるかどうかも見ておきたいところです。手先を多く使う場合は、指の部分が出せるタイプを選ぶのも良いでしょう。

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手を日焼けしてしまったときの対処法は?

手 冷やす 流水
どんなにしっかり紫外線対策をしていても、うっかり日焼けしてしまうこともありますよね。手を日焼けしてしまった場合、早めの対処で日焼けの影響を最小限に抑えることができます。

ここからは、日焼けのダメージを抑えるための対処法について、ご紹介していきます。

まずは手を冷やす

日焼けは軽いやけど状態なので、まずはしっかりと日焼けした部分を冷やしましょう日焼けの部位をクールダウンさせることで、炎症の原因であるヒスタミンを抑えられます。

肌のヒリつきはないがほてっている感覚がある、という場合は、流水や濡れタオルで冷やすのがおすすめです。日焼けによる炎症が軽い状態なので、水で冷やすことでかなり炎症を抑えられます。

一方、既に肌のヒリつきがある、赤く痛みがある場合は、日焼けによる炎症が進んでいるので、保冷剤でしっかり冷やしましょう。肌への刺激を防ぐために保冷剤そのままではなく、ガーゼやタオルに包んで当ててくださいね。

低刺激な化粧水で保湿する

肌のクールダウンが完了し、ほてりが落ち着いた後は、刺激の少ない化粧水でたっぷり保湿しましょう。日焼けによって水分量が低下した肌に、しっかり潤いを与えることが大事です。

「早く白くなりたいから」と美白化粧水を使うのはNG。美白化粧水は刺激が強いので、炎症を起こして敏感になった肌にはかえって悪影響です。まずは低刺激な化粧水でアフターケアを行ってください。

化粧水を塗るときも、肌をこすりすぎずに、優しくなじませていきましょう。日焼けで肌が荒れていることを忘れないようにしてください。

ハンドクリームで油分を与える

肌にしっかりと潤いを与えたら、保湿感を持続させるために、ハンドクリームで油分を与えましょう水分の蒸発を抑え、肌が潤った状態を保ってくれます。

ハンドクリームには油分だけでなく、保湿成分も含まれているので、化粧水とダブルで日焼けによる乾燥を抑えてくれるのがありがたいポイント。カサつきやすくなった肌を、しっかり保湿することができます。

日焼け後に塗るハンドクリームも、化粧水と同様に、低刺激のものを選ぶのがおすすめです。優しく丁寧に手になじませて、炎症を悪化させずに、しっかり油分と保湿成分を与えていきましょう。

手の日焼けを防ぐおすすめアイテム

ここからは、手の日焼けを防ぐ、また日焼けしてしまった手をリカバリーしてくれるアイテムを4つご紹介します。

「白く綺麗な手を保ちたい」「カサついてしまった手を元に戻したい」など、それぞれの希望や生活スタイルに応じたアイテムを選んでみてください。

べたつかない日焼け止め/花王「ビオレUV アクアリッチ アクアプロテクトローション」

分類:化粧品

花王の「ビオレUV アクアリッチ アクアプロテクトローション」は、水のようにすーっとなじみながら、肌に吸いつきしっかり紫外線をブロックしてくれる日焼け止めです。

べたつかない理由は、UVカット成分を詰め込んだアクアカプセル。クリームのようなべたべたさがないうえ、肌に素早くなじんでくれるので、こまめにさっと塗り直したい手元には嬉しい商品となっています。

SPF50+、PA++++とUVカット効果も抜群
です。肌に塗った瞬間、アクアカプセルが弾け、UVカット成分をまるでパックのように肌にしっかり密着させてくれます。

何かと水に濡れることも多い手元にぴったりなスーパーウォータープルーフ仕様。フローラルグリーンとフルーツのみずみずしく爽やかな香りが広がり、塗り直すたびに気分が上がりそうです。

運転にもおすすめのグローブ/ORILCOIR「UVカットアームカバー」

ORILCOIRの「UVカットアームカバー」は、スキンケアアドバイザーがおすすめする日焼け防止用のアームカバーです。紫外線カット率99.5%、UPF50+と、高いUVカット効果を誇ります。

手の甲から二の腕までしっかりカバーできるロング丈で、腕にしっかりフィットするパワーストレッチ繊維を使用。通気性も良く、接触冷感の機能もあるので、夏場でも蒸れることなく、涼しさを感じられます。

上質な素材で丁寧に作られたアームカバーなので、洗濯してもボロボロにならず、清潔な状態で長く使うことが可能です。もちろん、洗濯によってUVカットの機能が落ちることはありません。

カラーはグレー、ピンク、ライトブルー、ホワイト、ブラックの5色。好きな色のアームカバーで、おしゃれに紫外線対策を楽しみましょう。

保湿できるハンドパック/cos:mura「CICA HAND PACK」

分類:化粧品

cos:muraの「CICA HAND PACK」は、乾燥してごわついた手指をCICAハンドパックで集中保湿できる、手元用の保湿パックです。日焼けでダメージを負った手に、しっかりと潤いを与えてくれます。

代表的な保湿成分は、ツボクサ抽出物、ナイアシンアマイド、シアバターの3種。手の乾燥や肌荒れに特化した成分が詰め込まれているため、肌を整えながらしっかり保湿できます。

保湿成分が多く含まれながら、クリームのようなべたつき感がないのもポイントの1つ。
手袋状のパック内に余すことなくCICAエッセンスが染み込んでいるので、手全体を均等にケアしてくれます。

パックの手袋は、内側が肌に優しい綿、外側がエッセンスの漏れを防止するポリエステルの二重構造です。
パックをしている間、肌への負担や液漏れを気にする必要がないので、気軽に使用できるのも嬉しいですね。

美白成分配合のハンドクリーム/花王「ソフィーナ アルブラン 薬用 美白ハンドクリーム」

分類 医薬部外品
販売名 アルブラン ハンドクリーム
花王の「ソフィーナ アルブラン 薬用 美白ハンドクリーム」は、保湿成分と美白有効成分の両方が含まれるハンドクリームです。日焼けによってカサついた肌に潤いを与えながら、同時にシミ対策を行えます。

保湿成分には、ユーカリ・シラカバ・ユズの3つのエキスによるJPマルチエフェクターと、セラミドケア成分を配合。指先までしっかり潤い、しっとり柔らかく、透明感のある肌を目指せます。

美白有効成分として含まれているのは、日焼けによるメラニンの生成を抑え、シミの発生を防いでくれるカモミラETです。ターンオーバーの遅い手元にメラニン色素が残らないよう対策することができます。

指先から指全体、指の間、手の甲、手のひらと順番にゆっくりなじませていくことで、よりしっかり保湿効果と美白効果を実感できるため、ぜひお試しください。

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監修: カラリア編集部

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当メディアの記事はInstagramのフォロワー様に答えていただいたアンケート結果や口コミ、カラリア 香りの定期便でのランキングや口コミなどのデータをもとに作成しております。

注意事項

※ 掲載されている情報は記事執筆時点のものです。最新情報は公式ホームページなどでご確認ください。

※ 掲載商品はこちらで紹介した効果・効能を保証したものではありません。ご購入の際は、各商品の公式サイト等をご確認ください。

※ 入浴剤にダイエットやデトックス効果が認められている商品はありません。

※ 「美白」は、メラニンの生成を抑え、しみやそばかすを防ぐことを指します。

※ 「日焼け防止」とはメラニンの生成を抑え、日やけによるしみ・そばかすを防ぐことを指します。

※ 「エイジングケア」とは、老化防止のことではなく年齢に応じたケアのことで、年齢を重ねた肌にうるおいを与えることを指します。(ボディクリーム等の記事に導入)

※ 「エイジングケア」とは、若返りを意味するものではなく、頭皮や髪を清潔に保ち、毛髪にうるおいやハリ・コシを与えることを指します。(シャンプー等の記事に導入)

※ 「浸透」とは、角質層への浸透を指します。

※ 「髪への浸透」とは、角化した毛髪部分の範囲内への浸透を指します。

※ 「アレルギーテスト済み」は、すべての人にアレルギーが起きないということではありません。

※ 「パッチテスト済み」は、すべての人に皮膚刺激が発生しないということではありません。

※ 「スティンギングテスト済み」は、すべての人に皮膚トラブルがおこらないということではありません。

※ 「ノンコメドジェニックテスト済み」は、すべての人にコメド(ニキビのもと)が発生しないということではありません。

※ 「ボリュームアップ」とは毛髪にハリやコシを与え、ボリューム感を与えたように見せることを指します。

※ 「ベタつき防止・ケア」とは、洗髪後に頭皮を健やかに保つことを指します。

※ 「育毛」は、頭皮や毛髪を清潔にすることで毛髪がすこやかに保たれることを指します。

※ 「毛髪の補修」とは物理的に損傷を補い繕うことであり、治療的な回復のことではありません。

※ 「小じわの改善」とはうるおいにより乾燥による小ジワを目立たなくすることを指します。

※ 「ピーリング」とは洗浄、拭き取り行為などによる物理的効果によるものを指します。

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※ 化粧品に疲労回復効果はありません。

※ 使用者の感想は商品の効能効果を保証するものではありません。

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※ ニキビケア商品のうち、ニキビを治す効果が認められているのは医薬品のみで、化粧品・医薬部外品にはニキビを治す効果が認められていません。

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